概要
このドキュメントでは、Cisco Unified Communication Manager(CUCM)または別のVCSと通信するために、Video Communication Server(VCS)のリージョン設定(REGION)を設定する手順について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、VCSに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
設定
リージョンの設定を行うには、次の手順を実行します。
ステップ1:VCSにログインし、トランクを形成します。
ステップ2:図に示すように、[Configuration] > [Zones] > [Zones] に移動します。
ステップ3:選択 新規。
ステップ4:次のフィールドを適宜変更します。
[Name]:{ゾーン名}
Type:ネイバー
H.323モード:オフ
SIPポート:5060(宛先CUCM/VCSで指定したポート番号に類似)
SIPトランスポート:TCPまたはUDP(暗号化がCUCMでサポートされている場合はTLS)
ステップ 5: [メンテナンス]を選択し、認証ポリシーを[認証済みとして扱う]に設定し、宛先アドレスの場所を指定します トランクを形成します次に、[ゾーンの作成]を選択します。
ステップ6:[Configuration] > [Dial plan] > [Search rules]に移動します。
ステップ7:[New]を選択します。
ステップ8:必要に応じてこれらのフィールドの値を入力し、終了したら[Save]を選択してください。
[Rule Name]:{name}
説明:{説明}
Priority:0
Mode(モード):エイリアスパターンの一致
パターン タイプ(Pattern type):正規表現
パターン文字列:{宛先URIパターンに一致する正規表現パターン}
パターン動作(Pattern behavior):replace
置換文字列:{パターンを置換する必要がある文字列}
一致に成功した場合:stop
Target:{手順4および5で作成した項目を選択してください}
State :有効
トランクのその側の設定が完了すると、宛先CUCM/VCSに登録されているエンドポイントを呼び出すことができます。
確認
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。