このドキュメントでは、削除されたエージェントがAppAdmin Inactive Agents Listに表示されない場合のトラブルシューティング方法について説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco Unified Contact Center Express
Microsoft Active Directory管理
このドキュメントの情報は、次のハードウェアとソフトウェアのバージョンに基づくものです。
Cisco Unified Contact Center Express 4.0(x)とActive Directory(AD)の統合
Microsoft Windows Server
Microsoft Active Directory Administration(ADSI編集)
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
削除したエージェントリソースは、削除する前にCRS AppAdminページのList of Inactive Agentsに表示される必要があります。[CRS AppAdmin]ページで、[Subsystems] > [RmCm]の順に選択し、[Resources]をクリックします。
このページには、[非アクティブなエージェント]へのリンクが表示されます。リンクをクリックすると、次に示すように非アクティブエージェントのリストが表示されます。
場合によっては、エージェントがIPCC Expressサーバから削除されても、エージェントリソースは非アクティブ状態になりません。この状況では、エージェントを完全に削除することはできません。次の項では、この問題のトラブルシューティング方法について説明します。
次のステップを実行します。
[CRS AppAdmin] > [System] > [LDAP Information] の順に選択し、次の指定値をメモします。
エージェントを手動で削除するには、Active Directory Services Interface(ADSI)編集ユーティリティを使用する必要があります。ADサーバでADSI編集ユーティリティを起動し、ステップ1のユーザ名資格情報を使用してMicrosoft管理コンソール(MMC)を入力します。
ADSIで、ステップ1からApps Baseの場所に移動します。
OU=profilesにドリルダウンし、選択します。 ウィンドウの右側のペインで、削除するIPCC ExpressユーザエージェントのciscoCCNocAppProfileを見つけます。
IPCC ExpressユーザエージェントのciscoCCNocAppProfileを右クリックし、[削除]を選択します。
削除に失敗した場合は、Active Directory内のLDAP管理者ユーザー名に正しい権限を適用して、もう一度やり直してください。
削除に成功した場合は、[AppAdmin] > [Subsystems] > [RmCm] > [Resources] > [Inactive Agents]を選択します。IPCC Expressユーザエージェントがリストに表示されます。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
26-Jan-2009 |
初版 |