Cisco Unified Contact Center Express または IP IVR 7.0(1)SR2 リリースには、リリース 7.0(1)SR2 の導入に影響を与える可能性のある動作が含まれています。このドキュメントでは、この動作について説明します。
Cisco Unified Contact Center Express のインストール手順の知識があることが推奨されます。詳細については、『Cisco Unified Contact Center Express Installation Guide』を参照してください。
このドキュメントの情報は、Cisco Unified Contact Center Express バージョン 7.0(.1) に基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
表記法の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco Unified Contact Center Express または IP IVR 7.0(1)SR2 リリースには、リリース 7.0(1)SR2 の導入に影響を与える可能性のある動作が含まれています。『Cisco Download Software』ページに 2009/4/30 に掲載されていた IP IVR\Unified CCX 7.0(1) SR2 ビルドは 2009/6/23 に回収されました。顧客は 7.0 (1) SR2 をダウンロードできなくなりました。
リリース7.0(1)SR2の問題:次の問題が確認されており、導入に影響を与える可能性があります。
現象:基盤となるサードパーティ製データベースドライバ(jtdsドライバ)に不具合があります。 この不具合は、時間の経過に伴って CPU 使用率が高くなり、数週間(システムの負荷に依存)経つと、システムがダウンする可能性があります。
状態:この問題は、コール数が多く、エージェントトラフィックが2 ~ 3週間以上持続するシステムで発生します。
回避策:7.0(1)SR2をご使用のお客様では、システム全体のCPU使用率やiscoUnifiedCCXEngineプロセスを監視するのにPerfmonを使用し、システムの負荷が一定に増えている場合は、保守期間中にシステムを再起動することをお勧めします。
症状:エンジンにデッドロックが発生し、エンジンが自動的に再起動することがあります。高可用性(HA)の導入環境では、フェールオーバーが発生します。
状態:エージェント転送など、複数のコールレッグが関係するシナリオで発生する可能性がある、断続的な競合状態。
回避策:手動による回避策は必要ありません。システムがデッドロックを検出し、自動的にエンジンを再起動します。非 HA システムの場合、影響を受けたサービスが自動的に再起動されます。HA システムはスタンバイにフェールオーバーします。
7.0(1)SR3 をダウンロードして導入することをお勧めします。Cisco Unified Contact Center Express または IP IVR リリース 7.0(1)SR3 をダウンロードするには、『Cisco Download』ページにアクセスしてください。
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改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
28-Jun-2009 |
初版 |