Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)7.x のデータ移行のバックアップが失敗し、「Properties File Config export failed」エラー メッセージが表示されます。 このドキュメントでは、この問題のトラブルシューティング方法について説明します。
このドキュメントに関しては個別の要件はありません。
このドキュメントの情報は、Cisco Unified CCX 7.x に基づいています。
本書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。 稼働中のネットワークで作業を行う場合、コマンドの影響について十分に理解したうえで作業してください。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco Unified CCX 7.x のデータ移行のバックアップが失敗し、「Properties File Config export failed」エラー メッセージが表示されます。 ログ ファイルに、application.MIVR.properties config をバックアップする際のエラーとして記録されます。
この問題は、次に示すように、application.MIVR.properties が LDAP に見つからない場合に発生します。
この問題を解決するには、次の手順を実行します。
[DC Directory Administration] を開きます。
CRS 4.0(5) LDAP プロファイルに存在する [PropertiesFiles OU] を選択します(すなわち、ou=PropertiesFiles、ou=ClusterSpecific、ou=<CRS 4.0(5) Profile>、ou=clusters、ou=CCN Apps、o=cisco.com)。
[PropertiesFiles OU] を右クリックし、[New] > [ciscoCCNocConfigInfoBlob] の順に選択します。
ディレクトリ名を「application.MIVR.properties」として入力します。
[Blob] の値として application.MIVR.txt の内容をコピーして、[Apply]、[OK] の順にクリックします。
データ移行ツール(DMT)を再起動し、バックアップ操作を再試行します。
注: ここで使用したスクリーン ショットは、すべて DC Directory Administrator のものです。 Active/Netscape ディレクトリでも同じ手順が適用されます。