このドキュメントでは、Cisco Customer Response Application(CRA)Appadmin のページにアクセスを試みたときに、「HTTP 500 」または「'lc' is not an object 」エラーが表示される場合の問題解決方法について説明します。
このドキュメントに関しては個別の前提条件はありません。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
アプリケーション 2.0
E-services 2.1
Cisco CRA 2.2
このマニュアルの情報は、特定のラボ環境に置かれたデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、使用前にその潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco CRA サーバを設定するため、http://< app_server >/appadmin URL にアクセスしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
Http エラー 500
The page cannot be displayed There is a problem with the page you are trying to reach and it cannot be displayed. ... HTTP 500 - Internal server error Internet Explorer
または
「'lc' is not an object」を示すエラー
Microsoft JScript runtime error '800a138f' 'lc' is not an object /appadmin/MainMenu.asp, line 19
この問題の解決方法を詳細に説明します。
次のファイルがシステムの CLASSPATH で参照されていることを確認します。
システム CLASSPATH エントリ
C:\Program Files\wfavvid\CiscoUtil.jar C:\Program Files\wfavvid\dlconcurrent.jar C:\Program Files\wfavvid\collections.jar C:\Program Files\wfavvid\wfrepos.jar C:\Program Files\wfavvid\CiscoSysService.jar C:\Program Files\wfavvid\CiscoWFAPI1.0.jar C:\Program Files\wfavvid\CiscoWFFBase.jar C:\Program Files\wfavvid\rmi.zip C:\Program Files\wfavvid\providerutil.jar C:\Program Files\wfavvid\jndi.jar C:\Program Files\wfavvid\lda.jar C:\Program Files\wfavvid\stepsIVR.jar C:\Program Files\wfavvid\wfccndomain.jar C:\Program Files\wfavvid\xalan.jar C:\Program Files\wfavvid\xerces.jar C:\Program Files\wfavvid\SubsystemRmCm.jar C:\winnt\java\lib\jtracing.jar C:\Program Files\wfavvid\Reporting\Lib\rmiswing.jar C:\Program Files\wfavvid\ldap.jar C:\Program Files\wfavvid\License.jar C:\winnt\java\lib\jtapi.jar
システム CLASSPATH を表示するには、次の手順を実行します。
[My computer] アイコンを右クリックします。[Properties] を選択します。
[System Properties] ウィンドウが開いたら、[Advanced] タブをクリックします。
[Environment Variables] をクリックします。
[System Variables] の下の [CLASSPATH] を強調表示します。
[Edit] をクリックします。上記のすべてのエントリがセミコロン(;)で区切って表示されるはずです。
[Variable Value] フィールドに表示されないエントリをセミコロン(;)で区切って追加します。 [OK] をクリックします。
システムを再起動します。
ソリューション 1 に従い、適切な CLASSPATH エントリがあるかどうかを確認します。不足している CLASSPATH エントリがあることを見つけた場合、それらを個別に追加する代わりに、同一バージョンの Cisco CRA を再インストールできます。これにより CLASSPATH エントリが自動的に追加されます。
win-OS-Upgrade.2000-2-3spH にアップグレードする際の既知のバグもあります。前述と同様の問題が生じます。詳細および回避策については、Cisco Bug ID CSCea24526 を参照してください
注:このバグは2.2.5 SP Bで修正されています。
TAC ケース作成前
CLASSPATHエントリ:Start > Run > CMDの順に選択し、コマンドプロンプトを開きます。コマンド プロンプト ウィンドウで、コマンド セットを入力します。出力をコピーして、テキスト ファイルに貼り付けます。
発生しているエラー メッセージの画面を印刷します。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
08-Feb-2002 |
初版 |