このドキュメントでは、Cisco IP Contact Center(IPCC)Express 環境で Cisco Customer Response Application(CRA)Editor のスクリプトをデバッグする際の「Connection refused to host:[localhost:1099]; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection refused(ホストへの接続が拒否されました:[localhost:1099]; ネストされた例外: java.net.ConnectException: 接続が拒否されました)」という Remote Method Invocation(RMI)のエラー メッセージについて説明します。 また、回避策についても説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco CallManager
Cisco IPCC Express
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
Cisco IPCC Express 3.0.x および 3.1.x
Cisco CRA Editor 3.0.x および 3.1.x
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco CRA Editor でスクリプトのデバッグを試みると、次に示す [RMI Error] ポップアップ ウィンドウが表示されます。
このエラー メッセージが表示される場合、リモート クライアント デスクトップから Cisco CallManager サーバに対して名前を指定して実行した ping が失敗します。これは、クライアント デスクトップが Cisco CallManager の名前を解決できないことを示します。この問題を解決するには、クライアントデスクトップのc:\Winnt\system32\ccnディレクトリにあるccndir.iniファイルを確認または変更することができます。ここに示すように、LDAPURL プロパティに Cisco CallManager IP アドレスを使用します。
以下に示すように、ccndir.ini ファイルを変更して CRA Editor を再起動すると、リモート クライアント デスクトップが CRA Editor でスクリプトをデバッグできるようになります。