このエラー メッセージは、エージェントがログオンを試みると、Cisco Agent Desktop に表示されます。
Unable to Create Session with Server!
このドキュメントでは、このエラーを解決する方法について説明します。
Cisco IP Contact Center Express(IPCC)Edition 環境の特定のエージェント ログインで、このエラー メッセージが表示されます。
JVM (-1). Return: (18:error in invoking the JVM)
このドキュメントでは、ログのエラーについても説明し、可能な回避策についても説明します
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco Customer Response アプリケーション(CRA)の管理
Cisco Agent Desktop の設定
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
Cisco IPCC Express 3.03a 以降
Cisco Customer Response Solution(CRS)
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
CRSバージョン3.02に最初にログインできたエージェントは、バージョン3.03へのアップグレード後にログインできません。PCでのJava Virtual Machine(JVM)の起動に問題があることを示すエラーがエージェントログに表示されます。エラーメッセージを表示するには、次の手順を実行します。
c:\Program Files\Cisco\Desktop\config\fastcalllocal.ini で、トレース レベルを 204 に設定します。
c:\Program Files\Cisco\Desktop\log フォルダにある agent.log を開きます。次のエラーが表示されます。
agent.log INFO FChooker VERSION:[Release 4.3.2.9] PLATFORM:[2000 Service Pack 4] INFO PhoneDev VERSION:[Release 4.3.2.9] PLATFORM:[2000 Service Pack 4] INFO FastCall VERSION:[Release 4.3.2.9] PLATFORM:[2000 Service Pack 4] INFO FastCall FC0162 FastCall Starting Up INFO DAClient Could not get value for app CTI Manager List key CTI Manager Host B INFO FastCall FC0348 License verified MAJOR FCCTI_1000 Error invoking the JVM (-1).Return:(18:error in invoking the JVM)
この問題を解決するには、次の手順を実行します。
Add/Remove Programs ユーティリティを通して、Cisco Agent Desktop ソフトウェアをアンインストールします。
Add/Remove Programs ユーティリティを通して、デスクトップ ベースのソフトウェアをアンインストールし、PC を再起動します。
Add/Remove Programs ユーティリティを通して、Java 2 ランタイム環境をアンインストールし、PC を再起動します。
エージェントは CRS サーバに接続し、PC に Cisco Agent Desktop ソフトウェアをダウンロードする必要があります。デスクトップ ベース ソフトウェアをインストール後、PC が自動的に再起動します。
PC が起動すると、エージェント ソフトウェアが再起動後、インストールが開始されます。
Java 1.3.1ファイルのインストール中に、フォルダの最後のインストール場所の部分をc:\program files\javasoft\jre\1.3.1から\131に変更します。Java 1.3.1ファイルをこのパスに手動でコピーし、再インストールします。
注: pathコマンドはピリオドを受け付けません。
PC を再起動します。
PC で jvm.dll を検索します。このファイルは次の 2 つのディレクトリにあります。
C:\winnt\system32
C:\program files\javasoft\jre\1.3.1\bin\hotspot
winnt\system32ディレクトリのjvm.dllの名前をjvm.dll.oldに変更します。
jvm.dllファイルがC:\program files\javasoft\jre\1.3.1\bin\hotspotにあると仮定する場合は、C:\program files\javasoft\jre\1.3.1\bin\hostspotがPCのパス環境変数にあることを確認する必要があります。これを確認するには、[システムのプロパティ]ウィンドウの[詳細]タブをクリックし、[Environment Variables] > [System Variables]を選択し、[Path]変数の内容を確認します。変数には、ステップ8で検索を実行したときにjvm.dllファイルが見つかったディレクトリが含まれている必要があります。ディレクトリが存在しない場合は、パスの最後にディレクトリを追加します。
パスが正しいことを確認するため、PC を再起動します。
これでエージェントはログインできます。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
21-Mar-2005 |
初版 |