このドキュメントでは、Cisco IP Contact Center(IPCC)Express 環境で Cisco Customer Response Solutions(CRS)バージョン 4 のライセンス数をアップデートする方法について説明します。
注:追加するライセンスにCisco CRSシステムに新しい機能が含まれている場合、またはCisco CRSが使用するLDAPディレクトリタイプを変更した場合は、Cisco CRSを再インストールする必要があります。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco CallManager
Cisco CRS
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
Cisco CallManager バージョン 4.1
Cisco IPCC Express バージョン 4.x
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
CRS バージョン 4 のライセンス数を変更するには、以下の手順に従います。
シスコから新しいライセンスを購入します。
PCD 管理ページにログインします。
メニュー バーから [System] > [Control Center] を選択します(図 1 を参照)。
図 1 – [System] > [Control Center]
[Control Center] ページが表示されます(図 2 を参照)。
図 2 – [Control Center] ページ
[License Information] をクリックします。
[License Information] ページが表示されます(図 3 を参照)。
図 3 – ライセンス情報
[Add License(s)] をクリックします。
[License Information] ページに [Add License(s)] フィールドが表示されます。
図 4 – ライセンスの追加
[Browse] をクリックします(図 4 の矢印 A を参照)。
ライセンス ファイルの場所を指定します。
1 つのライセンス ファイルを追加する場合は、該当する .lic ファイルのパスを指定します。複数のライセンス ファイルを追加する場合は、.lic ファイルを一度に 1 つずつアップロードします。または、すべての .lic ファイルを含めた .zip ファイルを作成し、その .zip ファイルをアップロードすることもできます(図 4 の矢印 B を参照)。
注: .zipファイルを使用する場合は、システムが.zipファイルのルートにあるファイルのみをアップロードすることに注意してください。
[Upload] をクリックして新規ライセンス ファイルをアップロードします(図 4 の矢印 C を参照)。
ライセンスが正常にロードされると、以下のメッセージが表示されます(図 5 の矢印 A を参照)。
図 5 – ライセンス ファイルが正常にロードされると表示されるメッセージLicense file uploaded to the server successfully.
ライセンス情報を確認するには、[Display License(s)] をクリックします(図 5 の矢印 B を参照)。
[Configured Licenses] セクションに、ライセンス情報が表示されます(図 6 を参照)。
図 6 – ライセンス情報