発信者 ID MWI をオンにする VG248 ポート設定

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Updated: 2007 年 2 月 23 日
Document ID:72725

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

概要

このドキュメントでは、アナログ電話機に接続された発信者 ID ボックスの MWI を点灯させるための適切な信号を VG248 ポートが提供するための設定例を紹介します。

前提条件

要件

この設定を開始する前に、Cisco CallManagerがボイスメールシステムに統合されていることを確認してください。

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。

  • Cisco VG248 Analog Phone Gateway

  • VG248ソフトウェアバージョン1.3

  • アナログ電話

  • [発信者ID]ボックス

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。

表記法

ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。

背景説明

VG248ゲートウェイは、Cisco AVVID(Architecture for Video, Voice, and Integrated Data)が実現する製品で、組織は現在のIPテレフォニーテクノロジーでアナログデバイスを引き続き使用できます。VG248は、Cisco CallManagerに基づく組織の音声システム内で、アナログ電話、ファックス機器、モデム、ボイスメールシステム、およびスピーカフォンを使用するためのゲートウェイです。

Message Waiting Indicators（MWI；メッセージ受信インジケータ）を備えた発信者IDボックスにインライン接続されたアナログ電話システムでは、発信者IDボックスが電話会社から適切な信号を受け取り、MWIを点灯させる必要があります。電話会社によって伝搬される2種類の信号は、スタートーンと周波数シフト変調(FSK)トーンです。これらのトーンの目的は、メッセージの録音時にMWIをオンにすることですが、電話会社が提供するすべての発信者IDボックスモデルでは機能しません。

注：VG248が消費する電力は、50 ～ 160 Wの範囲で、接続されている電話機のステータスによって異なります。

VG248では、アナログ電話にMWIメッセージを送信するさまざまな方法がサポートされています。VG248に接続するアナログ電話の種類が異なる場合があるため、ポートごとにMWIの種類を変更できます。したがって、MWIランプを含むアナログ電話がある場合は、MWIランプを使用してメッセージ待ちであることをユーザに通知できます。または、ユーザが電話を取ったときにトーンを再生することもできます。

VG248でサポートされる方法を次に示します。

  • ランプ（90 Volt信号）:電話機のランプを点灯します。

  • 発信者ID（FSKトーン）：発信者IDメカニズムを使用して、電話機のLCD画面にMWIメッセージを送信します。

  • Stuter(Stuter Tone)：ユーザが電話を取ったときにトーンを再生します。

  • Lamp + Stuter：ランプを点灯させ、トーンを再生します。

  • 発信者ID + Stuter:LCD画面にメッセージを送信し、トーンを再生します。

  • None:MWI情報を送信しません。

設定

アナログ電話機でインラインの発信者IDボックスで発信者ID（FSKトーン）をサポートするようにVG248ポートを設定するには、次の手順を実行します。

  1. メインメニューからConfigureを選択します。

    vg248-caller-id-mwi-1.gif

  2. [Telephony]を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-2.gif

  3. 「ポート固有のパラメータ」を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-3.gif

  4. 矢印キーを使用して、設定するポートを選択し、Enterキーを押します。

    vg248-caller-id-mwi-4.gif

  5. MWI方式を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-5.gif

  6. 発信者IDオプションを選択します。

    vg248-caller-id-mwi-6.gif

確認

現在、この設定に使用できる確認手順はありません。

トラブルシュート

ここでは、設定のトラブルシューティングに使用できる情報を示します。

VG248を設定して、詳細（情報、エラー、または警告）をログに記録し、特定のポートにログを記録できます。ロギングレベルを設定し、ポートを選択するには、次の手順を実行します。

  1. メインメニューから、[Diagnostics]を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-7.gif

  2. [Event log]を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-8.gif

  3. 「ロギングレベルの設定」を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-9.gif

  4. [Set Logging Levels]で、[Voice Mail (VM)]と[SCCP Errors + Warnings + Info + Trace]を選択します。

    vg248-caller-id-mwi-10.gif

  5. [Set Logged Port]で、テストするポートを選択します。

  6. 「診断」(Diagnostics)メニューの「新規表示」(View New)を選択します。

  7. 選択したポートから、[発信者ID(Caller ID)]ボックスを使用してアナログ電話機にインラインでコールを発信し、メッセージを録音します。VG248 Telnetセッションにイベントが表示され、MWIが点灯します。

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