このドキュメントでは、T1 個別線信号方式(CAS)を使用して、Cisco IOS® Gateway と MX/Alliance Turret System を統合するためのソリューションについて説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
T1-CAS
音声用 Cisco IOS ゲートウェイの設定方法
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このトポロジを参照してください。
IP Phone—>Cisco CallManager—H.323—>2851—T1CAS—>MX/Alliance Turret System
MX/Alliance T1 は Foreign Exchange Station(FXS)のループスタートおよび Super Frame(SF)/Alternate Mark Inversion(AMI)用に設定されています。 Cisco 2851 サービス統合型ルータの T1 コントローラを Foreign Exchange Office(FXO)のループスタートおよび SF/AMI 用に設定すると、IP Phone からタレットへのコールは正常に動作します。しかし、2851 は、MX/Alliance で使用されるシグナリングが標準的でないことが原因で、MX/Alliance からの着信通知を認識しません。
Cisco IOS ゲートウェイの T1 コントローラと MX/Alliance タレット システムの間に RAD Vmux 2100 回線エミュレータ/転送デバイスを挿入します。Vmux 2100 は時分割多重(TDM)を IP に変換してから TDM に戻すため、MZ/Alliance を T1 FXS ループスタート、SF/AMI として設定したままで、Cisco IOS ゲートウェイ T1 コントローラを E&M の即時スタート、ESF/B8Z 用に設定することができます。
次のステップを実行します。
製造元から提供されている手順に従って、Vmux 2100 を Cisco IOS ゲートウェイの T1 コントローラと MX/Alliance タレット システムに接続します。
「トレーディング タレットのための Private Line Automatic Ringdown」で説明した手順を使用して、Cisco IOS ゲートウェイを設定します。