この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版(リンクからアクセス可能)もあわせて参照することを推奨します。
このドキュメントでは、音声品質問題の症例を説明するために使用可能なボキャブラリを定義します。サウンド ファイルは、症例を識別するプロセスを補助するために含まれています。また、含まれている可能性があるものに、定義されている症例の 1 つあるいはそれ以上の原因(必ずしも 1 つとは限りません)があります。
このドキュメントで使われるサウンド ファイルと症例名は、Cisco テクニカル サポート サービス要求で使われている共通用語に基づいています。これらの用語は テクニカル サポート Web サイトと他のソースにあります。この文書は、新しい問題の発生や追加の録音が使えるようになるに従って、随時、症例リストが更新されるような生きたリソースを目指しています。
このドキュメントを使用した、音声品質問題に対応する高度なトラブルシューティングの推奨手順を次に示します。
現在の症状に一致あるいは類似した症状のサウンド ファイルをこのドキュメントで調べます。ユーザから直接症状を聞いていない場合は、このドキュメントのリンクをユーザに知らせることもできます。
シスコサポートコミュニティにアクセスして、問題を調査したり質問したりします。
シスコサポートコミュニティを使用しても解決策が得られない場合は、テクニカルサポートサービスリクエストを作成するために、このドキュメントで定義されている症例用語を使用してください。
テクニカルサポートエンジニアから、問題のReal Time Protocol(RTP)ストリームをキャプチャして.wavファイルに変換できるシスコユーティリティの使用を依頼される場合があります。この.wavファイルをケースに添付して、問題の症状の連絡に役立てることができます。同意いただける場合には、その wav ファイルの該当する部分をこのドキュメントに使用し、TAC CC から参照することにより、ご経験を他の方々と共用させていただくことがあります。
これらの定義は、音声品質問題の症例を分類するために開発および適用されています。
これには通常、音声信号以外にも、回線や音声メール メッセージでのあらゆるノイズが含まれます。通常は、ノイズによって会話が不明瞭になることはありませんが、優れているというには程遠いものとなります。送話側と受話側がお互いに理解はできても、それには多少の努力を要するような例としては、静電ノイズ、ハム ノイズ、クロストーク、間歇的なポップ音があります。音声が不明瞭になるほどひどいノイズもあります。このドキュメントで提供されているサンプルの中の例では、モーター音と記述されているものがこれにあたります。
これは、通常、音声そのものに影響するあらゆる問題です。このカテゴリは、さらに次のように分類されます。
エコーのかかった音声 : エコーとは音声信号が回線上で反復されることを表します。これは通話者のどちら側でも聞こえるものですが、程度はさまざまで、エコー信号そのものの遅延や損失など多くの組合せがあります。
不明瞭な音声:不明瞭な音声信号とは、音声の実際の性質が著しく変わってしまうようなもので、多くの場合、品質は不安定に変動します。場合によっては、音声が不明瞭になります。
音量の歪み : 音量の歪みの問題とは、不適切な音量レベルに関連するもので、音量レベルが一定の場合もあれば、不安定な場合もあります。
注:症状の分類は、症状の重症度、知覚的要因、および文化的要因に大きく依存しています。そのため、多くの場合、カテゴリ内での症状のグループ分けと配置決定については議論の余地があるところです。さらに、カテゴリが重複する状況が生じる場合があります。たとえば、回線上の静電気が、ある形態の音声の歪みを起こすような場合です。症例の分類は、これらの用語に何らかの構造を与え、その用語を定義付けするための最大限の試みです。
この項では、コントロール サンプルとともに定義された症例の録音を聞くことができます。コントロール サンプルでは、症例を伴わない場合の同じ録音を聞くことができます。症状のサンプルのスニペットは、ダウンロード時間を短縮し、参照を容易にするために含まれています。フル録音の方は、より長いサンプルを提供するので、症例を正確に聞き取ることができます。
症例の録音は、MP3 ファイルで保存されており、MP3 ファイル形式をサポートする任意のサウンド プレーヤーで再生できます。また、含まれている可能性があるものに、定義されている症例の 1 つあるいはそれ以上の原因(必ずしも 1 つとは限りません)があります。
注:最初のボリューム設定は低い値に設定してください。いったん、録音の音量レベルが適正であるのを確認した上で、必要に応じて音量を上げてください。これらの録音を聞いたり、ダウンロードするのが技術的に困難な場合は、このドキュメントの「サウンド ファイルを聞く場合に共通する問題」を参照してください。
注:特定のバージョンのInternet Explorer(IE)を使用している場合、ドキュメントから直接サウンドファイルにアクセスすると問題が発生することが判明しています。トラブルシューティング情報については「ドキュメントから直接音声の再生ができない」を参照してください。
このセクションには、音声品質に影響するノイズ問題のサンプル録音があります。テーブル内のリンクをクリックして、ノイズのフル録音、コントロール録音、断片を聴きます。ノイズの説明、および考えられる原因も書かれています。
症例:通話中に音声が聞こえないために相手がまだ電話口にいるかどうかを知らなかった経験があれば、通話中のこのタイプの無音状態を理解できます。
原因:この問題の一般的な原因は、コンフォートノイズのない音声アクティビティ検出(VAD)です。通常、この症例を体験するのは、無音を挿入するには背景ノイズが知覚できるほど著しく大きい場合ですが、それが十分小さければ VAD が機能します。
完全な無音時間帯の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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完全な無音時間帯の断片の録音
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症例:クリックノイズは、通常は間隔を置いて挿入されるノックのような外部音です。
原因:一般的な原因はクロックスリップまたは他のデジタルエラーです。
クリック ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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クリック ノイズの断片の録音
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症例:クラックルノイズは非常に軽い静電ノイズの不規則な形態で、火が燃える音に似ています。
原因:一般的な原因は、特にケーブル接続の不備など、電気接続の不備です。他の原因は電気障害や、電話機の電源の欠陥です。
クラックル ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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クラックル ノイズの断片の録音
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症例:クロストークは、回線上で別の会話を聞くことができる一般的な概念です。通常は、この他の会話グループには、あなた方の会話は聞こえていません。すべての会話グループ間でお互いが聞こえるようなクロストークの形態もあります。
原因:この問題の一般的な原因は、一方の信号が他方に誘導される近接したワイヤです。
クロストークの症例の録音
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クロストークの断片の録音
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症例:ヒスノイズは静電ノイズよりも激しく、定常的です。ホワイト ノイズという用語が、強いヒス ノイズとよく関連付けられます。ピンク ノイズはもっと非定常的なヒス ノイズで、ブラウン ノイズはさらに非定常的です。
原因:ヒスノイズの一般的な原因はVADです。
ヒス ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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ヒス ノイズの断片の録音
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症例:音声を不明瞭にするようなヒスノイズは、次の例に示すように、音声に過剰な負荷がかかるホワイトノイズです。ホワイト ノイズは定常的です。
原因:この問題は、Cisco Bug ID CSCea15121(登録ユーザ専用)に記述されています。この問題は DSP ファームに AIM-VOICE-30 を使った NM-2V/3275 での通話で発生します。
音声を不明瞭にするようなヒス ノイズの症例の録音
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音声を不明瞭にするようなヒス ノイズの断片の録音
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症例:ヒスノイズは、信号全体を通してではなく、会話のセグメント間で発生することがよくあります。
原因:一般的な原因はVADです。
ヒス ノイズ時間帯の症例の録音
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ヒス ノイズ時間帯の断片の録音
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症例:ハムノイズは電磁ソースからの干渉によるバズ(蜂の羽音)ノイズです。例としては、携帯電話が着信しようとする際、あるいはセルを検出している際に、その至近距離にあるラジオが発する音があります。
原因:この問題は、電磁ソースまたは電源ラインの近くを走る電話ケーブルによって頻繁に発生します。
ハム ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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ハム ノイズの断片の録音
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症例:ポップノイズはクリックノイズよりも幅広く一般的ではない外部音です。これは双方向無線で聴かれるポップ音に似ています。
原因:この一般的な原因は、余分なポップ音を挿入するCisco Unity NICカードの問題です。
ポップ ノイズの症例の録音
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ポップ ノイズの断片の録音
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症例:モーター音は激しい歪み、または大きく耳障りな衝撃音です。
原因:一般的な原因はファーストスイッチングcRTPのバグです。Cisco Bug ID CSCdw73527(登録ユーザ専用)「no ip route-cache」でこの問題の回避策について説明しています。
モーター音ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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モーター音ノイズの断片の録音
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原因:スクリーチノイズの一般的な原因は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)のバグまたは障害です。
症状:静電ノイズは、ラジオの受信不良に似た微細な歪みです。
原因:一般的な原因は電気干渉またはVADです。
静電ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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静電ノイズの断片の録音
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症例:甚だしい静電ノイズは、背景ノイズの発生に加えて、ダイヤルトーンと呼び出し音、および音声自体に影響を与える静電ノイズの例です。この症例は、引っ掻き(scratchy)音声や耳障りな(gravel)音声とも表現されます。
原因:一般的な原因はA-law/Mu-lawコーデックの不一致です。例としては、誤ってアナログ音声ポートに取り込まれたコンパンド タイプ A-law があります。
甚だしい静電ノイズの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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甚だしい静電ノイズの断片の録音
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このセクションには音声の歪みに関する音響問題の録音サンプルがあります。テーブル中のリンクをクリックすると、フル録音、コントロール録音、または音声の歪みの断片を聴けます。歪みの説明、および考えられる原因も書かれています。
この項では、エコー品質に関する音声の問題を説明します。
症例:受話者エコーと送話者エコーの響きは似ていますが、受話者エコーの信号強度が低い可能性があります。両者間の根本的な違いは、だれにエコーが聴こえるかという点と、それがどこで発生するかという点です。受話者側エコーは、近端ハイブリッド回路から漏洩し、再度受話者に返されて、遅れた弱いエコーを発生させる送話者側エコー成分です。受話者は送話者の言葉を二度聴くことになります。
原因:一般的な原因は次のとおりです。
エコー信号の不十分な損失。
エコーの長い持続。
隣接ゲートウェイで近端ハイブリッド回路へのエコー キャンセラが非アクティブ。
症例:送話者エコーは、遠端ハイブリッド回路で漏洩し、送信者(送話者)に返される信号です。送話者は自分自身の音声のエコーを聞きます。
原因:一般的な原因は次のとおりです。
エコー信号の不十分な損失。
隣接ゲートウェイで遠端ハイブリッド回路へのエコー キャンセラーが非アクティブ。
受話者の電話機で発生したアコースティック エコー。
送話者エコーの症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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送話者エコーの断片の録音
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症例:トンネルの音声は、トンネル内での会話や品質の低い車載モバイルキットでの会話に似ています。
原因:一般的な原因は、ある程度の損失を伴う密接なエコーです。例としては、10 ミリ秒の遅延と 50 % の損失を伴うエコー信号があります。
トンネル音声の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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トンネル音声の断片の録音
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この項では、音声が不明瞭になる問題を説明します。
症例:Choppy voice(途切れる音声)は、音声にギャップがある場合の音声を示します。音節が始まりと終わりで欠けたり、不自然に遅れたりします。
注:この音を説明するために使用されるその他の用語は、clipped voiceまたはbroken voiceです。このドキュメントでは、Clipped Voice は別の概念を表し、「Clipped Voice(部分的に欠ける音声)」で詳細を説明しています。
原因:一般的な原因は、連続したパケットの損失または過度の遅延により、DSPの予測挿入を使用できなくなり、代わりに無音が挿入されることにあります。例としては、大きなデータ パケットにより起こされたコンテンションで通話に遅延が挿入される場合があります。
Choppy Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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Choppy Voice の断片の録音
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症例:クリッピングとは、言葉を切り取る場所です。これは言葉の始まりか終わりで発生することがあります。場合によっては、会話の先頭で発生します。
注:clipped voiceという用語は、いくつかの異なるコンテキストで使用されます。このドキュメントの「Choppy Voice(途切れる音声)」で説明されている音響を表すこともあります。場合によっては、Clipped voice は、音響が過度に増幅された場合に信号に起きる歪みを表すのに使われます。このドキュメントでは、そのような症例は「Fuzzy Voice」として説明されています。
原因:Clipped Voice(部分的に欠ける音声)の一般的な原因はVADです。
始まり部分での Clipped Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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始まり部分での Clipped Voice の断片の録音
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症例:Robotic VoiceとSynthetic Voiceはある程度、入れ替え可能です。Cisco Bug ID CSCdx36894(登録ユーザ専用)は、TAC ケースで一般に Robotic Voice として説明されています。このドキュメントではこの用語を使っています。ただし、実際には Synthetic Voice の特殊なケースです。
原因:この問題は、6608および6624カードに関するCisco Bug ID CSCdx36894(登録ユーザ専用)で説明されています。デフォルトの playout delay は十分に小さいので、Cisco Unity が起こすジッターがパケットの脱落を起こし、予測挿入が発生することを意味しています。
Robotic Voice の症例の録音
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Robotic Voice の断片の録音
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症例:syntheticという用語は、音声の音が人工的で、震えや不明瞭さがあることを意味します。パケットが脱落した時に、失った音響を前のサンプルからの最適の推量で置き換えることにより、予測挿入がこの合成音を発生させます。Synthetic Voice と Choppy Voice は一般に同時に発生します。
原因:一般的な原因は、単一のパケット損失、またはデジッターバッファの再生期間の範囲外の遅延です。DSP の予測挿入が音声の合成的な性質を起こします。例としては、コールに十分な帯域幅が割り当てられなかった場合です(たとえば、64 Kbps での G711 コーデックなど)。
Synthetic Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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Synthetic Voice の断片の録音
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症例:この音声の問題は、水中で聞く自分の声の響きに似ています。
注:一部のドキュメントでは、underwater voiceという用語は、このドキュメントでsynthetic voiceと呼ばれるものを意味します。
原因:これは多くの場合、1700 DSPファームウェアに関連するファーストスイッチングcRTPのバグが原因です。Cisco Bug ID CSCdy57722(登録ユーザ専用)「no ip route-cache」でこの問題の回避策について説明しています。
明瞭な Underwater Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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明瞭な Underwater Voice の断片の録音
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症例:不明瞭なUnderwater Voice(水中で話しているような音声)は、音声を理解することを不可能にする歪みを表します。この音の説明として、早送りしたカセット テープの音、gulping sound(ゴロゴロした音)、wishy-washy sound(弱々しい音)などがあります。
原因:この問題の一般的な原因は、G729 IETFとpre-IETFコーデックの不一致です。
不明瞭な Underwater Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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不明瞭な Underwater Voice の断片の録音
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アヒルのような Quack の症例の録音
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このセクションでは、音量が歪んだ場合の音声の問題を説明します。
症例:Fluctuating Voice(音量が変動する音声)とは、音声の音量が波のように増減することです。この変動が速い場合には、不明瞭な音声と混同される可能性があります。
原因:一般的な原因は、IP電話ロードP00303020208のバグです。Cisco Bug ID CSCdy27331 (登録ユーザ専用)を参照してください。この問題の回避策は、スピーカーに切り替えて戻すことです。
Fluctuating Voice の症例の録音
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Fluctuating Voice の断片の録音
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症例:Fuzzy Voice(濁った音声)は、音量が大きすぎて音声が震えているラジオに似ています。これはセンテンス内の特定の信号レベルでのみ発生します。適用されているゲインのレベルによります。
原因:多くの場合、これは信号のゲインが大きすぎることが原因です。おそらくネットワーク内の複数のポイントの1つで発生しています。例としては、PBX、または Cisco Unity のタグ スイッチド パス(TSP)設定による高いゲインにより過度の信号が流されている可能性があります。
Fuzzy Voice の症例の録音
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Fuzzy Voice の断片の録音
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原因:大きな音声は通常、信号のゲインが大きすぎることが原因で発生し、おそらくネットワーク内の複数のポイントの1つで発生します。例としては、PBX、または Cisco Unity の TSP 設定による高いゲインにより過度の信号が流されている可能性があります。これは Fuzzy Voice と同じですが、歪みは知覚されません。
Loud Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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Loud Voice の断片の録音
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症例:こもった音声は、手を口にあてて話しているようなものです。
原因:一般的な原因は、過度の信号、または音声のキー範囲内(440 ~ 3500)の周波数での信号レベルをカットまたは減衰させる他の原因です。
Muffled Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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Muffled Voice の断片の録音
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原因:通常、弱い音声は、ネットワークの多くのポイントの1つで発生する可能性がある信号の減衰が大きすぎることが原因です(エコーを減らそうとする音声ゲートウェイや3.1(3)のCisco Unity AGC設定など)。
Soft Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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Soft Voice の断片の録音
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症例:Tinny Voice(きんきんする音声)は、旧式のワイヤレスブロードキャストを聞く場合に似ています。
原因:一般的な原因は、過度の信号、またはボイスのキーレンジ外(440未満および3500以上)の周波数での信号レベルをカットまたは減衰させるその他の原因ですが、ボイスの豊かさの点では重要です。
Tinny Voice の症例の録音
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症例なしのコントロール録音
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Tinny Voice の断片の録音
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この項では、サウンド ファイルを聞く場合に発生する共通の問題とその回避策について説明します。
サウンドプレーヤーが再生前にファイル全体をバッファリングせず、ネットワークの輻輳が激しい場合、プレーヤーが情報の受信を待機している間に音声が中断されることがあります。次の回避策をお勧めします。
サウンド プレーヤーの中には、使用される総バッファ量を指定できるものがあります。これができるのであれば、再生前に総バッファ量をもっと大きく指定してください。Tools > Options > Performanceの順に選択し、必要に応じてNetwork Buffering Valueを設定して、Windows Media Playerの設定を変更します。たとえば、Windows Sound Recorder の場合は、常に再生前にファイル全体をバッファリングします。
これでもなおインターネットから録音を聞くのに問題があれば、右クリックして [Save As] を選択し、ハード ドライブにファイルをダウンロードしてローカルで再生します。
この問題は、IE とオーディオ プレーヤーの特定の組合せや設定で発生しており、通常のマウスの左クリックではサンプル ファイルのダウンロードがうまくできません。サウンド プレーヤーは、ファイルが見つからないというエラー メッセージを送ります。この問題が発生した場合は、次の対策をとってください。
IE の最新のバージョンでは、ファイルをブラウザのメディア バー ウィンドウで再生します。IE ではこれを実行するかどうか確認が行われる場合があります。その場合は [Yes] を選択します。
そうでない場合は、ブラウザの標準ボタン メニューから [Media] を選択します。ブラウザの左側に WindowsMedia.com オプション ウィンドウが表示されます。このウィンドウの下端で、[Media] 下向き矢印をクリックして [Settings] > [Play Web Media in the Bar] の順に選択します。これで、ファイル リンクをクリックして、ブラウザから再生できます。
リンクを右クリックし、Save Asを選択してハードディスクにダウンロードし、選択したサウンドプレーヤーで再生します。
Netscape を使用します。
Windows Media Player をデフォルト ブラウザにするには、次の手順を実行します。
[Start] > [Settings] > [Control Panel] > [Folder Options] > [File Types] の順に選択します。
MP3 にスクロールして [Advanced] をクリックします。
Windows Media Player が指定され、デフォルトの動作が C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe /Play "%L の再生になっていることを確認します。
サウンド ファイルのダウンロードに時間がかかりすぎる
このドキュメントの最大のファイルの大きさは 900 KB で、28 Kbps リンクではダウンロードに 4 分かかります。ほとんどのファイルは、はるかに小さく、少ない時間で済みます。この問題が発生した場合は、次の対策を確認してください。
サンプル ファイルのもっと小さい断片が準備され、表の他のカラムに置かれています。これらの断片の大きさの範囲は、だいたい 60 ~ 150 KB からです。最大のファイルでも約 40 秒でダウンロードでき、小さいものでは 10 秒未満です。
1.5 Mbps の DSL 接続だと、最大のファイルでも数秒でダウンロードできます。
最初は音量を低く保つように注意してください。いったん、録音の音量レベルが適正であるのを確認した上で、必要に応じて音量を上げてください。
PC かラップトップ コンピュータの音量設定つまみで音量を調整します。ミュートがかかっていないことを確認してください。
Windows でサウンド ファイルの音量を調整します。
[Start] > [Settings] > [Control Panel] > [Sounds and Multimedia] > [Audio] の順に選択します。[Sound Playback] ボックスの [Volume] をクリックして、Wave のスライダを調整します。ミュートがかかっていないことを確認してください。
お使いのサウンド プレイヤで音量を調整します。
注:Cisco Unity Expressからボイスメールメッセージを再生するときにメッセージのボリュームが小さい場合は、input gainコマンドを発行できます。次に、音声ポートで shut and no shut コマンドを発行して、音量のレベルを上げます。CUE ボイスメールポートのシグナルを強めることはできません。音量を調整できるのは、音声ポートのゲインだけです。
Router#configure terminal Router(config)#voice-port XXX !--- Appropriate voice port. Router(config-voiceport)#input gain 3 !--- This increases the volume level by 3db. Router(config-voiceport)#shut Router(config-voiceport)#no shut
注:この問題は、Unity Expressへのコールだけでなく、音声ポートを経由するすべてのコールに影響することに注意してください。
これらの録音を再生しても何も音が聞こえない場合は、次の対策をとってください。
ファイルがダウンロードされていることを確認します。サウンド プレーヤーからのエラー メッセージ、特にファイルが見つからないという表示を探します。この場合は、「ドキュメントから直接音声の再生ができない」を参照してください。
音声にミュートがかかっていないことを確認してください。
ブラウザまたはサウンド プレーヤーの設定に問題がある可能性があります。ブラウザを変更できます。それでも効果がなければ、サウンド プレーヤーを変更してください。サウンド ファイルのデフォルト プレーヤーを変更するには、インターネットからサウンド プレーヤーをダウンロードして、「ドキュメントから直接音声の再生ができない」の手順に従います。
これでもなおインターネットから録音を聞くのに問題があれば、右クリックして [Save As] を選択し、ハード ドライブにファイルをダウンロードしてローカルで再生します。