概要
このドキュメントでは、最適なポート使用率バランスを実現するために、アグリゲーションサービスルータ(ASR)5500の管理I/O(MIO)カードまたは管理I/Oユニバーサル(UMIO)カードのリンク集約グループ(LAG)の)ポート接続についてについて説明します。
問題
ASR 5500のLAGには、次の2つの一般的な構成モデルがあります。
- 冗長構成モデル。1つのMIO/UMIOカードのポートが同時にトラフィックを通過させます。
- MIO/UMIOカードのポートが同じスイッチに接続されている非冗長(すべてのアクティブ、アクティブ/アクティブ)LAG設定。
『ASR 5500 System Administration Guide for ASR 5500 System Administration Guide』を参照してください。
Equal Cost Multiple Path(ECMP)は出力パスを担当し、出力パス内の複数のリンクにトラフィックを均等に分散します。
解決方法
非冗長(すべてのアクティブ、アクティブ/アクティブ)LAG設定の場合、ルータの冗長性を提供するために、お客様には2つのLAGバンドル(L1、L2)が用意されています。
非LAGポートが必要な場合は、各NPUの最後のポート(14、19、24、29)を最初に考慮する必要があります。これにより、非LAGポートに影響を与えることなくLAGサイズを拡大できます。
推奨される構成は、最適なネットワーク処理ユニット(NPU)使用率と、最適なポート使用率バランスを提供します。同じ推奨事項が、2つのアクティブ/スタンバイLAGグループ上のECMPにも適用されます。
LAGグループの数 |
LAGグループあたりのポート数 |
推奨ポート設定5/X、6/X 5/10はL1のマスター、 5/11はL2のマスター |
0 |
0 |
L1:10 15 L2:11 16 |
0 |
3 |
L1:10、15、20 L2:11、16、21 |
0 |
4 |
L1:10、15、20、25 L2:11、16、21、26 |
0 |
5 |
L1:10、15、20、25、12 L2:11、16、21、26、13 |
0 |
6 |
L1:10、15、20、25、12、17 L2:11、16、21、26、13、18 |
0 |
7 |
L1:10、15、20、25、12、17、22 L2:11、16、21、26、13、18、23 |
0 |
8 |
L1:10、15、20、25、12、17、22、27 L2:11、16、21、26、13、18、23、28 |
0 |
9 ミリ秒 |
L1:10、15、20、25、12、17、22、27、14 L2:11、16、21、26、13、18、23、28、19 |
0 |
10 |
L1:10、15、20、25、12、17、22、27、14、24 L2:11、16、21、26、13、18、23、28、19、29 |