Cisco Wide Area Application Services クイック コンフィギュレーション ガイド
WAE の起動およびアプリケーション アクセラレーション ポリシーの有効化
マニュアルの入手方法および Service Request ツールの使用
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このマニュアルでは Web Cache Communication Protocol(WCCP)を使用し、次の 3 つの Wide Area Application Services(WAAS)デバイスで構築される WAAS ネットワークの基本的な設定方法について説明します。
• Core Wide Area Application Engine(WAE)
このマニュアルの例では、WAAS ネットワークの基本的な設定を完了したあとで WAAS アプリケーション アクセラレーション機能が適切に動作していることを確認する方法についても説明します。
(注) 設定する WAE デバイスの 1 つが シスコ アクセス ルータにインストールされた拡張ネットワーク モジュール(NME-WAE)の場合は、このマニュアルで説明する WAAS CLI を使用するのではなく、アクセス ルータの CLI を使用して基本的なネットワーク設定を行う必要があります。詳細については、『Configuring Cisco WAAS Network Modules for Cisco Access Routers』を参照してください。
このマニュアルでは、ネットワークに存在する WAAS Central Manager と WAE を総称する用語として「WAAS デバイス」を使用します。このマニュアルに示されている CLI コマンドの詳細なコマンド構文情報については、『 Cisco Wide Area Application Services Command Reference 』を参照してください。
• 「関連資料」
自動登録では、自動的にネットワーク設定を行い、WAAS Central Manager に WAE を登録します。起動時、WAAS ソフトウェアを実行するデバイス(WAAS Central Manager を除く)は、自動的に WAAS Central Manager を検出し、登録します。手動でデバイスの設定を行う必要はありません。WAE が登録されたら、デバイスを承認し、WAAS Central Manager GUI を使用してリモートでデバイスを設定する必要があります。
このマニュアルに示される設定例では、自動登録機能は WAE で意図的にディセーブルになっているので、セットアップ ユーティリティを使用してデバイスの初期設定を実行します。WAE の初期設定を完了したら、WAAS CLI を使用して、明示的に WAE を特定の WAAS Central Manager に登録するように設定します。
自動登録機能の詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』を参照してください。
この項では、WAAS ネットワークの基本的な設定の概要を説明します。具体的な内容は、次のとおりです。
図1 に示した WAAS ネットワーク構成例には 1 つの WAAS Central Manager デバイスと、その WAAS Central Manager デバイスを介して集中管理される 2 つの WAE が存在します。
(注) Cisco WAE Inline Network Adapterがインストールされた WAE でインライン モードを使用している場合は、WCCP をイネーブルにしないでください。その場合には、ルータとクライアント(またはファイル サーバ)の間のトラフィック パスに WAE を直接配置してください。WAE は、Cisco WAE Inline Network Adapterのインターフェイスを介してトラフィックを直接代行受信するので、リダイレクションは必要ありません。
インライン WAE デバイスを取り付ける場合は、Cisco.com で提供されている『Installing the Cisco WAE Inline Network Adapter』の「Cabling」の項にあるケーブル接続要件に従ってください。
(注) WAE やルータ、スイッチ、またはその他のデバイス上では半二重接続を使用しないことを強く推奨します。半二重接続ではシステム パフォーマンスの向上が妨げられるため、この接続は適切ではありません。隣接デバイス(ルータ、スイッチ、ファイアウォール、WAE)上で Cisco WAE の各インターフェイスおよびポートに全二重が設定されていることを再度確認してください。
WAAS Central Manager は専用アプライアンスで稼働させる必要があります。WAAS Central Manager は、WAAS Central Manager デバイスがデータセンターの Web ファイルおよびアプリケーション サーバと同じ物理位置になるように、データセンターに配置された専用アプライアンスにインストールする必要があります。
(注) WAAS Central Manager を WAE ネットワーク モジュール(NME-WAE)デバイスにインストールすることはできません。
Edge WAE は、Edge WAE からローカル サービス(印刷サービスなど)を要求するクライアントと同じ支社にインストールする必要があります。
次の手順は WAAS ネットワークの基本的な設定を行うために必要な作業の要約です。
1. セットアップ ユーティリティと WAAS CLI を使用して各 WAE に基本的なネットワーク設定を行い、プライマリ インターフェイスとデバイス モードを定義します。最初は WAAS Central Manager です。「WAAS Central Manager の設定」から開始します。
セットアップ ユーティリティを使用すると、代行受信方式の選択および有効化(WCCP またはインライン)を行えます。WCCP を選択した場合、セットアップ ユーティリティにより代行受信ルータのリストが提示され、WAE 上で TCP 無差別モードがイネーブルになります。
2. WCCP による代行受信を使用している場合、「WCCP の設定」 の手順を参照し、ルータに WCCP バージョン 2 を設定します。Cisco WAE Inline Network Adapterがインストールされた WAE でインライン モードを使用している場合、この手順は不要です。
3. WAE を起動し、WAAS Central Manager GUI を使用して定義済みのアプリケーション定義を有効にします。「WAE の起動およびアプリケーション アクセラレーション ポリシーの有効化」を参照してください。
4. WAAS アプリケーション アクセラレーションが HTTP に対して適切に動作していることを確認します。「アプリケーション アクセラレーションの確認」を参照してください。
5. 定義済みのスーパーユーザ アカウントのパスワードを変更します。「管理者パスワードの変更」を参照してください。
このマニュアルで示される CLI コマンドの詳細なコマンド構文情報については、『 Cisco Wide Area Application Services Command Reference 』を参照してください。
表1 に WAAS ネットワークのセットアップと設定に必要な各種パラメータとデータを示します。表に値を書き込んで、WAAS ネットワークを設定するときに参照すると便利です。
1 台の WAAS Central Manager および 2 台の WAE で構成される WAAS ネットワークの基本的な設定を行うには、次に示された順序で手順を実行します。
• 「WAE の起動およびアプリケーション アクセラレーション ポリシーの有効化」
WAAS Central Manager デバイスをインストールして設定するには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 データセンターでは、WAAS Central Manager デバイスとして設定する最初の WAAS デバイスを開梱し、接続します。WAE を接続するポートを全二重に設定する必要があります。ハードウェアの設置手順については、WAAS デバイスのハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
ステップ 2 データセンターの最初の WAAS デバイスの電源を投入してコンソール接続を開き、WAE の基本的なデバイス ネットワーク設定( 表1 を参照)を行います。
(注) PC をコンソールとして使用して WAAS デバイスに接続する場合、PC にターミナル エミュレーション ソフトウェアをインストールしておく必要があります。ターミナル エミュレーション ソフトウェアではパラメータを9600 ボー、8 データ ビット、パリティ ビットなし、1 ストップビットに設定してください。
WAE 上のこれらの基本的なデバイス ネットワーク設定の初期設定では、Telnet セッションでなく、コンソール接続を使用する必要があります。コンソール接続を使用してデバイス ネットワーク設定を定義したら、それ以降の CLI セッションには Telnet セッションを使用できます。デフォルトでは、Telnet サービスは、WAAS デバイスで有効になっています。
ステップ 3 WAAS デバイスを起動すると、基本設定を入力するための初回セットアップ ユーティリティを実行するよう、プロンプトが表示されます。初回セットアップ ユーティリティを使用して、WAE の基本的なデバイス ネットワーク設定をセットアップします。プロンプトが表示されたら y を入力します。
(注) 基本的な設定を入力するのに、時間内に y を入力しなかった場合は、ターミナル コンソールから WAAS デバイスにログインし、setup EXEC CLI コマンドを実行して手動でセットアップ ユーティリティを呼び出す必要があります。
ステップ 4 セットアップ ユーティリティの指示に従い必要な情報を入力します。たとえば、WAAS デバイスに設定するデバイス モードとして central-manager を選択します。
使用しているネットワークで動的ホスト制御プロトコル(DHCP)が有効になっている場合、 y を入力して WAAS デバイス インターフェイスの DHCP を有効にします。ネットワークで DHCP が有効になっていない場合は、 n を入力します。デフォルトは No です。
Network Time Protocol(NTP)サーバの設定プロンプトが表示されている場合、WAAS ネットワーク上にある WAE 間のクロック同期が重要となる理由から、yes( y )を選択することを推奨します。
また、デバイスのタイムゾーンを設定します。複数のプロンプトが表示され、タイムゾーン名、最も近い整数へ切り下げた UTC 時間(hour)、および切り下げた分数(minute)の入力が求められます。たとえば、UTC とのタイムゾーンの差が +5:30 である場合、時間を 5 、分数を 30 と入力します。
ステップ 5 入力した情報の要約が表示されます。あとで参照できるように IP アドレスを記録します。WAAS Central Manager デバイスの IP アドレスは、以降の「WAE の起動およびアプリケーション アクセラレーション ポリシーの有効化」で使用する WAAS Central Manager GUI の起動に必要です。
プロンプトが表示されたら設定を確定します。No( n )を選択している場合、入力値の再入力および変更が可能です(以前の入力値はデフォルトとして使用されます)。
ステップ 6 プロンプトが表示されたら設定を適用します。設定を適用すると、デバイスはネットワークで認識され、PING を実行できます。
ステップ 7 所定の WAAS Central Manager に対する基本的なネットワーク パラメータの指定が完了し、設定を保存したあと、システムをリロードして新しい設定を有効にします。
システムがリブートし、設定したばかりの WAAS Central Manager の設定が waas-cm という WAAS デバイスにロードされます。これでこのデバイスが WAAS Central Manager に指定されました。
ステップ 8 プロンプトが表示されたら管理者ユーザ名とパスワードを入力し、 Enter を押します。
ステップ 9 このデバイスがプライマリ WAAS Central Manager として機能するように指定します。
ステップ 10 管理データベースを作成して初期化し、この WAAS Central Manager 上の管理サービスを有効にします。
ステップ 11 この WAAS Central Manager に設定を保存します。
これで WAAS Central Manager の初期設定は完了しました。次に、他の 2 つの WAAS デバイス(Core WAE および Edge WAE)の初期設定を行い、この WAAS Central Manager に登録します。詳細については、次の 2 つの項を参照してください。
WAAS Core WAE デバイスをインストールして設定し、WAAS Central Manager に登録するには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 データセンターで WAAS ネットワーク上の Core WAE として設定する 2 番めの WAAS デバイスを開梱して接続します。WAE を接続するポートを全二重に設定する必要があります。ハードウェアの設置手順については、WAE のハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
(注) WAE やルータ、スイッチ、またはその他のデバイス上では半二重接続を使用しないことを強く推奨します。半二重接続ではシステム パフォーマンスの向上が妨げられるため、この接続は適切ではありません。隣接デバイス(ルータ、スイッチ、ファイアウォール、WAE)上で Cisco WAE の各インターフェイスおよびポートに全二重が設定されていることを再度確認してください。
ステップ 2 Core WAE に指定した WAE の電源を投入し、コンソール接続を開きます。
ステップ 3 WAAS デバイスを起動すると、基本設定を入力するための初回セットアップ ユーティリティを実行するようプロンプトが表示されます。初回セットアップ ユーティリティを使用して、デバイスの基本的なネットワーク パラメータをセットアップします。プロンプトが表示されたら y を入力します。
設定プロンプトは数秒後、WAAS デバイス起動シーケンスに進みます。
(注) 基本的な設定を入力するのに y を入力しなかった場合は、ターミナル コンソールから WAAS デバイスにログインし、setup EXEC CLI コマンドを実行して手動でセットアップ ユーティリティを呼び出す必要があります。ユーザ名は admin、パスワードは default です。
ステップ 4 セットアップ ユーティリティの指示に従い必要な情報を入力します( 表1 を参照)。たとえば、WAAS デバイスに設定するデバイス モードとして application-accelerator を選択します。
Core-WAE1 を登録する WAAS Central Manager の IP アドレスまたはホスト名を指定します。たとえば、「WAAS Central Manager の設定」で設定した WAAS Central Manager の IP アドレスを指定します。
(注) DNS がサポートされている環境の場合、IP アドレスではなく、WAAS Central Manager で完全に許可されているホスト名(waas-cm.abc.com など)を指定することを推奨します。ホスト名を使用すると、将来 WAAS Central Manager の IP アドレスを変更でき、すべての WAE を登録解除して再登録する必要がありません。WAE の DNS テーブル内の WAAS Central Manager の IP アドレスを変更するだけで、同じ WAAS Central Manager への登録はそのままにできます。
ステップ 5 セットアップ ユーティリティに表示される質問に最後まで答え、Core WAE デバイスの基本的な設定を完了させます。代行受信方式として WCCP を設定している場合、利便性向上のためセットアップ ユーティリティに複数のルータ設定例が表示されます。いくつかの設定は、「コア ルータ上での WCCP の設定」 に示されているものと同じです。
ステップ 6 終了すると、入力した情報の要約が表示されます。プロンプトの表示に従い、設定の確定、適用を続けます。変更を適用すると、デバイスはネットワークで認識され、PING を実行できます。
ステップ 8 Core-WAE1 の現在の WAAS 実行コンフィギュレーションを確認します。
これで Core WAE の初期設定は完了しました。次に、Edge WAE に指定した WAE を初期設定して WAAS Central Manger デバイスに登録します。詳細については、次の項を参照してください。
WAAS Edge WAE デバイスをインストールして設定し、WAAS Central Managerに登録するには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 支社で WAAS ネットワーク上の Edge WAE として設定する 3 番めの WAAS デバイスを開梱して接続します。WAE を接続するポートを全二重に設定する必要があります。ハードウェアの設置手順については、WAE のハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
(注) WAE やルータ、スイッチ、またはその他のデバイス上では半二重接続を使用しないことを強く推奨します。半二重接続ではシステム パフォーマンスの向上が妨げられるため、この接続は適切ではありません。隣接デバイス(ルータ、スイッチ、ファイアウォール、WAE)上で Cisco WAE の各インターフェイスおよびポートに全二重が設定されていることを再度確認してください。
ステップ 2 支社で Edge WAE に指定した WAE の電源を投入し、コンソール接続を開きます。
ステップ 3 WAAS デバイスを起動すると、基本設定を入力するための初回セットアップ ユーティリティを実行するようプロンプトが表示されます。初回セットアップ ユーティリティを使用して、WAE の基本的なネットワーク パラメータをセットアップします。プロンプトが表示されたら y を入力します。
設定プロンプトは数秒後、WAAS デバイス起動シーケンスに進みます。
(注) 基本的な設定を入力するのに y を入力しなかった場合は、ターミナル コンソールから WAAS デバイスにログインし、setup EXEC CLI コマンドを実行して手動でセットアップ ユーティリティを呼び出す必要があります。ユーザ名は admin、パスワードは default です。
ステップ 4 セットアップ ユーティリティの指示に従い必要な情報を入力します( 表1 を参照)。たとえば、WAAS デバイスに設定するデバイス モードとして application-accelerator を選択します。
Edge-WAE1 を登録する WAAS Central Manager の IP アドレスまたはホスト名を指定します。たとえば、「WAAS Central Manager の設定」で設定した WAAS Central Manager の IP アドレスを指定します。
(注) DNS がサポートされている環境の場合、IP アドレスではなく、WAAS Central Manager で完全に許可されているホスト名(waas-cm.abc.com など)を指定することを推奨します。ホスト名を使用すると、将来 WAAS Central Manager の IP アドレスを変更でき、すべての WAE を登録解除して再登録する必要がありません。WAE の DNS テーブル内の WAAS Central Manager の IP アドレスを変更するだけで、同じ WAAS Central Manager への登録はそのままにできます。
ステップ 5 セットアップ ユーティリティに表示される質問に最後まで答え、エッジ WAE デバイスの基本的な設定を完了させます。代行受信方式として WCCP を設定している場合、利便性向上のためセットアップ ユーティリティに複数のルータ設定例が表示されます。いくつかの設定は、「ブランチ ルータ上での WCCP の設定」 に示されているものと同じです。
ステップ 6 終了すると、入力した情報の要約が表示されます。プロンプトの表示に従い、設定の確定、適用を続けます。変更を適用すると、デバイスはネットワークで認識され、PING を実行できます。
ステップ 8 Edge-WAE1 の現在の実行コンフィギュレーションを確認します。
これで Edge WAE の初期設定は完了しました。次に WCCP の設定を行います。詳細については、次の項を参照してください。
(注) Cisco WAE Inline Network Adapterがインストールされた WAE でインライン モードを使用している場合は、WCCP を設定しないでください。設定するとインライン モードの動作が妨げられます。インライン モードではトラフィックを直接代行受信するので、リダイレクションは不要です。
WCCP は、クライアント要求を処理するために、WAE への透過的なリダイレクション方法を提供します。基本 WCCP を設定するには、ネットワーク内の少なくとも 1 台のルータと WAE で WCCP サービスを有効にする必要があります。WAE を起動し稼働させるために、使用可能な WCCP 機能またはサービスをすべて設定する必要はありません。この設定例では、WAAS ネットワークに Core WAE と Edge WAE があるため、次のように 4 台のデバイスで WCCP バージョン 2 を設定する必要があります。
(注) WCCP バージョン 1 は Web トラフィック(ポート 80)のみをサポートしているため、これらのデバイスが WCCP バージョン 1 の代わりに WCCP バージョン 2 を使用するように設定する必要があります。WCCP 設定の詳細については、『Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide』を参照してください。
データセンターのルータ(Core-Router1)で基本的な WCCP 設定を行うには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 Core-Router1 にログオンして、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 Core-Router1 で WCCP バージョン 2 および WCCP サービス 61 と 62(TCP 無差別モード)を有効にします。
ステップ 3 Core-Router1 で、リダイレクション用の LAN インターフェイスを設定します。このインターフェイスでは、トラフィックがデータセンター ネットワークから WAN に発信されたときに代行受信されます。
ステップ 4 fa1/0.40 の着信方向で WCCP サービス 61 を有効にします。
ステップ 5 リダイレクション用の WAN インターフェイスを設定します。このインターフェイスでは、トラフィックが WAN からデータセンター ネットワークに着信したときに代行受信されます。
ステップ 6 serial0 の着信方向で WCCP サービス 62 を有効にします。
ステップ 7 リダイレクション ループを回避するため、Core-WAE1 が Core-Router1 に接続するサブインターフェイスを設定します。ルーティング ループを回避するため、リダイレクションを実行する
Core-Router1 のインターフェイスと同じセグメント(サブネット)に Core-WAE1 を接続しないでください。Core-WAE1 が接続する第 3 のインターフェイス(分離された物理インターフェイス)またはルータの LAN ポートにないサブインターフェイスがあることを確認します。次の例では、サブインターフェイスが使用されています。
ステップ 8 サブインターフェイスを作成したあと、 ip wccp redirect exclude in コマンドを入力して、Core-Router1 がローカル WAE(Core-WAE1)へ同じトラフィックを繰り返しリダイレクトしないように指定します。
ステップ 9 サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 10 Core-Router1 で Cisco Express Forwarding(CEF; シスコ エクスプレス フォワーディング)を有効にします。
(注) CEF は必須ではありませんが、パフォーマンスを向上させるために、使用することを推奨します。ルータで CEF が有効になっている場合、WCCP は IP CEF を使用できます。
ステップ 11 実行コンフィギュレーションを不揮発性メモリに書き込み、行った設定変更を保存します。
ステップ 12 Core-Router1 の新しい設定を確認します。
これで コア ルータ上の WCCP の設定は完了しました。次に Core WAE 上で WCCP の設定を行います。詳細については、次の項を参照してください。
以前のセットアップ ユーティリティで、代行受信方式として WCCP を設定していた場合、代行受信ルータのリストが表示されます。セットアップ ユーティリティで WCCP を設定した場合は、直接「ブランチ ルータ上での WCCP の設定」 に進んでください。
セットアップ ユーティリティで WCCP を設定しなかった場合は、次の手順により、データセンターのコア WAE(Core-WAE1)上での基本的な WCCP 設定を完了してください。
ステップ 1 Core-WAE1 にログオンしてグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 Core-WAE1 で WCCP バージョン 2 を有効にします。
ステップ 3 TCP 無差別モード サービス(WCCP サービス 61 および 62)用の WCCP ルータ リストを設定します。次に、IP アドレスが 2.2.2.1 の Core-Router1 にルータ リスト 1 を設定する例を示します。
(注) WAE 上でルータ リストを作成するには、wccp router-list グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。WAE の特定の WCCP サービス(たとえば TCP 無差別モード サービス)をサポートするすべての WCCP 対応ルータの IP アドレスを入力します。WCCP サービスごとに異なるルータを使用する場合は、複数のルータ リストを作成する必要があります。1 つの router-list コマンドで最大 6 つのルータを指定することができます。同じリストに複数の router-list コマンドを使用して、最大 32 のルータを指定できます。ルータ リストには IP アドレスが少なくとも 1 つ含まれている必要があります。
ステップ 4 Core-WAE1 で TCP 無差別モード サービスをオンにして、この WCCP サービスを作成したばかりの WCCP ルータ リスト(ルータ リスト番号 1)と関連付けます。リスト内のルータに、Core-WAE1 が TCP 無差別モード サービス要求を受け入れることが通知されます。
ステップ 5 グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 6 実行コンフィギュレーションを不揮発性メモリに書き込み、行った設定変更を保存します。
ステップ 7 Core-WAE1 の新しい設定を確認します。
これで Core WAE 上の WCCP の設定は完了しました。次に ブランチ ルータ上で WCCP の設定を行います。詳細については、次の項を参照してください。
支社のルータ(Edge-Router1)で基本的な WCCP 設定を行うには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 Edge-Router1 にログオンして、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 Edge-Router1 で WCCP バージョン 2 および WCCP サービス 61 と 62(TCP 無差別モード)を有効にします。
ステップ 3 Edge-Router1 で、リダイレクション用の LAN インターフェイスを設定します。このインターフェイスでは、トラフィックが支社ネットワークから WAN に発信されたときに代行受信されます。
ステップ 4 fa0/0.10 の着信方向で WCCP サービス 61 を有効にします。
ステップ 5 リダイレクション用の WAN インターフェイスを設定します。このインターフェイスでは、トラフィックが WAN から支社ネットワークに着信したときに代行受信されます。
ステップ 6 serial0 の着信方向で WCCP サービス 62 を有効にします。
ステップ 7 リダイレクション ループを回避するため、Edge-WAE1 が Edge-Router1 に接続するサブインターフェイスを設定します。ルーティング ループを回避するため、リダイレクションを実行する
Edge-Router1 のインターフェイスと同じセグメントに Edge-WAE1 を接続しないでください。
Edge-WAE1 が接続する第 3 のインターフェイスまたはルータの LAN ポートにないサブインターフェイスがあることを確認します。次の例では、サブインターフェイスが使用されています。
ステップ 8 サブインターフェイスを作成したあと、 ip wccp redirect exclude in コマンドを入力して、Edge-Router1 がローカル WAE(Edge-WAE1)に同じトラフィックを繰り返しリダイレクトしないように指定します。
ステップ 9 サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 10 Edge-Router1上の CEF を有効にします。
(注) CEF は必須ではありませんが、パフォーマンスを向上させるために、使用することを推奨します。ルータで CEF が有効になっている場合、WCCP は IP CEF を使用できます。
ステップ 11 実行コンフィギュレーションを不揮発性メモリに書き込み、行った設定変更を保存します。
ステップ 12 Edge-Router1 の新しい設定を確認します。
これで ブランチ ルータ上の WCCP の設定は完了しました。次に Edge WAE 上で WCCP の設定を行います。詳細については、次の項を参照してください。
以前のセットアップ ユーティリティで、代行受信方式として WCCP を設定していた場合、代行受信ルータのリストが表示されます。セットアップ ユーティリティで WCCP を設定した場合は、直接「WAE の起動およびアプリケーション アクセラレーション ポリシーの有効化」 に進んでください。
セットアップ ユーティリティで WCCP を設定しなかった場合は、次の手順により、ブランチ オフィスのエッジ WAE(Edge-WAE1)上での基本的な WCCP 設定を完了してください。
ステップ 1 Edge-WAE1 にログオンして、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 Edge-WAE1 で WCCP バージョン 2 を有効にします。
ステップ 3 TCP 無差別モード サービス(WCCP サービス 61 および 62)用の WCCP ルータ リストを設定します。次に、IP アドレスが 1.1.1.1 の Edge-Router1 にルータ リスト 1 を作成する例を示します。
ステップ 4 Edge-WAE1 で TCP 無差別モード サービスをオンにして、この WCCP サービスを作成したばかりの WCCP ルータ リスト(ルータ リスト番号 1)と関連付けます。リスト内のルータに、Edge-WAE1 が TCP 無差別モード サービス要求を受け入れることが通知されます。
ステップ 5 グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 6 実行コンフィギュレーションを不揮発性メモリに書き込み、行った設定変更を保存します。
ステップ 7 Edge-WAE1 の新しい設定を確認します。
これで Edge WAE 上の WCCP の設定は完了しました。次に、WAE を起動してアプリケーション アクセラレーション ポリシーを有効にします。詳細については、次の項を参照してください。
WAAS Central Manager として指定した WAE を配置したあと、WAAS Central Manger GUI を使用して WAAS ネットワークの基本的な設定を行うことができます。WAAS Central Manager GUI を使用して、WAAS ネットワーク内の地理的に分散した WAE を中央で管理し、監視することもできます。
WAAS Central Manager GUI にアクセスして WAAS ネットワークの初期設定を行うには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 WAAS Central Manager GUI にログインします。
https:// IP_address_of_WAAS Central_Manager :8443
https:// hostname_of_WAAS_Central_Manager :8443
(注) WAAS Central Manager の GUI にアクセスするときは、データが安全に WAAS Central Manager から Web ブラウザに送信されるように HTTP ではなく HTTPS を使用してください。
b. [Security Alert] ウィンドウが表示されたら、 [Yes] をクリックしてセキュリティ証明書を承諾します。
c. [Login] ウィンドウが表示されたら、定義済みスーパユーザ アカウントのデフォルトのユーザ名(admin)とデフォルトのパスワード(default)を入力し、 Login ボタンをクリックします。
ブラウザに WAAS Central Manager GUI の [System Home] ウィンドウが表示され、この Central Manager の現在の設定に含まれる WAE の数が示されます。
ステップ 2 Core WAE および Edge WAE を起動します。
(注) セキュリティ上、WAAS ネットワークに追加するすべての WAE を承認する必要があります。このセキュリティ機能により、未承認のデバイスが WAAS ネットワークに参加するのを防止します。
a. WAAS Central Manager GUI で [Devices] > [Devices] を選択します。
WAAS Central Manager ウィンドウに次の 3 つの WAAS デバイスが表示されます。
–データセンターの WAAS Central Manager(waas-cm)。現在オンラインになっている唯一の WAAS デバイスです。WAAS Central Manager ウィンドウに、このデバイスがこの WAAS ネットワークのプライマリ WAAS Central Manager として機能していることが示されます。
–データセンターの Core WAE(Core-WAE1)。WAAS Central Manager は認識していますが、現在非アクティブです。
–支社の Edge WAE(Edge-WAE1)。WAAS Central Manager は認識していますが、現在非アクティブです。
(注) WAAS Central Manager ウィンドウに非アクティブの WAE が表示されていない場合は、タスクバーの [View All Devices] アイコンをクリックします。これにより WAAS Central Manager ウィンドウは更新され、非アクティブの WAE が表示されます。
b. タスクバーの [Activate all inactive WAEs] アイコンをクリックして、2 つの非アクティブな WAE(Core-WAE1 と Edge-WAE1)を起動します。
[Activate All Inactive WAE] ウィンドウが表示されます。デフォルトでは [Create a new location for each inactive WAE] オプションが選択されているので、非アクティブの WAE 用のデフォルト位置が作成され、非アクティブな WAE はデフォルト位置に割り当てられます。初期設定中に位置を作成できます。またデフォルト位置を使用して初期設定を行い、あとでデフォルト位置を変更することもできます。ここでは、デフォルト位置を使用して WAAS ネットワークの初期設定を行う例を示します。位置の作成と変更方法については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』の 「Working with Device Locations」 を参照してください。
Core-WAE1 および Edge-WAE1 の現在の状態は inactive から pending に変わっています。
ステップ 3 すべてのデバイスで定義済みのアプリケーション ポリシーと分類を有効にします。
a. [Devices] > [Device Groups] を選択します。
b. AllDevicesGroups の横にある [Edit] アイコンをクリックします。変更するデバイス グループの [ AllDevicesGroup ] ウィンドウ が表示されます。
c. タスクバーの [Restore default Application policy settings] アイコンをクリックします。
d. デフォルトのアプリケーション ポリシー設定を復元するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されたら、 [OK] をクリックします。
e. 変更を保存するには、 [Submit] をクリックします。
f. デバイス グループのすべてのデバイスに現在適用されているアプリケーション ポリシーの設定を表示するには、[Contents] ペインから、 [Acceleration] > [Policies] > [Definitions] を選択します。
g. 使用するデバイスに現在適用されているアプリケーション分類子を表示するには、 [Services] > [Acceleration] > [Classifiers] を選択します。分類子の使用状況要約レポートが表示されます。ここには、定義済みの各分類子と、これらの分類子が設定されているデバイスの番号の一覧が示されます。
–分類子が設定されたデバイスおよびデバイス グループのレポートを表示するには、分類子の横にある View アイコンをクリックします。
–デバイスまたはデバイス グループに定義されたアプリケーション ポリシーを表示するには、デバイスの横にある Edit アイコンをクリックします。
これで WAAS ネットワークの初期設定は完了しました。次に、アプリケーション アクセラレーションが正しく動作していることを確認します。詳細については、次の項を参照してください。
WAAS ソフトウェアには、WAE が最も一般的なアプリケーション トラフィックを分類し、最適化できる 一連の定義済みアプリケーション ポリシーが付属しています。このデフォルトのアプリケーション ポリシーは既知のポート番号を使用するアプリケーション用です。定義済みのアプリケーション定義ポリシーの一覧については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』を参照してください。
WAAS Central Manager GUI を使用すると、これらの定義済みアプリケーション ポリシーを変更して新しいポリシーを作成し、WAAS ネットワーク内の 1 つまたは複数のデバイスに一元配布できます。WAAS CLI を使用して、定義済みのアプリケーション ポリシーを変更したり新しいポリシーを作成したりすることもできますが、タスクの複雑さを大幅に低減させ、一貫性レベルを高めるためには、WAAS Central Manager GUI を使用してこのタスクを行うことを強く推奨します(CLI コマンド構文については、『 Cisco Wide Area Application Services Command Reference 』を参照)。
WAAS アプリケーション アクセラレーションが定義済みアプリケーションの 1 つに対して適切に動作していることを確認します。アプリケーション アクセラレーションが HTTP アプリケーションに対して適切に動作していることを確認するには、次の手順に従います。
ステップ 1 リモート デスクトップまたは同様のアプリケーションを使用して、支社のクライアント デスクトップ(クライアントA)にアクセスします。
ステップ 2 クライアント A のブラウザから、データセンターに配置されたサーバ(サーバ A)に存在する Web ページの URL を入力します。Web ページにはそのページからダウンロード可能な大型ファイル(Microsoft Word または Powerpoint ファイルなど)へのリンクがなければなりません。
(注) HTTP に対してアプリケーション アクセラレーションが適切に動作していることの確認が目的であるので、Web ページへのアクセスには HTTPS ではなく HTTP を使用してください。
クライアント A のブラウザに要求された Web ページが表示されます。
ステップ 3 Web ページ中でファイルをダウンロードするリンクの 1 つをクリックします。
クライアント A のデスクトップへのファイル ダウンロードのリンクをクリックすると、この要求がアクティブな転送を呼び出します。これにより、アクティブな転送を呼び出す HTTP 要求に対してこのクライアントとサーバ間でアプリケーション アクセラレーションが動作しているかどうかを確認できます。
ステップ 4 このファイルを開くか保存するかを確認するプロンプトが表示されたら、 [Save] をクリックし、クライアント A デスクトップ上のこのファイルの保存位置を指定します(たとえばローカル ディスク ドライブのフォルダに保存)。ダイアログボックスに、指定されたファイルをデスクトップにダウンロードし保存中であることが示されます。
ステップ 5 ダウンロードが完了すると、指定位置へのファイルのダウンロードが完了したことがダイアログボックスに表示され、ダウンロードの転送速度も示されます。ダイアログボックスにダウンロードしたファイルを開くかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、 [Close] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
ステップ 6 同じ Web ページで同じダウンロード リンクをクリックして、クライアント A のデスクトップに同じファイルをダウンロードします。
この 2 回めのファイル ダウンロードは時間が短く、転送速度も速くなります。同じファイルを同じデスクトップに 2 回めにダウンロードしたときの所要時間の大幅な減少は、WAAS アプリケーション アクセラレーション機能が HTTP(クライアント A とサーバ A 間で HTTP を使用するアクティブな転送要求)に対して適切に動作していることを示します。
(注) show statistics tfo savings および show statistics dre EXEC コマンドのような CLI コマンドを使用して、WAE がデータを代行受信、最適化、および圧縮していることを確認することもできます。これらのコマンドは application-acceleration デバイス モードのみでサポートされています。また、これらのコマンドは WAE 上の CLI セッションから実行する必要があります。これらの CLI コマンドの詳細については、『Cisco Wide Area Application Services Command Reference』を参照してください。
WAAS デバイスを初期設定したあと、各 WAAS デバイスで定義済みのスーパーユーザ アカウント用パスワードをただちに変更することを強く推奨します(定義済みのユーザ名は admin、パスワードは default、特権レベルは superuser、特権レベル 15 です)。
WAAS Central Manager でスーパーユーザ アカウント用の定義済みパスワードが変更されていない場合は、このスーパーユーザ アカウントを使用して WAAS Central Manager GUI にログインするたびに、次のダイアログボックスが表示されます(図2 を参照)。
図2 スーパーユーザ アカウント用の定義済みパスワードを変更する必要があることを示すメッセージ
スーパーユーザ アカウント用の定義済みパスワードが変更されていない場合、このスーパーユーザ アカウントを使用して WAAS デバイスの WAAS CLI にログインするたびに、コンソールに次のメッセージも表示されます。
Central Manager に登録されているすべての WAE デバイスのスーパーユーザ アカウント用パスワードを変更するには、次の手順に従ってください。
ステップ 1 まだログインしていない場合は、admin アカウントを使用して WAAS Central Manager GUI にログインします。
ステップ 2 WAAS Central Manager GUI から、 [System] > [Password] を選択します。
[Changing Password for User Account] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [New Password] フィールドに、新しいパスワードを入力します。パスワードは、大文字と小文字を区別します。
ステップ 4 [Confirm New Password] フィールドに、確認のためにパスワードを再入力します。
パスワードが変更されたことを確認する「Changes Submitted メッセージ」が、ウィンドウの一番下に表示されます。このパスワード変更は登録されているすべての WAE で実施されます。
WAAS ネットワーク内の WAE 同士で、クロックが同期されていることが重要です。各 WAE で、Network Time Protocol(NTP)サーバをセットアップし、クロックの同期を維持します。NTP サーバを設定するためのセットアップ ユーティリティが表示されたら、画面に従って設定を行い、現在のタイムゾーンを入力します。NTP サーバの設定に関する詳細は、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』の 「Configuring Other System Settings」 を参照してください。
クロックを手動で設定するには、各 WAE で clock EXEC CLI コマンドを使用します。詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Command Reference 』を参照してください。
WAAS ネットワークでアプリケーション アクセラレーションの初期設定を行ったあと、他の WAAS 管理タスクを実行できます。詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』を参照してください。
Cisco WAAS ソフトウェアの詳細については、次のマニュアルを参照してください。
• 『 Release Note for Cisco Wide Area Application Services 』
• 『 Cisco Wide Area Application Services Command Reference 』
• 『 Cisco Wide Area Application Services Quick Configuration Guide 』(このマニュアル)
• 『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』
• 『 Configuring Cisco WAAS Network Modules for Cisco Access Routers 』
• 『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Content Networking Product Series 』
• 『 Cisco Wide Area Application Engine 511 and 611 Hardware Installation Guide 』
• 『 Cisco Wide Area Application Engine 512 and 612 Hardware Installation Guide 』
• 『 Cisco Wide Area Application Engine 7326 Hardware Installation Guide 』
• 『 Cisco Wide Area Application Engine 7341 and 7371 Hardware Installation Guide 』
• 『 Cisco Network Modules Hardware Installation Guide 』
• 『 Installing the Cisco WAE Inline Network Adapter 』
• 『 Cisco Wide Area Application Services Online Help 』
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http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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