Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラのポリシーを使用したスマート ライセンス
初版:2021年10月1日
目次
タスク ライブラリ:ポリシーを使用したスマート ライセンシングの
ポリシーを使用したスマート ライセンシング(SLP)は、スマートライセンシングの拡張バージョンであり、ネットワークの運用を中断させないライセンスソリューションを提供するという主目的があり、さらに購入および使用しているハードウェアおよびソフトウェア ライセンスを考慮してコンプライアンス関係を実現するライセンス ソリューションを提供するという目的もあります。
注:SLPは、Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラ リリース 12.0.1a 以降でサポートされています。
この拡張ライセンスモデルの主な利点は次のとおりです。
■ シームレスな初日運用
ライセンスを注文すると、製品機能をデバイスですぐに設定できます。
■ CiscoNX-OS の一貫性
Cisco NX-OS ソフトウェアを実行するデバイスは、統一されたライセンス エクスペリエンスを備えています。
■ 可視性と管理性
使用中の情報を把握するためのツール、テレメトリ、製品タギング。
■ コンプライアンスを維持するための柔軟な時系列レポート
Cisco Smart Software Manager(CSSM)に直接または間接的に接続しているか、外部との接続性のないネットワークに接続しているかにかかわらず、簡単なレポート オプションを使用できます。
注: このドキュメントでは、Cisco ファブリック コントローラでの SLP のトラブルシューティングについて説明します。シスコ ライセンスの詳細については、cisco.com/go/licensingguide を参照してください。
概念情報には、SLPの概要、サポートされている製品、サポートされているトポロジが含まれ、SLPが他の機能とどのように相互作用するかを説明しています。ポリシーを使用したスマートライセンシングは、ライセンスのさまざまな側面をシームレスに体験できるソフトウェアライセンス管理ソリューションです。
■ ポリシーを使用したスマートライセンシングは、ライセンスのさまざまな側面をシームレスに体験できるソフトウェアライセンス管理ソリューションです。
■ ライセンスの購入:既存のチャネルからライセンスを購入し、Cisco Smart Software Manager(CSSM)ポータルを使用して製品インスタンスとライセンスを表示します。
注:ポリシーを使用したスマートライセンシングの実装を簡素化するには、新しいハードウェアまたはソフトウェアを注文する際にスマートアカウントとバーチャルアカウントの情報を提供します。これにより、シスコは製造時に該当するポリシーおよび承認コード(用語は以下の「コンセプト」セクションで説明)をインストールできます。
■ 使用:Cisco Nexus スイッチのすべてのライセンスは強制されません。つまり、ソフトウェアとそれに関連付けられているライセンスの使用を開始する前に、キーの登録や生成などのライセンス固有の操作を完了する必要はありません。ライセンスの使用状況はタイムスタンプとともにデバイスに記録され、必要なワークフローは後日完了できます。
■ CSSM にライセンスの使用状況を報告する:ライセンスを直接またはプロキシ経由で使用できます。
■ 調整:差分請求が適用される状況用(購入と消費を比較して差分がある場合)。
ここでは、ポリシーを使用したスマートライセンシングの実装に含めることができるさまざまなコンポーネントについて説明します。
製品インスタンスとは、Unique Device Identifier(UDI)によって識別されるシスコ製品の単一インスタンスです。
製品インスタンスは、ライセンスの使用状況を記録およびレポートし(RUM、リソース使用率測定レポート)、期限切れのレポートや通信障害などの問題に関するアラートとシステム メッセージを提供します。RUM レポートと使用状況データは、製品インスタンスに安全に保存されます。
このドキュメントでは、「製品インスタンス」という用語は、特に明記しない限り、サポートされているすべての物理および仮想製品インスタンスを指します。このドキュメントの範囲内にある製品インスタンスについては、「サポートされている製品」を参照してください。
Cisco Smart Software Manager(CSSM)は、一元化された場所からすべてのシスコ ソフトウェア ライセンスを管理できるポータルです。CSSM は、現在の要件を管理し、将来のライセンス要件を計画するための使用傾向を確認するのに役立ちます。
CSSM Web UI には https://software.cisco.com からアクセスできます。[License] タブで、[Smart Software Licensing] のリンクをクリックします。CSSM に接続するさまざまな方法については、 「CSSM を設定する」のセクションを参照してください
CSSM では、次のことができます。
■ バーチャルアカウントを作成、管理、または表示する。
■ 製品インスタンスの登録トークンを作成および管理する。
■ バーチャルアカウント間または表示ライセンス間でライセンスを転送する。
■ 製品インスタンスを転送、削除、または表示する。
■ バーチャルアカウントに関するレポートを実行する。
■ 電子メール通知の設定を変更する。
■ 仮想アカウント情報を表示する。
SLP 機能には、次の注意事項と制約事項があります。
CSLU で開始される通信/プルモードは、Cisco NX-OS リリース 10.2(1) ではサポートされていません。
ここでは、ポリシーを使用したスマートライセンシングの主要な概念について説明します。
Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラでサポートされる唯一の適用タイプは、[非強制 (Unenforced)] つまり強制なしです。非強制ライセンスは、外部との接続がないネットワークで、または接続されたネットワークで使用する前の承認を必要としません。このようなライセンスの使用条件は、シスコ エンド ユーザー ライセンス契約(EULA)に従います。
注:Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラでは、ライセンスの [強制 (Enforced)] と [エクスポート (Export)] はサポートされていません。
これは、購入したライセンスが有効な期間を指します。所与のライセンスは、上記のいずれかの適用タイプに属し、次の期間有効です。
■ 永久:このライセンスには使用期限日はありません。
ネットワーク サービス ライセンスと LAN Enterprise ライセンスは、Cisco Nexus スイッチで使用可能な永久ライセンスの例です。
■ サブスクリプション:ライセンスは特定の日付まで有効です。
MacSec および NX-OS Advantage ライセンスは、Cisco Nexus スイッチで使用可能な永久ライセンスの例です。
ポリシーは、製品インスタンスに次のレポート手順を提供します。
■ First report requirement (days):最初のレポートは、ここで指定した期間内に送信される必要があります。
■ Reporting frequency (days):後続のレポートは、ここで指定した期間内に送信される必要があります。
■ Report on change (days):ライセンスの使用状況が変更された場合は、ここで指定した期間内にレポートが送信される必要があります。
CSSM は、製品インスタンスに適用されるポリシーを決定します。特定の時点で使用されているポリシーは 1 つだけです。ポリシーとその値は、使用されているライセンスなど、さまざまな要因に基づいています。
Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラでは、デフォルト ポリシーのみがサポートされます。デフォルト ポリシーには、次の初期最小レポート要件があります。
■ 初期状態では最初の 90 日以内、
■ 次のレポートは直前のレポートから 365 日以内に送信されます。
お客様はポリシーを設定することはできませんが、Cisco Global Licensing Operations チームに連絡して、カスタマイズされたポリシーを要求することができます。Support Case Manager に移動します。[OPEN NEW CASE] をクリックし、[Software Licensing] を選択します。ライセンスチームから、プロセスの開始や追加情報について連絡があります。カスタマイズされたポリシーは、CSSM のスマートアカウントを介して使用することもできます。
信頼コードとは、製品インスタンスがすべての RUM レポートに署名するために使用する、UDI に関連付けられた公開キーです。これにより、改ざんが防止され、データの真正性が確保されます。
このセクションでは、ポリシーを使用したスマートライセンシングを実装するさまざまな方法について説明します。各トポロジについて、付属の概要を参照してセットアップの動作設計を確認し、考慮事項と推奨事項(ある場合)を参照してください。
既存のライセンシング モデルから移行する場合は、「ポリシーを使用したスマート ライセンシングの移行」を参照してください。
追加の設定タスクを実行する場合(たとえば別のライセンスを設定する場合、アドオンライセンスを使用する場合、またはより短いレポート間隔を設定する場合)は、「ポリシーを使用したスマート ライセンシングの タスク ライブラリ」を参照してください。
このトポロジは、スマート ライセンシングの以前のバージョンで使用でき、SLP で引き続きサポートされます。
ここでは、製品インスタンスから CSSM への直接かつ信頼できる接続を確立します。直接接続には、CSSM へのネットワーク到達可能性が要求されます。CSSM とメッセージを交換し、通信するには、このトポロジで使用可能な転送オプションのいずれかを設定します(以下を参照)。最後に、信頼を確立するには、CSSM の対応するスマートアカウントとバーチャルアカウントからトークンを生成し、製品インスタンスにインストールする必要があります。
製品インスタンスは CSSM と通信するように設定できます。CSSM と通信するにはスマート転送を使用できます。スマート転送は、スマートライセンシング(JSON)メッセージが HTTPS メッセージ内に含まれ、製品インスタンスと CSSM の間で交換されることにより通信する転送方法です。次のスマート転送設定オプションを使用できます。
■ スマート転送:この方法では、製品インスタンスは特定のスマート転送ライセンスサーバー URL を使用します。これは、ワークフローのセクションに示すとおりに設定する必要があります。
■ HTTPS プロキシを介したスマート転送:この方法では、製品インスタンスはプロキシサーバーを使用してライセンスサーバーと通信し、最終的には CSSM と通信します。
図 1. トポロジ:CSSM に直接接続
CSSM に直接接続する場合は、スマート転送が推奨される転送方法です。この推奨事項は以下に適用されます。
■ 新規展開。
■ 以前のライセンスモデル。SLP に移行した後で設定を変更します。
■ 現在 Call Home 転送方法を使用している登録済みライセンス。SLP に移行した後で設定を変更します。
■ 以前のライセンスモデルの評価ライセンスや期限切れのライセンス。SLP に以降した後で設定を変更します。
移行後に設定を変更するには、[CSSM に直接接続 (Connected Directly to CSSM)] > [製品インスタンスの設定 (Product Instance Configuration)] > [設定 (Configure)]を参照してください。
トポロジ実装の方法は、[CSSM に直接接続 (Connected Directly to CSSM) ] を参照してください。
スマート ライセンスをサポートする製品ファミリは、ポリシーを使用するスマート ライセンスでサポートされます。Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラは、ポリシーを使用するスマート ライセンスを持つデバイスもサポートします。
このセクションでは、SLP へのアップグレードまたは移行の処理方法について説明します。また、以前のライセンス モデルすべてを処理する方法、および以前のライセンシング モデルの評価ライセンスまたは期限切れライセンスが SLP 環境で処理される方法を具体的に説明します。
スマートライセンスを登録したら、既存のスイッチにライセンスを手動で割り当てる必要があります。信頼の確立後に検出されたすべてのスイッチについて、スマート ライセンシングが自動的にスイッチに割り当てられます。
SLP にアップグレードする前に、製品インスタンスで有効な現在のライセンスモデルを確認するには、Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラで [操作 (Operations)] > [ライセンス管理 (License Management)] に移動します。
アップグレード前に使用されていた不適用ライセンスは、アップグレード後も引き続き使用できます。Cisco Nexus スイッチのすべてのライセンスは、強制されていないライセンスです。これには、以前のすべてのライセンシング モデルのライセンスが含まれます。
■ 従来のライセンシング (PAK)
■ スマートライセンシング
■ 使用権(RTU)ライセンシング
■ 上記のライセンシングモデルのいずれかの評価ライセンスまたは期限切れライセンス
SLP をサポートするソフトウェア バージョンにアップグレードする場合、レポートは、次のライセンスの「show license status」コマンドの出力に表示できるポリシーのレポート要件に基づいています。
■ 従来のライセンス(PAK)
■ スマート ライセンシング(登録および承認済みライセンス)
■ 使用権(RTU)ライセンシング
■ 評価ライセンスまたは期限切れライセンス
既存の設定で転送タイプが設定されている場合、SLP へのアップグレード後も転送タイプは保持されます。
スマートライセンシングの以前のバージョンと比較した場合、SLP では追加の転送タイプを使用できます。デフォルトの転送モードにも変更があります。
このセクションでは、トポロジを実装する最も簡単で迅速な方法について説明します。
注:これらのワークフローは、新規展開のみに該当します。既存のライセンシング モデルから移行する場合は、「ポリシーを使用したスマート ライセンシングの移行」を参照してください。
[Smart Account Set-Up] → [Product Instance Configuration] → [Trust Establishment with CSSM]
1. スマートアカウントのセットアップ
タスクが実行される場所。CSSM Web UI、https://software.cisco.com/
スマートアカウントと必要なバーチャルアカウントへの適切なアクセス権を持つユーザーロールがあることを確認します。
2. 製品インスタンスの設定
タスクが実行される場所:製品インスタンス
詳細については、『Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラ ガイド』の「ライセンス管理」の章を参照してください。
[Smart Account Set-Up] → [Product Instance Configuration] → [Trust Establishment with CSSM]
1. スマートアカウントのセットアップ
タスクが実行される場所。CSSM Web UI、https://software.cisco.com/
スマートアカウントと必要なバーチャルアカウントへの適切なアクセス権を持つユーザーロールがあることを確認します。
2. 製品インスタンスの設定
タスクが実行される場所:製品インスタンス
詳細については、『Cisco Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ ガイド』の「ライセンス管理」の章を参照してください。
SLP にアップグレードするには、製品インスタンスのソフトウェアバージョン(イメージ)をサポートされているバージョンにアップグレードする必要があります。
■ 「アップグレード」の項を必ず読み、SLP によって以前のすべてのライセンス モデルのさまざまな面がどのように処理するかを理解してください。
ポリシーを使用してスマート ライセンシングからスマート ライセンシングに移行するには、Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラを起動します。Web UI で、[オペレーション (Operations)] > [ライセンス管理 (License Management)] > [スマート (Smart)] タブの順に選択します。SLP を使用して CCSM との信頼を確立します。詳細については、『Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラ ガイド』の「ライセンス管理」の章を参照してください。
https://software.cisco.com で CSSM Web UI にログインし、[Smart Software Licensing] をクリックします。[インベントリ(Inventory)] > [製品インスタンス(Product Instances)] の順に選択します。
スマートライセンシング環境で登録されたライセンスは、製品インスタンスのホスト名と共に [Name] 列に表示されていました。SLP にアップグレードすると、製品インスタンスの UDI と共に表示されるようになります。移行したすべての UDI が表示されます。
図 2. スマート ライセンシングからポリシーを使用したスマート ライセンシングへ:移行後の製品インスタンス
図 3. スマート ライセンシングからポリシーを使用したスマート ライセンシングへ:アクティブな製品インスタンスでのライセンス使用状況
製品インスタンスは、ポリシーに基づいて次の RUM レポートを CSSM に送信します。
ここでは、製品インスタンスと CSSM ポータルで実行されるタスクについて説明します。
CSSM はスマートライセンスへの従来のライセンスの変換を可能にします。手順については、「従来のライセンスをスマートライセンスへの変換」を参照してください。
信頼を確立するには、Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラ Web UI で有効な登録トークンを取得して入力する必要があります。CSSM からトークンを取得するには、次の手順を実行します。
1. [Cisco Smart Software Manager (CSSM)] にログインします。
2. [Cisco Software Central] > [スマート ライセンシング (Smart Licensing)] > [インベントリ (Inventory)] タブの順に選択します。
3. [製品インスタンス登録トークン(Product Instance Registration Token)] で新しいトークンを生成します。
仮想アカウントからライセンスを使用するには、製品インスタンスの登録にトークンが必要です。
4. [トークン(Tokens)] テーブルで、正しいトークンをクリックし、クリップボードにコピーします。
このトークンは、Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラの [操作 (Operations)] > [ライセンス管理 (License Management)] > [スマート (Smart)] タブのスマート ライセンスの信頼確立時に必要です。
Cisco Nexus Dashboard と CSSM の間にネットワーク到達可能性があることを確認します。ネットワーク到達可能性を設定するには、Cisco Nexus Dashboard Web UI を起動します。[管理コンソール(Admin Console)] で、[インフラストラクチャ(Infrastructure)] > [クラスタ構成(Cluster Configuration)] > [全般(General)] タブの順に選択します。[ルート(Routes)] 領域で、編集アイコンをクリックし、データ ネットワーク ルートの IP アドレスを追加します。[保存(Save)] をクリックして確認します。
Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラ Web UI のポリシーを使用してスマート ライセンシングを使用して CSSM との信頼を確立するには、次の手順を実行します。
1. [操作(Operations)] > [ライセンス管理(License Management)] > [Smart] タブの順に選択します。
2. スマート ライセンシングを有効にするには、[スマート ライセンシングの有効化(Enable Smart Licensing)] をクリックします。
3. [信頼ステータス(Trust Status)] カードで、[信頼の確立(Establish Trust)] をクリックします。
[スマート ライセンスの信頼の確立(Stablish Trust for Smart License)] ウィンドウが表示されます。
4. スマート ライセンス エージェントを登録するには、[トランスポート(Transport)] オプションを選択します。
次のオプションがあります。
a. [デフォルト (Default)]:NDFCはシスコのライセンス サーバーと直接通信します。
このオプションでは、URL として https://smartreceiver.cisco.com/licservice/license を使用します。
b. [プロキシ:中間の HTTP または HTTPS プロキシを経由するプロキシ (Proxy - Proxy via intermediate HTTP or HTTPS proxy)]:
このオプションを選択した場合は、URLとポートを入力します。
5. [トークン (Token)] フィールドに、CSSM から取得したトークンを貼り付けます。
6. [信頼の確立(Establish Trust)] をクリックします。
確認メッセージが表示されます。
ステータスが UNTRUSTED から TRUSTED に変わります。スイッチ ライセンスの名前、数、およびステータスが表示されます。
[TRUSTED] をクリックして詳細を表示します。スイッチの詳細は、[ライセンス割り当て(License Assignments)] タブの [スイッチ/VDC(Switches/VDCs)] セクションで更新されます。スマート ライセンス オプションを使用してライセンスが付与されたスイッチのライセンス タイプとライセンス状態は Smart です。
7. [NDFC] タブをクリックします。
8. [アクション (Actions)] ドロップダウン リストから、[すべて割り当て (Assign All)] を選択します。
スイッチがスマート ライセンスに登録されます。
9. [スマート (Smart)] タブをクリックします。
サーバー ライセンスの [ステータス (Status)] に [コンプライアンス内 (InCompliance)] が表示されます。
ステータスが [コンプライアンス外 (OutofComplaince)] になっている場合は、CSSM ポータルにアクセスして必要なライセンスを取得します。
これ以外のすべてのステータスについては、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)にお問い合わせください。
製品インスタンスを削除し、すべてのライセンスをライセンスプールに戻すには、次のタスクを実行します。
1. https://software.cisco.com/ で CSSM Web UI にログインし、[スマート ソフトウェア ライセンシング (Smart Software Licensing)] をクリックします。
シスコから提供されたユーザー名とパスワードを使用してログインします。
2. [Inventory] タブをクリックします。
3. [Virtual Account] ドロップダウンリストから、バーチャルアカウントを選択します。
4. [Product Instances] タブをクリックします。
使用可能な製品インスタンスのリストが表示されます。
5. 製品インスタンスリストから必要な製品インスタンスを見つけます。オプションで、検索タブに名前または製品タイプの文字列を入力して、製品インスタンスを検索できます。
6. 削除する製品インスタンスの [Actions] 列で、[Remove] リンクをクリックします。
7. [Remove Product Instance] をクリックします。
ライセンスがライセンスプールに返され、製品インスタンスが削除されます。
トピック |
マニュアル タイトル |
Cisco Smart Software Manager のヘルプ |
|
Cisco Smart License Utility(CSLU)のインストールおよびユーザーガイド |
次の表に、このモジュールで説明する機能のリリースおよび関連情報を示します。
これらの機能は、特に明記されていない限り、導入されたリリース以降のすべてのリリースで使用できます。
リリース |
機能 |
機能情報 |
Cisco Nexus Dashboard ファブリック コントローラ向けポリシーを使用したスマート ライセンス、リリース 12.0.1a |
Smart Licensing Using Policy(SLP) |
スマートライセンシングの拡張バージョンには、ネットワークの運用を中断させないライセンスソリューションを提供するという主目的がありますが、むしろ、購入および使用しているハードウェアおよびソフトウェアライセンスを考慮して、コンプライアンス関係を実現するライセンスソリューションを提供するという目的もあります。 このリリース以降、SLP がデバイスで自動的に有効になります。これは、このリリースにアップグレードする場合にも当てはまります。 デフォルトでは、CSSM のスマート アカウントとバーチャル アカウントは、SLP で有効になっています。 |
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