ロード バランシング
ロード バランシング機能は、ルータのレイヤ 3 ルーティング情報に基づいて、複数のリンクにトラフィックを分散する転送メカニズムです。ルータがバンドル内のリンクの 1 つを介してパケットを配信できる場合、ルータでサポートされるのは宛先別のロード バランシングのみです。宛先別ロード バランシングがイネーブルの場合、使用可能なリンクが複数ある場合でも、特定の送信元/宛先のペア間のすべてのパケットが同じリンクを通過します。つまり、宛先別ロード バランシングでは特定の送信元/宛先のペアに対するパケットが順々に着信するようになります。
リンク バンドルのレイヤ 3 ロード バランシング
リンク バンドルのレイヤ 3 ロード バランシングは、パケットの IPv4 送信元および宛先アドレスに基づいて、イーサネット フロー ポイント(EFP)で実行されます。レイヤ 3 サービス固有のロード バランシングが設定されている場合、すべての出力バンドルは IPv4 送信元および宛先アドレスに基づいてロード バランシングされます。パケットに IPv4 アドレスがない場合は、デフォルトのロードバランシング(パケット ヘッダーの MAC SA/DA に基づく)が使用されます。