SNMP の実装の前提条件
適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)は、アプリケーション層プロトコルであり、SNMP マネージャと SNMP エージェントとの通信に使用されるメッセージ フォーマットを提供します。SNMP では、ネットワーク内のデバイスのモニタリングと管理に使用する標準フレームワークと共通言語が提供されます。
ここでは、Cisco IOS XR ネットワーク上において SNMP の実装に必要な作業について説明します。
適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。
(注) |
10 ギガビット インターフェイスは 2 32 を超えているため、インターフェイスに関する速度情報を表示しようとすると、結果が連結形式で表示される場合があります。 |
10 ギガビットを超えるインターフェイスの正しい速度を表示するには、ifHighSpeed を使用できます。
SNMP を実装するには、この項の内容を理解しておく必要があります。
SNMP フレームワークは 3 つの部分で構成されます。
SNMP マネージャは、SNMP を使用するネットワーク ホストのアクティビティを制御およびモニタするために使用されるシステムです。最も一般的な管理システムは、ネットワーク管理システム(NMS)と呼ばれます。NMS という用語は、ネットワーク管理に使用する専用デバイスを意味する場合と、このようなデバイス上で使用するアプリケーションを意味する場合があります。さまざまなネットワーク管理アプリケーションが SNMP とともに使用可能です。簡単なコマンドライン アプリケーションから機能が豊富なグラフィカル ユーザ インターフェイス(CiscoWorks 2000 製品ラインなど)まで、このような機能は多岐にわたっています。
SNMP エージェントは、管理対象デバイスの内部で動作するソフトウェア コンポーネントであり、デバイスのデータを保持し、必要に応じて管理システムにそれらのデータを報告します。エージェントおよび MIB は、ルータに常駐します。SNMP エージェントをイネーブルにするには、マネージャとエージェントの関係を定義する必要があります。
管理情報ベース(MIB)は、ネットワーク管理情報用の仮想情報ストレージ領域であり、管理対象オブジェクトの集合で構成されます。MIB 内には、MIB モジュールで定義された関連オブジェクトの集合体があります。MIB モジュールは、STD 58、RFC 2578、RFC 2579、および RFC 2580 の定義に従って、SNMP MIB モジュール言語で記述されます。なお、個々の MIB モジュールも MIB と呼ばれます。たとえば、インターフェイス グループ MIB(IF-MIB)はシステム上の MIB 内の MIB モジュールです。
SNMP エージェントには、SNMP マネージャが Get 操作や Set 操作を通じて値を要求したり変更したりできる MIB 変数が含まれています。マネージャでは、エージェントからの値の取得またはエージェントへの値の保存が可能です。エージェントは、デバイス パラメータやネットワーク データの保存場所である MIB から値を収集します。エージェントは、マネージャのデータ取得要求やデータ設定要求にも応答できます。
次の図に、SNMP マネージャと SNMP エージェントの間の通信の関係を示します。マネージャは、MIB 値の取得および設定の要求をエージェントに送信できます。エージェントはこれらの要求に応答できます。このやりとりとは別に、エージェント側からは、任意の通知(トラップ)をマネージャに送信して、ネットワークの状況をマネージャに通知できます。
RFC4293 IP-MIB は、IPv4 と IPv6 の統計情報を個別に提供するように特別に設計されました。RFC 4293 で定義されている ipIfStatsTable には、インターフェイス固有の統計情報がリストされています。ipIfStatsTable の IPv6 統計情報のサポートは以前に追加されていますが、IP-MIB の IOS-XR 実装では、以前のリリースの場合 RFC4293 に従い IPv4 統計情報をサポートしていませんでした。
リリース 6.3.2 以降から、IP-MIB の IOS-XR 実装では、RFC4293 に従い IPv4 統計情報がサポートされています。これにより、インターフェイスごとに IPV4 と IPv6 の統計情報を個別に収集することができます。ipIfStatsTable は、2 つのサブ ID アドレス タイプ(IPv4 または IPv6)とインターフェイス ifindex[1] によってインデックス付けされます。IPv4 および IPv6 への IP-MIB サポートの実装は、読みやすさと保守性を向上させるために リリース 6.3.2 から分離されています。
IPv4 統計情報について ipIfStatsTable に追加された OID のリストは次のとおりです。
ipIfStatsInReceives
ipIfStatsHCInReceives
ipIfStatsInOctets
ipIfStatsHCInOctets
ipIfStatsOutTransmits
ipIfStatsHCOutTransmits
ipIfStatsOutOctets
ipIfStatsHCOutOctets
ipIfStatsDiscontinuityTime
iPv4 統計情報用に追加された新しい OID のリストについては、「SNMP OID Navigator」を参照してください。
Cisco IOS XR ソフトウェア では、次のバージョンの SNMP がサポートされています。
簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 1(SNMPv1)
簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 2c(SNMPv2c)
簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 3(SNMPv3)
SNMPv1 および SNMPv2c はどちらも、コミュニティベース形式のセキュリティを使用します。エージェントの MIB にアクセスできるマネージャのコミュニティが、IP アドレス アクセス コントロール リストおよびパスワードによって定義されます。
SNMPv2c サポートには、バルク取得メカニズム、および管理ステーションに対するより詳細なエラー メッセージ報告が含まれています。バルク取得メカニズムは、テーブルおよび大量の情報の取得をサポートして、必要なラウンド トリップの回数を最小化します。SNMPv2c ではエラー処理のサポートが改善されました。たとえば、異なる種類のエラー条件が区別されるように、エラー コードが拡張されました。SNMPv1 では、これらの条件は単一のエラー コードを使用して報告されていました。エラー リターン コードでエラー タイプが報告されるようになりました。no such object exceptions、no such instance exceptions、および end of MIB view exceptions の 3 種類の例外も報告されます。
SNMPv3 は、セキュリティ モデルです。セキュリティ モデルは、ユーザおよびユーザが属するグループに合わせて設定される認証方式です。セキュリティ レベルとは、セキュリティ モデル内で許可されるセキュリティのレベルです。セキュリティ モデルとセキュリティ レベルの組み合わせによって、SNMP パケットの処理時に採用されるセキュリティ メカニズムが決まります。SNMPv3 で使用可能なセキュリティ レベルのリストについては、SNMPv1、SNMPv2、SNMPv3 のセキュリティ モデルおよびセキュリティ レベル を参照してください。SNMPv3 機能は、RFC 3411 ~ 3418 をサポートします。
SNMP エージェントは、管理ステーションでサポートされる SNMP のバージョンを使用するように設定する必要があります。エージェントは複数のマネージャと通信できます。このため、1 つの管理ステーションとは SNMPv1 プロトコルを使用して通信し、1 つの管理ステーションとは SNMPv2c プロトコルを使用して通信し、もう 1 つの管理ステーションとは SMNPv3 を使用して通信することがサポートされるように、Cisco IOS-XR ソフトウェアを設定できます。
SNMP v1、v2c、および v3 はすべて次の動作をサポートします。
get-request:特定の変数から値を取得します。
get-next-request:指定した変数の次の値を取得します。この動作はテーブル内からの変数取得によく使用されます。この動作では、SNMP マネージャに正確な変数名を認識させる必要はありません。SNMP マネージャは、必要な変数を MIB 内で順番に検索していきます。
get-response:NMS によって送信された get-request、get-next-request、および set-request に応答する動作です。
set-request:特定の変数に値を保存する動作です。
trap:何らかのイベントが発生したときに、SNMP エージェントによって SNMP マネージャに送信される非送信請求メッセージです。
次の表では、SNMP v1、v2c、および v3 でサポートされるその他の主要な SNMP 機能を示します。
機能 |
SNMP v1 |
SNMP v2c |
SNMP v3 |
---|---|---|---|
Get-Bulk 動作 |
なし |
あり |
あり |
Inform 動作 |
なし |
あり(Cisco IOS XR ソフトウェアではなし) |
あり(Cisco IOS XR ソフトウェアではなし) |
64 ビット カウンタ |
なし |
あり |
あり |
テキストの表記法 |
なし |
あり |
あり |
認証 |
なし |
なし |
あり |
プライバシー(暗号化) |
なし |
なし |
あり |
認証およびアクセス コントロール(ビュー) |
なし |
なし |
あり |
セキュリティ レベルは、SNMP メッセージを開示から保護する必要があるかどうか、およびメッセージを認証するかどうか判断します。セキュリティ モデル内のさまざまなセキュリティ レベルは、次のとおりです。
SNMPv1、SNMPv2c、および SNMPv3 の 3 つのセキュリティ モデルを使用できます。セキュリティ モデルとセキュリティ レベルの組み合わせにより、SNMP メッセージの処理中に適用されるセキュリティ メカニズムが決まります。
次の表で、セキュリティ モデルとセキュリティ レベルの組み合わせについて説明します。
モデル |
レベル |
認証 |
暗号化 |
結果 |
---|---|---|---|---|
v1 |
noAuthNoPriv |
コミュニティ ストリング |
未対応 |
コミュニティ ストリングの照合を使用して認証します。 |
v2c |
noAuthNoPriv |
コミュニティ ストリング |
未対応 |
コミュニティ ストリングの照合を使用して認証します。 |
v3 |
noAuthNoPriv |
ユーザ名 |
未対応 |
ユーザ名の照合を使用して認証します。 |
v3 |
authNoPriv |
HMAC-MD5 または HMAC-SHA |
未対応 |
|
v3 |
authPriv |
HMAC-MD5 または HMAC-SHA |
DES |
HMAC-MD5 アルゴリズムまたは HMAC-SHA アルゴリズムに基づいて認証します。DES4 56 ビット暗号化、および CBC5 DES(DES-56)標準に基づいた認証を提供します。 |
v3 |
authPriv |
HMAC-MD5 または HMAC-SHA |
3DES |
HMAC-MD5 アルゴリズムまたは HMAC-SHA アルゴリズムに基づいて認証します。168 ビットの 3DES6 レベルの暗号化を提供します。 |
v3 |
authPriv |
HMAC-MD5 または HMAC-SHA |
AES |
HMAC-MD5 アルゴリズムまたは HMAC-SHA アルゴリズムに基づいて認証します。128 ビットの AES7 レベルの暗号化を提供します。 |
3DES および AES 暗号化規格を使用するため、セキュリティ パッケージ(k9sec)がインストールされている必要があります。ソフトウェア パッケージのインストールの詳細については、『Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software』を参照してください。
SNMPv3 は、認証、暗号化、およびアクセス コントロールを提供することで、デバイスへの安全なアクセスを実現します。これらのセキュリティの利点が追加されたことより、次のセキュリティ上の脅威に対して SNMP がセキュリティ保護されます。
さらに、SNMPv3 では、SNMP 管理対象オブジェクト上のプロトコル操作に対するアクセス制御も提供されます。
SNMPv3 の認証および暗号化は、MIB オブジェクトに対する SNMP 操作の実行時の応答時間をわずかに増加させる要因となります。このコストは、SNMPv3 がもたらすセキュリティ上の利点からすれば、無視できる程度のものです。
次の表に、セキュリティ モデルとセキュリティ レベルのさまざまな組み合わせを応答時間の短い順に示します。
セキュリティ モデル |
セキュリティ レベル |
---|---|
SNMPv2c |
noAuthNoPriv |
SNMPv3 |
noAuthNoPriv |
SNMPv3 |
authNoPriv |
SNMPv3 |
authPriv |
SNMPv3 ユーザベース セキュリティ モデル(USM)は SNMP メッセージレベル セキュリティを参照し、次のサービスを提供します。
SNMPv3 は、設定済みユーザによる管理動作のみを許可し、SNMP メッセージを暗号化します。
USM では、次の 2 つの認証プロトコルが使用されます。
USM は、メッセージ暗号化用のプライバシー プロトコルとして暗号ブロック連鎖(CBC)-DES(DES-56)を使用します。
SNMP ユーザは、View-Based Access Control Model(VACM)を使用して、SNMP オブジェクトに対する読み取りアクセス、書き込みアクセス、または通知アクセスを指定することにより、SNMP 管理対象オブジェクトへのアクセスを制御できます。これは、ビューによって制限されているオブジェクトへのアクセスを防止します。これらのアクセス ポリシーは、 snmp-server group コマンドでユーザ グループを構成するときに設定できます。
セキュリティ上の理由から、一部のグループのアクセスを、管理ドメイン内の一部の管理情報のみに限定できることが頻繁に重要になります。この機能を実現するために、管理オブジェクトへのアクセスは、MIB ビューによって制御されます。このビューには、表示可能な管理対象オブジェクト タイプ(およびオプションとしてオブジェクト タイプの特定のインスタンス)のセットが含まれます。
アクセス ポリシーによって、グループのアクセス権限が決定します。アクセス権限には、次の 3 種類があります。
SNMP による IP precedence および差分化サービスコードポイント(DSCP; DiffServ コード ポイント)のサポートでは、SNMP トラフィックに特定した QoS を提供します。ユーザがプライオリティの設定を変更することができるため、ルータで生成した SNMP トラフィックを特定の QoS クラスに割り当てます。IP precedence または IP DSCP のコード ポイント値は、パケットを重み付けランダム早期検出(WRED)でどのように処理するかを決定するのに使用します。
ルータで生成された SNMP トラフィックに IP precedence または IP DSCP が設定されると、同じルータの種類の異なる SNMP トラフィックに異なる QoS クラスを割り当てられなくなります。
IP precedence 値は、IP ヘッダーの ToS(タイプ オブ サービス)バイトの最初の 3 ビットです。IP DSCP コード ポイント値は、差分化サービス(DiffServ フィールド)バイトの最初の 6 ビットです。最大 8 つの異なる IP precedence マーキングまたは 64 の異なる IP DSCP マーキングを設定できます。
SNMP モニタリングでは、すべてのタイプのサブスクライバに関する情報が必要です。CISCO-SUBSCRIBER-SESSION-MIB は、サブスクライバごとのデータと集約サブスクライバ(PPPoE)データをモデル化するために定義されます。設定されたしきい値を超える集約セッション数に関する通知(トラップ)をサポートする必要があります。CISCO-SUBSCRIBER-SESSION-MIB の汎用 MIB データ コレクタ マネージャ(DCM)のサポートにより、データ収集が高速化し、並列データの処理も向上します。
SNMP の重要な機能の 1 つは、SNMP エージェントから通知を生成できることです。これらの通知では、要求を SNMP マネージャから送信する必要はありません。Cisco IOS XR ソフトウェアでは、任意(非同期)の通知は、トラップとしてのみ生成できます。トラップは、ネットワーク上のある状態を SNMP マネージャに通知するメッセージです。通知は、不正なユーザ認証、再起動、接続の切断、隣接ルータとの接続の切断、その他の重要なイベントを表示します。
(注) |
インフォーム要求(インフォーム操作)はCisco IOS XR ソフトウェア ではサポートされています。 |
トラップの信頼性はインフォームより低くなります。受信側はトラップを受信しても確認応答を送信しないからです。送信側は、トラップが受信されたかどうかを判断できません。インフォーム要求を受信する SNMP マネージャは、SNMP 応答プロトコル データ ユニット(PDU)でメッセージの受信を確認応答します。マネージャがインフォーム要求を受信しなかった場合、応答は返されません。送信側が応答を受信しない場合、インフォーム要求を再び送信できます。このため、インフォームの方が目的の宛先に到達する確実性が高くなります。
ただし、インフォームはルータやネットワークのリソースをより多く消費するので、多くの場合、トラップの方が好んで使用されます。送信と同時に廃棄されるトラップと異なり、インフォーム要求は応答を受信するまで、または要求がタイムアウトになるまで、メモリ内に保持する必要があります。またトラップが一度だけ送信されるのに対し、インフォームは数回再試行されることがあります。再送信の回数が増えるとトラフィックが増加し、ネットワークのオーバーヘッドが高くなる原因にもなります。このように、トラップとインフォーム要求の間には、信頼性とリソースのトレードオフの関係があります。
サポートされているセッション タイプは次のとおりです。
PPPoE
IP SUB PKT
IP SUB DHCP
ここでは、SNMP の実装方法について説明します。
snmp-server コマンドは、デフォルトで、管理イーサネット インターフェイスで SNMP をイネーブルにします。
このタスクでは、ネットワーク管理およびモニタリングに SNMPv3 を設定する方法について説明します。
(注) |
特定のコマンドで SNMPv3 をイネーブルにすることはできません。SNMPv3 は、最初に実行する snmp-server グローバル コンフィギュレーション コマンド(config)によってイネーブルになります。したがって、このタスクでは snmp-server コマンドを実行する順序は重要ではありません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
|
ステップ 2 |
(任意) snmp-server engineid local engine-id 例:
|
(任意)
ローカル SNMP エンジンの識別番号を指定します。 |
ステップ 3 |
(任意) snmp-server vrf vrf-name 例:
|
(任意)
SNMP の VRF プロパティを設定します。 |
ステップ 4 |
snmp-server view view-name oid-tree {included | excluded} 例:
|
ビュー レコードを作成または変更します。 |
ステップ 5 |
snmp-server group name {v1 | v2c | v3 {auth | noauth | priv}} [read view] [write view] [notify view] [access-list-name] 例:
|
新規 SNMP グループ、または SNMP ユーザを SNMP ビューにマッピングするテーブルを設定します。 |
ステップ 6 |
snmp-server user username groupname {v1 | v2c | v3 [auth {md5 | sha} {clear | encrypted} auth-password [priv des56 {clear | encrypted} priv-password]]} [access-list-name] 例:
|
SNMP グループに新しいユーザを設定します。 |
ステップ 7 |
commit |
|
ステップ 8 |
(任意) show snmp 例:
|
(任意)
SNMP のステータスに関する情報を表示します。 |
ステップ 9 |
(任意) show snmp engineid 例:
|
(任意)
ローカル SNMP エンジンに関する情報を表示します。 |
ステップ 10 |
(任意) show snmp group 例:
|
(任意)
ネットワークの各 SNMP グループに関する情報を表示します。 |
ステップ 11 |
(任意) show snmp users 例:
|
(任意)
SNMP ユーザ テーブルの各 SNMP ユーザ名に関する情報を表示します。 |
ステップ 12 |
(任意) show snmp view 例:
|
(任意)
関連する MIB ビュー ファミリー名、ストレージ タイプ、ステータスなど、設定されたビューに関する情報を表示します。 |
次に、ローカル SNMP エンジンの ID を設定する例を示します。
snmp-server engineID local 00:00:00:09:00:00:00:a1:61:6c:20:61
(注) |
エンジン ID が設定されると、SNMP エージェントが再起動します。 |
次に、ローカル SNMP エンジンの ID を確認する例を示します。
config
show snmp engineid
SNMP engineID 00000009000000a1ffffffff
ビューを作成するには 2 つの方法があります。
次に、sysName(1.3.6.1.2.1.1.5)オブジェクトを含むビューを作成する例を示します。
config
snmp-server view SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1.5 included
次に、システム グループのすべての OID を含むビューを作成する例を示します。
config
snmp-server view SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1 included
次に、除外されている sysName オブジェクト(1.3.6.1.2.1.1.5)を除く、システム グループのすべての OID を含むビューを作成する例を示します。
config
snmp-server view SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1 included
snmp-server view SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1.5 excluded
次に、設定したビューの情報を表示する例を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# show snmp view
v1default 1.3.6.1 - included nonVolatile active
SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1 - included nonVolatile active
SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1.5 - excluded nonVolatile active
通知、読み取り、または書き込みビューを明示的に指定しないと、Cisco IOS XR ソフトウェアでは v1 デフォルト(1.3.6.1)が使用されます。次に、デフォルト ビューを使用するグループを作成する例を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# snmp-server group group-name v3 auth
次の設定例は、グループに適用されるビューから除外された sysUpTime オブジェクト(1.3.6.1.2.1.1.3)を除く、システム内のすべての OID に対する読み取りアクセス権があり、sysName オブジェクト(1.3.6.1.2.1.1.5)に対しては書き込みアクセス権しかないグループを作成する例を示します。
!
snmp-server view view_name1 1.3.6.1.2.1.1 included
snmp-server view view_name1 1.3.6.1.2.1.1.3 excluded
snmp-server view view_name2 1.3.6.1.2.1.1.5 included
snmp-server group group_name1 v3 auth read view_name1 write view_name2
!
この例では、設定したグループの属性を確認する方法を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# show snmp group
groupname: group_name1 security model:usm
readview : view_name1 writeview: view_name2
notifyview: v1default
row status: nonVolatile
次の SNMPv3 ビューおよび SNMPv3 グループの設定があるとします。
!
snmp-server view view_name 1.3.6.1.2.1.1 included
snmp-server group group_name v3 noauth read view_name write view-name
!
次に、システム グループに対する読み取りビュー アクセスおよび書き込みビュー アクセスの権限を持つ noAuthNoPriv ユーザを作成する例を示します。
config
snmp-server user noauthuser group_name v3
(注) |
noAuthNoPriv ユーザを作成するには、ユーザが noauth グループに属している必要があります。 |
次に、SNMP ユーザに適用する属性を確認する例を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# show snmp user
User name: noauthuser
Engine ID: localSnmpID
storage-type: nonvolatile active
次の SNMPv3 ビューおよび SNMPv3 グループの設定があるとします。
!
snmp-server view SNMP_VIEW1 1.3.6.1.2.1.1 included
snmp-server group SNMP_GROUP1 v3 auth notify SNMP_VIEW1 read SNMP_VIEW1 write SNMP_VIEW1
!
次に、システム グループに対する認証(暗号化を含む)、読み取り/書き込みビュー アクセスの権限を持つユーザを作成する例を示します。
config
snmp-server user userv3authpriv SNMP_GROUP1 v3 auth md5 password123 priv aes 128 password123
次の SNMPv3 ビューおよび SNMPv3 グループの設定があるとします。
!
snmp-server view view_name 1.3.6.1.2.1.1 included
snmp group group_name v3 priv read view_name write view_name
!
次に、システム グループに対する読み取りビュー アクセスおよび書き込みビュー アクセスの権限を持つ authNoPriv ユーザを作成する例を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# snmp-server user authuser group_name v3 auth md5 clear auth_passwd
(注) |
グループはセキュリティ レベル Auth に設定されているので、このグループにアクセスするには、ユーザが最低でも「auth」として設定されている必要があります(「priv」ユーザもこのグループにアクセスできます)。このグループに設定された authNoPriv ユーザの authuser は、ビューにアクセスするために認証パスワードを入力する必要があります。この例では、auth_passwd が認証パスワード文字列として設定されています。auth_passwd パスワード文字列の前に clear キーワードが指定されていることに注意してください。 clear キーワードは、指定されているパスワード文字列が暗号化されていないことを示します。 |
次に、SNMP ユーザに適用する属性を確認する例を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# show snmp user
User name: authuser
Engine ID: localSnmpID
storage-type: nonvolatile active
次の SNMPv3 ビューおよび SNMPv3 グループの設定があるとします。
!
snmp view view_name 1.3.6.1.2.1.1 included
snmp group group_name v3 priv read view_name write view_name
!
次に、システム グループへの読み取りビュー アクセスおよび書き込みビュー アクセスの権限を持つ authPriv ユーザを作成する例を示します。
config
snmp-server user privuser group_name v3 auth md5 clear auth_passwd priv des56 clear priv_passwd
(注) |
グループのセキュリティ レベルは Priv なので、ユーザがこのグループにアクセスするには、「priv」ユーザとして設定される必要があります。この例のユーザ privuser は、ビュー内の OID にアクセスするために、認証パスワードとプライバシー パスワードの両方を入力する必要があります。 |
次に、SNMP ユーザに適用する属性を確認する例を示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router# show snmp user
User name: privuser
Engine ID: localSnmpID
storage-type: nonvolatile active
ここでは、SNMP トラップ通知を送信するようにルータを設定する方法について説明します。
(注) |
SNMPv3 の設定 タスクで説明した手順をすでに完了している場合は、SNMPv3 の設定 を省略できます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
|
ステップ 2 |
snmp-servergroupname{v1v2v3{auth | noauth | priv}}[readview]writeview] [notifyview] [access-list-name] 例:
|
新規 SNMP グループ、または SNMP ユーザを SNMP ビューにマッピングするテーブルを設定します。 |
ステップ 3 |
snmp-serverusergroupname{v1v2cv3{auth | md5 | sha}{clear | encrypted}auth-password] [priv des56 {clear | access-list-name] 例:
|
新規 SNMP グループ、または SNMP ユーザを SNMP ビューにマッピングするテーブルを設定します。 |
ステップ 4 |
snmp-serveruserusernamegroupname{v1v2cv3{auth | md5 | sha}{clear | encrypted}auth-password] [priv des56 {clear | access-list-name] 例:
|
新規 SNMP グループ、または SNMP ユーザを SNMP ビューにマッピングするテーブルを設定します。 |
ステップ 5 |
[ snmp-server host address [traps] [version {1 | 2c | 3 [auth | noauth | priv]}] community-string [ udp-port port] [notification-type] 例:
|
SNMP トラップ通知、使用する SNMP のバージョン、通知のセキュリティ レベル、通知の受信者(ホスト)を指定します。 |
ステップ 6 |
snmp-server traps [notification-type] 例:
|
トラップ通知の送信をイネーブルにし、送信するトラップ通知のタイプを指定します。
|
ステップ 7 |
commit |
|
ステップ 8 |
(任意) show snmp host 例:
|
(任意)
設定された SNMP 通知の受信者(ホスト)、ポート番号、セキュリティ モデルに関する情報を表示します。 |
次に、異なるタイプのトラップを送信するように SNMP エージェントを設定する例を示します。設定には、v2c ユーザ、noAuthNoPriv ユーザ、anauthNoPriv ユーザ、および AuthPriv ユーザが含まれます。
(注) |
デフォルトのユーザ データグラム プロトコル(UDP)ポートは 161 です。 udp-port キーワードおよび port 引数を使用して UDP ポートを指定しないと、設定された SNMP トラップ通知はポート 161 に送信されます。 |
!
snmp-server host 10.50.32.170 version 2c public udp-port 2345
snmp-server host 10.50.32.170 version 3 auth userV3auth udp-port 2345
snmp-server host 10.50.32.170 version 3 priv userV3priv udp-port 2345
snmp-server host 10.50.32.170 version 3 noauth userV3noauth udp-port 2345
snmp-server user userv2c groupv2c v2c
snmp-server user userV3auth groupV3auth v3 auth md5 encrypted 140F0A13
snmp-server user userV3priv groupV3priv v3 auth md5 encrypted 021E1C43 priv des56 encrypted 1110001C
snmp-server user userV3noauth groupV3noauth v3 LROwner
snmp-server view view_name 1.3 included
snmp-server community public RW
snmp-server group groupv2c v2c read view_name
snmp-server group groupV3auth v3 auth read view_name
snmp-server group groupV3priv v3 priv read view_name
snmp-server group groupV3noauth v3 noauth read view_name
!
次に、SNMP トラップ通知の受信者ホストの設定、つまり SNMP トラップ通知の受信者を確認する方法を示しています。出力には、次の情報が表示されます。
config
show snmp host
Notification host: 10.50.32.170 udp-port: 2345 type: trap
user: userV3auth security model: v3 auth
Notification host: 10.50.32.170 udp-port: 2345 type: trap
user: userV3noauth security model: v3 noauth
Notification host: 10.50.32.170 udp-port: 2345 type: trap
user: userV3priv security model: v3 priv
Notification host: 10.50.32.170 udp-port: 2345 type: trap
user: userv2c security model: v2c
このタスクは、SNMP エージェントのシステムの連絡先文字列、システムの場所の文字列、およびシステム シリアル番号を設定する方法について説明します。
(注) |
このタスクでは snmp-server コマンドを実行する順序は重要ではありません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
|
ステップ 2 |
(任意) snmp-server contact system-contact-string 例:
|
(任意)
システムの連絡先文字列を設定します。 |
ステップ 3 |
(任意) snmp-server location system-location 例:
|
(任意)
システムの場所を表す文字列を設定します。 |
ステップ 4 |
(任意) snmp-server chassis-id serial-number 例:
|
(任意)
システムのシリアル番号を設定します。 |
ステップ 5 |
commit |
このタスクでは、SNMP サーバが要求を受信しているか応答を生成しているときに、許可される SNMP パケットの最大サイズを設定する例を示します。
(注) |
このタスクでは snmp-server コマンドを実行する順序は重要ではありません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
|
ステップ 2 |
(任意) snmp-server packetsize byte-count 例:
|
(任意)
最大パケット サイズを設定します。 |
ステップ 3 |
commit |
SNMP 通知がイネーブルになると、送信元インターフェイス、メッセージ キューの長さ、または再送信間隔にデフォルト以外の値を指定することができます。
ここでは、トラップ通知用の送信元インターフェイス、各ホストのメッセージ キューの長さ、および再送信間隔を指定する方法について説明します。
(注) |
このタスクでは snmp-server コマンドを実行する順序は重要ではありません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
|
ステップ 2 |
(任意) snmp-server trap-source type interface-path-id 例:
|
(任意)
トラップ通知の送信元インターフェイスを指定します。 |
ステップ 3 |
(任意) snmp-server queue-length length 例:
|
(任意)
各通知のメッセージ キューの長さを設定します。 |
ステップ 4 |
(任意) snmp-server trap-timeout seconds 例:
|
(任意)
再送信キューにある通知を再送信する頻度を定義します。 |
ステップ 5 |
commit |
ここでは、SNMP トラフィックに対して IP precedence または IP DSCP を設定する方法について説明します。
SNMP が設定されていること。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
|
ステップ 2 |
次のいずれかのコマンドを使用します。
例:
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SNMP トラフィックの IP precedence または IP DSCP 値を設定します。 |
ステップ 3 |
commit |
次の例に、SNMP IP precedence 値を 7 に設定する方法を示します。
configure
snmp-server ipv4 precedence 7
exit
Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]: y
次の例に、SNMP トラフィックの IP DSCP 値を 45 に設定する方法を示します。
configure
snmp-server ipv4 dscp 45
exit
Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]: y
SNMP エージェントは、クライアント機能により作成された SNMP コンテキストに基づいてクエリーを提供します。コンテキスト マッピング テーブルが存在します。コンテキスト マッピング テーブルの各エントリには、コンテキスト名、コンテキストを作成した機能の名前、および機能の特定のインスタンスの名前が含まれます。
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|---|
show snmp context-mapping 例:
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SNMP コンテキスト マッピング テーブルを表示します。 |
パケット損失が指定したしきい値を超えたときの SNMP トラップの生成を設定することにより、パケット損失をモニタすることが可能です。このタスクで説明する設定は、EVENT-MIB の MIB テーブルのエントリの作成をイネーブルにします。これは、その後 SNMP GET 操作を使用してパケット損失をモニタできます。
(注) |
このタスクで説明する設定を使用して、EVENT-MIB MIB テーブルに作成されたエントリは、SNMP SET を使用して変更できません。 SNMP SET を使用して作成された、EVENT-MIB MIB テーブルへのエントリは、このタスクで説明する設定を使用して変更できません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 |
---|---|
snmp-server mibs eventmib packet-loss type interface-path-id falling lower-threshold interval sampling-interval rising upper-threshold 例:
|
パケット損失が指定したしきい値を超えたときに、インターフェイスに対して SNMP EVENT-MIB トラップを生成します。最大 100 のインターフェイスをモニタできます。 falling lower-threshold :低い方のしきい値を指定します。2 つの間隔間のパケット損失がこのしきい値を下回り、以前に mteTriggerRising トラップが生成されていた場合、SNMP の mteTriggerFalling トラップが生成されます。このトラップは、パケット損失が高い方のしきい値を超えて、その後、低い方のしきい値を再度下回るまで生成されません。 interval sampling-interval :パケット損失の統計情報がポーリングされる頻度を指定します。これは、5 ~ 1440 分の 5 の倍数の値です。 rising upper-threshold :高い方のしきい値を指定します。2 つの間隔間のパケット損失がこのしきい値を超えると、SNMP の mteTriggreRising トラップが生成されます。このトラップは、パケット損失が下限しきい値を下回ってから、上限しきい値を上回るまで生成されません。 |
SNMP MIB 定義では、多くの場合、オブジェクト テーブルに任意の 32 ビットのインデックスを定義しています。MIB の実装では、多くの場合、MIB インデックスから内部データ構造へのマッピングを行います。このデータ構造は他のデータ セットのキーになります。このような MIB テーブルでは、テーブル内に含まれるデータが、モデル化されている他の要素の識別子となっている場合があります。たとえば、ENTITY-MIB においては、entPhysicalTable のエントリは 31 ビットの値である entPhysicalIndex によってインデックス化されていますが、このエントリは entPhysicalName またはテーブル内の他のオブジェクトの組み合わせによって識別することができます。
一部の MIB テーブルのサイズが原因で、32 ビット MIB インデックスから、ネットワーク管理ステーションがエントリを識別できる他のデータへのすべてのマッピングを検出するには、膨大な処理が必要になります。そのため、プロセスの再開、リスタート、スイッチオーバー、デバイスのリロードを行っても、一部の MIB インデックスが維持される必要が生じます。ENTITY-MIB の entPhysicalTable および CISCO-CLASS-BASED-QOS-MIB は、このような MIB の例であり、インデックス値を維持する必要が生じる場合が多くあります。
また、CISCO-CLASS-BASED-QOS-MIB 統計情報のクエリ実行時のクエリの応答時間や CPU 使用率の問題により、サービス ポリシーの統計情報はキャッシュしておくことが望ましいと言えます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 |
(任意) snmp-server entityindex persist 例:
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(任意)
ENTITY-MIB データの固定ストレージをイネーブルにします。 |
ステップ 2 |
(任意) snmp-server mibs cbqosmib persist 例:
|
(任意)
CISCO-CLASS-BASED-QOS-MIB データの固定ストレージをイネーブルにします。 |
ステップ 3 |
(任意) snmp-server cbqosmib cache refresh time time 例:
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(任意)
QoS MIB のキャッシュをイネーブルにして、キャッシュのリフレッシュ時間を設定します。 |
ステップ 4 |
(任意) snmp-server cbqosmib cache service-policy count count 例:
|
(任意)
QoS MIB のキャッシュをイネーブルにして、キャッシュするサービス ポリシーの数に制限を設けます。 |
ステップ 5 |
snmp-server ifindex persist 例:
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すべての簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)インターフェイスで、ifIndex パーシステンスをグローバルにイネーブルにします。 |
トラップを設定するインターフェイスを表すための正規表現を指定することで、同時に多数のインターフェイスに対して linkUp および linkDown トラップをイネーブルまたはディセーブルにすることができます。
SNMP が設定されていること。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
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ステップ 2 |
snmp-server interface subset subset-number regular-expression expression 例:
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正規表現で識別されたインターフェイスに対し、snmp-server インターフェイス モードを開始します。 subset-number 引数は、インターフェイスのセットを識別し、インターフェイスが複数のサブセットに含まれている場合は、そのサブセットのプライオリティも割り当てます。数値が小さいほどプライオリティが高く、そのコンフィギュレーションは数値が大きいインターフェイス サブセットよりも優先されます。 expression 引数は二重引用符で囲んで入力する必要があります。 正規表現の詳細については、 の「Understanding Regular Expressions, Special Characters, and Patterns」モジュールを参照してください。 |
ステップ 3 |
notification linkupdown disable 例:
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設定しているすべてのインターフェイスに対して linkUp および linkDown トラップをディセーブルにします。ディセーブルにしたインターフェイスをイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
ステップ 4 |
commit |
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ステップ 5 |
(任意) show snmp interface notification subset subset-number 例:
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(任意)
サブセットのプライオリティで識別されたすべてのインターフェイスについて、linkUp および linkDown 通知のステータスを表示します。 |
ステップ 6 |
(任意) show snmp interface notification regular-expression expression 例:
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(任意)
正規表現で識別されたすべてのインターフェイスについて、linkUp および linkDown 通知のステータスを表示します。 |
ステップ 7 |
(任意) show snmp interface notification type interface-path-id 例:
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(任意)
指定されたインターフェイスについて、linkUp および linkDown 通知のステータスを表示します。 |