Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスについて
Cisco Security Packet Analyzer 2400—このモデルでは、3 つのモニタリング インターフェイス カードから要件に応じて 1 つを選ぶことができます。このモデルはそれぞれ 1 Gb/s のデータ レートで最大 4 つの 1 GbE ポートを介して、または、10 Gb/s のデータ レートで最大 2 つの 10 GbE ポートを介して収集データを受信できます。光ファイバまたは銅ケーブルを使用し、SFP、SFP+ または RJ-45 コネクタでデータ収集デバイスに接続されます。データ ポートは、1 GbE SFP モジュールをサポートします。 Cisco Security Packet Analyzer は Cisco Prime ネットワーク解析モジュールソフトウェアがあらかじめロードされた状態で出荷され、標準のシェルフ ラック筐体に収容されます。
次の章では、次の内容について説明します。
Cisco Security Packet Analyzer 2400 アプライアンスの図と LED
図 1-1 Cisco Security Packet Analyzer 2400 アプライアンスの正面図
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ドライブ ベイ 1~24(最大 24 台の 2.5 インチ ドライブ) |
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温度ステータス LED |
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操作パネル ボタンおよび LED |
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電源装置ステータス LED |
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電源ボタン/LED |
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ネットワーク リンク アクティビティ LED |
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ユニット識別ボタン/LED |
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引き抜きアセット タグ |
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システム ステータス LED |
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KVM コネクタ (USB 2.0 2 個、VGA 1 個、シリアル コネクタ 1 個を装備した KVM ケーブルで使用) |
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ファン ステータス LED |
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Cisco Packet Analyzer 2400 アプライアンスの前面パネル LED とその状態の定義の詳細については、“LED の読み取り方” section を参照してください。
図 1-2 Cisco Security Packet Analyzer 2400 アプライアンスの背面図
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PCIe ライザー 1(スロット 1、2、3*) *スロット 3 は一部のバージョンに存在しません。 |
7 |
シリアル コネクタ(RJ-45) |
2 |
PCIe ライザー 2(スロット 4、5、6) |
8 |
内蔵(マザーボード上)Intel i350 GbE イーサネット コントローラ ポート X 2 (LAN1、LAN2) |
3 |
電源装置(図に DC 電源装置を表示) |
9 |
VGA ビデオ ポート(DB-15 コネクタ) |
4 |
モジュラ LAN-on-motherboard(mLOM)カード スロット |
10 |
背面ユニット識別ボタン/LED |
5 |
USB 3.0 ポート(2 個) |
11 |
アース ラグの穴(DC 電源装置の場合) |
6 |
1 Gb 専用管理ポート |
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関連項目
入力/出力ポートおよびコネクタ
Cisco Packet Analyzer 2400 アプライアンス は、アプライアンス背面で次のポートをサポートしています。
- Packet Analyzer management port(LAN1、「1」のマーク付き)
追加ポートには次のものが含まれます。
- ビデオ コネクタは、Packet Analyzer アプライアンスの通常の日常の操作には必要ありません。
- 「M」というラベルの付いた組み込みポートは、Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ポートです。
(注) Packet Analyzer 管理および CIMC の両方に対してポート「1」で単一の接続を使用するか、Packet Analyzer 管理にポート「1」、CIMC にポート「M」を使用してそれぞれ異なるスイッチに接続することができます。
Cisco パケット アナライザ 2400 シリーズ アプライアンスは次のコネクタ タイプを使用します。
表 1-1 パケット アナライザ シリーズ コネクタ タイプ
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CISCO SECURITY PACKET ANALYZER2400-K9 |
4 または 2 |
- 1G SFP/RJ-45
- 1G SFP/10G SFP+。2400 のデータ ポートは 1G SFP もサポート。
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- 光ファイバまたは銅ケーブル。
- シングルモード ファイバまたはマルチモード ファイバ。SFP のケーブル配線仕様については、『 Installing the GBIC, SFP, SFP+, and XFP Optical Modules in Cisco CPT and Cisco ONS Platforms 』の「 SFP and SFP+ Description and Specifications 」を参照してください。
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パケット アナライザ AM 管理ポート(LAN 1)
Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスは、内蔵イーサネット コントローラ(10/100/1000 Mb/s)である LAN 1 ポートを管理ポートとして使用します。このポートをゲートウェイに接続すると管理が可能になり、Packet Analyzer アプリケーションが Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスにアクセスします。
(注) Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ポートである「M」というラベルの付いた組み込みポートを管理ポートとして使用しないでください。LAN 1 ポートは、追加機能を提供します。
(注) 管理ポートの接続には、少なくともカテゴリ 5e(以上)の非シールドより対線(UTP)ケーブルを使用することを推奨します。
イーサネット ポートにアクセスするには、カテゴリ 5e(以上)の非シールドより対線(UTP)ケーブルを、アプライアンスの背面にある RJ-45 コネクタに接続します。( 表 1-2 を参照)。アプライアンスには、イーサネット RJ-45-to-RJ-45 イエロー ケーブルが付属しています。
表 1-2 イーサネット ケーブル接続ガイドライン
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10BASE-T |
EIA カテゴリ 3、4、または 5 UTP(2 または 4 ペア)、最大 100 m(328 フィート) |
100BASE-TX |
EIA カテゴリ 5e(以上)UTP(2 ペア)、最大 100 m(328 フィート) |
1000BASE-T |
EIA カテゴリ 6(推奨)、カテゴリ 5E または 5 UTP(以上)(2 ペア)、最大 100 m(328 フィート) |
シリアル(コンソール)ポート コネクタおよびケーブル
Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスでは、アプライアンスの背面にある RJ-45 シリアル ポート コネクタを使用して、コンソール端末を接続します(ターミナルエミュレーション ソフトウェアを実行する ASCII 端末または PC)。
ターミナルエミュレーション ソフトウェアを実行する ASCII 端末または PC へのコンソール ポートに接続するには、アプライアンスに付属の薄型フラットの RJ-45-to-RJ-45 ロールオーバー ケーブルを使用します。
背面のシリアル RJ-45 を使用しない場合は、Packet Analyzer アプライアンスには前面に接続する KVM コネクタが付属されています(図 1-1 参照)。このコネクタは、DB-9 オス型ポートおよび DB15 メス型ポートの 2 つの USB ポートに分かれています。Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスには DC 電源が搭載されています。
Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール
Cisco Small Form-Factor Pluggable(SFP)および SFP+ トランシーバ モジュールは、モジュール ソケットにプラグインするホットスワップ可能な入出力(I/O)デバイスです。トランシーバは、モジュールの電気回路を光ネットワークまたは銅線ネットワークに接続します。
関連項目
KVM コンソール
KVM コンソールは、Cisco UCS Manager GUI または KVM の直接接続をエミュレートする KVM Launch Manager からアクセスできるインターフェイスです。KVM コンソールにより、ターミナル サーバに接続せずにリモートでシリアル コンソールを表示することができます。また、リカバリや ISO のインストールに使用される「仮想メディア」機能も提供されます。
KVM コンソールを使用して Packet Analyzer アプライアンスにアクセスする場合は、アプライアンスまたはアプライアンスに関連付けられたサービス プロファイルが、CIMC IP アドレスを使用して設定されていることを確認する必要があります。KVM コンソールは、アプライアンスまたはサービス プロファイルに割り当てられた CIMC IP アドレスを使用して、正しい Packet Analyzer アプライアンスを特定し、接続します。
- 接続されている管理サブネットに DHCP サーバが配置されている場合、CIMC では自動的に IP アドレスが受信されます。このアドレスは初期ブート時に表示され、シリアル コンソール接続または VGA 画面から確認することができます。
- 接続されている管理サブネットに DHCP サーバが ない 場合、ブート時に CIMC 構成設定を入力することによって、スタティック IP アドレスを入力する必要があります。これを実行するには、初期ブート時に <F8> を押します。アドレスが設定されると、CIMC GUI および ssh 接続が使用可能となります。
KVM コンソールの詳細については、『 Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide 』の「 Starting the KVM Console 」の項を参照してください。
AC 電源装置
Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスは、110 V および 220 V をサポートする広入力範囲の AC 電源装置を備えています。
Cisco Security Packet Analyzer 2400 シリーズ アプライアンスと一緒に出荷される電源についての詳細は、「Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide for Packet Analyzer 2400 Appliance 」の『 Power Specifications 』セクションを参照してください。
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉 (EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029
電源装置用のブランク パネルはありませんが、16 ディスク構成用のブランク パネルはあります。このサーバには 24 個のディスク スロットがあるので、16 ディスク構成の場合は 8 個のブランク パネルがあります。