この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Performance Monitoring(PM; パフォーマンス モニタリング)パラメータは、パフォーマンス データを収集、保存、スレッシュホールド設定、およびレポートして問題を早期に検出するために、サービス プロバイダーによって使用されます。この章では、Cisco ONS 15454 SDH 内の電気回路カード、イーサネット カード、および光カードについて、PM のパラメータと概念を定義します。
PM 値の有効化と表示の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
• 「ポインタ位置調整カウント パフォーマンス モニタリング」
• 「ファイバ チャネル カードのパフォーマンス モニタリング」
(注) トランスポンダ カードとマックスポンダ カード、および DWDM カードの PM パラメータの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』を参照してください。
(注) PM パラメータに関する追加情報については、ITU G.826 と Telcordia の文書 GR-820-CORE、GR-499-CORE、および GR-253-CORE を参照してください。
スレッシュホールドは、各 PM パラメータのエラー レベルを設定するために使用されます。個々の PM スレッシュホールド値は、Cisco Transport Controller(CTC)のカード ビューの Provisioning タブで設定できます。カードのスレッシュホールド(ライン、パス、および SDH のスレッシュホールドなど)をプロビジョニングする手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
累積サイクルにおいて、パフォーマンス モニタリング パラメータの現在の値が、該当するスレッシュホールド値に達するか、それを超過した場合は、Threshold Crossing Alert(TCA; スレッシュホールド超過アラート)がノードにより生成され、CTC で表示されます。TCA によって、パフォーマンスの低下を早期に検出できます。スレッシュホールドを超過しても、ノードは所定の累積期間中はエラーのカウントを継続します。0 がスレッシュホールド値として入力された場合、そのパフォーマンス モニタリング パラメータは無効になります。
TCA が発生すると、CTC にそれらが表示されます。例は Cond カラムの T-UASP-P です。ここで、「T-」はスレッシュホールド超過を示します(図15-1)。さらに、特定の電気回路カードの場合、「RX」または「TX」が TCA の説明に付加されます(図のレッドの円)。RX は TCA が受信方向に関連していることを示し、TX は TCA が送信方向に関連していることを示します。
ONS 15454 SDH 電気回路カードで RX と TX が検出され、TCA の説明に付加された場合の説明を 表15-1 に示します。
|
|
|
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
|
|||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(注) メモリの制限と各種のプラットフォームで生成される TCA の数の制限のため、次の 2 つのプロパティをプロパティ ファイル(Windows では CTC.INI、UNIX では.ctcrc)に手動で追加または変更することにより、必要に応じて値を変更できます。
ctc.15xxx.node.tr.lowater=yyy(xxx はプラットフォーム、yyy は最低水準点の数。デフォルトの最低水準点は 25)
ctc.15xxx.node.tr.hiwater=yyy(xxx はプラットフォーム、yyy は最高水準点の数。デフォルトの最高水準点は 50)
着信 TCA の数が最高水準点を超える場合は、最新の最低水準点が維持され、古いものは廃棄されます。
デフォルト値がエラー モニタリングに不十分な場合は、スレッシュホールドを変更します。たとえば、クリティカルな E1 を 911 コール用に設置しているお客様は、回線上で最高のサービス品質を保証する必要があるため、すべてのスレッシュホールドを引き下げて、わずかなエラーでも TCA が発生するようにします。
Intermediate-Path Performance Monitoring(IPPM; 中間パス パフォーマンス モニタリング)は、着信伝送信号の構成チャネルに対して、そのチャネルを終端しないノードによるトランスペアレントなモニタリングを可能にします。大規模な ONS 15454 SDH ネットワークの多くは、Path Terminating Equipment(PTE; パス終端装置)ではなく、Line-Terminating Equipment(LTE; 回線終端装置)だけを使用しています。 表15-2 に、LTE とみなされる ONS 15454 SDH カードを示します。
|
|
|
|
ソフトウェア リリース 3.0(R3.0)以降では、IPPM を有効化することにより、LTE カードで個々の高次パス上の近端 PM データをモニタリングできます。IPPM プロビジョニングをライン カード上で有効にすると、サービス プロバイダーは、SDH AU4 モードで動作する ONS 15454 SDH 上でパススルー モードに設定された高次パスをモニタリングできます。これにより、トラブルシューティングとメンテナンス作業が効率化されます。
IPPM は IPPM を有効にした高次パスでのみ実行され、TCA は IPPM 対応のパス上の PM パラメータに対してのみ発生します。モニタリング対象の IPPM パラメータは、HP-EB、HP-BBE、HP-ES、HP-SES、HP-UAS、HP-ESR、HP-SESR、および HP-BBER です。
(注) E1 カードと STM-1 カードは、遠端の IPPM をモニタリングできます。表15-2 に示したその他のカードでは、いずれも遠端の IPPM はサポートされていません。ただし、SDH パスの PM パラメータは、遠端のノードに直接ロギングすることによってモニタリングできます。
ONS 15454 SDH は、モニタリング対象のパスでオーバーヘッドを検査することによって、また伝送の着信方向で近端パスの PM 値をすべて読み取ることによって IPPM を実行します。IPPM プロセスでは、パスの信号がノードをまったく変更せずに双方向で通過できます。
ポインタは周波数と位相の変動を補正するために使用されます。ポインタ位置調整カウントは、SDH ネットワーク上のタイミング エラーを示します。ネットワークが同期化されていないと、伝送される信号でジッタやふらつきが発生します。ふらつきが過大になると、終端装置がスリップする場合があります。
スリップは、サービスにさまざまな影響を引き起こします。音声サービスでは、クリック音が断続的に発生します。圧縮音声技術では、短い伝送エラーやコールのドロップが発生します。FAX 機では、走査線が欠落したり、コールのドロップが発生したりします。デジタル ビデオ伝送では、画像が歪んだり、フレームがフリーズしたりします。暗号化サービスでは、暗号鍵が失われてデータの再送信が発生します。
ポインタは、VC4 ペイロードで変動する位相を整合させる手段を提供します。VC4 ペイロード ポインタは、AU ポインタ セクションの H1 および H2 バイトに配置され、VC4 Path Overhead(POH; パス オーバーヘッド)の J1 バイトが H3 バイトから離れているバイト数のカウントです(セクションのオーバーヘッド バイトは除く)。クロッキングの差異は、ポインタから VC4 POH の最初のバイト(J1 バイト)までのオフセット(バイト数)により測定されます。クロッキングの差異が通常の範囲である 0 ~ 782 を超えると、データ損失が発生する可能性があります。
ポインタ位置調整カウント パラメータには、Positive Pointer Justification Count(PPJC; 正のポインタ位置調整カウント)と Negative Pointer Justification Count(NPJC; 負のポインタ位置調整カウント)があります。PPJC は、パス検出された正のポインタ位置調整カウント(PPJC-Pdet)またはパス生成された正のポインタ位置調整カウント(PPJC-Pgen)です。NPJC は、特定の PM 名に応じて、パス検出された負のポインタ位置調整カウント(NPJC-Pdet)またはパス生成された負のポインタ位置調整カウント(NPJC-Pgen)となります。
ポインタ位置調整カウントが恒常的に検出される場合は、ノード間のクロック同期化に問題があります。カウント間に差があるということは、ポインタ位置調整を伝送する元のノードと、このカウントを検出して伝送するノードとの間にタイミングの変動があるということです。正のポインタ調整は、POH のフレーム レートが VC4 のレートに比べて遅すぎるときに発生します。
LTE カードの PPJC および NPJC パフォーマンス モニタリング パラメータを有効にする必要があります。Cisco ONS 15454 SDH LTE カードの一覧については、 表15-2 を参照してください。CTC では、PPJC および NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、カード ビューの Provisioning タブで有効にしないかぎり、ホワイトとブランクで表示されます。
特定のポインタ位置調整カウント PM パラメータの詳細については、次の項でカード名を特定し、該当する定義を確認してください。
表15-3 に、この章に記載されている各種のパフォーマンス モニタリング パラメータの定義を示します。
|
|
---|---|
AIS Seconds Path(AISS-P; パス アラーム表示信号秒数)は、1 つまたは複数の Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)障害が発生した秒数です。 |
|
Path Background Block Error(BBE; バックグラウンド ブロック エラー)は、Severely Errored Second(SES; 重大エラー秒数)に含まれないエラー ブロックです。 |
|
Path Monitoring Background Block Error(BBE-PM; パス モニタリング バックグラウンド ブロック エラー)は、Optical Transfer Network(OTN)パスで PM 時間間隔中に記録されたバックグラウンド ブロック エラーの数を示します。 |
|
Path Background Block Error Ratio(BBER; バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
Path Monitoring Background Block Errors Ratio(BBER-PM; パス モニタリング バックグラウンド ブロック エラー率)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録されたバックグラウンド ブロック エラーの比率を示します。 |
|
Section Monitoring Background Block Errors Ratio(BBER-SM; セクション モニタリング バックグラウンド ブロック エラー率)は、OTN セクションで PM 時間間隔中に記録されたバックグラウンド ブロック エラーの比率を示します。 |
|
Section Monitoring Background Block Error(BBE-SM; セクション モニタリング バックグラウンド ブロック エラー)は、Optical Transport Network(OTN)セクションで PM 時間間隔中に記録されたバックグラウンド ブロック エラーの数を示します。 |
|
Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)トランク回線で PM 時間間隔中に修正された Bit Error(BIE; ビット エラー)の数です。 |
|
Code Group Violation(CGV)は、開始デリミタと終了デリミタを含まない受信コード グループの数です。 |
|
コード違反(CVCP-PFE)は、M フレーム内の 3 つの Far-End Block Error(FEBE; 遠端ブロック エラー)ビットがまとめて 1 に設定されていないときにカウントされるパラメータです。 |
|
Code Violation Line(CV-L)は、回線で発生しているコーディング違反の数を示します。このパラメータは、累積期間の間に発生した BPV と EXZ の数です。 |
|
Code Violation Path(CVP-P)は、M23 アプリケーションのコード違反パラメータです。CVP-P は、累積期間に発生した P ビット パリティ エラーの数です。 |
|
Path Errored Block(EB; エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
Path Errored Second(ES; エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
Errored Second Path(ESCP-P)は、1 つまたは複数の CP ビット パリティ エラー、Severely Errored Framing(SEF)障害、または AIS 障害が発生した秒数です。ESCP-P は C ビット パリティ アプリケーション用に定義されています。 |
|
Far-End Errored Second CP-bit Path(ESCP-PFE)は、3 つの FEBE ビットがまとめて 1 に設定されていない M フレームが 1 つまたは複数存在する秒数、または遠端の SEF 障害や AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Errored Seconds Line(ES-L; 回線エラー秒数)は、回線上で 1 つまたは複数の異常(BPV + EXZ)または障害(信号損失)、あるいはその両方が発生した秒数です。 |
|
Path Monitoring Errored Seconds(ES-PM; パス モニタリング エラー秒数)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録されたエラー秒数を示します。 |
|
Errored Second Path(ESP-P)は、1 つまたは複数の P ビット パリティ エラー、SEF 障害、または AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Path Errored Second Ratio(ESR)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Path Errored Second Ratio(ESR-P; パス エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Path Monitoring Errored Seconds Ratio(ESR-PM; パス モニタリング エラー秒数率)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録されたエラー秒数の比率を示します。 |
|
Section Monitoring Errored Seconds Ratio(ESR-SM; セクション モニタリング エラー秒数率)は、OTN セクションで PM 時間間隔中に記録されたエラー秒数の比率を示します。 |
|
Section Monitoring Errored Seconds(ES-SM; セクション モニタリング エラー秒数)は、OTN セクションで PM 時間間隔中に記録されたエラー秒数を示します。 |
|
Path Monitoring Failure Counts(FC-PM)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録された障害カウントを示します。 |
|
Section Monitoring Failure Counts(FC-SM)は、OTN セクションで PM 時間間隔中に記録された障害カウントを示します。 |
|
High-Order Path Background Block Error(HP-BBE; 高次パス バックグラウンド ブロック エラー)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
|
High-Order Path Background Block Error Ratio(HP-BBER; 高次パス バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
High-Order Path Errored Block(HP-EB; 高次パス エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
High-Order Path Errored Second(HP-ES; 高次パス エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
High-Order Path Errored Second Ratio(HP-ESR; 高次パス エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
High-Order, Negative Pointer Justification Count, Path Detected(HP-NPJC-Pdet)は、着信 SDH 信号の特定のパスで負のポインタ位置調整が検出された回数です。 |
|
High-Order Path Negative Pointer Justification Count, Path Detected(HP-NPJC-Pdet)は、着信 SDH 信号の特定のパスで負のポインタ位置調整が検出された回数です。 |
|
High-Order, Negative Pointer Justification Count, Path Generated(HP-NPJC-Pgen)は、特定のパスについて負のポインタ位置調整が生成された回数です。 |
|
High-Order Path Pointer Justification Count Difference(HP-PJCDiff)は、検出されたポインタ位置調整カウントの総数と生成されたポインタ位置調整カウントの総数との差の絶対値です。つまり、HP-PJCDiff は(HP-PPJC-PGen - |
|
High-Order Path Pointer Justification Count Seconds(HP-PJCS-PDet)は、1 つまたは複数の HP-PPJC-PDet または HP-NPJC-PDet を含む秒数です。 |
|
High-Order Path Pointer Justification Count Seconds(HP-PJCS-PGen)は、1 つまたは複数の HP-PPJC-PGen または HP-NPJC-PGen を含む秒数です。 |
|
High-Order, Positive Pointer Justification Count, Path Detected(HP-PPJC-Pdet)は、着信 SDH 信号の特定のパスで正のポインタ位置調整が検出された回数です。 |
|
High-Order, Positive Pointer Justification Count, Path Generated(HP-PPJC-Pgen)は、特定のパスについて正のポインタ位置調整が生成された回数です。 |
|
High-Order Path Severely Errored Seconds(HP-SES; 高次パス重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
|
High-Order Path Severely Errored Second Ratio(HP-SESR; 高次パス重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
High-Order Path Unavailable Seconds(HP-UAS; 高次パス使用不可秒数)は、VC パスが使用不可になっていた秒数です。高次パスは、HP-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、HP-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
|
Laser Bias Current -- Average(LBC-AVG)は、レーザー バイアス電流の平均割合(%)です。 |
|
Laser Bias Current -- Maximum(LBC-MAX)は、レーザー バイアス電流の最大割合(%)です。 |
|
Laser Bias Current -- Minimum(LBC-MIN)は、レーザー バイアス電流の最小割合(%)です。 |
|
Line Loss of Signal Seconds(LOSS-L)は、1 つまたは複数の LOS 障害が発生した秒数です。 |
|
Low-Order Path Background Block Error(LP-BBE)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
|
Low-Order Path Background Block Error Ratio(LP-BBER; 低次パス バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
Low-Order Path Errored Block(LP-EB; 低次パス エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
Low-Order Path Errored Second(LP-ES; 低次パス エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
Low-Order Path Errored Second Ratio(LP-ESR; 低次パス エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Low-Order Path Severely Errored Seconds(LP-SES; 低次パス重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
|
Low-Order Path Severely Errored Second Ratio(LP-SESR; 低次パス重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
Low-Order Path Unavailable Seconds(LP-UAS; 低次パス使用不可秒数)は、VC パスが使用不可になっていた秒数です。低次パスは、LP-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、LP-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
|
Multiplex Section Background Block Error(MS-BBE; 多重化セクション バックグラウンド ブロック エラー)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
|
Multiplex Section Background Block Error Ratio(MS-BBER; 多重化セクション バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
Multiplex Section Errored Block(MS-EB; 多重化セクション エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
Multiplex Section Errored Second(MS-ES; 多重化セクション エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
Multiplex Section Errored Second Ratio(MS-ESR; 多重化セクション エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Multiplex Section Negative Pointer Justification Count, Path Generated(MS-NPJC-Pgen)は、特定のパスについて負のポインタ位置調整が生成された回数です。 |
|
Multiplex Section Positive Pointer Justification Count, Path Generated(MS-PPJC-Pgen)は、特定のパスについて正のポインタ位置調整が生成された回数です。 |
|
現用カードの 1+1 保護スキームでは、Multiplex Section Protection Switching Count(MS-PSC; 多重化セクション保護切り替えカウント)は、サービスが現用カードから保護カードに切り替えられた回数に、サービスが現用カードに戻った回数を加えた数です。 保護カードでは、MS-PSC はサービスが保護カードから現用カードに切り替えられた回数に、サービスが保護カードに戻った回数を加えた数になります。MS-PSC PM を適用できるのは、回線レベルのリバーティブ保護切り替えが使用される場合だけです。 |
|
MS-PSC1(MS-SPRing) |
2 ファイバ Multiplex Section-Shared Protection Ring(MS-SPRing; 多重化セクション共有保護リング)の保護回線では、Multiplex Section Protection Switching Count(MS-PSC; 多重化セクション保護切り替えカウント)は、特定のスパンの回線保護へか、または特定のスパンの回線保護からか、いずれかの方向の保護切り替えが発生した回数を示します。そのため、2 ファイバ MS-SPRing で保護切り替えが発生した場合は、トラフィックが切り替えられる先の保護スパンの MS-PSC が増分され、切り替えられたトラフィックがその保護スパンから元の現用スパンに戻ると、その保護スパンの MS-PSC が再び増分されます。 |
MS-PSC-R 1 |
4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching Count-Ring(MS-PSC-R; 多重化セクション保護切り替えカウント、リング)は、サービスが現用回線から保護回線に切り替えられた回数に、サービスが現用回線に戻った回数を加えた数です。カウントが増分されるのは、リング切り替えが使用されている場合だけです。 |
4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching Count-Span(MS-PSC-S; 多重化セクション保護切り替えカウント、スパン)は、サービスが現用回線から保護回線に切り替えられた回数に、サービスが現用回線に戻った回数を加えた数です。カウントが増分されるのは、スパン切り替えが使用されている場合だけです。 |
|
2 ファイバ MS-SPRing の現用回線では、Multiplex Section Protection Switching Count-Working(MS-PSC-W; 多重化セクション保護切り替えカウント、現用)は、トラフィックが障害の発生した回線の現用キャパシティから切り替えられた回数に、障害が解消されて現用キャパシティに戻った回数を加えた数です。MS-PSC-W は障害の発生している現用回線上で増分され、MS-PSC はアクティブな保護回線上で増分されます。 4 ファイバ MS-SPRing の現用回線では、MS-PSC-W は、サービスが現用回線から保護回線に切り替えられた回数に、サービスが現用回線に戻った回数を加えた数です。MS-PSC-W は障害の発生している回線上で増分され、MS-PSC-R または MS-PSC-S はアクティブな保護回線上で増分されます。 |
|
Multiplex Section Protection Switching Duration(MS-PSD; 多重化セクション保護切り替え時間)は、サービスが別の回線で実行された時間の長さ(秒)です。現用回線では、MS-PSD は、サービスが保護回線で実行された秒数です。 保護回線では、MS-PSD は、サービスを実行するために回線が使用された秒数です。MS-PSD PM を適用できるのは、回線レベルのリバーティブ保護切り替えが使用される場合だけです。MS-PSD はアクティブな保護回線上で増分され、MS-PSD-W は障害の発生している現用回線上で増分されます。 |
|
4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching Duration-Ring(MS-PSD-R; 多重化セクション保護切り替え時間、リング)は、サービスを実行するために保護回線が使用された秒数です。カウントが増分されるのは、リング切り替えが使用されている場合だけです。 |
|
4 ファイバ MS-SPRing では、Multiplex Section Protection Switching Duration-Span(MS-PSD-S; 多重化セクション保護切り替え時間、スパン)は、サービスを実行するために保護回線が使用された秒数です。カウントが増分されるのは、スパン切り替えが使用されている場合だけです。 |
|
2 ファイバ MS-SPRing の現用回線では、Multiplex Section Protection Switching Duration-Working(MS-PSD-W; 多重化セクション保護切り替え時間、現用)は、サービスが保護回線で実行された秒数です。MS-PSD-W は障害の発生している現用回線上で増分され、PSD はアクティブな保護回線上で増分されます。 |
|
Multiplex Section Severely Errored Second(MS-SES; 多重化セクション重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロックまたは 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。詳細については、ITU-T G.829 の Section 5.1.3 を参照してください。 |
|
Multiplex Section Severely Errored Second Ratio(MS-SESR; 多重化セクション重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
Multiplex Section Unavailable Seconds(MS-UAS; 多重化セクション使用不可秒数)は、セクションが使用不可になっていた秒数です。セクションは、MS-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、MS-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。使用不可状態になると、MS-SES が減分され、MS-UAS にカウントされます。 |
|
Optical Power Received(OPR)は、公称 OPT の割合(%)として受信された平均光パワーの尺度です。 |
|
Optical Power Transmitted(OPT)は、公称 OPT の割合(%)として送信された平均光パワーの尺度です。 |
|
Regenerator Section Background Block Error(RS-BBE; リジェネレータ セクション バックグラウンド ブロック エラー)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
|
Regenerator Section Background Block Error Ratio(RS-BBER; リジェネレータ セクション バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
Regenerator Section Errored Block(RS-EB; リジェネレータ セクション エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
Regenerator Section Errored Second(RS-ES; リジェネレータ セクション エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
Regenerator Section Errored Second Ratio(RS-ESR; リジェネレータ セクション エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Regenerator Section Severely Errored Second(RS-SES; リジェネレータ セクション重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロックまたは 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
|
Regenerator Section Severely Errored Second Ratio(RS-SESR; リジェネレータ セクション重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
Regenerator Section Unavailable Second(RS-UAS; リジェネレータ セクション使用不可秒数)は、リジェネレータ セクションが使用不可になっていた秒数です。セクションは、RS-UAS の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、RS-UAS でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
|
Receive Path Alarm Indication Signal Seconds(Rx AISS-P; 受信パス アラーム表示信号秒数)は、アラーム表示信号がパスの受信側で発生したことを示します。このパラメータは、1 つまたは複数の AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Receive Path Background Block Error(Rx BBE-P; 受信パス バックグラウンド ブロック エラー)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
|
Receive Path Errored Block(Rx EB-P; 受信パス エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
Receive Path Errored Second(Rx ES-P; 受信パス エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
Receive Path Errored Second Ratio(Rx ESR-P; 受信パス エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Receive Path Severely Errored Seconds(Rx SES-P; 受信パス重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
|
Receive Path Severely Errored Second Ratio(Rx SESR-P; 受信パス重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
Receive Path Unavailable Seconds(Rx UAS-P; 受信パス使用不可秒数)は、E-1 パスが信号の受信側で使用不可になっていた秒数です。E-1 パスは SES が 10 秒間続くと使用不可になります。10 秒間の SES は使用不可時間に含まれます。使用不可になった E-1 パスは、SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SES でない 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
|
Receive Path Background Block Error Ratio(Rx BBER-P; 受信パス バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
SEF/AIS Second(SASCP-P)は、近端で 1 つまたは複数の SEF 障害または AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
SEF/AIS Seconds Path(SASP-P)は、パスで 1 つまたは複数の SEF 障害または AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Severely Errored Seconds(SES; 重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
|
Severely Errored Seconds CP-bit Path(SESCP-P)は、44 件を超える CP ビット パリティ エラー、1 つまたは複数の SEF 障害あるいは AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Severely Errored Seconds CP-bit Path Far End(SESCP-PFE)は、3 つの FEBE ビットがまとめて 1 に設定されていない、または遠端で 1 つまたは複数の SEF 障害や AIS 障害が発生した 44 M フレームが 1 つまたは複数存在する秒数です。 |
|
Severely Errored Seconds Line(SES-L; 回線重大エラー秒数)は、回線上で特定の数を超える異常(BPV + EXZ > 44)または障害、あるいはその両方が発生した秒数です。 |
|
Severely Errored Seconds Path(SES-P; パス重大エラー秒数)は、1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES-P は ES-P のサブセットです。 |
|
Far-End Path Severely Errored Seconds(SES-PFE; 遠端パス重大エラー秒数)は、1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES-PFE は ES-PFE のサブセットです。 |
|
Path Monitoring Severely Errored Seconds(SES-PM; パス モニタリング重大エラー秒数)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録された重大エラー秒数を示します。 |
|
Severely Errored Seconds Path(SESP-P)は、44 を超える P ビット パリティ違反、1 つまたは複数の SEF 障害あるいは AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Path Severely Errored Second Ratio(SESR-P; パス重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
Path Monitoring Severely Errored Seconds Ratio(SESR-PM; パス モニタリング重大エラー秒数率)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録された重大エラー秒数の比率を示します。 |
|
Section Monitoring Severely Errored Seconds(SES-SM; セクション モニタリング重大エラー秒数)は、OTN セクションで PM 時間間隔中に記録された重大エラー秒数です。 |
|
Transmit Path Alarm Indication Signal(Tx AISS-P; 送信パス アラーム表示信号)は、アラーム表示信号がパスの送信側で発生したことを示します。このパラメータは、1 つまたは複数の AIS 障害が発生した秒数です。 |
|
Transmit Path Background Block Error(Tx BBE-P; 送信パス バックグラウンド ブロック エラー)は、SES に含まれないエラー ブロックです。 |
|
Transmit Path Errored Second(Tx ES-P; 送信パス エラー秒数)は、1 つまたは複数のエラー ブロックまたは障害が発生した秒数です。 |
|
Transmit Path Errored Second Ratio(Tx ESR-P; 送信パス エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対するエラー秒数の比率です。 |
|
Transmit Path Severely Errored Seconds(Tx SES-P; 送信パス重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は ES のサブセットです。 |
|
Transmit Path Severely Errored Second Ratio(Tx SESR-P; 送信パス重大エラー秒数率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間の総秒数に対する SES の比率です。 |
|
Transmit Path Unavailable Seconds(Tx UAS-P; 送信パス使用不可秒数)は、E-1 パスが信号の送信側で使用不可になっていた秒数です。E-1 パスは SES が 10 秒間続くと使用不可になります。10 秒間の SES は使用不可時間に含まれます。使用不可になった E-1 パスは、SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SES でない 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
|
Transmit Path Background Block Error Ratio(Tx BBER-P; 送信パス バックグラウンド ブロック エラー率)は、一定の測定間隔中の利用可能な時間における総ブロック数に対する BBE の比率です。総ブロック数は、SES の間のブロック数をすべて除きます。 |
|
Transmit Path Errored Block(Tx EB-P; 送信パス エラー ブロック)は、ブロック内で 1 つまたは複数のビットがエラーになっていることを示します。 |
|
Path Unavailable Seconds(UAS; パス使用不可秒数)は、VC パスが使用不可になっていた秒数です。高次パスは、HP-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、HP-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
|
Unavailable Seconds CP-bit Path(UASCP-P)は、DS-3 パスが使用不可になっていた秒数です。DS-3 パスは、SESCP-P が 10 秒間続くと使用不可になります。10 秒間の SESCP-P は使用不可時間に含まれます。使用不可になった DS-3 パスは、SESCP-P でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SESCP-P でない 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
|
Unavailable Seconds CP-bit Far End Path(UASCP-PFE)は、DS-3 パスが使用不可になっていた秒数です。DS-3 パスは、遠端の CP ビット SES が 10 秒間続くと使用不可になります。10 秒間の CP ビット SES は使用不可時間に含まれます。使用不可になった DS-3 パスは、CP ビット SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。CP ビット SES でない 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
|
Path Unavailable Seconds(UAS-P; パス使用不可秒数)は、パスが使用不可になっていた秒数です。パスは、P-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、P-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
|
Far-End Path Unavailable Seconds(UAS-PFE; 遠端パス使用不可秒数)は、パスが使用不可になっていた秒数です。パスは、P-SES の状態が 10 秒間続くと使用不可になり、P-SES でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。 |
|
Path Monitoring Unavailable Seconds(UAS-PM; パス モニタリング使用不可秒数)は、OTN パスで PM 時間間隔中に記録された使用不可秒数を示します。 |
|
Unavailable Second Path(UASP-P; パス使用不可秒数)は、DS-3 パスが使用不可になっていた秒数です。DS-3 パスは、SESP-P が 10 秒間続くと使用不可になります。10 秒間の SESP-P は使用不可時間に含まれます。使用不可になった DS-3 パスは、SESP-P でない状態が 10 秒間続いたときに使用可能になります。SESP-P でない 10 秒間は、使用不可時間には含まれません。 |
|
Section Monitoring Unavailable Seconds(UAS-SM; セクション モニタリング使用不可秒数)は、OTN セクションで PM 時間間隔中に記録された使用不可秒数を示します。 |
|
1.4 ファイバ MS-SPRing は、STM-4 および STM4 SH 1310-4 カードではサポートされていません。そのため、MS-PSC-S および MS-PSC-R PM パラメータは増分されません。 |
次の項では、E1-N-14、E1-42、E3-12、および DS3i-N-12 電気回路カードのパフォーマンス モニタリング パラメータを定義します。
図15-2 に、E1-N-14 カードと E1-42 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。
図15-2 E1-N-14 カードおよび E1-42 カードのモニタリング対象信号のタイプ
図15-3 に、E1-N-14 カードについて、Application-Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け集積 IC)上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
(注) E1-42 カードでも PM の読み取りポイントは同じです。図15-3 との相違点は、E1-42 のポート数が 42 であることだけです。
図15-3 E1-N-14 カードでの PM の読み取りポイント
表15-4に、E1-N-14 カードと E1-42 カードの PM パラメータを示します。各パラメータの定義については、 表15-3 に示されています。
|
|
|
|
---|---|---|---|
AISS-PFE |
2.SDH パス PM は、IPPM が有効でない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 3.近端および遠端の E1-N-14 カードと E1-42 カードに関する、送信と受信の CEPT および CRC4 フレーミング パス PM パラメータ。 4.Provisioning > Threshold タブにおいて、E1-N-14 カードと E1-42 カードに E-1 Rx パス PM パラメータのユーザ定義スレッシュホールドを設定できます。Threshold タブでは、それらは Rx プレフィクスなしで EB、BBE、ES、SES、および UAS と表示されます。 |
図15-4 に、E3-12 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図15-5 には、E3-12 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-4 E3-12 カードのモニタリング対象信号のタイプ
図15-5 E3-12 カードでの PM の読み取りポイント
表15-5 に、E3-12 カードの PM パラメータを示します。各パラメータの定義については、 表15-3 に示されています。
|
|
|
|
---|---|---|---|
図15-6 に、DS3i-N-12 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図15-7 には、DS3i-N-12 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-6 DS3i-N-12 カードのモニタリング対象信号のタイプ
図15-7 DS3i-N-12 カードでの PM の読み取りポイント
表15-6 に、DS3i-N-12 カードの PM パラメータを示します。各パラメータの定義については、 表15-3 に示されています。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
AISS-P |
5.C ビットおよび M23 フレーミング パス PM パラメータ。 6.C ビット PM(テキスト「CP-P」を含む PM)を適用できるのは、回線フォーマットが C ビットである場合だけです。 |
次の項では、E シリーズ、G シリーズ、および ML シリーズ イーサネット カードのパフォーマンス モニタリング パラメータを定義します。
CTC は、回線レベル パラメータ、ポート帯域幅の使用量、イーサネットの履歴統計など、イーサネットのパフォーマンス情報を提供します。E シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブのウィンドウ内で Statistics、Utilization、および History タブ ウィンドウに分けて表示されます。次の項では、E100T-G および E1000-2 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
イーサネットの Statistics ウィンドウには、回線レベルでイーサネットのパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンを押すと、統計情報を手動でリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動リフレッシュが実行される時間間隔を設定します。
表15-7 に、E シリーズ イーサネット カードの統計パラメータの定義を示します。
Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでイーサネット ポートが使用する送信(Tx)および受信(Rx)回線の帯域幅の割合(%)が表示されます。Mode フィールドには、「100 Full」(E シリーズ ポートで設定されるモード設定値)などのリアルタイム モード ステータスが表示されます。ただし、E シリーズ ポートがモードを自動ネゴシエーション(Auto)するように設定されている場合は、このフィールドには、E シリーズと、E シリーズのポートに直接接続されたピア イーサネット装置の間のリンク ネゴシエーションの結果が表示されます。
Utilization ウィンドウには Interval メニューがあり、これによって 1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts * 20) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts * 20) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
interval は秒単位で定義されています。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。 表15-8 に、STS 回路の maxBaseRate を示します。
|
|
---|---|
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックと出力トラフィックの平均をキャパシティに対する割合(%)で表します。
(注) E シリーズ イーサネット カードはレイヤ 2 装置またはスイッチであり、Trunk Utilization 統計をサポートしています。Trunk Utilization 統計は Line Utilization 統計に似ていますが、Trunk Utilization では、回線の帯域幅の利用率ではなく、回路の帯域幅の利用率が表示されます。Trunk Utilization 統計には、カード ビューの Maintenance タブからアクセスします。
イーサネットの History ウィンドウには、以前の時間間隔について、過去のイーサネット統計情報が一覧表示されます。History ウィンドウでは、選択した時間間隔に応じて、各ポートの統計情報が 表15-9 に示すような時間間隔数で表示されます。各パラメータの定義については、 表15-7 に示されています。
|
|
---|---|
CTC は、回線レベル パラメータ、ポート帯域幅の使用量、イーサネットの履歴統計など、イーサネットのパフォーマンス情報を提供します。G シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブのウィンドウ内で Statistics、Utilization、および History タブ ウィンドウに分けて表示されます。次の項では、G1000-4 および G1K-4 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
イーサネットの Statistics ウィンドウには、回線レベルでイーサネットのパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンを押すと、統計情報を手動でリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動リフレッシュが実行される時間間隔を設定します。G シリーズの Statistics ウィンドウには、Clear ボタンもあります。Clear ボタンでは、カード上の値をゼロに設定しますが、G シリーズ カードはリセットされません。
表15-10 に、G シリーズ イーサネット カードの統計パラメータの定義を示します。
Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでイーサネット ポートが使用する Tx および Rx 回線の帯域幅の割合(%)が表示されます。Mode フィールドには、「100 Full」(G シリーズ ポートで設定されるモード設定値)などのリアルタイム モード ステータスが表示されます。ただし、G シリーズ ポートがモードを自動ネゴシエーション(Auto)するように設定されている場合は、このフィールドには、G シリーズと、G シリーズのポートに直接接続されたピア イーサネット装置の間のリンク ネゴシエーションの結果が表示されます。
Utilization ウィンドウには Interval メニューがあり、これによって 1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts * 20) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts * 20) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
interval は秒単位で定義されています。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。 表15-8 に、G シリーズ VC の maxBaseRate を示します。
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックと出力トラフィックの平均をキャパシティに対する割合(%)で表します。
(注) E シリーズ カードと異なり、G シリーズ カードはレイヤ 2 デバイスではないため、Trunk Utilization 統計の表示はありません。
イーサネットの History ウィンドウには、以前の時間間隔について、過去のイーサネット統計情報が一覧表示されます。History ウィンドウでは、選択した時間間隔に応じて、各ポートの統計情報が 表15-9 に示すような時間間隔数で表示されます。各パラメータの定義については、 表15-10 に示されています。
CTC は、回線レベル パラメータやイーサネットの履歴統計といったイーサネットのパフォーマンス情報を提供します。ML シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブのウィンドウ内で Ether Ports および Packet over SONET/SDH (POS) Ports タブ ウィンドウに分けて表示されます。次の項では、ML100T-12 および ML1000-2 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
Ether Ports ウィンドウには、カード上の各イーサネット ポートのイーサネット PM パラメータ値が一覧表示されます。Auto-Refresh では、自動リフレッシュが実行される時間間隔を設定します。PM 値は、Auto-Refresh フィールドで選択された時間間隔でキャプチャされるスナップショットです。PM 値の履歴は、保存も表示もされません。
表15-11 に、ML シリーズ イーサネット カードの Ether Ports PM パラメータの定義を示します。
POS Ports ウィンドウには、カード上の各 POS ポートの PM パラメータ値が一覧表示されます。表示されるパラメータは、ML シリーズ カードで採用されているフレーム同期モードによって異なります。ML シリーズ カードの POS ポートのフレーム同期モードは、HDLC と Frame-mapped Generic Framing Procedure(GFP-F)の 2 つです。フレーム同期モードのプロビジョニングの詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
Auto-Refresh では、自動リフレッシュが実行される時間間隔を設定します。PM 値は、Auto-Refresh フィールドで選択された時間間隔でキャプチャされるスナップショットです。PM 値の履歴は、保存も表示もされません。
表15-12 に、ML シリーズ イーサネット カードの POS Ports パラメータの定義を HDLC モードについて示します。
表15-13 に、ML シリーズ イーサネット カードの POS Ports パラメータの定義を GFP-F モードについて示します。
CTC は、回線レベル パラメータやイーサネットの履歴統計といったイーサネットのパフォーマンス情報を提供します。CE シリーズ イーサネットのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブのウィンドウ内で Ether Ports および POS Ports タブ ウィンドウに分けて表示されます。次の項では、CE-100T-8 および CE1000-4 イーサネット カードの PM パラメータについて説明します。
イーサネットの Ether Ports Statistics ウィンドウには、回線レベルでイーサネットのパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンを押すと、統計情報を手動でリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動リフレッシュが実行される時間間隔を設定します。CE シリーズの Statistics ウィンドウには、Clear ボタンもあります。Clear ボタンでは、カード上の値をゼロに設定しますが、CE シリーズ カードはリセットされません。
自動サイクルのたびに、自動リフレッシュと手動リフレッシュ(Refresh ボタンを使用)のいずれでも、統計情報が累積的に加算され、テストが終了するまでは受信パケット総数に等しくなるように調整されません。最終的な PM カウントの合計を確認するには、PM ウィンドウの統計情報がテストを終了して、完全にアップデートされるまでしばらく待つ必要があります。PM 値は、CE シリーズ カードの Performance > History ウィンドウにも一覧表示されます。
表15-14 に、CE シリーズ イーサネット カードの Ether Ports PM パラメータの定義を示します。
|
|
---|---|
イーサネット リンクが接続先のイーサネット装置から有効なイーサネット信号(キャリア)を受信しているかどうかを示します。Up は有効なキャリアを受信していること、Down はキャリアを受信していないことを示します。 |
|
エラーが検出されていないにもかかわらず、廃棄するために選択された着信パケットの数を示します。この場合、それらのパケットが上位レイヤのプロトコルに移動することはありません。そのようなパケットの廃棄が行われる理由としては、バッファ スペースの解放などが考えられます。 |
|
ifOutDiscards8 |
送信を妨げるエラーが検出されていないにもかかわらず、廃棄するために選択された発信パケットの数を示します。そのようなパケットの廃棄が行われる理由としては、バッファ スペースの解放などが考えられます。 |
ifOutErrors1 |
|
ifOutUcastPkts9 |
|
ifOutMulticastPkts2 |
|
ifOutBroadcastPkts2 |
|
dot3StatsAlignmentErrors2 |
特定のインターフェイスで受信され、長さがオクテットの整数倍ではなく、FCS チェックをパスしなかったフレームの数を示します。 |
特定のインターフェイスで受信され、長さがオクテットの整数倍である一方、FCS チェックをパスしなかったフレームの数を示します。 |
|
dot3StatsSingleCollisionFrames2 |
|
長さが 64 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)未満であり、それ以外は問題がなかった受信パケットの総数を示します。 |
|
長さが 64 オクテット未満(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)で、整数個のオクテットを持つ不良な FCS(FCS エラー)または非整数個のオクテットを持つ不良な FCS(アライメント エラー)があった受信パケットの総数を示します。 (注) etherStatsFragments が増分されることは、まったく正常です。これは、ラント(コリジョンによる正常な出現)とノイズ ヒットの両方がカウントされるためです。 |
|
長さが 64 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)である受信パケット(不良パケットも含む)の総数を示します。 |
|
長さが 65 ~ 127 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)である受信パケット(不良パケットも含む)の総数を示します。 |
|
長さが 128 ~ 255 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)である受信パケット(不良パケットも含む)の総数を示します。 |
|
長さが 256 ~ 511 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)である受信パケット(不良パケットも含む)の総数を示します。 |
|
長さが 512 ~ 1023 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)である受信パケット(不良パケットも含む)の総数を示します。 |
|
長さが 1024 ~ 1518 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)である受信パケット(不良パケットも含む)の総数を示します。 |
|
マルチキャスト アドレス宛ての良好な受信パケットの総数を示します。この数には、ブロードキャスト アドレス宛てのパケットは含まれません。 |
|
長さが 1518 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)を超えており、それ以外は問題がなかった受信パケットの総数を示します。タグを使用するインターフェイスでは、この数は 1522 バイトになります。 |
|
1518 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)より長く、整数個のオクテットを持つ不良な FCS(FCS エラー)または非整数個のオクテットを持つ不良な FCS(アライメント エラー)があった受信パケットの総数を示します。 |
|
ネットワークで受信されたデータ(不良パケットのデータも含む)のオクテットの総数を示します(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)。 |
|
rxPauseFrames1 |
|
txPauseFrames1 |
|
rxPktsDroppedInternalCongestion1 |
|
txPktsDroppedInternalCongestion1 |
|
rxControlFrames1 |
|
mediaIndStatsRxFramesTruncated1 |
|
mediaIndStatsRxFramesTooLong1 |
長すぎる受信フレームの数を示します。最大値は、プログラムされた最大フレーム サイズです(VSAN サポートの場合)。最大フレーム サイズがデフォルトに設定される場合、最大値は 2112 バイトのペイロードに 36 バイトのヘッダーを加えて合計 2148 バイトになります。 |
mediaIndStatsRxFramesBadCRC1 |
|
mediaIndStatsTxFramesBadCRC1 |
|
mediaIndStatsRxShortPkts1 |
|
etherStatsCollisions2 |
コリジョンを起こしている送信パケットの数を示します。コリジョンはポートと接続先装置が同時に送信することによって発生します。 |
etherStatsCRCAlignErrors2 |
長さが 64 ~ 1518 オクテット(フレーミング ビットを除き、FCS オクテットを含む)で、整数個のオクテットを持つ不良な FCS(FCS エラー)または非整数個のオクテットを持つ不良な FCS(アライメント エラー)があった受信パケットの総数を示します。 |
etherStatsDropEvents2 |
Ether Ports Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでイーサネット ポートが使用する Tx および Rx 回線の帯域幅の割合(%)が表示されます。Utilization ウィンドウには Interval メニューがあり、これによって 1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts * 20) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts * 20) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
interval は秒単位で定義されています。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 GBps)で定義される値です。 表15-8 に、CE シリーズ イーサネット カードの maxBaseRate を示します。
イーサネットの Ether Ports History ウィンドウには、以前の時間間隔について、過去のイーサネット統計情報が一覧表示されます。History ウィンドウでは、選択した時間間隔に応じて、各ポートの統計情報が 表15-9 に示すような時間間隔数で表示されます。各パラメータの定義については、 表15-14 に示されています。
イーサネットの POS Ports Statistics ウィンドウには、回線レベルのイーサネット POS パラメータが一覧表示されます。 表15-15 に、CE シリーズ イーサネット カードの POS Ports パラメータの定義を示します。
|
|
---|---|
イーサネット リンクが接続先のイーサネット装置から有効なイーサネット信号(キャリア)を受信しているかどうかを示します。up は有効なキャリアを受信していること、down はキャリアを受信していないことを示します。 |
|
ifInDiscards10 |
上位レイヤのプロトコルへの提供を妨げるエラーが検出されていないにもかかわらず、廃棄するために選択された着信パケットの数を示します。そのようなパケットの廃棄が行われる理由としては、バッファ スペースの解放などが考えられます。 |
ifInErrors1 |
|
ifOutOversizePkts1 |
|
gfpStatsRxFrame11 |
|
gfpStatsTxFrame2 |
|
gfpStatsRxOctets2 |
|
gfpStatsTxOctets2 |
|
gfpStatsRxCIDInvalid1 |
|
ifInPayloadCrcErrors1 |
|
ifOutPayloadCrcErrors1 |
|
POS Ports Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントで POS ポートが使用する Tx および Rx 回線の帯域幅の割合(%)が表示されます。Utilization ウィンドウには Interval メニューがあり、これによって 1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets * 8) / (interval * maxBaseRate)
Tx = (outOctets * 8) / (interval * maxBaseRate)
interval は秒単位で定義されています。maxBaseRate は、イーサネット ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 Gbps)で定義される値です。 表15-8 に、CE シリーズ カードの maxBaseRate を示します。
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックと出力トラフィックの平均をキャパシティに対する割合(%)で表します。
イーサネットの POS Ports History ウィンドウには、以前の時間間隔について、過去のイーサネット POS Ports 統計情報が一覧表示されます。History ウィンドウでは、選択した時間間隔に応じて、各ポートの統計情報が 表15-15 に示すような時間間隔数で表示されます。各パラメータの定義については、 表15-9 に示されています。
次の項では、OC3 IR 4/STM1 SH 1310 カード、OC3 IR/STM1 SH 1310-8 カード、OC12 IR/STM4 SH 1310、OC12 LR/STM4 LH 1310 カード、OC12 LR/STM4 LH 1550 カード、OC12 IR/STM4 SH 1310-4 カード、OC48 IR/STM16 SH AS 1310 カード、OC48 LR/STM16 LH AS 1550 カード、OC48 ELR/STM16 EH 100 GHz カード、OC192 SR/STM64 IO 1310 カード、OC192 IR/STM64 SH 1550 カード、OC192 LR/STM 64 LH 1550 カード、OC192 LR/STM64 LH ITU 15xx.xx、OC192 SR1/STM64 IO Short Reach(短距離)カード、および OC192/STM64 Any Reach(任意の距離)カードのパフォーマンス モニタリング パラメータを定義します。
すべての STM-N 光カードでは、エラーは B1 と B3 のブロックではなく、ビット単位で計算されます。そのため、入力される内容と CTC で報告される内容の間に若干の差異が生じる可能性があります。たとえば、STM4 では、ブロックごとに約 15,000~ 30,000 のビットがあります(ITU-T-G.826 準拠)。そのブロック内に 2 ビットのエラーがあった場合、標準では 1 ブロックのエラーが報告されるのに対し、STM-N カードでは 2 ビットのエラーが報告されます。
テスト時にテスターから 1 つだけエラーを入力したときは、テスターの速度が 1 ブロック内に 2 つのエラーを発生させるほど高速でないため、このような問題は起こりません。ただし、エラー レートの試験を実施する場合は、エラー レートによっては 1 ブロックに複数のエラーを発生させることもあります。たとえば、STM4 の速度はおよそ 622 Mbps で、STM4 のブロックは 15,000 ビットであるため、1 秒間に約 41,467 ブロックとなります。テスターで 10e-4 のエラー レートを入力すると、1 秒間に 62,200 のエラーが発生します。エラーが一様に分布している場合、CTC は単一のブロック内で 2 ビットのエラーを報告する可能性があります。一方、エラー レートが 10e-5 の場合は、1 秒間に 6,220 のエラーになります。エラーが一様に分布していない場合は、CTC が単一のブロック内で 1 ビットのエラーがあると報告することも考えられます。つまり、エラーが均等に分布している場合は、テスターで 10e-4 または 10e-3 のエラー レートを入力したときに標準との不一致が発生する可能性があります。
図15-8 に、OC3 IR 4/STM1 SH 1310 カードと OC3 IR/STM1 SH 1310-8 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-8 STM-1 カードでの PM の読み取りポイント
表15-16 に、STM-1 および STM1 SH 1310-8 カードの PM パラメータを示します。各パラメータの定義については、 表15-3 に示されています。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
HP-PPJC-Pdet |
12.Subnetwork Connection Protection(SNCP; サブネットワーク接続保護)切り替えカウントのトラブルシューティングの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください。切り替えを実行する回線の作成の詳細については、第 11 章「回線とトンネル」を参照してください。 13.MS-SPRing は、STM-1 カードと STM-1E カードではサポートされません。そのため、MS-PSD-W、MS-PSD-S、および MS-PSD-R PM パラメータは増分されません。 14.CTC では、HP-PPJC および HP-NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > Line タブで有効でない場合、ホワイトとブランクで表示されます。「ポインタ位置調整カウント パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 15.遠端の高次 VC4 および VC4-Xc パス PM パラメータは、STM1-4 カードには適用されません。 16.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効でない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
図15-9 に、STM-1E カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-9 STM-1E カードでの PM の読み取りポイント
Provisioning > Ports タブで、ポート 9 ~ 12 を E4 フレーム化としてプロビジョニングできます。図15-10 に、E4 モードの VC4 パフォーマンス モニタリング パラメータを示します。
図15-10 E4 モードの STM-1E カードでの PM の読み取りポイント
表15-17 に、STM-1E カードの PM パラメータを示します。各パラメータの定義については、 表15-3 に示されています。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
17.CTC では、PPJC および NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > OC3 Line タブで有効でない場合、ホワイトとブランクで表示されます。「ポインタ位置調整カウント パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 18.SNCP 切り替えカウントのトラブルシューティングの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください。 19.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効でない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
図15-11 に、OC12 IR/STM4 SH 1310、OC12 LR/STM4 LH 1310 カード、OC12 LR/STM4 LH 1550 カード、および OC12 IR/STM4 SH 1310-4 カードの近端および遠端の PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。図15-12 に、STM-4 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-11 STM-4 カードのモニタリング対象信号のタイプ
(注) 保護 VC4 の PM パラメータは、MS-SPRing ではサポートされません。
図15-12 STM-4 カードでの PM の読み取りポイント
表15-18 に、STM-4 カードの PM パラメータを示します。各パラメータの定義については、 表15-3 に示されています。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
MS-PSC(1+1) |
20.SNCP 切り替えカウントのトラブルシューティングの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください。切り替えを実行する回線の作成の詳細については、第 11 章「回線とトンネル」を参照してください。 21.CTC では、HP-PPJC および HP-NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > Line タブで有効でない場合、ホワイトとブランクで表示されます。「ポインタ位置調整カウント パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 22.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効でない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
図15-13 に、OC48 IR/STM16 SH AS 1310 カード、OC48 LR/STM16 LH AS 1550 カード、OC48 ELR/STM16 EH 100 GHz カード、OC192 SR/STM64 IO 1310 カード、OC192 IR/STM64 SH 1550 カード、OC192 LR/STM 64 LH 1550 カード、OC192 LR/STM64 LH ITU 15xx.xx カード、OC192 SR1/STM64 IO Short Reach(短距離)カード、および OC192/STM64 Any Reach(任意の距離)カードの近端および遠端 PM パラメータをサポートする信号のタイプを示します。
図15-13 STM-16 および STM-64 カードのモニタリング対象信号のタイプ
(注) 保護 VC4 の PM パラメータは、MS-SPRing ではサポートされません。
図15-14 に、STM-16 および STM-64 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-14 STM-16 および STM-64 カードでの PM の読み取りポイント
表15-19 に、STM-16 および STM-64 カードの PM パラメータを示します。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
MS-PSC(1+1) |
HP-PPJC-Pdet |
23.SNCP 切り替えカウントのトラブルシューティングの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください。切り替えを実行する回線の作成の詳細については、第 11 章「回線とトンネル」を参照してください。 24.CTC では、HP-PPJC および HP-NPJC PM パラメータのカウント フィールドは、Provisioning > Line タブで有効でない場合、ホワイトとブランクで表示されます。「ポインタ位置調整カウント パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 25.SDH パス PM パラメータは、IPPM が有効でない場合は増分されません。「中間パス パフォーマンス モニタリング」を参照してください。 |
この項では、MRC-12 カードとも呼ばれるマルチレート カードのパフォーマンス モニタリング パラメータについて説明します。
図15-15 に、MRC-12 カードについて、ASIC 上で検出されたオーバーヘッド バイトがパフォーマンス モニタリング パラメータを生成する場所を示します。
図15-15 MRC-12 カードでの PM の読み取りポイント
表15-20 に、MRC-12 カードの PM パラメータを示します。
|
|
|
---|---|---|
次の項では、FC_MR-4 カードの PM パラメータを定義します。
CTC は、回線レベル パラメータ、ポート帯域幅の使用量、履歴統計など、FC_MR-4 のパフォーマンス情報を提供します。FC_MR-4 カードのパフォーマンス情報は、カード ビューの Performance タブのウィンドウ内で Statistics、Utilization、および History タブ ウィンドウに分けて表示されます。
Statistics ウィンドウには、回線レベルでパラメータが一覧表示されます。Statistics ウィンドウには、表示される統計値を変更するボタンがあります。Baseline ボタンは、表示された統計値をゼロにリセットするボタンです。Refresh ボタンを押すと、統計情報を手動でリフレッシュできます。Auto-Refresh では、自動リフレッシュが実行される時間間隔を設定します。Statistics ウィンドウには、Clear ボタンもあります。Clear ボタンは、カード上の値をゼロに設定します。カード上のカウンタはすべてクリアされます。
表15-21 では、FC_MR-4 カードの統計パラメータを定義します。
Utilization ウィンドウには、連続するタイム セグメントでポートが使用する Tx および Rx 回線の帯域幅の割合(%)が表示されます。Utilization ウィンドウには Interval メニューがあり、これによって 1 分、15 分、1 時間、および 1 日の中から時間間隔を設定できます。回線利用率は、次の式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts * 24) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts * 24) * 8 / 100% interval * maxBaseRate
interval は秒単位で定義されています。maxBaseRate は、ポートの 1 方向の raw ビット/秒(つまり、1 Gbps または 2 Gbps)で定義される値です。 表15-22 に、FC_MR-4 カードの maxBaseRate を示します。
|
|
---|---|
850000000 × 2 26 |
26.1 ギガビットのビット レートで転送した場合、8b->10b 変換のために、実際のデータは 850 Mbps になります。同様に、2 G のビット レートで転送した場合、実際のデータは 850 Mbps × 2 になります。 |
(注) 回線利用率の数値は、入力トラフィックと出力トラフィックの平均をキャパシティに対する割合(%)で表します。
History ウィンドウには、以前の時間間隔について、過去の FC_MR-4 の統計情報が一覧表示されます。History ウィンドウでは、選択した時間間隔に応じて、各ポートの統計情報が 表15-23 に示すような時間間隔数で表示されます。各パラメータの定義については、 表15-9 に示されています。
|
|
---|---|