Cisco License Call Home インターフェイス
Cisco License Call Home を使用したライセンスのインストールまたはソフトウェアのアップグレード
Cisco License Call Home を使用したライセンスの再ホスト
Cisco License Call Home を使用した再送信されたライセンスの要求
例:Cisco License Call Home を使用したライセンスのインストールまたはソフトウェアのアップグレード
例:Cisco License Call Home を使用したライセンスの再ホスト
例:Cisco License Call Home を使用した再送信されたライセンスの要求
Cisco License Call Home 機能は、シスコのライセンス インフラストラクチャと通信する強力なコマンド セットを提供することで、接続とデータ転送を行い、ソフトウェア ライセンスをインストールして維持するのに役立つインタラクティブ プロンプトを提供します。このモジュールでは、Cisco License Call Home 機能、ライセンス キー、および Cisco EXEC コマンドを使用してソフトウェアをアクティブ化するための作業とコマンドについて説明します。シスコ デバイスからソフトウェアをアクティブにすると、その他のアプリケーション ソフトウェアを使用せずに、ソフトウェアを認可できます。
Cisco IOS XE Software Activation の概念的な概要については、『 Software Activation Configuration Guide、Cisco IOS XE Release 3S 』(URL: http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/csa/configuration/xe-3s/csa-xe-3s-book.html) を参照してください。
ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明されている機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「Cisco License Call Home の機能情報」を参照してください。
プラットフォーム サポートと Cisco ソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
• 「Cisco License Call Home の前提条件」
• 「Cisco License Call Home の制約事項」
• 「Cisco License Call Home について」
• 「Cisco License Call Home の設定方法」
• ルータまたはスイッチがインターネットに接続でき、HTTPS を使用してシスコのライセンス インフラストラクチャに接続できる必要があります。セキュア HTTP 接続をセットアップするには、『 HTTP Services Configuration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/https/configuration/xe-3s/https-xe-3s-book.html )にある「HTTP 1.1 Web Server and Client」の章を参照してください。
• Cisco License Call Home 機能をサポートするのは、特定のプラットフォームのみです。これらのデバイスは、Cisco IOS crypto K9 イメージを実行している必要があります。プラットフォーム サポートについては、「Cisco License Call Home の機能情報」を参照してください。
• 「Cisco License Call Home インターフェイス」
Cisco License Call Home 機能を使用して、シスコ デバイスはライセンスの生成、取得、およびサポートを行うシスコのライセンス インフラストラクチャと通信できるようになります。Cisco License Call Home 機能は、保護されたインターネット接続を使用してライセンス情報を取得します。この機能では強力なコマンド セットを使用することで、接続の確立、データ転送、およびソフトウェア ライセンスをインストールして維持するのに役立つインタラクティブ プロンプトの提供を行います。Product Authorization Key(PAK)を購入すると、Cisco License Call Home コマンドを使用して簡単に次の作業を行うことができます。
図 1 には、Cisco License Call Home 機能がどのようにシスコ ライセンス バックエンド システムにインターフェイスするかを示しています。図 1 に示されているアーキテクチャにより、License Call Home EXEC コマンドを使用してシスコ ライセンス インフラストラクチャと通信し、ライセンス管理操作を行えます。
図 1 Cisco License Call Home インターフェイス
Cisco License Call Home 機能は、クライアント/サーバ モデルのように機能し、各トランザクションはシスコのライセンス インフラストラクチャへの個別の接続として実行されます。Cisco License Call Home 機能は、プロンプトを表示して必要な情報を取得してから、シスコのライセンス バックエンドに接続してシスコのライセンス インフラストラクチャを対話します。Cisco License Call Home EXEC コマンドは要求を開始し、シスコのライセンス インフラストラクチャは応答を提供します。Cisco License Call Home アーキテクチャ内に作成されたプロセスによって、インターネットを介してシスコのライセンス インフラストラクチャに接続し、セッションを作成するために必要な URL を提供する情報の転送が管理されます。
• 「Cisco License Call Home を使用したライセンスのインストールまたはソフトウェアのアップグレード」(必須)
• 「Cisco License Call Home を使用したライセンスの再ホスト」(任意)
• 「Cisco License Call Home を使用した再送信されたライセンスの要求」(任意)
Cisco License Call Home 機能を使用してライセンスのインストールまたはソフトウェアのアップグレードを行うには、次の作業を実行します。
Cisco License Call Home 機能を使用してライセンスを再ホスト(取り消しおよび移動)するには、次の作業を実行します。再ホスト操作は、ソースおよびターゲットの Unique Device Identifier(UDI)を使用して実行されます。
license call-home revoke udi target-udi output-of-rehosted-license-url Router# license call-home revoke udi AS54XM-AC-RPS:JAE0948QT6R flash:licensetargetudi.xml |
ソースおよびターゲット UDI を使用してライセンスを取り消し、転送します。ターゲット UDI を使用してシスコのライセンス インフラストラクチャに再ホスト チケットを送信し、それをライセンス ファイルに変換して、指定した URL に保存します。 |
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• 詳細については、『 Configuring the Cisco IOS Software Activation Feature 』モジュールの「Installing and Upgrading Licenses」を参照してください。 |
license call-home resend コマンドを使用して、このデバイス(このコマンドを実行するデバイス)が所有するすべてのライセンスを取得するには、次の作業を実行します。
• 詳細については、『 Configuring the Cisco IOS Software Activation Feature 』モジュールの「Installing and Upgrading Licenses」を参照してください。 |
• 「例:Cisco License Call Home を使用したライセンスのインストールまたはソフトウェアのアップグレード」
• 「例:Cisco License Call Home を使用したライセンスの再ホスト」
• 「例:Cisco License Call Home を使用した再送信されたライセンスの要求」
次に、Cisco License Call Home 機能を使用して、 license call-home install pak コマンドでライセンスをインストールする方法を示します。このコマンドによって、必須情報の入力を求めるプロンプトも表示されます。 show license feature コマンドは、インストールの確認に使用されます。
次に、ソースおよびターゲットの UDI を使用して、 license call-home revoke udi コマンドでライセンスの取り消しおよび転送を行う方法を示します。このコマンドによって、必須情報の入力を求めるプロンプトも表示されます。 show license detail コマンドは、ライセンスが転送されたことを確認するために使用されます。
表 1 に、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。
プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
(注) 表 1 には、特定のソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースのみが示されています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。