機能
Cisco Firepower 1100 シリーズ セキュリティ アプライアンスは、スタンドアロンのモジュラ セキュリティ サービス プラットフォームです。複数のセキュリティ サービスを同時に実行できるため、データセンターでのマルチサービス プラットフォームとしての利用を目的としています。Firepower 1100 シリーズに関連付けられる製品 ID(PID)の一覧については、製品 ID 番号を参照してください。
Firepower 1100 シリーズは、Cisco Firepower ソフトウェア バージョン 6.4 以降をサポートしています。Cisco Firepower 互換性ガイド [英語] を参照してください。このガイドでは、サポート対象の各 FirePOWER バージョンについて、オペレーティング システムとホスティング環境の要件を含めた Cisco FirePOWER ソフトウェアとハードウェアの互換性を提供しています。
次の図に、Cisco Firepower 1100 シリーズを示します。
次の表に、Firepower 1100 シリーズの機能を示します。
機能 |
1120 |
1140 |
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フォーム ファクタ |
1 RU |
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取り付け |
ラック マウント マウント レール付き(4 本支柱型の EIA-310-D ラック) |
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エアーフロー |
前面から背面へ(コールドアイルからホットアイルへ) |
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プロセッサ |
12 コア Intel Atom C3000 シリーズ CPU X 1 2.0 GHz(QuickAssist テクノロジー(QAT)搭載) |
16 コア Intel Atom C3000 シリーズ CPU X 1 2.0 GHz(QAT 搭載) |
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メモリ |
16 GB DDR4 DRAM |
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L2 スイッチ |
Marvel 98DX3236 今後のソフトウェア リリースでサポート予定。 |
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管理ポート |
ギガビット イーサネット RJ-45 10/100/1000 BaseT X 1 |
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コンソール ポート |
RJ-45 X 1 または USB ミニ B X 1 |
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USB ポート |
USB 3.0 タイプ A X 1 |
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ネットワーク ポート |
ギガビット イーサネット RJ-45 10/100/1000 BaseT X 8 各 RJ-45(8P8C)銅線ポートは、自動 MDI/X、インターフェイス速度、デュプレックス、および他のネゴシエートされたパラメータの自動ネゴシエーションをサポートし、MDI/MDIX 対応です。 ポートの番号付けは左から右、上から下の順で行われます。ポートの名前はイーサネット 1/1 ~ 1/8 です。 |
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SFP ポート |
固定 1 Gb SFP ポート X 4 |
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サポートされる SFP |
GLC-SX-MMD GLC-LH-SMD GLC-EX-SMD GLC-ZX-SMD GLC-T/TE SFP はホットスワップ対応です。 |
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電源スイッチ |
○ 背面パネル
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AC 電源装置 |
固定 AC 電源 X 1 電源装置は内部にあり、ユーザはアクセスできません。 電源装置は現場では交換できません。電源装置を交換するには、シャーシをシスコに返却する必要があります。 |
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冗長電源 |
なし |
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ファン |
固定ファン x 1 ファンは内部にあり、ユーザはアクセスできません。 ファンは現場では交換できません。ファンを交換するには、シャーシをシスコに返却する必要があります。 |
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ストレージ |
SSD スロット X 1 200 GB 2.5 インチ SATA SSD は現場で交換可能です。 |
- コンソール ポート
- Firepower 1100 シリーズには 2 つの外部コンソール ポートがあり、1 つは標準の RJ-45 ポート、もう 1 つは USB ミニ B シリアル ポートです。同時にアクティブにできるのは 1 個のコンソール ポートだけです。ケーブルを
USB コンソール ポートに接続すると、RJ-45 ポートは非アクティブになります。反対に、USB ケーブルを USB ポートから外すと、RJ-45 ポートはアクティブになります。コンソール ポートにはハードウェア フロー制御がありません。ターミナル
サーバを使用してシリアル コンソール ポートから、またはコンピュータの端末エミュレーション プログラムから、CLI を使用してシャーシを設定できます。
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RJ-45(8P8C)ポートは、内部 UART コントローラにシグナリングする RS-232 をサポートします。RJ-45 コンソール ポートはリモート ダイヤルイン モデムをサポートしていません。必要に応じて、標準管理ケーブル(シスコ部品番号 72-3383-01)を使用して、RJ45 を DB9 接続に変換できます。
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USB ミニ B ポートは、外部コンピュータの USB ポートに接続できます。Linux および Macintosh システムでは、特別なドライバは不要です。Windows システムでは、USB ドライバ(software.cisco.com から入手可能)のダウンロードおよびインストールが必要です。Windows HyperTerminal の動作に影響を与えることなく、コンソール ポートで USB ケーブルを抜き差しすることが可能です。適切に終端シールドが施された、シールド付き USB ケーブルが推奨されます。USB コンソール ポートのボー レートは、1200、2400、4800、9600、19200、38400、57600、115200 bps です。
(注)
Windows オペレーティング システムでは、USB コンソール ポートを使用する前に、コンソール ポートに接続されたすべての PC に Cisco Windows USB コンソール ドライバをインストールする必要があります。ドライバのインストールの詳細については、Microsoft Windows でのコンソール ポートへの接続 [英語] を参照してください。
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- 外部フラッシュ ストレージ
- シャーシには、外部デバイスの接続に使用可能な標準 USB タイプ A ポートが 1 つあります。USB ポートは、最大 1 A(5 台の USB 電源ユニット)の 5 V の出力電力を供給できます。
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外部 USB ドライブ(オプション):USB タイプ A の外部ポートを使用して、データ ストレージ デバイスに接続できます。外部 USB ドライブ識別子は disk1 です。シャーシに電源が投入されると、接続された USB ドライブは disk1 としてマウントされ、ユーザが使用可能な状態になります。さらに、disk 0 に使用できるファイルシステム コマンドは disk1 でも使用可能です。これらのコマンドには、copy、format、delete、mkdir、pwd、cd などがあります。
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FAT-32 ファイル システム:Firepower 1100 シリーズは外部 USB ドライブに対して FAT-32 形式のファイル システムのみをサポートします。FAT-32 形式ではない外部 USB ドライブを挿入すると、システムのマウント プロセスが失敗し、エラー メッセージが表示されます。format disk1: コマンドを入力して該当のパーティションを FAT 32 にフォーマットし、再度 disk1 にマウントすることができます。ただし、データが失われる可能性があります。
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