この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Catalyst 2960-X および Catalyst 2960-XR ファミリのスイッチは、Cisco IP Phone、Cisco ワイヤレス アクセス ポイント、ワークステーション、および他のネットワーク装置(サーバ、ルータ、その他のスイッチなど)を接続することができるイーサネット スイッチです。
部モデルのスイッチは、Cisco FlexStack テクノロジーによってスタックをサポートしています。特に明記しない限り、スイッチという用語は、スタンドアロン スイッチおよびスイッチ スタックを指します。
この章の内容は、次のとおりです。
スイッチ モデル |
サポートされるソフトウェア イメージ |
説明 |
---|---|---|
Catalyst 2960XR-48FPD-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 740 W)X 48 および SFP+ モジュール スロット X 2、1025 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-48LPD-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 48 および SFP+ モジュール スロット X 2、640 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-24PD-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 24 および SFP+ モジュール スロット X 2、640 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-48TD-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 X 48 および SFP+ モジュール スロット × 2、250 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-24TD-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 X 24 および SFP+ モジュール スロット × 2、250 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-48FPS-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 740 W)X 48 および SFP モジュール スロット X 4、1025 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-48LPS-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 48 および SFP モジュール スロット X 4、640 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-24PS-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 PoE+ ポート(PoE 電力 370 W)X 24 および SFP モジュール スロット X 4、640 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-48TS-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 X 48 および SFP モジュール スロット × 4、250 W 電源モジュール。 |
Catalyst 2960XR-24TS-I1 |
IP Lite |
10/100/1000 X 24 および SFP モジュール スロット × 4、250 W 電源モジュール。 |
ここでは、前面パネルにある次のコンポーネントについて説明します。
1 |
MODE ボタンとスイッチの LED |
5 |
SFP モジュール スロット |
2 |
USB ミニタイプ B(コンソール)ポート |
6 |
10/100/1000 PoE+ ポート |
3 |
USB タイプ A ポート |
7 |
RJ-45 コンソール ポート |
4 |
USB タイプ A ポート |
8 |
イーサネット管理ポート |
1 |
MODE ボタンとスイッチの LED |
5 |
SFP+ モジュール スロット |
2 |
USB ミニタイプ B(コンソール)ポート |
6 |
10/100/1000 PoE+ ポート |
3 |
USB タイプ A ポート |
7 |
RJ-45 コンソール ポート |
4 |
USB タイプ A ポート |
8 |
イーサネット管理ポート |
各ポートは、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、および ePoE に準拠した装置をサポートする PoE+ 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
スイッチの最大出力電力は、740 W またはスイッチのモデルによって 370 W になります。インテリジェントな電源管理により、すべてのポートで柔軟な電力の割り当てが可能です。
供給電力が 740 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
供給電力が 370 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
IP フォンまたはアクセス ポイントを接続するときに、自動的に電力を供給するかどうかをポート単位で制御することができます。
PoE ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 の UTP ケーブルを使用できます。
シスコのインテリジェント電源管理機能には、高度な電力ネゴシエーション、電力確保、およびポート単位の電力ポリシングが含まれます。PoE ポートの設定とモニタリングについては、Cisco.com でスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
(注) | PoE 回路の出力は、IEC 60950-1 の有限電源(LPS)として評価されています。 |
10/100/1000 ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5 またはカテゴリ 5e のツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 の UTP ケーブルを使用できます。
管理ポートは、Microsoft Windows を実行している PC またはターミナル サーバにスイッチを接続します。
10/100 イーサネット管理ポート接続では、標準 RJ-45 クロス ケーブルまたはストレート ケーブルを使用します。RJ-45 コンソール ポートの接続には、付属の RJ-45/DB-9 メス ケーブルを使用します。USB コンソール ポート接続では、USB タイプ A/5 ピン ミニタイプ B ケーブルを使用します。USB コンソール インターフェイス速度は、RJ-45 コンソール インターフェイス速度と同じです。
USB ミニタイプ B ポートを使用する場合は、(Microsoft Windows での動作のため)コンソールに接続されたすべての PC に Cisco Windows USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。Mac OS X と Linux には、特別なドライバは必要ありません。
4 ピン ミニタイプ B コネクタは 5 ピン ミニタイプ B コネクタと似ていますが、これらに互換性はありません。5 ピン ミニタイプ B 以外は使用しないでください。
Cisco Windows USB デバイス ドライバでは、Windows の HyperTerminal の動作に影響を与えることなく、USB ケーブルをコンソール ポートに接続または接続解除することができます。
コンソール出力は、常に RJ-45 および USB コンソール コネクタの両方に送られますが、コンソール入力は、一方のコンソール コネクタだけがアクティブになります。USB コンソールは、RJ-45 コンソールよりも優先されます。ケーブルが USB コンソール ポートに接続されているときは、RJ-45 コンソール ポートが非アクティブになります。逆に、USB ケーブルを USB コンソール ポートから取り外すと、RJ-45 ポートがアクティブになります。
コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、非アクティブ タイムアウトを設定できます。これを設定すると、USB コンソールがアクティブになっている場合、指定された時間内に USB コンソールで入力アクティビティが発生しないと、RJ-45 コンソールが再度アクティブ化されます。
非アクティブが原因で USB コンソールが非アクティブ化された後は、CLI を使用して再アクティブ化できません。USB コンソールを再アクティブ化するには、USB ケーブルを取り外して再接続してください。CLI を使用して USB コンソール インターフェイスを設定する方法については、ソフトウェア ガイドを参照してください。
USB タイプ A ポートは、外部 USB フラッシュ デバイス(サム ドライブまたは USB キーとも呼ばれる)へのアクセスを提供します。
このポートは、128 MB ~ 8 GB の容量の Cisco USB フラッシュ ドライブをサポートします(ポート密度が 128 Mb、256 MB、1 GB、4 GB、8 GB の USB デバイスがサポートされます)。スタッキングを組み合わせると、スタック内の任意のスイッチに挿入された USB キーからスタック内の他のスイッチをアップグレードできます。Cisco IOS ソフトウェアは、フラッシュ デバイスに対する標準ファイル システム アクセス(読み取り、書き込み、消去、コピー)を提供するとともに、フラッシュ デバイスを FAT ファイル システムでフォーマットする機能を提供します。
また、緊急時のスイッチ リカバリとして、USB 自動アップグレード機能を使用して、USB ドライブのコンフィギュレーションとイメージで内部フラッシュを自動アップグレードすることができます。この機能では、内部フラッシュに利用可能なブート可能イメージとコンフィギュレーションがあるかどうかを確認し、いずれもない場合は、USB ドライブのブート イメージとコンフィギュレーションを確認します。ブート イメージとコンフィギュレーションが使用可能な場合、再起動のためにフラッシュにコピーされます。
スイッチには、2 個または 4 個の 1 ギガビット SFP モジュール スロット、または 2 個の 10 ギガビット SFP+ モジュール スロットがあります。SFP+ とマークされたスロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。
互換性マトリクスを含む、Cisco SFP および SFP+ モジュールのマニュアルについては、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html
LED を使用することで、スイッチの動作やパフォーマンスをモニタできます。
RPS LED4 |
|||
USB ミニタイプ B(コンソール)ポート LED |
|||
USB タイプ A ポート |
|||
12 |
CONSOLE LED |
||
6 |
マスター LED6 |
13 |
USB タイプ A ポート |
7 |
STACK LED |
14 |
ポート LED |
1 |
IRPS LED |
8 |
PoE LED7 |
2 |
SPEED LED |
9 |
USB ミニタイプ B(コンソール)ポート LED |
3 |
STAT LED |
10 |
USB タイプ A ポート |
4 |
SYS LED |
11 |
MGMT LED |
5 |
Mode ボタン |
12 |
CONSOLE LED |
6 |
マスター LED8 |
13 |
USB タイプ A ポート |
7 |
STACK LED |
14 |
ポート LED |
オレンジに点滅 |
システムがスリープ モードです。 |
RPS LED は、RPS ポートを持つスイッチ モデルでのみ使用できます。これは、Catalyst 2960-X スイッチでのみ使用できます。
(注) | RPS は Catalyst 2960-X 24PSQ-L スイッチではサポートされません。 |
IRPS LED は、Catalyst 2960-XR スイッチ でのみ使用可能です。
各ポートおよびモジュール スロットには、ポート LED が 1 つずつあります。これらの LED には、グループとして、または個別に、スイッチやポートについての情報が示されます。
モードを選択または変更するには、目的のモードが強調表示されるまで MODE ボタンを押します。ポート モードを変更すると、ポートの LED カラーの意味も変わります。
スイッチをスタックしていて、いずれかのスイッチの MODE ボタンを押した場合、すべてのスイッチで選択したモードが表示されます。たとえば、スタック マスターで SPEED を表示する MODE ボタンを押すと、その他のスタック メンバにも SPEED が表示されます。
STACK LED には、スタックのメンバー スイッチのシーケンスが示されます。最大で 8 台のスイッチを同じスタックのメンバーにすることができます。最初の 8 個のポート LED にスイッチ メンバー番号が示されています。たとえば、MODE ボタンを押して STACK を選択すると、ポート 1 の LED はグリーンに点滅します。ポート 2 と 3 の LED はグリーンに点灯し、これらが別のスタック メンバのメンバ番号であることを表します。そのスタックにはもうメンバが含まれていないため、その他のポート LED は消灯します。
STACK LED を選択すると、(スイッチ背面パネルの)スタック ポートがアップの状態であれば対応する STACK LED がグリーンに点灯します。ポートがダウンの状態であれば、対応する STACK LED がオレンジに点灯します。スイッチの SFP+ モジュール ポートの LED 1 および 2 には、それぞれスタック ポート 1 および 2 のステータスが示されます。
スタック内のすべてのスイッチでポート LED がグリーンに点灯している場合、そのスタックは全帯域幅で動作中です。いずれかの LED がグリーンでない場合、そのスタックは全帯域幅で動作していません。
コンソール LED はコンソール ポートが使用中であることを示します。ケーブルをコンソール ポートに接続している場合は、自動的に、そのポートがコンソール通信に使用されます。2 本のコンソール ケーブルを接続している場合は、USB コンソール ポートが優先されます。
Catalyst 2960-X スイッチの背面パネルには、FlexStack モジュール スロット、ファン排気口、RPS コネクタ、および AC 電源コネクタがあります。
(注) | FlexStack モジュール スロットは Catalyst 2960X-48TS-LL スイッチおよび 2960X-24TS-LL スイッチでは使用できません。FlexStack モジュール スロット、ファン排気口、および RPS コネクタは、Catalyst 2960-X 24PSQ-L スイッチでは利用できません。 |
1 |
FlexStack モジュール スロットとカバー |
3 |
RPS コネクタ |
2 |
ファン排気口 |
4 |
AC 電源コネクタ |
Catalyst 2960-XR スイッチの背面パネルには、FlexStack モジュール スロットおよび電源モジュール スロットがあります。
1 |
FlexStack モジュール スロットとカバー |
4 |
PS OK LED |
2 |
電源装置スロット(ブランク モジュール付き) |
5 |
電源モジュールの AC 電源コネクタ |
3 |
AC OK LED |
FlexStack ポートおよび LED
スタックに対応したスイッチ モデルは、オプションのスタック キットを使用したスタックをサポートしています。スイッチ背面パネルのスロットに取り付ける FlexStack-Plus モジュール(ホットスワップ可能)、および FlexStack モジュール ポートを接続する 0.5 m の FlexStack-Plus ケーブルが付属しています。
1 |
FlexStack-Plus モジュール |
3 |
スタック ポート 2 の LED |
2 |
スタック ポート 1 の LED |
スイッチ |
スタック内のスイッチ数 |
帯域幅 |
---|---|---|
Catalyst 2960-X スタック対応スイッチでのスタック |
8 | 80 G |
Catalyst 2960-XR スタック対応スイッチでのスタック |
8 | 80 G |
Catalyst 2960-S および Catalyst 2960-X スタック対応スイッチでの混合スタック | 4 | 40 G |
FlexStack-Extended ファイバ モジュール(C2960X-FIBER-STK)は、建物内の異なるフロアにあるワイヤリング クローゼット、またはキャンパス内の異なる建物にスイッチをスタックするために使用します。モジュールは SFP+ モジュール ポートを通じてスタックでき、長距離間で最大 40 Gpbs の帯域幅を提供します。モジュールには 2 個の SFP + モジュール ポートがあります。この SFP+ ポートは、標準的なマルチモードの LR(300 m)および EX(7 km)光ファイバを使用して、長距離間スタックを可能にします。スイッチ間に必要な距離に応じて、適切な SFP+ モジュールを選択する必要があります。
FlexStack ポートでサポートされている SFP+ トランシーバ モジュールの詳細については、Compatibility Matrix を参照してください。
1 |
FlexStack-Extended ファイバ モジュール |
3 |
SFP+ モジュール ポートの LED |
2 |
SFP+ モジュール ポート |
Cisco FlexStack-Extended ハイブリッド モジュール(C2960X-HYBRID-STK)には、1 個の SFP+ ポートと 1 個の銅線 FlexStack-Plus ポートがあります。この銅線ポートは、スイッチのローカル スタックでの短距離間接続を可能にします。この SFP+ ポートは、標準的なマルチモードの LR(300 m)および EX(7 km)光ファイバを使用して、長距離間スタックを可能にします。スイッチ間の距離に応じた適切な SFP+ を選択できます。
FlexStack ポートでサポートされている SFP+ トランシーバの詳細については、Compatibility Matrix を参照してください。
銅線 FlexStack-Plus ポートでは、スイッチを Cisco FlexStack-Plus スタックでスタックすることができます。Cisco Catalyst 2960-X スイッチまたは Cisco Catalyst 2960-XR スイッチのみをスタックできます。次の長さの FlexStack ケーブルがサポートされています。
1 |
FlexStack-Extended ハイブリッド モジュール |
4 |
ファイバ SFP+ モジュール ポート |
2 |
銅線 FlexStack-Plus ポート |
5 |
ファイバ SFP+ モジュール ポートの LED |
3 |
銅線 FlexStack-Plus ポートの LED |
ポート リンクがアップの状態であり、パケット アクティビティがあります。 |
|
スイッチ |
スタック内のスイッチ数 |
帯域幅 |
---|---|---|
Catalyst 2960-X スタック対応スイッチでのスタック |
8 | 40 G |
Catalyst 2960-XR スタック対応スイッチでのスタック |
8 | 40 G |
Cisco RPS 2300 (モデル PWR-RPS2300)は、と Catalyst 2960-X スイッチ をサポートします。
(注) | RPS は Catalyst 2960-X 24PSQ-L スイッチではサポートされません。 |
警告 | RPS レセプタクルには Cisco RPS モデル RPS2300 だけを接続してください。ステートメント 370 |
Cisco RPS 2300 は、同時に 6 台の外部ネットワーク装置をサポートし、障害が発生した 1 台または 2 台の装置に電力を供給できる冗長電源システムです。接続先の装置の内部電源装置の障害を検知し、障害が発生した装置に電力を供給することでネットワーク トラフィックの損失を防ぎます。詳細については、Cisco.com の次の URL から『Cisco Redundant Power System 2300 Hardware Installation Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/ps7148/prod_installation_guides_list.html
Cisco RPS 2300 には、2つの出力レベル(–52 V と 12 V)があり、合計出力は最大 2300 W です。
サポートされているすべての接続先スイッチは、RPS 2300 と同時に通信を行うことができます。スイッチのソフトウェアから次の RPS 2300 機能を設定できます。
(注) | これは、Catalyst 2960-X スイッチに適用されます。 |
スイッチは、内蔵の電源装置から電力を供給されます。内蔵 AC 電源装置は、入力電圧 100 ~ 240 VAC に対応するオートレンジング ユニットです。付属の AC 電源コードを使用して、AC 電源コンセントに接続します。
(注) | Catalyst 2960XR-48FPD-I および 2960XR-48FPS-I は PWR-C2-1025WAC 電源のみをサポートします。これらのスイッチでは、PWR-C2-250WAC および PWR-C2-640WAC 電源を使用できません。 |
PWR-C2-1025WAC= |
1025 W AC 電源モジュール |
250 W および 640 W の AC 電源モジュールは、100 ~ 240 VAC の入力電圧をサポートするオートレンジング ユニットです。1025 W 電源モジュールは、115 ~ 240 VAC の入力電圧をサポートするオートレンジング ユニットです。すべての電源モジュールにはファンが内蔵されています。すべてのスイッチは、2 番目の電源モジュール スロットにブランク カバーが付いた状態で出荷されます。
プライマリ電源 | セカンダリ電源 | PoE+ の使用可能電力 | スイッチの電源冗長性 | 1 台の PS で障害が発生した場合に使用可能な PoE 電力 |
---|---|---|---|---|
PWR-C2-250WAC= |
— | 0 | なし |
— |
PWR-C2-250WAC= |
PWR-C2-250WAC= |
0 | Yes |
— |
PWR-C2-640WAC= |
— | 370 W |
なし |
— |
PWR-C2-640WAC= |
PWR-C2-640WAC= |
370 W |
Yes |
370 W |
PWR-C2-1025WAC= |
— | 740 W |
なし |
— |
PWR-C2-1025WAC= |
PWR-C2-1025WAC= |
740 W |
Yes |
740 W |
Cisco Network Assistant は、中小企業の LAN に適した、PC ベースのネットワーク管理 GUI アプリケーションです。この GUI を使用すると、スイッチ クラスタやスタンドアロン スイッチを設定および管理できます。Cisco Network Assistant は、次の URL から無料でダウンロードできます。 http://www.cisco.com/en/US/products/ps5931/index.html
Network Assistant アプリケーションの起動については、Cisco.com にある『Getting Started with Cisco Network Assistant』を参照してください。
スイッチ メモリ内の Device Manager を使用して、個々のスイッチやスタンドアロン スイッチを管理できます。この Web インターフェイスは、ネットワークの任意の場所から、設定およびモニタ機能を提供します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドおよび Device Manager のオンライン ヘルプを参照してください。
CLI を使用してスイッチおよびスイッチ クラスタ メンバを設定し、モニタできます。CLI には、スイッチのコンソール ポートに直接管理ステーションを接続するか、リモート管理ステーションから Telnet を使用してアクセスします。詳細については、Cisco.com でスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
Cisco Prime Infrastructure は、Cisco Prime Network Control System(NCS)のワイヤレス機能および Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)の有線機能を、Cisco Prime Assurance Manager のアプリケーション パフォーマンス モニタリングおよびトラブルシューティングの機能と組み合わせます。詳細については、Cisco.com で Cisco Prime Infrastructure のドキュメントを参照してください。
スマート インストール機能により、ネットワーク内に単一の管理ポイント(ディレクタ)を用意できます。この機能を使用すると、新たに設置したスイッチのイメージと設定のアップグレードをゼロ タッチで行うことができ、すべてのクライアント スイッチに対してイメージと設定をダウンロードすることもできます。詳細については、Cisco.com にある『Cisco Smart Install Configuration Guide』を参照してください。
Auto Smartport マクロは、ポートで検出されたデバイス タイプに基づいてポートを動的に設定します。スイッチは、新しいデバイスを検出すると、そのポートに適切な Auto Smartport マクロを適用します。Auto Smartport の設定の詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
ネットワーク構成の概念と、スイッチを使用して専用ネットワーク セグメントを作成し、ファスト イーサネットおよびギガビット イーサネット接続で相互接続する例については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。