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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、Catalyst 6500 シリーズ イーサネット スイッチング モジュールがサポートする、着脱式トランシーバ モジュールの説明および仕様を示します。
100 MB 着脱可能小型フォーム ファクタ(SFP)トランシーバは、現在 Catalyst 6500 シリーズ イーサネット スイッチング モジュールでサポートされる唯一の 100 MB トランシーバです。このトランシーバは、WS-X6148-FE-SFP イーサネット モジュールでのみサポートされます。
図 B-1 に、100 MB SFP トランシーバ モジュールの形状を示します。 表 B-1 に、100 MB SFP トランシーバのタイプおよびケーブル長を示します。
(注) 100 MB SFP トランシーバと 1GB SFP トランシーバは同じフォーム ファクタを共有しますが、交換可能ではありません。
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(nm) |
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G.6523 |
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G.6523 |
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G.6523 |
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G.6523 |
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G.6523 |
1.MMF(マルチモード光ファイバ)ケーブルの値は、コアの直径です。 2.ケーブル長は光ファイバの光損失に基づいた値です。ケーブル長は、スプライスの数および光ファイバの品質など、さまざまな要因によって変化します。 |
(注) 記載されているすべての 100 MB SFP トランシーバの最小ケーブル長は、MMF および SMF(G.652)の両方とも、6.5 フィート(2 メートル)です。
表 B-2 に、100 MB SFP トランシーバのファイバ損失バジェットを示します。
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表 B-3 に、100 MB SFP トランシーバの物理仕様および環境仕様を示します。
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1 GB トランシーバには Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)トランシーバおよび SFP トランシーバがあります。GBIC トランシーバおよび SFP トランシーバはフォーム ファクタおよび入力コネクタ タイプの両方において異なるため、これらのレシーバは交換可能ではありません。 表 B-4 に、1 GB トランシーバのタイプ、これらのトランシーバをサポートするモジュール、トランシーバの図、仕様表を示します。
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図 B-2(1000BASE-T 銅 GBIC) 図 B-3(1000BASE-X 光 GBIC) |
表 B-5 (ケーブル仕様) 表 B-6 (ファイバ損失バジェット) 表 B-7 (環境仕様) |
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図 B-4(1000BASE-T 銅 SFP) 図 B-5(1000BASE-X 光 SFP) |
表 B-8 (ケーブル仕様) 表 B-9 (ファイバ損失バジェット) 表 B-10 (環境仕様) |
4.すべての GBIC トランシーバ タイプまたは SFP トランシーバ タイプがご使用のモジュールでサポートされるわけではありません。特定の GBIC トランシーバまたは SFP トランシーバがご使用のモジュールでサポートされるかどうかを判別するには、ご使用のソフトウェア リリース ノートを参照してください。 |
図 B-2 に、1000BASE-T(銅)GBIC トランシーバを、図 B-3 に、1000BASE-X(光)GBIC トランシーバを、 表 B-5 に、GBIC トランシーバのケーブル仕様をそれぞれ示します。
図 B-2 1000BASE-T GBIC トランシーバ(WS-G5483)
図 B-3 1000BASE-X GBIC トランシーバ モジュール(WS-G5484、WS-G5486、および WS-G5487)
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(nm) |
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1000BASE-SX7 |
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MMF8 |
G.6529 |
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1000BASE-ZX10 |
SMF11 |
G.6525 G.6525 |
43.5 マイル(70 km)12 |
5.MMF(マルチモード光ファイバ)ケーブルの値は、コアの直径です。 6.ケーブル長は光ファイバの光損失に基づいた値です。ケーブル長は、スプライスの数および光ファイバの品質など、さまざまな要因によって変化します。 8.1000BASE および 10GBASE イーサネット レーザーベース送信でのモード コンディショニング パッチ コードの使用については、次の URL で製品速報を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/modules/ps5455/product_bulletin_c25-530836.html 9.IEEE 802.3z 標準で指定された ITU-T G.652 SMF。 12.リンクの両側に 8 dB の減衰器を取り付けた場合、ZX GBIC の最小リンク長は 6.2 マイル(10 km)です。減衰器を使用しない場合の最小リンク長は、24.9 マイル(40 km)です。 |
表 B-6 に、GBIC トランシーバのファイバ損失バジェットを示します。
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-23(最小)13 |
13.1000BASE-ZX GBIC トランシーバの最小光パワー バジェットは、23 dB です。サポートされるリンク距離を決定するには、光損失テスト セットを使用してケーブル プラントを測定し、ケーブル プラントの光損失(コネクタとスプライスも含む)がこの値以下であることを確認する必要があります。光損失の測定は、1550 nm の光源で行います。 |
表 B-7 に、GBIC トランシーバの物理仕様および環境仕様を示します。
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図 B-4 に、1000BASE-T(銅)SFP トランシーバを、図 B-5 に、1000BASE-X(光)SFP トランシーバを、 表 B-8 に、GBIC トランシーバのケーブル仕様をそれぞれ示します。
図 B-4 1000BASE-T SFP トランシーバ(GLC-T)
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722 フィート(220 m) |
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MMF15 |
62.5 |
1804 フィート(550 m) |
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G.6523 |
43.4 ~ 62 マイル(70 ~ 100 km)17 |
14.ケーブル長は光ファイバの光損失に基づいた値です。ケーブル長は、スプライスの数および光ファイバの品質など、さまざまな要因によって変化します。 15.1000BASE および 10GBASE イーサネット レーザーベース送信でのモード コンディショニング パッチ コードの使用については、次の URL で製品速報を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/modules/ps5455/product_bulletin_c25-530836.html 16.IEEE 802.3z 標準で指定された ITU-T G.652 SMF。 17.1000BASE-ZX SFP モジュールは、分散シフト型または低減衰の SMF を使用することにより最大 62 マイル(100 km)まで到達できます。距離は、ファイバの質、スプライス数、およびコネクタによって決まります。 |
表 B-9 に、1 GB SFP トランシーバのファイバ損失バジェットを示します。
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表 B-10 に、1 GB SFP トランシーバの物理仕様および環境仕様を示します。
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(注) ご使用のシスコ デバイスがサポートする SFP モジュールを任意に組み合わせて使用することができます。唯一の制限事項は、各 SFP ポートがケーブルのもう一方の端の波長仕様に適合し、信頼できる通信を実現するためにケーブルが規定されたケーブル長を超えないことです。
10 GB トランシーバのタイプには XENPAK トランシーバと X2 トランシーバがあります。XENPAK トランシーバと X2 トランシーバとでは、フォーム ファクタが異なるため、これらのレシーバは交換可能ではありません。 表 B-11 に、両方のタイプの 10 GB トランシーバと、これらをサポートするモジュールを示します
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18.すべての 10 GB トランシーバのバージョンがご使用のモジュールでサポートされるわけではありません。特定の 10 GB トランシーバがご使用のモジュールでサポートされるかどうかを判別するには、ご使用のソフトウェア リリース ノートを参照してください。 |
XENPAK トランシーバは、WS-X6704-10GE の 10 ギガビット イーサネット モジュールでサポートされます。図 B-6 に、XENPAK トランシーバのフォーム ファクタを示します。 表 B-12 に、XENPAK トランシーバの光およびケーブル長仕様を示します。
(注) X2 トランシーバのデュアル SC コネクタは Physical Contact(PC)または Ultra-Physical Contact(UPC)研磨タイプのネットワーク インターフェイス ケーブルをサポートします。X2 トランシーバのデュアル SC コネクタは、Angle-Polished Connector(APC;斜め研磨コネクタ)面タイプのネットワーク インターフェイス ケーブルはサポートしていません。
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ディスタンス 19 |
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49 フィート(15 m)20 |
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984.3 フィート(300 m)21 |
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G.65222 |
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722 フィート(220 m)23 |
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XENPAK-10GB-LW24 |
G.6522 |
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XENPAK-10GB-ER25 XENPAK-10GB-ER+7 |
G.6524 |
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表 B-13 に、10 GB XENPAK トランシーバのファイバ損失バジェットを示します。
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-1.226(最大) |
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6.4(最小)(光変調の振幅(OMA))27 |
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26.ラウンチ パワーは、クラス 1 安全制限値または最大受信パワー未満になります。クラス 1 レーザーの要件は、IEC 60825-1: 2001 で定義されています。 |
表 B-14 に、XENPAK トランシーバの物理仕様および環境仕様を示します。
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X2 トランシーバは、WS-X6708-10GE、WS-X6716-10GE、WS-X6848-10GE の各 10 ギガビット イーサネット モジュールでサポートされます。ただし、これら 2 つのモジュールでは、すべての X2 トランシーバが無条件にサポートされるわけではなく、次の注意事項が適用されます。
• X2-10GB-CX4:CX4(銅線)ケーブル用 10GBASE。使用に関する制限はありません。
• X2-10GB-ER:10GBASE-ER シリアル 1550 nm 距離拡張、シングルモード ファイバ(SMF)、Dispersion-Shifted Fiber(DSF;分散シフト型ファイバ)。末尾が -02 のシリアル番号のラベルが付けられた X2-10GB-ER トランシーバを使用した場合、WS-X6716-10GE モジュールは EMI に準拠しません。(シリアル番号の位置については、図 B-7 を参照してください)。
• X2-10GB-LR:10GBASE-LR シリアル 1310 nm 長距離対応、シングルモード ファイバ(SMF)、分散シフト型ファイバ(DSF)。末尾が -02 のシリアル番号のラベルが付けられた X2-10GB-LR トランシーバを使用した場合、WS-X6716-10GE モジュールは EMI に準拠しません。(シリアル番号の位置については、図 B-7 を参照してください)。
• X2-10GB-LRM:FDDI-grade マルチモード ファイバ(MMF)用 10GBASE-LRM。X2-10GB-LRM は、 show idprom コマンドではサポートされません。
• X2-10GB-LX4:10GBASE-LX4 シリアル 1310 nm マルチモード ファイバ(MMF)。末尾が -01、-02、または -03 のシリアル番号のラベルが付けられた X2-10GB-LX4 トランシーバを WS-X6716-10GE に取り付けた場合は、EMI に準拠しません(シリアル番号の位置については、図 B-7 を参照してください)。
• X2-10GB-SR:10GBASE-SR シリアル 850 nm 短距離マルチモード ファイバ(MMF)。使用に関する制限はありません。
図 B-7 X2 トランシーバのシリアル番号ラベル ロケータ
図 B-8 に、X2 トランシーバと主な特徴を示し、 表 B-15 に、X2 トランシーバのケーブル仕様をそれぞれ示します。
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49.2 フィート(15 m)29 |
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984.3 フィート(300 m)30 |
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722 フィート(220 m)31 |
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X2-10GB-ER32 |
表 B-16 に、10 GB X2 トランシーバのファイバ損失バジェットを示します。
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-8.4(最小)(平均値)33 |
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-1.2(最大)34 |
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33.平均仕様および OMA 仕様の両方を同時に満たす必要があります。 34.ラウンチ パワーは、クラス 1 安全制限値または最大受信パワー未満になります。クラス 1 レーザーの要件は、IEC 60825: 2001 で規定されています。 |
表 B-17 に、X2 トランシーバの物理仕様および環境仕様を示します。
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表 B-18 に、WDM トランシーバ モジュールのリストを示します。この表には、トランシーバ モジュールの簡単な説明および参照図が記載されています。
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CWDM GBIC トランシーバは、GBIC 互換モジュール、スーパーバイザ エンジン、およびネットワーク間の 1000BASE-X 全二重接続を提供します。CWDM Passive Optical System に使用できる CWDM GBIC は 8 種類あり、CWDM GBIC トランシーバはデュプレックス通信用 SC コネクタを備えています。 |
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DWDM GBIC トランシーバは、DWDM 光ネットワークの一部として使用され、光ファイバ ネットワークで大容量の帯域幅を提供します。国際電気連合(ITU)の 100 GHz 波長グリッドをサポートする固定波長の DWDM GBIC トランシーバは 32 種類あります。DWDM GBIC トランシーバはデュプレックス通信用 SC コネクタを備えています。 |
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Receive-Only Wavelength Division Multiplexing(R/O WDM; 受信専用波長分割多重)GBIC レシーバ(WDM-GBIC-REC)は、CWDM または DWDM トランスポート ネットワーク内の単一方向リンク上の着脱式レシーバとして動作します。GBIC にはトランスミッタがありません。レシーバを Cisco CWDM および DWDM トランシーバでサポートされるすべての波長で使用でき、ポート単位で 1000BASE-SX、1000BASE-LX/LH、1000BASE-ZX トランシーバと交互に使用できます。W/O WDM レシーバには、単一 SC コネクタがあります。 |
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CWDM SFP は、SFP 互換モジュールおよびスーパーバイザ エンジンに装着できるホットスワップ可能なトランシーバ コンポーネントです。CWDM SFP トランシーバでは、LC 光コネクタを使用して、SMF 光ケーブルに接続します。シングルモード光ファイバ ケーブルを使用して、CWDM SFP を CWDM Passive Optical System アド/ドロップ マルチプレクサ(OADM)モジュールまたはマルチプレクサ/デマルチプレクサ プラグイン モジュールに接続できます。 |
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DWDM XENPAK トランシーバは、DWDM 光ネットワークの一部として使用され、光ファイバ ネットワークで大容量の帯域幅を提供します。国際電気連合(ITU)の 100 GHz 波長グリッドをサポートする固定波長の DWDM XENPAK トランシーバは 32 種類あります。DWDM XENPAK トランシーバはデュプレックス通信用 SC コネクタを備えています。 |
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R/O WDM XENPAK レシーバ(WDM-XENPAK-REC)は、CWDM または DWDM トランスポート ネットワーク内の単一方向リンク上の着脱式レシーバとして動作します。XENPAK にはトランスミッタがありません。このレシーバは、シスコの DWDM XENPAK トランシーバがサポートするすべての波長で使用できます。W/O WDM レシーバには、単一 SC コネクタがあります。 |
35.すべての WDM トランシーバがこれらのモジュールでサポートされるわけではありません。サポートされる WDM トランシーバおよび WDM トランシーバをサポートするために必要なソフトウェア リリース レベルの具体的な情報については、ご使用のソフトウェアのリリース ノートを参照してください。 |
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