混合モードのカプセル化の設定
1 つの VMM ドメインで、VLAN と VXLAN のカプセル化を使用するように設定することができます。混合モードのカプセル化を使用すると、カプセル化モードに関係なく、すべての EPG に対応した単一のドメインを実現できます。これにより、EPG の追跡と管理が容易になります。
VMM ドメインを作成する際には、そのカプセル化モードとして、明示的に VLAN または VXLAN を選択することができます。
VMM ドメインのために新しい EPG を作成する際、ドメインの各 EPG は、デフォルトで VMM ドメインのカプセル化モードを使用します。ただし、新しい EPG を作成してそれをドメインに関連付ける場合には、EPG がドメインのカプセル化モードをオーバーライドし、別のモードを使用するように設定できます。
たとえば、VMM ドメインを作成する際に、VLAN の設定を選択することができます。ドメインのために新しい EPG を作成する際には、ドメインのモードして VLAN を使用するようを設定することができますし、または VXLAN を使用するように設定することもできます。
(注) |
混合モードのカプセル化は、ローカル スイッチング モードの Cisco ACI Virtual Edge でのみ利用できます。 |
カプセル化プールの組み合わせ
VMM ドメインに対して VLAN およびマルチキャスト プールの追加や削除を行えるかどうかは、そのドメインに EPG が関連付けられているかどうかに左右されます。
EPG が VMM ドメインに関連付けられていない場合は、VLAN とマルチキャスト プールの追加や削除が行えます。このことはこれは、VMM ドメインのデフォルトのカプセル化モードが VLAN と VXLAN のどちらであっても可能です。
EPG が VMM ドメインに関連付けられている場合は、既存の VLAN や マルチキャスト プールを削除することはできません。
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VLAN: VLAN およびマルチキャスト プールの両方を設定することができます。
VLAN がドメインのデフォルトのカプセル化モードとなります。この VMM ドメイン用に新しく作成される EPG では、デフォルトで VLAN カプセル化が使用されます。VMM ドメインでマルチキャスト プールが設定されている場合、VXLAN カプセル化を使用するように EPG を設定することができます。
(注)
内部スイッチングの VLAN プールで内部としてプライベート VLAN を設定します。
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VXLAN: VLAN およびマルチキャスト プールの両方を設定することができます。VXLAN がドメインのデフォルトのカプセル化モードとなります。VMM ドメイン用に新しく作成される EPG では、デフォルトで VXLAN カプセル化が使用されます。VMM ドメインで VLAN プールが設定されている場合は、EPG を VLAN カプセル化を使用するように設定することができます。