Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.x(Catalyst 9300 シリーズ スイッチ)リリースノート
はじめに
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ は、シスコの最先端の次世代エンタープライズ向けスタッカブル アクセス プラットフォームであり、セキュリティ、IoT、モビリティ、クラウドの新たなトレンドに対応する目的で構築されたものです。
これらのスイッチは、ASIC アーキテクチャの観点において、Unified Access Data Plane(UADP)2.0 を通じて他の Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチとの完全なコンバージェンスを実現します。モデル駆動型プログラマビリティをサポートするオープンな Cisco IOS XE 上で稼働するこのプラットフォームは、コンテナをホストする性能を備え、サードパーティ製アプリケーションやスクリプトをスイッチ内でネイティブに実行します(x86 CPU アーキテクチャ、ローカルストレージ、高いメモリフットプリントを利用)。シスコの主要なエンタープライズ アーキテクチャである SD-Access の基本的な構成要素としても機能します。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 の新機能
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 のハードウェア機能
機能名 |
説明とドキュメントのリンク |
---|---|
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ(C9300-24H、C9300-48H) |
次の新しい UPOE+ スタッカブルスイッチモデルが導入されました。
|
Cisco QSFP to SFP/SFP+ Adapter(QSA)モジュール (C9300 および C9300L) |
アダプタの詳細については、『Cisco QSFP to SFP or SFP+ Adapter Module Data Sheet』を参照してください。デバイスの互換性については、『Transceiver Module Group (TMG) Compatibility Matrix』を参照してください。 |
Cisco QSA モジュール CVR-QSFP-SFP10G の直接接続ケーブル (C9300 および C9300L) |
サポート対象ケーブルの製品番号:
これらのケーブルの詳細については、『Cisco 10GBASE SFP+ Modules Data Sheet』を参照してください。デバイスの互換性については、『Transceiver Module Group (TMG) Compatibility Matrix』を参照してください。 |
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 のソフトウェア機能
機能名 |
説明、ドキュメントリンク、ライセンスレベル情報 |
---|---|
BIOS 保護:カプセルアップグレード |
特権 EXEC モードで upgrade rom-monitor capsule golden switch [ number] R0 コマンドを使用して、ゴールデン ROMMON のアップグレードを有効にします。
「System Management」 → 「BIOS Protection」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advanatge) |
ERSPAN IPv6 |
Encapsulated Remote Switched Port Analyzer(ERSPAN)の IPv6 サポートが導入されました。ERSPAN を使用すると、ポートまたは VLAN のトラフィックをモニタし、モニタリング対象のトラフィックを宛先ポートに送信できます。
「Network Management」→「Configuring ERSPAN」を参照してください。
(DNA Advantage) |
Extended Fast Software Upgrade |
Extended Fast Software Upgrade により、ソフトウェアのリロード操作中にトラフィックのダウンタイムが 30 秒未満に削減されます。
「System Management」→「Extended Fast Software Upgrade」を参照してください。
(Network Advantage) |
フラッシュ MIB インスタンス取得数制限の増加 |
デバイスごとにパーティションあたり 100 ファイルをリストするフラッシュ MIB の制限が削除されました。フラッシュ MIB では、フラッシュファイルシステムからすべてのファイルを取得できるようになりました。
「Network Management」→「Configuring Simple Network Management Protocol」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advantage) |
IGMP(IPv4):VPLS レイヤ 2 スヌーピング |
仮想プライベート LAN サービス(VPLS)が設定されたネットワークでの Internet Group Management Protocol(IGMP)スヌーピングのサポートが導入されました。
「Multiprotocol Label Switching」→「Configuring Virtual Private LAN Service (VPLS) and VPLS BGP-Based Autodiscovery」を参照してください。
(Network Advantage) |
MPLS での入力および出力の柔軟な Netflow |
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)ネットワークに入るときに、MPLS ラベルインポジションの状態にあるパケットを対象とした IP フロー情報のキャプチャを許可します。これらのパケットは、IP パケットとしてデバイスに到着し、MPLS パケットとして送信されます。 プロバイダーエッジ(PE)ノードのカスタマーエッジ(CE)側に IPv4 および IPv6 トラフィックの入力フローモニタを設定することにより、この機能を有効にします。
「Network Management」→「Configuring Flexible NetFlow」を参照してください。
(DNA Essentials および DNA Advantage) |
Ethernet on MPLS(EoMPLS)での MACsec |
VLAN モードでは、スイッチ(PE デバイス)で、CE デバイスによって 802.1Q タグが暗号化されていないパケットを処理できるようになりました。
「Multiprotocol Label Switching」→「Configuring Ethernet-over-MPLS and Pseudowire Redundancy 」を参照してください。
(Network Advantage) |
マルチキャスト VPN エクストラネットのサポート |
サービスプロバイダーは、1 つのエンタープライズサイトから発信された IP マルチキャストコンテンツを他のエンタープライズサイトに配信できます。
「IP Multicast Routing」→「Configuring Multicast VPN Extranet Support」を参照してください。
(Network Advantage) |
MPLS VPN InterAS オプション A |
MPLS VPN InterAS オプションは、異なる MPLS VPN サービスプロバイダー間で VPN を相互接続する複数の方法を提供します。いずれかのオプションを設定すると、顧客のサイトは複数のキャリアネットワーク(自律システム)に存在していても、シームレスな VPN 接続を利用できます。 使用可能な InterAS オプションのうち、MPLS VPN InterAS オプション A の設定が最も簡単です。このオプションは、バックツーバックの Virtual Routing and Forwarding(VRF)接続を提供します(MPLS VPN プロバイダーが VRF インターフェイス間でルートを交換します)。
「Multiprotocol Label Switching」→「Configuring MPLS VPN InterAS Options」を参照してください。
(Network Advantage) |
ネイバー探索(ND)インスペクション機能の廃止 |
IPv6 ND インスペクション機能は廃止されました。それに置き換わる機能として Switch Integrated Security Features ベース(SISF ベース)が同じ機能を提供します。
「Security」→「Configuring IPv6 First Hop Security」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advantage) |
SNMP UDP ポートの開閉 |
必要なコマンドのいずれかが設定された後にのみ、Simple Network Management Protocol(SNMP)UDP ポートへのアクセスを許可するセキュリティ拡張機能です。この設計変更により、ポートが保護され、必要な場合にのみポートが開くため、デバイスは不必要にポートをリッスンしなくなります。
「Network Management」→「Configuring Simple Network Management Protocol」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advantage) |
プログラマビリティ |
このリリースでは次のプログラマビリティ機能が導入されました。
「Programmability」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advantage) |
Cisco Umbrella 統合 |
ドメインネームサーバ(DNS)レベルでのセキュリティとポリシーの適用を提供し ます。これにより、管理者は DNS トラフィックを分割して、目的の DNS トラフィックの一部を特定の DNS サーバ(エンタープライズ ネットワーク内にある DNS サーバ)に直接送信することができます。
「Security」→「Configuring Cisco Umbrella Integration」を参照してください。
(Network Advantage) |
VPLS Flow-Aware Transport 擬似回線のサポート |
疑似回線内の個々のフローを識別し、これらのフローを使用してトラフィックをロードバランシングする機能をデバイスに提供する機能を提供します。
「Multiprotocol Label Switching」→「Configuring Virtual Private LAN Service (VPLS) and VPLS BGP-Based Autodiscovery」を参照してください。
(Network Advantage) |
VPLS プロトコルモード CLI のサポート |
プロトコル CLI モードを使用した VPLS および VPLS BGP ベースの自動検出設定のサポートが導入されました。
「Multiprotocol Label Switching」→「Configuring Virtual Private LAN Service (VPLS) and VPLS BGP-Based Autodiscovery」を参照してください。
(Network Advantage) |
Web UI の新機能 |
|
|
Web UI で以下がサポートされます。
|
特記事項
サポートされない機能
-
Cisco TrustSec ネットワーク デバイス アドミッション コントロール(NDAC)(アップリンク)
-
ブランチ展開のための統合アクセス
-
パフォーマンスモニタリング(PerfMon)
-
仮想ルーティングおよび転送(VRF)対応 Web 認証
サポートされる機能の全リスト
プラットフォームでサポートされている機能の完全なリストについては、https://www.cisco.com/go/cfn で Cisco Feature Navigator を参照してください。
サポート対象ハードウェア
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ:モデル番号
次の表に、サポートされているハードウェアモデルと、それらのモデルに提供されるデフォルトのライセンスレベルを示します。使用可能なライセンスレベルの詳細については、「ライセンスレベル」のセクションを参照してください。
スイッチ モデル |
デフォルトのライセンスレベル1 |
説明 |
---|---|---|
C9300-24H-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000 Mbps UPOE+ ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 830 W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24H-E |
Network Essentials |
|
C9300-24P-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000 PoE+ ポート、PoE バジェット 437W、715 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24P-E |
Network Essentials |
|
C9300-24S-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 1G SFP ポート、715 WAC 電源がデフォルトで搭載されている 2 個の電源スロット、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24S-E |
Network Essentials |
|
C9300-24T-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000 イーサネットポート、350 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24T-E |
Network Essentials |
|
C9300-24U-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000 UPoE ポート、PoE バジェット 830W、1100 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24U-E |
Network Essentials |
|
C9300-24UB-A |
Network Advantage |
ディープバッファと高い拡張性を備えたスタッカブルな 24 個の 10/100/1000 Mbps UPOE ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 830W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24UB-E |
Network Essentials |
|
C9300-24UX-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個のマルチギガビット イーサネット 100/1000/2500/5000/10000 UPoE ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 490 W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24UX-E |
Network Essentials |
|
C9300-24UXB-A |
Network Advantage |
ディープバッファと高い拡張性を備えたスタッカブルな 24 個のマルチギガビット イーサネット(100 Mbps または 1/2.5/5/10 Gbps)UPOE ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 560 W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-24UXB-E |
Network Essentials |
|
C9300-48H-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 Mbps UPOE+ ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 822 W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48-E |
Network Essentials |
|
C9300-48T-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 イーサネットポート、350 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48T-E |
Network Essentials |
|
C9300-48P-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 PoE+ ポート、PoE バジェット 437W、715 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48P-E |
Network Essentials |
|
C9300-48S-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 1G SFP ポート、715 WAC 電源がデフォルトで搭載されている 2 個の電源スロット、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48S-E |
Network Essentials |
|
C9300-48T-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 イーサネットポート、350 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48T-E |
Network Essentials |
|
C9300-48U-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 UPoE ポート、PoE バジェット 822 W、1100 WAC 電源、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48U-E |
Network Essentials |
|
C9300-48UB-A |
Network Advantage |
ディープバッファと高い拡張性を備えたスタッカブルな 48 個の 10/100/1000 Mbps UPOE ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 822 W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48UB-E |
Network Essentials |
|
C9300-48UN-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個のマルチギガビット イーサネット(100 Mbps または 1/2.5/5 Gbps)UPoE ポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 610 W、StackWise-480 および StackPower をサポート。 |
C9300-48UN-E |
Network Essentials |
|
C9300-48UXM-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個のポート(36 個の 2.5G マルチギガビット イーサネット ポートおよび 12 個の 10G マルチギガビット イーサネット Universal Power Over Ethernet(UPOE)ポート) |
C9300-48UXM-E |
Network Essentials |
スイッチ モデル |
デフォルトのライセンスレベル2 |
説明 |
---|---|---|
C9300L-24T-4G-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000M イーサネットポート、4 個の 1G SFP 固定アップリンクポート、350 WAC 電源、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-24T-4G-E |
Network Essentials |
|
C9300L-24P-4G-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000M PoE+ ポート、4 個の 1G SFP 固定アップリンクポート、715 WAC 電源での PoE バジェット 505W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-24P-4G-E |
Network Essentials |
|
C9300L-24T-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000M イーサネットポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、350 WAC 電源、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-24T-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-24P-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 24 個の 10/100/1000M PoE+ ポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、715 WAC 電源での PoE バジェット 505W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-24P-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48T-4G-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000M イーサネットポート、4 個の 1G SFP 固定アップリンクポート、350 WAC 電源、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48T-4G-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48P-4G-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000M PoE+ ポート、4 個の 1G SFP 固定アップリンクポート、715 WAC 電源での PoE バジェット 505W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48P-4G-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48T-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000M イーサネットポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、350 WAC 電源、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48T-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48P-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000M PoE+ ポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、715 WAC 電源での PoE バジェット 505W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48P-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48PF-4G-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 Mbps PoE+ ポート、4 個の 1G SFP+ 固定アップリンクポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 890 W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48PF-4G-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48PF-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 48 個の 10/100/1000 Mbps PoE+ ポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 890 W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48PF-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-24UXG-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 16 個の 10/100/1000 Mbps ポートおよび 8 個のマルチギガビット イーサネット(100 Mbps または 1/2.5/5/10 Gbps)UPOE ポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 880 W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-24UXG-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-24UXG-2Q-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 16 個の 10/100/1000 Mbps ポートおよび 8 個のマルチギガビット イーサネット(100 Mbps または 1/2.5/5/10 Gbps)UPOE ポート、2 個の 40G QSFP+ 固定アップリンクポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 722 W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-24UXG-2Q-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48UXG-4X-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 36 個の 10/100/1000 Mbps ポートおよび 12 個のマルチギガビット イーサネット(100 Mbps または 1/2.5/5/10 Gbps)UPOE ポート、4 個の 10G SFP+ 固定アップリンクポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 675 W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48UXG-4X-E |
Network Essentials |
|
C9300L-48UXG-2Q-A |
Network Advantage |
スタッカブルな 36 個の 10/100/1000 Mbps ポートおよび 12 個のマルチギガビット イーサネット(100 Mbps または 1/2.5/5/10 Gbps)UPOE ポート、2 個の 40G QSFP+ 固定アップリンクポート、1100 WAC 電源での PoE バジェット 675 W、StackWise-320 をサポート。 |
C9300L-48UXG-2Q-E |
Network Essentials |
ネットワーク モジュール
次の表に、1 ギガビット、10 ギガビット、25 ギガビット、40 ギガビットの各スロットを備えた、オプションのアップリンク ネットワーク モジュールを示します。スイッチは、必ずネットワークモジュールまたはブランクモジュールのいずれかを取り付けて運用する必要があります。
ネットワーク モジュール |
説明 |
---|---|
C9300-NM-4G 1 |
1 ギガビットイーサネット SFP モジュールスロット X 4 |
C9300-NM-4M 1 |
マルチギガビット イーサネット スロット X 4 |
C9300-NM-8X 1 |
10 ギガビットイーサネット SFP+ モジュールスロット X 8 |
C9300-NM-2Q 1 |
40 ギガビットイーサネット QSFP+ モジュールスロット X 2 |
C9300-NM-2Y 1 |
25 ギガビットイーサネット SFP28 モジュールスロット X 2 |
C3850-NM-4-1G |
1 ギガビットイーサネット SFP モジュールスロット X 4 |
C3850-NM-2-10G |
10 ギガビットイーサネット SFP モジュールスロット X 2 |
C3850-NM-4-10G |
10 ギガビットイーサネット SFP モジュールスロット X 4 |
C3850-NM-8-10G |
10 ギガビットイーサネット SFP モジュールスロット X 8 |
C3850-NM-2-40G |
40 ギガビットイーサネット SFP モジュールスロット X 2 |
(注) |
|
光モジュール
Cisco Catalyst シリーズ スイッチではさまざまな光モジュールがサポートされており、サポートされる光モジュールのリストは定期的に更新されています。最新のトランシーバモジュールの互換性情報については、Transceiver Module Group (TMG) Compatibility Matrix ツールを使用するか、次の URL にある表を参照してください。https://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html
互換性マトリクス
次の表に、ソフトウェア互換性情報を示します。
Catalyst 9300 |
Cisco Identity Services Engine |
Cisco Access Control Server |
Cisco Psrime Infrastructure |
---|---|---|---|
Amsterdam 17.1.1 |
2.7 |
- |
C9300:PI 3.6 + PI 3.6 最新のメンテナンスリリース + PI 3.6 最新のデバイスパック C9300L:- 「Cisco Prime Infrastructure 3.6」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.3 |
2.6 |
- |
C9300:PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック C9300L:- 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.2 |
2.6 |
- |
C9300:PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック C9300L:- 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.1 |
2.6 |
- |
C9300:PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック C9300L:- 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.11.1 |
2.6 2.4 パッチ 5 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.10.1 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.5 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.4 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.3 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.2 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.1 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.8.1a |
2.3 パッチ 1 2.4 |
5.4 5.5 |
PI 3.3 + PI 3.3 最新のメンテナンスリリース + PI 3.3 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.3」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.4a |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.4 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.3 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.2 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.1 |
2.2 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.5.1a |
2.1 パッチ 3 |
5.4 5.5 |
- |
Web UI のシステム要件
次のサブセクションには、Web UI へのアクセスに必要なハードウェアとソフトウェアがリストされています。
最小ハードウェア要件
プロセッサ速度 |
DRAM |
色数 |
解像度 |
フォント サイズ |
---|---|---|---|---|
233 MHz 以上3 |
512 MB4 |
256 |
1280 x 800 以上 |
小 |
ソフトウェア要件
オペレーティング システム
-
Windows 10 以降
-
Mac OS X 10.9.5 以降
ブラウザ
-
Google Chrome:バージョン 59 以降(Windows および Mac)
-
Microsoft Edge
-
Mozilla Firefox:バージョン 54 以降(Windows および Mac)
-
Safari:バージョン 10 以降(Mac)
スイッチ ソフトウェアのアップグレード
このセクションでは、デバイスソフトウェアのアップグレードとダウングレードに関するさまざまな側面について説明します。
(注) |
Web UI を使用してデバイスソフトウェアをインストール、アップグレード、ダウングレードすることはできません。 |
ソフトウェア バージョンの確認
Cisco IOS XE ソフトウェアのパッケージ ファイルは、システム ボード フラッシュ デバイス(flash:)に保存されます。
show version 特権 EXEC コマンドを使用すると、スイッチで稼働しているソフトウェアバージョンを参照できます。
(注) |
show version の出力にはスイッチで稼働しているソフトウェアイメージが常に表示されますが、最後に表示されるモデル名は工場出荷時の設定であり、ソフトウェアライセンスをアップグレードしても変更されません。 |
また、dir filesystem: 特権 EXEC コマンドを使用して、フラッシュ メモリに保存している可能性のある他のソフトウェア イメージのディレクトリ名を表示できます。
ソフトウェア イメージ
リリース |
イメージ タイプ |
ファイル名 |
---|---|---|
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.01.01.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.01.01.SPA.bin |
ROMMON のアップグレード
ROM モニタ(ROMMON)はブートローダとも呼ばれ、デバイスの電源投入またはリセット時に実行されるファームウェアです。プロセッサハードウェアを初期化し、オペレーティング システム ソフトウェア(Cisco IOS XE ソフトウェアイメージ)を起動します。ROMMON は、スイッチ上の次のシリアル ペリフェラル インターフェイス(SPI)フラッシュデバイスに保存されます。
-
プライマリ:ここに保存されているのは、デバイスの電源を投入するたび、またはリセットするたびにシステムが起動する ROMMON です。
-
ゴールデン:ここに保存されている ROMMON はバックアップコピーです。プライマリ内の ROMMON が破損すると、ゴールデン SPI フラッシュデバイスの ROMMON が自動的に起動します。
ファームウェアの不具合を解決したり、新機能をサポートするには、ROMMON のアップグレードが必要になる場合がありますが、すべてのリリースに新しいバージョンが存在するとは限りません。すべてのメジャーリリースとメンテナンスリリースに適用される ROMMON またはブートローダのバージョンを確認するには、次の表を参照してください。
ソフトウェアバージョンをアップグレードする前または後に、ROMMON をアップグレードすることができます。アップグレード後のソフトウェアバージョンで新しい ROMMON バージョンが使用可能な場合は、以下のように実行します。
-
プライマリ SPI フラッシュデバイスの ROMMON のアップグレード
この ROMMON は自動的にアップグレードされます。スイッチの既存のリリースからそれ以降のリリースに初めてアップグレードするときに、新しいリリースに新しい ROMMON バージョンがある場合は、新しいイメージを使用してスイッチを初めて起動するときにスイッチのハードウェアバージョンに基づいてプライマリ SPI フラッシュデバイスの ROMMON が自動的にアップグレードされます。
-
ゴールデン SPI フラッシュデバイスの ROMMON のアップグレード
この ROMMON は手動でアップグレードする必要があります。upgrade rom-monitor capsule golden switch コマンドは特権 EXEC モードで入力します。
(注) |
スイッチスタックの場合は、アクティブスイッチとスタックのすべてのメンバーでアップグレードを実行します。 |
ROMMON がアップグレードされると、次のリロード時に有効になります。その後に以前のリリースに戻しても、ROMMON はダウングレードされません。更新後の ROMMON は以前のすべてのリリースをサポートします。
シナリオ |
ROMMON またはブートローダのバージョン |
---|---|
対象 Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 |
C9300 および C9300L モデルでは、ROMMON のバージョンは 17.1.1r [FC1] です。次に例を示します。
ブートローダのアップグレードが開始されると、起動中にコンソールに次のように表示されます。
|
マイクロコードの自動アップグレード
PoE スイッチまたは UPoE スイッチで Cisco IOS イメージをアップグレードまたはダウングレードすると、該当する機能強化とバグ修正を反映するようにマイクロコードがアップグレードされます。マイクロコードのアップグレードは、PoE スイッチまたは UPoE スイッチでのイメージのアップグレード時またはダウングレード時にのみ実行されます。スイッチのリロード時や PoE 以外のスイッチでは発生しません。
アップグレード前のリリースによっては、インストール処理中またはブートアップ時にマイクロコードのアップグレードが実行されます。
-
アップグレード前のリリースでインストール中のマイクロコードの更新がサポートされていない場合、ブートアップ時にマイクロコードが更新され、通常のリロード時間に加えて、マイクロコードのアップグレードを完了するための追加の時間(約 4 分)がかかります。ブートアップ時にマイクロコードがアップグレードされる場合、その間はデータトラフィックの転送が停止します。
-
install コマンドを使用してアップグレードする場合、インストール処理中にマイクロコードがアップグレードされ、ブートアップ時に追加の時間はかかりません。この場合、イメージのアップグレードプロセスで発生するリロードの実行前にマイクロコードが更新されます。データトラフィックの転送はアップグレード中も継続されます。
アップグレードまたはダウングレードの処理中はスイッチを再起動しないでください。
MM [1] MCU version 111 sw ver 105
MM [2] MCU version 111 sw ver 105
Front-end Microcode IMG MGR: found 4 microcode images for 1 device.
Image for front-end 0: /tmp/microcode_update/front_end/fe_type_6_0 mismatch: 0
Image for front-end 0: /tmp/microcode_update/front_end/fe_type_6_1 mismatch: 1
Image for front-end 0: /tmp/microcode_update/front_end/fe_type_6_2 mismatch: 1
Image for front-end 0: /tmp/microcode_update/front_end/fe_type_6_3 mismatch: 0
Front-end Microcode IMG MGR: Preparing to program device microcode...
Front-end Microcode IMG MGR: Preparing to program device[0], index=0 ...594412 bytes.... Skipped[0].
Front-end Microcode IMG MGR: Preparing to program device[0], index=1 ...393734 bytes.
Front-end Microcode IMG MGR: Programming device 0...rwRrrrrrrw..
0%.........................................................................
10%........................................................................
20%..........................................................................
30%........................................................................
40%..........................................................................
50%........................................................................
60%..........................................................................
70%.........................................................................
80%..........................................................................
90%........................................................................100%
Front-end Microcode IMG MGR: Preparing to program device[0], index=2 ...25186 bytes.
Front-end Microcode IMG MGR: Programming device 0...rrrrrrw..0%....10%....20%......30%...40%......50%....60%......70%...80%......90%....100%wRr!
Front-end Microcode IMG MGR: Microcode programming complete for device 0.
Front-end Microcode IMG MGR: Preparing to program device[0], index=3 ...86370 bytes.... Skipped[3].
Front-end Microcode IMG MGR: Microcode programming complete in 290 seconds
ソフトウェア インストール コマンド
(注) |
request platform software コマンドは Cisco IOS XE Gibraltar 16.10.1 以降では廃止されています。このコマンドは今回のリリースの CLI に表示され、設定可能ですが、アップグレードまたはダウングレードには install コマンドを使用することを推奨します。 |
Device# request platform software package ? |
|
clean |
メディアから不要なパッケージファイルを消去します。 |
copy |
パッケージをメディアにコピーします。 |
describe |
パッケージの内容を確認します。 |
expand |
オールインワンパッケージをメディアに展開します。 |
install |
パッケージをインストールします。 |
uninstall |
パッケージをアンインストールします。 |
verify |
In Service Software Upgrade(ISSU)ソフトウェアパッケージの互換性を確認します。 |
ソフトウェア インストール コマンドの概要 Cisco IOS XE Everest 16.6.2 以降のリリースでサポートされています。 |
|
---|---|
指定したファイルをインストールしてアクティブ化し、リロード後も維持されるように変更をコミットするには、次のコマンドを実行します。 インストールファイルを個別にインストール、アクティブ化、コミット、中止、または削除するには、次のコマンドを実行します。 |
|
add file tftp: filename |
インストール ファイル パッケージをリモートロケーションからデバイスにコピーし、プラットフォームとイメージのバージョンの互換性チェックを実行します。 |
activate [ auto-abort-timer] |
ファイルをアクティブ化し、デバイスをリロードします。 auto-abort-timer キーワードがイメージのアクティブ化を自動的にロールバックします。 |
commit |
リロード後も変更が持続されるようにします。 |
rollback to committed |
最後にコミットしたバージョンに更新をロールバックします。 |
abort |
ファイルのアクティブ化を中止し、現在のインストール手順の開始前に実行していたバージョンにロールバックします。 |
remove |
未使用および非アクティブ状態のソフトウェア インストール ファイルを削除します。 |
インストール モードでのアップグレード
次の手順に従い、インストール モードで、あるリリースから別のリリースにアップグレードします。ソフトウェアイメージのアップグレードを実行するには、boot flash:packages.conf を使用して IOS を起動する必要があります。
始める前に
この手順は、次のアップグレードのシナリオで使用できます。
アップグレード前のリリース |
使用するコマンド |
アップグレード後のリリース |
---|---|---|
Cisco IOS XE Everest 16.5.1a または Cisco IOS XE Everest 16.6.1 |
request platform software コマンドのみ |
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 |
Cisco IOS XE Everest 16.6.2 以降 |
install コマンドまたは request platform software コマンドのいずれか |
このセクションの出力例は、
-
request platform software コマンドを使用して Cisco IOS XE Everest 16.5.1a から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 にアップグレードする場合のものです。
-
install コマンドを使用して Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 にアップグレードする場合のものです。
手順
ステップ 1 |
クリーンアップ フラッシュに新しいイメージを拡張するために 1 GB 以上の領域があることを確認します。十分な領域がない場合は、古いインストールファイルをクリーンアップします。
次の例は、Cisco IOS XE Everest 16.5.1a から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 へのアップグレードシナリオで、request platform software package clean コマンドを使用して未使用のファイルをクリーンアップした場合の出力を示しています。スタック内のすべてのスイッチをクリーンアップするには、switch all オプションを使用します。
次の例は、Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 へのアップグレードシナリオで、install remove inactive コマンドを使用して未使用のファイルをクリーンアップした場合の出力を示しています。
|
||||
ステップ 2 |
新しいイメージをフラッシュにコピー |
||||
ステップ 3 |
ブート変数を設定 |
||||
ステップ 4 |
ソフトウェアイメージをフラッシュにインストール
TFTP サーバ上のソースイメージか、フラッシュにコピーしておいたソースイメージを指定できます。イメージは TFTP サーバかアクティブなスイッチのフラッシュドライブにコピーすることを推奨します。メンバスイッチ(アクティブ以外のスイッチ)のフラッシュドライブまたは
USB ドライブにあるイメージを指定する場合、正確なフラッシュドライブまたは USB ドライブを指定しないとインストールに失敗します。たとえば、イメージがメンバースイッチ 3 のフラッシュドライブ(flash-3)にある場合、 次の例は、Cisco IOS XE Everest 16.5.1a から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 へのアップグレードシナリオで、request platform software package install コマンドを使用して Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 ソフトウェアイメージをフラッシュにインストールした場合の出力を示しています。
次の例は、Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 へのアップグレードシナリオで、install add file activate commit コマンドを使用して Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 ソフトウェアイメージをフラッシュにインストールした場合の出力を示しています。
|
||||
ステップ 5 |
dir flash: ソフトウェアのインストールが正常に完了したら、このコマンドを使用して、フラッシュパーティションに 10 個の新しい 次に、Cisco IOS XE Everest 16.5.1a から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 へのアップグレードシナリオにおける dir flash: コマンドの出力例を示します。
次に、Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 から Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 へのアップグレードシナリオにおける dir flash: コマンドの出力例を示します。
次の出力例では、フラッシュパーティションの 2 つの .conf ファイルが表示されています。
|
||||
ステップ 6 |
upgrade rom-monitor capsule golden switch[ number ] R0 このコマンドを使用して ROMMON バージョンをアップグレードします。コマンドを入力した後、システムプロンプトでアップグレードを確認します。 この詳細については、このドキュメントのROMMON のアップグレードを参照してください 。
|
||||
ステップ 7 |
Reload |
インストールモードでのダウングレード
ここでは、あるリリースから別のリリースにインストールモードでダウングレードする手順を示します。ソフトウェアイメージのダウングレードを実行するには、boot flash:packages.conf を使用して IOS を起動する必要があります。
始める前に
この手順は、次のダウングレードのシナリオで使用できます。
ダウングレード前のリリース |
使用するコマンド |
ダウングレード後のリリース |
---|---|---|
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 |
install コマンドまたは request platform software コマンドのいずれか |
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.x 以前のリリース |
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 以降では、本シリーズの UPOE スイッチ(C9300-24U、C9300-48U、C9300-24UX、C9300-48UXM、C9300-48UN)で IEEE 802.3bt タイプ 3 標準規格をサポートするために新しいマイクロコードが導入されています。新しいマイクロコードには、一部のリリースとの下位互換性はありません。そのため、それらのリリースのいずれかにダウングレードする場合はマイクロコードもダウングレードする必要があります。マイクロコードのダウングレードを実行しないと、ダウングレード後の PoE の機能に影響します。
ダウングレード後のリリースとダウングレードに使用するコマンドに応じて、実行する必要があるアクションを次の表で確認してください。
ダウングレード前のリリース |
ダウングレード後のリリース |
使用するコマンド |
マイクロコードのダウングレードのアクション |
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 またはそれ以降のリリース |
Cisco IOS XE Everest 16.6.1 ~ Cisco IOS XE Everest 16.6.6 Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 ~ Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 |
install コマンド |
マイクロコードはソフトウェアのインストールの一部として自動的にロールバックされます。これ以上の操作は不要です。 |
request platform software コマンドまたはバンドルブート |
ソフトウェアイメージをダウングレードする前に、手動でマイクロコードをダウングレードします。 マイクロコードをダウングレードするには、グローバル コンフィギュレーション モードで hw-module mcu rollback コマンドを入力します。 |
このセクションの出力例は、install コマンドを使用して Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 から Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 にダウングレードする場合のものです。
重要 |
スイッチモデルが導入されたリリースは、そのモデルの最小ソフトウェアバージョンです。あるリリースを搭載して新しく導入されたスイッチモデルをダウングレードすることはできません。既存のスタックに新しいスイッチモデルを追加する場合は、既存のすべてのスイッチを最新のリリースにアップグレードすることを推奨します。
|
手順
ステップ 1 |
クリーンアップ フラッシュに新しいイメージを拡張するために 1 GB 以上の領域があることを確認します。十分な領域がない場合は、古いインストールファイルをクリーンアップします。
次の例は、install remove inactive コマンドを使用して Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 のファイルをクリーンアップした場合の出力を示しています。
|
||
ステップ 2 |
新しいイメージをフラッシュにコピー |
||
ステップ 3 |
ソフトウェアイメージをダウングレード
次の例では、install add file activate commit コマンドを使用して Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 ソフトウェアイメージをフラッシュにインストールしています。マイクロコードのダウングレードも実行されます。
|
||
ステップ 4 |
Reload |
ライセンス
このセクションでは、Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチで使用可能な機能のライセンスパッケージについて説明します。
ライセンスレベル
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ で使用可能なソフトウェア機能は、次のように、基本またはアドオンのライセンスレベルに分類されます。
基本ライセンス
-
Network Essentials
-
Network Advantage:Network Essentials ライセンスで使用可能な機能と追加機能が含まれます。
アドオン ライセンス
アドオンライセンスには、前提条件として Network Essentials または Network Advantage が必要です。アドオンライセンスレベルでは、スイッチだけでなく Cisco Digital Network Architecture Center(Cisco DNA Center)でもシスコのイノベーションとなる機能を得られます。
-
DNA Essentials
-
DNA Advantage:DNA Essentials ライセンスで使用可能な機能と追加機能が含まれます。
プラットフォームサポートに関する情報を検出し、機能を使用できるライセンスレベルを確認するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、https://www.cisco.com/go/cfn に進みます。cisco.com のアカウントは必要ありません。
ライセンスタイプ
使用可能なライセンスタイプは次のとおりです。
-
永久:ライセンスレベル、有効期限なし。
-
有効期間付き:ライセンスレベル、3 年、5 年、または 7 年の期間。
-
評価:登録なしのライセンス。
ライセンスレベル:使用上のガイドライン
-
基本ライセンス(Network Essentials および Network-Advantage)の注文および履行は、永久ライセンスタイプのみとなります。
-
アドオンライセンス(DNA Essentials および DNA Advantage)の注文および履行は、有効期間付きライセンスタイプのみとなります。
-
ネットワーク ライセンス レベルを選択した場合はアドオンライセンスレベルが含まれています。DNA の機能を使用する場合は、有効期限が切れる前にライセンスを更新して引き続き使用するか、アドオンライセンスを非アクティブ化してからスイッチをリロードして基本ライセンス機能での運用を継続します。
-
基本ライセンスとともにアドオンライセンスを購入する場合、許可されている組み合わせと、許可されていない組み合わせに注意してください。
表 3. 許可されている組み合わせ DNA Essentials
DNA Advantage
Network Essentials
Yes
×
Network Advantage
可5
可
5 この組み合わせは DNA ライセンスの更新時にのみ購入できます。DNA-Essentials の初回購入時には購入できません。 -
評価ライセンスを注文することはできません。これらのライセンスは Cisco Smart Software Manager で追跡されず、90 日で期限切れになります。評価ライセンスはスイッチで一度だけ使用でき、再生成することはできません。評価ライセンスが期限切れになると、その後 275 日間は毎日警告システムメッセージが生成され、それ以降は毎週生成されます。リロード後に、有効期限の切れた評価ライセンスを再度アクティベートすることはできません。
スマートライセンス
Cisco スマートライセンスは統合ライセンス管理システムであり、Cisco 製品のソフトウェアライセンスすべてを管理します。
このライセンスを使用して、シスコのソフトウェアを購入、導入、管理、追跡、更新できます。単一のユーザインターフェイスを通じて、ライセンスの所有権や使用状況に関する情報が提供されます。
このソリューションは、スマートアカウントと Cisco Smart Software Manager で構成されます。スマートアカウントはシスコソフトウェア資産のオンラインアカウントであり、Cisco Smart Software Manager を使用するために必要です。Cisco Smart Software Manager では、ライセンスの登録、登録解除、移行、転送といった、ライセンス管理に関連するすべてのタスクを実行できます。ユーザを追加して、スマートアカウントや特定のバーチャルアカウントに対するアクセスと権限を付与できます。
重要 |
Cisco スマートライセンスはデフォルトであり、ライセンスを管理するために使用できる唯一の方法です。 |
スマートライセンスの展開
次に、第 0 日から第 N 日の展開を Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降のリリースを実行しているデバイスから直接開始するプロセスの概要を示します。各タスクの実行方法については、コンフィギュレーション ガイドへのリンクから詳しい情報を参照できます。
手順
ステップ 1 |
cisco.com の Cisco Smart Software Manager へのネットワーク接続を確立します。 必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」→「Connecting to CSSM」を参照してください。 |
ステップ 2 |
スマートアカウントを作成してアクティブ化するか、既存のスマートアカウントでログインします。 スマートアカウントを作成してアクティブ化するには、Cisco Software Central の「Create Smart Accounts」にアクセスします。スマートアカウントをアクティブ化できるのは権限を持つユーザだけです。 |
ステップ 3 |
Cisco Smart Software Manager のセットアップを完了します。 |
完了すると次のようになります。
-
デバイスが承認されて使用できる状態になります。
-
購入済みのライセンスがスマートアカウントに表示されます。
設定済みデバイスでのスマートライセンスの使用
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降では、工場出荷時にソフトウェアバージョンがプロビジョニングされた設定済みデバイスの場合、そのデバイスのすべてのライセンスは Cisco Smart Software Manager に登録するまで評価モードの状態になります。
必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」→「Registering the Device in CSSM」を参照してください。
ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレードによるスマートライセンスへの影響
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降では、スマートライセンスがデフォルトであり、唯一のライセンス管理ソリューションです。すべてのライセンスがスマートライセンスとして管理されます。
重要 |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降では、使用権(RTU)ライセンスモードが廃止され、関連する CLI の license right-to-use コマンドも使用できなくなりました。 |
スマートライセンスをサポートしているリリースへのアップグレードやスマートライセンスをサポートしていないリリースへの移行によって、デバイスのライセンスに影響が及ぶことに注意してください。
-
以前のリリースからスマートライセンスをサポートするリリースにアップグレードした場合:既存のすべてのライセンスは Cisco Smart Software Manager に登録するまで評価モードの状態になります。登録が完了すると、スマートアカウントで使用できるようになります。
必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」→「Registering the Device in CSSM」を参照してください。
-
スマートライセンスがサポートされていないリリースにダウングレードした場合:デバイスのすべてのスマートライセンスが従来のライセンスに変換され、デバイスのすべてのスマートライセンス情報が削除されます。
スケーリングのガイドライン
機能のスケーリングのガイドラインについては、Cisco Catalyst 1000 シリーズ スイッチのデータシート(https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/switches/catalyst-1000-series-switches/nb-06-cat1k-ser-switch-ds-cte-en.html)を参照してください。
制限事項と制約事項
-
コントロール プレーン ポリシング(CoPP):
system-cpp policy
で設定されたクラスがデフォルト値のままの場合、それらのクラスに関する情報は show run コマンドで表示されません。代わりに、特権 EXEC モードで show policy-map system-cpp-policy または show policy-map control-plane コマンドを使用してください。 -
Cisco TrustSec の制約事項:Cisco TrustSec は物理インターフェイスでのみ設定でき、論理インターフェイスでは設定できません。
-
Flexible NetFlow の制限事項
-
イーサネット管理ポート(GigabitEthernet0/0)を使用して NetFlow エクスポートを設定することはできません。
-
レイヤ 2 ポートチャネル、ループバック、トンネルなどの論理インターフェイスにフローモニタを設定することはできません。
-
同じインターフェイスの同じ方向について、同じタイプ(IPv4、IPv6、またはデータリンク)のフローモニタを複数設定することはできません。
-
-
メモリリーク:ロギング識別子を設定してデバイスに適用している場合、大量の syslog またはデバッグ出力によってメモリリークが発生します。リークのレートは生成されるログの量に依存します。極端なケースでは、デバイス障害が発生することもあります。これを回避するには、デバイスでロギング識別子を無効にします。
-
QoS の制約事項
-
QoS キューイングポリシーを設定する際は、キューイングバッファの合計が 100% を超えないようにしてください。
-
論理インターフェイスで QoS ポリシーがサポートされるのは、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)のみです。
-
ポートチャネル インターフェイス、トンネルインターフェイス、およびその他の論理インターフェイスでは QoS ポリシーはサポートされません。
-
-
セキュア シェル(SSH)
-
SSH バージョン 2 を使用してください。SSH バージョン 1 はサポートされていません。
-
SCP および SSH の暗号化操作の実行中は、SCP の読み取りプロセスが完了するまで、デバイスの CPU が高くなることが想定されます。SCP は、ネットワーク上のホスト間でのファイル転送をサポートしており、転送に SSH を使用します。
SCP および SSH の操作は現在はハードウェア暗号化エンジンでサポートされていないため、暗号化と復号化のプロセスがソフトウェアで実行されることで CPU が高くなります。SCP および SSH のプロセスによる CPU 使用率が 40 ~ 50% になる場合がありますが、デバイスがシャットダウンされることはありません。
-
-
スタック構成:
-
最大 8 つのスタックメンバでスイッチスタックを構成できます。
-
同種スタック構成のみサポートされ、混合スタック構成はサポートされていません。
C9300 SKU は、他の C9300 SKU とのみスタックできます。同様に、C9300L SKU は他の C9300L SKU とのみスタックできます。
次の追加の制限は、シリーズの 9300-24UB、C9300-24UXB、および C9300-48UB モデルに適用されます。これらのモデル同士でのみスタックすることができます。他の C9300 SKU とスタックすることはできません。
-
新しいメンバスイッチの自動アップグレードは、インストールモードでのみサポートされます。
-
-
USB の認証:Cisco USB ドライブをスイッチに接続すると、既存の暗号化事前共有キーでドライブの認証が試行されます。USB ドライブからは認証用のキーが送信されないため、password encryption aes コマンドを入力するとコンソールに次のメッセージが表示されます。
Device(config)# password encryption aes Master key change notification called without new or old key
-
有線 Application Visibility and Control の制限事項:
-
NBAR2(QoS およびプロトコル検出)設定は有線物理ポートでのみ許可されます。たとえば、VLAN、ポートチャネル、および他の論理インターフェイスなどの仮想インターフェイスではサポートされていません。
-
NBAR2 ベースの一致基準「match protocol」は、マーキングアクションおよびポリシングアクションでのみ許可されます。NBAR2 一致基準は、キューイング機能が設定されているポリシーでは許可されません。
-
「一致プロトコル」:すべてのポリシーで最大 256 の同時に異なるプロトコル。
-
NBAR2 と従来の NetFlow は同じインターフェイスで同時に設定できません。ただし、NBAR2 と有線 AVC Flexible NetFlow は同じインターフェイスで同時に設定できます。
-
IPv4 ユニキャスト(TCP/UDP)のみがサポートされます。
-
AVC は管理ポート(Gig 0/0)ではサポートされません。
-
NBAR2 の接続は、物理アクセスポートでのみ実行する必要があります。アップリンクは、単一のアップリンクであり、ポート チャネルの一部でなければ接続できます。
-
パフォーマンス:各スイッチメンバは、50% 未満の CPU 使用率で、1 秒あたり 2000 の接続(CPS)を処理できます。このレートを超える AVC サービスは保証されません。
-
拡張性:48 個のアクセスポートと 24 個のアクセスポートごとに最大 20000 の双方向フローを処理できます。
-
-
YANG データモデリングの制限事項:サポートされる NETCONF の最大同時セッション数は 20 セッションです。
警告
警告では、Cisco IOS-XE リリースでの予期しない動作について説明します。以前のリリースでオープンになっている警告は、オープンまたは解決済みとして次のリリースに引き継がれます。
Cisco Bug Search Tool
Cisco Bug Search Tool(BST)を使用すると、パートナーとお客様は製品、リリース、キーワードに基づいてソフトウェア バグを検索し、バグ詳細、製品、バージョンなどの主要データを集約することができます。BST は、ネットワーク リスク管理およびデバイスのトラブルシューティングにおいて効率性を向上させるように設計されています。このツールでは、クレデンシャルに基づいてバグをフィルタし、検索入力に関する外部および内部のバグ ビューを提供することもできます。
警告の詳細を表示するには、ID をクリックします。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.x の未解決の不具合
ID |
説明 |
---|---|
スイッチのリロード後に SVI の private-vlan mapping XXX の設定が実行コンフィギュレーションから失われる |
|
2 ペアケーブルの 9300 で PD が検出されず電源がオンにならない |
|
Cat9300 が show platform software fed switch 1 fss abstraction の実行時にクラッシュする |
|
packet-len オプションを指定した EPC で大きいフレームの CPU インバンドパスが切断される |
|
STP BPDU が FED から IOSd に送信されない |
|
有効な IP の競合が発生した後に管理ダウン状態の SVI が GARP に応答する |
|
繰り返しのリロードテスト中に、スタック内のスイッチメンバーの 1 つが起動するまでに時間がかかることがある |
|
SPANed マルチキャストパケットで TTL が減少する |
|
一部の mGig AP に接続されている場合に、9300-48UXM で断続的なリンクフラップが発生する |
|
802.1x マルチ認証/マルチドメイン:C9K で認証ポートのデータ VLAN に対する出力方向のトラフィックがドロップされる |
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
---|---|
VLAN 1 の SPAN 送信元を有効にすると LACP の動作に影響する |
|
40GE アップリンクがリロードまたはスイッチオーバー後に起動しない |
|
9300 Mgig:特定の IP フォンでハーフペア イーサネット ケーブルが自動ネゴシエーションで 100 フルにならない |
|
電源装置とファンの OIR 後に EnvMon トラップを受信しない |
|
ERSPAN 宛先が機能していないか、トラフィックを転送しない |
|
Cat9500 || v169_3_hemit_es_throttle ES イメージ || mVPN のセットアップで EGR_INVALID_REWRITE カウンタが増加する |
|
cat9k // evpn/vxlan // DHCP リレーが L3VNI 経由で動作しない |
|
スタックメンバが起動した場合に表示されるボード ID を取得できない |
|
SYS-2-BADSHARE: Bad refcount in datagram_done(システムのチャーン中に表示されるメッセージ) |
|
「auth port-control auto」コマンドが存在する場合に MAC アドレスラーニングが実行されない |
|
IP IGMP スヌーピングの設定中に CLI に 5 ギガビットインターフェイスが表示されない |
|
Cat3k/Cat9k では、EIGRP 不等コストロードバランシングのルールに従ってスイッチがトラフィックを転送できない |
|
C9600/9400/9500H/9300 などでは、CMCC ハートビート障害が原因でクラッシュする |
|
IGMP join/leave でマルチキャストストリームが安定しない |
|
"fed TCAM utilization" を実行するとシステムがクラッシュする |
|
ポートが down/down object-manager のままになる(fed-ots-mo スレッドがスタック) |
|
コマンドから無効な PRC エラーメッセージが返される |
トラブルシューティング
トラブルシューティングの最新の詳細情報については、次の URL にある Cisco TAC Web サイトを参照してください。
https://www.cisco.com/en/US/support/index.html
[Product Support] に移動し、リストから製品を選択するか、製品の名前を入力します。発生している問題に関する情報を見つけるには、[Troubleshoot and Alerts] を参照してください。
関連資料
Cisco IOS XE 16 に関する情報は、次の URL から入手できます。 https://www.cisco.com/c/en/us/products/ios-nx-os-software/ios-xe/index.html
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ のすべてのサポートドキュメントは、次の URL から入手できます。https://www.cisco.com/c/en/us/support/switches/catalyst-9300-series-switches/tsd-products-support-series-home.html
Cisco Validated Designs ドキュメントは、次の URL から入手できます。 https://www.cisco.com/go/designzone
選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 http://www.cisco.com/go/mibs
通信、サービス、およびその他の情報
-
シスコからタイムリーな関連情報を受け取るには、Cisco Profile Manager でサインアップしてください。
-
重要な技術によりビジネスに必要な影響を与えるには、Cisco Services にアクセスしてください。
-
サービス リクエストを送信するには、Cisco Support にアクセスしてください。
-
安全で検証済みのエンタープライズクラスのアプリケーション、製品、ソリューション、およびサービスを探して参照するには、Cisco Marketplace にアクセスしてください。
-
一般的なネットワーキング、トレーニング、認定関連の出版物を入手するには、Cisco Press にアクセスしてください。
-
特定の製品または製品ファミリの保証情報を探すには、Cisco Warranty Finder にアクセスしてください。
Cisco バグ検索ツール
Cisco バグ検索ツール(BST)は、シスコ製品とソフトウェアの障害と脆弱性の包括的なリストを管理する Cisco バグ追跡システムへのゲートウェイとして機能する、Web ベースのツールです。BST は、製品とソフトウェアに関する詳細な障害情報を提供します。