Cisco Prime Collaboration 9.0 クイック スタート ガイド
ソフトウェア イメージ、PAK、およびライセンス ファイルへのアクセス
Prime Collaboration Assurance のインストール
Prime Collaboration Assurance アプリケーションの導入
Prime Collaboration Assurance の仮想アプライアンスの設定
Prime Collaboration Provisioning のインストール
Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの導入
Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの設定
Prime Collaboration Assurance を使用する前に
Prime Collaboration Provisioning を使用する前に
Prime Collaboration Provisioning での SSL のイネーブル化
【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。 本書は、米国シスコシステムズ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。 あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。 |
このガイドでは、仮想サーバに Cisco Prime Collaboration(Prime Collaboration)をインストールする方法について説明します。
このマニュアルは、IP テレフォニー システムおよび Cisco TelePresence System のモニタリング、メンテナンス、 および 設定を行う管理者を対象としています。また、Cisco TelePresence System および音声アプリケーションの問題をトラブルシューティングする管理者も対象に含まれます。これらの管理者は、次のアプリケーションに精通している必要があります。
• 管理:Cisco TelePresence Manager(CTS-Manager)および Cisco TelePresence Management System(Cisco TMS)。
• コールおよびセッション制御:Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified CM)、Cisco Unified CM Express、および Cisco TelePresence Video Communication Server(Cisco VCS)。
• 会議:Cisco TelePresence Multipoint Switch(CTMS)、Cisco TelePresence Server(TS)、Multipoint Control Units(MCU)、および Cisco TelePresence Media Service Engine(MSE)。
管理者は、仮想化の概念と仮想化環境についても理解しておく必要があります。
(注) すでに UCMS および Prime Collaboration Manager(Prime CM)を使用している場合は、
『Cisco Prime Collaboration 9.0 Migration Guide』を参照して、Prime Collaboration に移行します。
次の表では、『Cisco Prime Collaboration 9.0 クイック スタート ガイド』の初期リリース以降に追加または変更された情報について説明します。
Cisco Prime Collaboration では、基礎となるトランスポート インフラストラクチャを含む Cisco Collaboration システムの診断付きで、包括的な音声およびビデオのネットワーク モニタリングが可能です。
Prime Collaboration は統合アプリケーションで、ビデオの導入を音声と分けて管理する必要がなくなります。これは、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の 2 つの異なるアプリケーションとして提供されており、個別の仮想マシンにインストールされます。
この統合アプリケーションは、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の利点を組み合わせます。
Prime Collaboration Assurance アプリケーションでは次のことが可能です。
• Cisco Collaboration アプリケーションのエンドツーエンド サービス モニタリング。
• Cisco TelePresence システムと電話機に対するリアルタイムのサービス トラブルシューティングおよび診断。
• Cisco メディアネットを使用した、ビデオ サービスの準備検査。
• Cisco IP サービス レベル契約(IP SLA)と Video SLA Assessment Agent(VSAA)を使用した診断テスト。
• 音声およびビデオ システムのサービス レベル レポートおよびインベントリ レポート。
Prime Collaboration Provisioning アプリケーションでは次のことが可能です。
• 加入者(個々の電話、ボイスメール、またはその他のサービスの所有者)のために注文される標準サービス(電話機、回線、ボイスメールなど)。
• 一貫した方法で Cisco Unified Communications の音声インフラストラクチャを自動設定する、設定テンプレート。
• 既存の Cisco Unified Communications ネットワークへの Provisioning アプリケーションの簡単な追加。
• 加入者とユーザを管理するための、簡単なポリシー方式の 2 Day プロビジョニング インターフェイス。
• エンド ユーザが回線を設定し、サービスを管理し、電話機のオプションをすばやく簡単に設定できる、セルフケア機能。
これらのアプリケーションは、次のいずれかの方法で実行できます。
• シングル サインオンを使用する統合アプリケーション。このモードは、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の両方の機能に対する起動ポイントを持つ、統合ユーザ インターフェイスを提供します。
• 個別ログインを使用するスタンドアロン アプリケーション。このモードは、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の機能に個別のユーザ インターフェイスを提供します。
Prime Collaboration 機能の詳細については、『 Cisco Prime Collaboration 9.0 Administration Guide 』の「Introduction to Prime Collaboration」の章を参照してください。
Prime Collaboration は、ホスト サーバの MAC に対して保護される、ライセンス供与されたソフトウェア製品です。Prime Collaboration のライセンスは Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の機能およびエンドポイント数を保護し、イネーブルにします。ライセンスは、必要なコラボレーションの管理オプション(Assurance または Provisioning)、エンドポイント タイプ(電話機または Cisco TelePresence)、およびこれらのエンドポイント数に基づいて注文します。
Prime Collaboration 用の製品番号は、R-xxx および L-xxx です。これらは、注文の出荷宛先電子メール アドレスに送信される電子メールに記載されており、シスコの eDelivery サイトにアクセスしてソフトウェア イメージをダウンロードし、注文した製品認証キー(PAK)をライセンス設定する方法を示します。ソフトウェア イメージは、ホスト サーバにダウンロードおよびインストールされます。ESD のサイトからのライセンス PAK ID を使用すると、シスコのライセンシング サイトにアクセスして、サーバの MAC アドレスをその時にホスト サーバにインストールされているライセンス キーに関連付けることができます。これらのライセンス キーは、実稼働環境で使用するように Prime Collaboration ソフトウェアをアクティブにします。また、これらのライセンス キーは、トライアル インストールを実稼働環境に変換します。
(注) PAK は、シスコのソフトウェア サイトへのログインに使用され、MAC アドレスが関連付けられています。PAK は電子メールで送信され、ダウンロードできるようにライセンス ファイルが作成されます。Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning のそれぞれに、個別のライセンス ファイルが必要なことに注意してください。ライセンス ファイルをダウンロードしたら、Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning のサーバに個別に登録します。
Prime Collaboration Assurance のライセンス
Prime Collaboration Assurance では、エンドポイント タイプおよび量に基づいてライセンスが提供されます。エンドポイントのタイプは必要なライセンスを決定し、エンドポイント数はネットワークを管理するために購入する必要があるライセンスの階層と数を決定します。Prime Collaboration Assurance のライセンスを追加する方法については、『 Cisco Prime Collaboration Administration Guide 』を参照してください。
• 50 個のハイエンド、シングルコーデック エンドポイント
表 1 に、ライセンス カテゴリとエンドポイント タイプ間のマッピングを示します。
Prime Collaboration Provisioning のライセンス
Prime Collaboration Provisioning では、次のタイプのライセンスを使用できます。
• Cisco Prime Unified Provisioning イメージ ライセンス(実稼働ネットワークでアクティブにする必要があります)
• Prime Collaboration Provisioning スケール ライセンス
• Prime Collaboration Provisioning アプリケーション プログラム インターフェイス機能ライセンス(任意)
Prime Collaboration Provisioning のライセンスを追加する方法については、『 Cisco Prime Collaboration Provisioning Guide 』を参照してください。
ただし、追加のスケール ライセンスは次の単位で購入できます。
(注) スケール ライセンスは累積的です。ライセンスを組み合わせて、サポートされる電話機の台数を増やすことができます。
表 2 にインストール要件を示します。Prime Collaboration をインストールする前にチェックリストを確認します。
Prime Collaboration Assurance アプリケーションおよび Prime Collaboration Provisioning アプリケーションは、異なる仮想マシンにインストールする必要があります。 インストール モードおよび必要なサーバ数の詳細については、 「サーバ数」 を参照してください。 |
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Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning のイメージは、OVA ファイル形式です。 必要な VMware 環境に関する詳細については、 「VMware 要件」 を参照してください。 |
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システム要件は管理するエンドポイントの数によって異なります。 「システム要件」 を参照してください。 |
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Prime Collaboration は、他のプロセスとデバイスとの通信に複数のプロトコルを使用します。Prime Collaboration が通信するために必要なポートが使用可能であることを確認する必要があります。詳細については、『 Required Ports for Prime Collaboration 』を参照してください。 |
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音声およびビデオ エンドポイントとインフラストラクチャ デバイスには、Prime Collaboration サーバが通信できるように特定の設定が必要です。詳細については、『 Setting up Devices for Prime Collaboration 』を参照してください。 |
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Prime Collaboration イメージは、eDelivery サイトと Cisco.com のサポート ソフトウェアのダウンロード サイトで入手できます。eDelivery または ESW 契約のオーダーが必要です。 |
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• globaladmin、root ユーザ、および CLI ユーザ アカウントが作成されます。これらのアカウントのパスワードを指定する必要があります。 「ユーザ アカウント」、「root ユーザと globaladmin のパスワードの規則」、および「CLI 管理者のパスワードの規則」 を参照してください。 「インストール プロンプト」 を参照してください。 |
Prime Collaboration のインストールに必要な仮想マシンの数は次のとおりです。
• Prime Collaboration Assurance をインストールする 1 つの仮想マシン。
• Prime Collaboration Provisioning をインストールする追加の仮想マシン。必要な仮想マシンの数は、管理する電話機の数によって異なります。
– 電話機が 10,000 台以下(小中規模導入モデル)の場合、データベースとアプリケーションの両方をインストールする 1 つの仮想マシンが必要です。小中規模導入モデル用の Prime Collaboration Provisioning の設定の詳細については、 「設定が簡単」 を参照してください。
– 電話機が 10,000 台を超える(大規模および非常に大規模な導入モデル)場合、データベースとアプリケーションを個別にインストールするために 2 つの仮想マシンが必要です。大規模および非常に大規模な導入モデル用の Prime Collaboration Provisioning の設定の詳細については、 「高度な設定」 を参照してください。
インストールする前に、上で指定された各仮想マシンの IP アドレスを確認します。
Prime Collaboration は、ESXi 4.1 または 5.0 がインストールされた任意の VMware 認定ハードウェアで動作します。大規模および非常に大規模な導入モデルでは、ESXi 5.0 が必要です。
(注) • VMware 認定の Cisco Unified Computing System(UCS)に Prime Collaboration をインストールし、実行することを推奨します。
– Prime Collaboration は 2 番目の NIC(ネットワーク アダプタ)を設定できます。2 番目の NIC の設定方法については、『 Troubleshooting Cisco Prime Collaboration 』を参照してください。
OVA は、仮想マシンの CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク リソースなどの設定を定義します。
Prime Collaboration Assurance に関する仮想マシン要件
表 3 は、Prime Collaboration で管理されているエンドポイントの数に基づいた、Prime Collaboration Assurance アプリケーションの仮想マシン要件を示しています。
(注) Prime Collaboration のパフォーマンスを改善するために、サーバのハイパースレッディングを(BIOS レベルで)ディセーブルにする必要があります。これは、ハイパースレッディングがイネーブルになっている場合に発生する可能性のある CPU 関連の問題を回避するためです。ハイパースレッディングのディセーブル化については、ハードウェアのマニュアルを参照してください。
表 4 は、Prime Collaboration で管理されているエンドポイントの数に基づいた、Prime Collaboration Provisioning アプリケーションの仮想マシン要件を示しています。
(注) データストアでの読み取り/書き込み遅延が大きい場合、Prime Collaboration Provisioning のパフォーマンスが低下します。データストアでの平均読み取り/書き込み遅延が 2 ミリ秒未満であることを確認してください。
表 5 に、Prime Collaboration を効果的に使用するためのクライアント マシン要件を示します。
• Mozilla Firefox - ESR 10.0.x および 15。ESR の詳細については、 http://www.mozilla.org/en-US/firefox/organizations/faq/ を参照してください。 • Windows Internet Explorer 8.0 および 9.0 Prime Collaboration は、自己署名証明書(HTTPS)を提供します。Prime Collaboration クライアントのアクセスを可能にするには、Internet Explorer でセキュリティを中または低に設定する必要があります。 • ブラウザで cookie を有効にしていることを確認します。 • ブラウザで言語として [English (United States) [en-us]] を設定していることを確認します。 • Prime Collaboration は複数のインスタンスでポップアップ ダイアログボックスを使用します。ポップアップ ブロッカをインストール済みの場合は、ディセーブルにしておく必要があります。 |
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Prime Collaboration 機能が適切に動作するようにするためには、クライアント マシンに Adobe Flash Player をインストールする必要があります。Adobe Web サイトから Adobe Flash Player バージョン 10.x 以降をダウンロードし、インストールすることを推奨します。 |
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クライアントは、次のように Cisco Prime Collaboration にアクセスできる必要があります。 • ファイアウォールの外側から:クライアント アクセスを設定する方法については、ファイアウォールのマニュアルを参照してください。 • バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)経由:VPN トンネルでクライアントと VPN ルータまたは同様のデバイスを接続する必要があります。 |
VMware 環境が次の要件を満たしていることを確認してください。
• OVA が、vSphere クライアントのインストール先と同じマシンにダウンロードされ、保存されている。
Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning ぞれぞれのために、2 つの OVA をダウンロードする必要があります。
(注) Prime Collaboration Provisioning がスタンドアロンの場合、電話機が 10,000 台より多いときは、OVA をダウンロードして、データベース用とアプリケーションのインストール用として、2 つの仮想マシンに個別に設定する必要があります。
• VMware ESXi が ESXi ホストにインストールされ、設定されている。ホスト マシンのセットアップと設定については、VMware のマニュアルを参照してください。
(注) VMware vSphere クライアントは Windows ベースです。したがって、このクライアントは Windows PC からダウンロードし、インストールする必要があります。
VMware vSphere Client をインストールしたら、そのクライアントを実行して、仮想ホストのホスト名または IP アドレス、ルート ログイン ID、および設定したパスワードを使用して仮想ホストにログインできます。vCenter を介して管理する場合は、ホストを vCenter に追加できます。詳細は、VMware のマニュアルを参照してください。
• VMware ESXi サーバのホスト名が、DNS サーバに設定されている。
• VMware ESXi サーバが、NTP サーバと同期している。
Prime Collaboration イメージは、eDelivery サイトと Cisco.com のサポート ソフトウェアのダウンロード サイトで入手できます。eDelivery または ESW 契約のオーダーが必要です。
Prime Collaboration Assurance だけをインストールする必要がある場合は、管理するエンドポイントの数に基づいて Prime Collaboration Assurance OVA をダウンロードします。
Prime Collaboration Assurance アプリケーションは次のタイプの導入モデルに設定できます。
• 小規模導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Assurance OVA :<cpc-assurance-9.0.0-24376-small.ova> エンドポイント数が最大 1000 個の場合(100 未満の TelePresence システムを含む)
• 中規模導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Assurance OVA :<cpc-assurance-9.0.0-24376-medium.ova> エンドポイント数が最大 10,000 個の場合(1000 未満の TelePresence システムを含む)
• 大規模導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Assurance OVA :<cpc-assurance-9.0.0-24376-large.ova> エンドポイント数が最大 100,000 個の場合(10000 未満の TelePresence システムを含む)
• 非常に大規模な導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Assurance OVA :<cpc-assurance-9.0.0-24376-verylarge.ova> エンドポイント数が最大 150,000 個の場合(10000 未満の TelePresence システムを含む)
(注) より多くのエンドポイントを管理するために導入モデルをアップグレードするには、調整スクリプトを実行する必要があります。Prime Collaboration Assurance の調整スクリプトの詳細については、『Troubleshooting Cisco Prime Collaboration』の「Upgrading the Deployment Model」を参照してください。
Prime Collaboration Provisioning だけをインストールする必要がある場合は、管理するエンドポイントの数に基づいて Prime Collaboration Provisioning OVA をダウンロードします。
Prime Collaboration Provisioning アプリケーションは次のタイプの導入モデルに設定できます。
• 小規模導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Provisioning OVA :<cpc-provisioning-9.0.0-21342-small.ova> 電話機が最大 1000 台の場合
• 中規模導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Provisioning OVA :<cpc-provisioning-9.0.0-21342-medium.ova> 電話機が最大 10,000 台の場合
• 大規模導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Provisioning OVA :<cpc-provisioning-9.0.0-21342-large.ova> 電話機が最大 100,000 台の場合
• 非常に大規模な導入用の Cisco Prime Collaboration 9.0 Provisioning OVA :<cpc-provisioning-9.0.0-21342-verylarge.ova> 電話機が最大 150,000 台の場合
これらのファイルをダウンロードするには、有効な Cisco.com ユーザ アカウントが必要です。
ネットワーク内のデバイスの Prime Collaboration 向け設定に関する情報については、『 Setting up Devices for Prime Collaboration 』を参照してください。
Prime Collaboration では、さまざまなインスタンスに異なるパスワードを指定する必要があります。このセクションは、ログイン クレデンシャルを要求する複数のシナリオで適切なパスワードを指定できるように設計されています(統合アプリケーションとスタンドアロンの Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning の両方のアプリケーションに適用されます)。
• globaladmin:Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning UI の両方にアクセスできるスーパーユーザです。
• globaladmin パスワード:仮想アプライアンスをスタンドアロンまたは統合アプリケーションのいずれかのために設定するときに、このパスワードを指定します。 「Prime Collaboration Assurance の仮想アプライアンスの設定」 および 「Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの設定」 を参照してください。このパスワードは、UI にログインする際に指定する必要があります( 「root ユーザと globaladmin のパスワードの規則」 を参照)。
Prime Collaboration Provisioning では、このパスワードは postgres admin のパスワードで同期されます(バックアップおよび復元操作を実行するため)。このとき、パスワードはデータベースと /opt/cupm/sep/dfc.properties ファイルで更新されます。dfc.properties ファイルにアクセスするには、root ユーザとしてログインする必要があります。
(注) Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の両方をインストールする場合は、インストール中に、両方のアプリケーションで同じパスワードを指定してください。
• CLI 管理ユーザ名:ユーザ名はデフォルトで admin です。ただし、ユーザ名を選択して指定できます。
• CLI 管理者パスワード:SSH CLI 管理者のパスワードを指定します。このパスワードは、CLI にログインしてアプリケーション ステータスをチェックし、バックアップと復元を実行するために使用します( 「CLI 管理者のパスワードの規則」 を参照)。
CLI は SSH を介してのみサポートされます。telnet はサポートされません。ポート 26 とポート 22 を使用して SSH を介して、Provisioning にログインできます。
• root ユーザ:CLI ですべての特権を持つスーパーユーザです。
• root パスワード:root ユーザのパスワードを指定します( 「root ユーザと globaladmin のパスワードの規則」 を参照)。
root ユーザと globaladmin のパスワードの規則
• 小文字、大文字、数字、特殊文字のそれぞれを少なくとも 1 つ含める必要があります。
• パスワードには同じ文字を 4 回以上繰り返すことはできません。
• cisco または ocsic は使用できません。また、ここで使用されている文字の大文字と小文字を変えたものや、 1 と ! 、 i と | 、 o と 0 、 s と $ を置き換えたものは使用できません。
• ユーザ名と同じにしたり、ユーザ名を逆から入力したパスワードは使用できません。
• 小文字、大文字、数字のそれぞれを少なくとも 1 つ含める必要があります。
(注) root パスワードを変更するには、root ユーザとしてログインして「password」コマンドを実行します。新しいパスワードを求めるプロンプトが表示されます。
仮想アプライアンスを設定中にコンソール プロンプトで指定する必要があるため、次のパラメータの値を(事前に)確認しておくことを推奨します。
• [IP Address]:仮想アプライアンスの IP アドレス
• [IP default netmask]:IP アドレスのデフォルト サブネット マスク
• [IP default gateway]:デフォルト ゲートウェイの IP アドレス
• [Default DNS domain]:デフォルトのドメイン名
• [Primary nameserver]:プライマリ ネーム サーバ。ネーム サーバを追加できます。複数のネーム サーバを設定するには、y を入力します。
• [Primary NTP server[time.nist.gov]]:プライマリ NTP サーバ
セカンダリ NTP サーバを入力するには、次のプロンプトで y と入力します。
(注) ターシャリ NTP サーバを設定するには、セカンダリ NTP サーバを指定してから、次のプロンプトで y と入力します。Prime Collaboration 9.0 は、3 台の NTP サーバをサポートします。
• [Timezone]:UI に表示されるタイムスタンプはサーバ時刻です。デフォルトでは、設定されたタイム ゾーンは UTC です。サポートされている時間帯の一覧については、『 Supported Timezones for Prime Collaboration 』を参照してください。 統合モードでは、Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning のサーバで同じ時間帯を使用する必要があります。
• [Username]:CLI 管理ユーザ名です。ユーザ名はデフォルトで admin です。ただし、ユーザ名を選択して指定できます。
• [Password]:CLI 管理者パスワードです。このパスワードは、CLI にログインしてアプリケーション ステータスをチェックし、バックアップと復元を実行するために使用されます。
• [Root user]:CLI ですべての特権を持つスーパーユーザです。
• [Root password]:root ユーザのパスワードを指定します。
• [globaladmin]:Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning UI の両方にアクセスできるスーパーユーザです。
Prime Collaboration は、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の 2 つの個別のインストール可能な OVA で提供されます。
インストール時に、スタンドアロン モードでアプリケーションをインストールする必要があります。
ただし、Prime Collaboration は、Prime Collaboration Assurance のユーザ インターフェイスを使用して、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning のサーバを統合するためのオプションを提供します。Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning アプリケーションの統合の詳細については、『 Cisco Prime Collaboration 9.0 Administration Guide 』の「 Integrating Prime Collaboration Servers 」の章を参照してください。
Prime Collaboration のインストールは、次の作業で構成されます。
• 「Prime Collaboration Assurance のインストール」
• 「Prime Collaboration Provisioning のインストール」
Prime Collaboration Assurance のインストールには、 「Prime Collaboration Assurance アプリケーションの導入」 および 「Prime Collaboration Assurance の仮想アプライアンスの設定」 が含まれます。
「インストール要件」 および 「システム要件」 に記載された要件が満たされていることを確認します。
Prime Collaboration Assurance OVA を導入するには、次のように行います。
ステップ 1 VMware vSphere クライアントを起動し、[File] > [Deploy OVF Template] を選択します。
ステップ 2 [Deploy OVF Template] ウィンドウで、[Deploy from file] をクリックします。
ステップ 3 [Browse] をクリックし、Prime Collaboration Assurance OVA (cpc-assurance-9.0.0-24376-< deployment model >.ova)ファイルを保存した場所に移動します。
ステップ 5 [OVF Template Details] ウィンドウで、製品名、バージョン、サイズなどを含む OVA ファイルの詳細を確認し、[Next] をクリックします。
ステップ 6 [Accept] をクリックして、エンド ユーザ ライセンス契約書を受け入れます。[Next] をクリックします。
ステップ 7 [Name and Location] ウィンドウで、導入するテンプレートの名前と場所を指定します。名前はインベントリ フォルダ内で一意である必要があり、最大 80 文字で構成できます。[Next] をクリックします。
ステップ 8 [Disk Format] ウィンドウで、仮想ディスクに保存するために [Thick provisioned format] を選択し、[Next] をクリックします。
ステップ 9 [Ready to Complete] ウィンドウのオプションを確認してから、[Finish] をクリックして導入を開始します。
導入が完了するまでに約 30 分かかります。[Deploying Virtual Appliance] ウィンドウの経過表示バーをチェックして、タスクのステータスをモニタします。
ステップ 10 導入タスクが完了したら、確認メッセージ ボックスで [Close] をクリックします。
導入した仮想アプライアンスが、vSphere クライアントの左側のペインの、ホストの下に表示されます。
次のプロセスの一部として、 「Prime Collaboration Assurance の仮想アプライアンスの設定」 の手順に従います。
Prime Collaboration Assurance OVA の導入後、仮想アプライアンスを設定する必要があります。
ステップ 1 仮想アプライアンスを右クリックし、[Power] > [Power On] を選択して仮想マシンの電源をオンにします。
ステップ 2 仮想アプライアンス コンソールで、ローカルホスト ログイン プロンプトに対して setup
と入力します。
ステップ 3 コンソール プロンプトで、要求されたパラメータを入力します。各パラメータを入力して Enter を押すと、その次のパラメータが表示されます。仮想マシンが再起動します。
(注) [Time zone]:UI に表示されるタイムスタンプはサーバ時刻です。デフォルトでは、設定されたタイム ゾーンは UTC です。サポートされている時間帯の一覧については、『Supported Timezones for Prime Collaboration』を参照してください。 統合モードでは、Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning のサーバで同じ時間帯を使用する必要があります。
ステップ 4 インストールを終了した後(コンソールのログイン プロンプトが表示されたら)、Prime Collaboration Assurance プロセスがコンソールに表示されるまで約 20 分待ってから、Prime Collaboration Assurance UI にログインします。
ステップ 5 インストールを確認するために、Prime Collaboration Assurance サーバにログインします。『 Troubleshooting Cisco Prime Collaboration 』の「Verifying the Prime Collaboration Assurance Installation」の項を参照してください。
(注) Prime Collaboration Assurance サービスを停止および開始するには、admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
<hostname>/admin#application stop cpcm
<hostname>/admin#application start cpcm
start cpcm コマンドは実行するのに 10 ~ 15 分かかり、stop cpcm コマンドは約 10 分かかります。
Prime Collaboration Provisioning のインストールには、 「Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの導入」 および 「Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの設定」 が含まれます。
ダウンロードした OVA に基づいて、Prime Collaboration Provisioning アプリケーションを次のようにインストールできます。
• 小中規模導入モデルの場合:Prime Collaboration Provisioning のインストールおよび設定のみのために、1 つの仮想マシンが必要です。これらの導入モデルの設定については、 「設定が簡単」 を参照してください。
• 大規模および非常に大規模な導入モデルの場合:Prime Collaboration Provisioning OVA をデータベース用とアプリケーション用に、個別の仮想マシンに設定する必要があります。アプリケーションの前にデータベースをインストールしてください。これらの導入モデルの設定については、 「高度な設定」 を参照してください。
「インストール要件」 および 「システム要件」 に記載された要件が満たされていることを確認します。
Prime Collaboration Provisioning OVA を導入するには、次のように行います。
ステップ 1 VMware vSphere Client を起動します。
ステップ 2 [File] > [Deploy OVF Template] を選択します。
ステップ 3 [Deploy OVF Template] ウィンドウで、[Deploy from file] をクリックします。
ステップ 4 [Browse] をクリックし、Prime Collaboration Provisioning OVA ( cpc-provisioning-9.0.0-21342-< deployment model >.ova)ファイルを保存した場所に移動します。
ステップ 6 [OVF Template Details] ウィンドウで、製品名、バージョン、サイズなどを含む OVA ファイルの詳細を確認し、[Next] をクリックします。
ステップ 7 [Accept] をクリックして、エンド ユーザ ライセンス契約書を受け入れます。[Next] をクリックします。
ステップ 8 [Name and Location] ウィンドウで、導入するテンプレートの名前と場所を指定します。名前はインベントリ フォルダ内で一意である必要があり、最大 80 文字で構成できます。
ステップ 10 [Disk Format] ウィンドウで、仮想ディスクに保存するために [Thick provisioned format] を選択し、[Next] をクリックします。
ステップ 11 [Ready to Complete] ウィンドウのオプションを確認してから、[Finish] をクリックして導入を開始します。
導入が完了するまでに約 30 分かかります。[Deploying Virtual Appliance] ウィンドウの経過表示バーをチェックして、タスクのステータスをモニタします。
ステップ 12 導入タスクが完了したら、確認メッセージ ボックスで [Close] をクリックします。
導入した仮想アプライアンスが、vSphere クライアントの左側のペインの、ホストの下に表示されます。
次のプロセスの一部として、 「Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの設定」 の手順に従います。
Prime Collaboration Provisioning OVA の導入後、仮想アプライアンスを設定する必要があります。
ダウンロードした OVA に基づいて、Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスを次のように設定できます。
• 簡単な設定( 「設定が簡単」 を参照)
• 高度な設定( 「高度な設定」 を参照)
小中規模導入モデル向けに、Prime Collaboration Provisioning OVA を設定できます。
ステップ 1 仮想アプライアンスを右クリックし、[Power] > [Power On] を選択して仮想マシンの電源をオンにします。
ステップ 2 仮想アプライアンス コンソールで、ローカルホスト ログイン プロンプトに対して setup
と入力します。
ステップ 3 コンソール プロンプトで、要求されたパラメータを入力します。[Installation Requirements] セクションを参照してください。各パラメータを入力して Enter を押すと、その次のパラメータが表示されます。仮想マシンが再起動します。
(注) [Time zone]:UI に表示されるタイムスタンプはサーバ時刻です。デフォルトでは、設定されたタイム ゾーンは UTC です。サポートされている時間帯の一覧については、『Supported Timezones for Prime Collaboration』を参照してください。 統合モードでは、Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning のサーバで同じ時間帯を使用する必要があります。
ステップ 4 インストールを終了した後(コンソールのログイン プロンプトが表示されたら)、Prime Collaboration Provisioning プロセスがコンソールに表示されるまで約 10 分待ってから、Prime Collaboration Provisioning UI にログインします。
ステップ 5 インストールを確認するために、Prime Collaboration Provisioning サーバにログインします。『 Troubleshooting Cisco Prime Collaboration 』の「Verifying the Prime Collaboration Provisioning Installation」の項を参照してください。
(注) Prime Collaboration Provisioning サービスを停止および開始するには、admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
<hostname>/admin#application stop cpcm
<hostname>/admin#application start cpcm
これらのコマンドは、実行を完了するまで約 5 分かかります。
大規模および非常に大規模な導入モデル向けに、Prime Collaboration Provisioning OVA を設定できます。
ステップ 1 仮想アプライアンスを右クリックし、[Power] > [Power On] を選択して仮想マシンの電源をオンにします。
ステップ 2 仮想アプライアンス コンソールで、ローカルホスト ログイン プロンプトに対して setup
と入力します。
ステップ 3 コンソール プロンプトで、要求されたパラメータを入力します。[Installation Requirements] セクションを参照してください。
各パラメータを入力して Enter を押すと、その次のパラメータが表示されます。
(注) [Time zone]:UI に表示されるタイムスタンプはサーバ時刻です。デフォルトでは、設定されたタイム ゾーンは UTC です。サポートされている時間帯の一覧については、『Supported Timezones for Prime Collaboration』を参照してください。 統合モードでは、Prime Collaboration Assurance および Prime Collaboration Provisioning のサーバで同じ時間帯を使用する必要があります。
ステップ 4 大規模または非常に大規模な導入モデル(電話機が 10000 台を超える)をダウンロードした場合は、設定するサーバのタイプを入力するように求められます。
– アプリケーション サーバを設定する前に、データベース サーバを設定する必要があります。
a. オプション 1 を選択して、現在のサーバをデータベース サーバとして設定します。
b. 次に導入されるアプリケーション サーバの IP アドレスを入力します。
仮想マシンが再起動します。
a. アプリケーション サーバを導入します。 「Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスの導入」 を参照してください。
b. ステップ 1 ~ 3 に従って、アプリケーション サーバを設定します。
c. オプション 2 を選択して、現在のサーバをアプリケーション サーバとして設定します。
d. プロンプトが表示されたら、設定済みデータベース サーバの IP アドレスを入力します。
仮想マシンが再起動します。
ステップ 5 インストールを終了した後(コンソールのログイン プロンプトが表示されたら)、Prime Collaboration Provisioning プロセスがコンソールに表示されるまで約 10 分待ってから、Prime Collaboration Provisioning UI にログインします。
ステップ 6 インストールを確認するために、Prime Collaboration Provisioning サーバにログインします。『 Troubleshooting Cisco Prime Collaboration 』の「Verifying the Prime Collaboration Provisioning Installation」の項を参照してください。
(注) Prime Collaboration Provisioning サービスを停止および開始するには、admin としてログインし、次のコマンドを実行します。
<hostname>/admin#application stop cpcm
<hostname>/admin#application start cpcm
これらのコマンドは、実行を完了するまで約 5 分かかります。
クライアント ブラウザを使用して Prime Collaboration を起動できます。
Prime Collaboration アプリケーションにログインするには、次のように行います。
ステップ 1 マシンからブラウザ セッションを開きます。サポートされるブラウザについては、 「システム要件」 を参照してください。
統合モードでは、Prime Collaboration Assurance の IP アドレスを指定します。Prime Collaboration Provisioning アプリケーションの IP アドレスを指定すると、Prime Collaboration Assurance アプリケーションにリダイレクトされます。
ただし、スタンドアロン モードの場合は、起動する UI に基づいて Prime Collaboration Assurance または Prime Collaboration Provisioning アプリケーションのいずれかの IP アドレスを指定します。
(注) • Prime Collaboration Assurance では、HTTPS がデフォルトでイネーブルになっており、Prime Collaboration Provisioning では、HTTP がデフォルトでイネーブルになっています。
Prime Collaboration Provisioning で HTTPS をイネーブルにする必要がある場合は、Prime Collaboration Provisioning OVA にパッケージされている OpenSSL パッケージを設定します。「Prime Collaboration Provisioning での SSL のイネーブル化」を参照してください。
•Prime Collaboration Assurance または Prime Collaboration Provisioning サーバの IP アドレスまたはホスト名を使用できます。DNS に設定済みの場合は、ホスト名を使用することを推奨します。
•CLI は SSH を介してのみサポートされます。telnet はサポートされません。Prime Collaboration Assurance に使用されるポートは 26 で、Prime Collaboration Provisioning では 22 です。
使用しているブラウザに応じて、次のいずれかのウィンドウが表示されます。
•Windows Internet Explorer の場合は、[Certificate Error: Navigation Blocked] ウィンドウが表示されます。
•Mozilla Firefox の場合は、[Untrusted Connection] ウィンドウが表示されます。
これらのウィンドウが表示されるのは、Prime Collaboration が自己署名証明書を使用しているためです。
ステップ 3 SSL 証明書の警告を削除します。『 Troubleshooting Cisco Prime Collaboration 』 の 「Removing SSL Certificate Warning」を参照してください。
Prime Collaboration のログイン ページが表示されます。
ステップ 4 Prime Collaboration のログイン ページで、設定中に指定したクレデンシャルと同じものを使用して globaladmin としてログインする必要があります。
ダッシュボードのデータは、その後の表に示されるタスクを実行した後に入力されます。
Prime Collaboration Assurance をインストールした後、次の表に示すタスクを実行する必要があります。
Prime Collaboration でデバイスを管理するために必要なデバイス クレデンシャルを入力します。詳細については、『 Setting up Devices for Prime Collaboration 』を参照してください。 |
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CTS-Manager と一緒に、Cisco Unified CM、Cisco TelePresence Multipoint Switch、Cisco TelePresence System、デフォルト ゲートウェイ、およびスイッチが検出されます。 Cisco TMS と一緒に Cisco VCS、Cisco MCU、Cisco Profile および Codec、デフォルト ゲートウェイ、ならびにスイッチが検出されます。 Cisco TelePresence Conductor は、CTS-Manager/TMS から自動検出されません。Cisco TelePresence Conductor は、個別に検出する必要があります。 |
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検出されたすべてのデバイスが [Managed] の状態にあるかどうかを確認します。その他の状態のデバイスが存在する場合は、[Job Management] ページ([Administration] > [Job Management])で検出ジョブの詳細を確認してください。 |
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セッションを監視するために、ビデオ コラボレーション セッションを CTS-Manager、Cisco TMS、および Cisco TelePresence Multipoint Switch からインポートします。 CTS-Manager、Cisco TMS、および Cisco TelePresence Multipoint Switch からセッションを定期的にインポートするには、[Operate] > [Diagnose] > [Session Diagnostics] > [Import Sessions] を使用して、ビジネス ニーズに基づいてポーリング間隔を定義します。 |
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すべてのセッション詳細が CTS-Manager、Cisco TMS、および Cisco TelePresence Multipoint Switch からインポートされているかどうかを確認します。 Prime Collaboration は 5 日分のスケジュール済みセッションのデータを収集します(前日、当日および今後 3 日)。 |
Prime Collaboration Provisioning をインストールした後、次の表に示すタスクを実行する必要があります。
(注) インストール後に、Prime Collaboration Assurance UI を使用して Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning アプリケーションを統合できます。Prime Collaboration Provisioning を Prime Collaboration Assurance と統合する方法については、『Cisco Prime Collaboration 9.0 Administration Guide』の「Integrating Prime Collaboration Servers」の章を参照してください。
Prime Collaboration のランディング ページとともに表示されるポップ アップの [System Setup] と [Manage Network] の下に一覧表示されているリンクを任意でクリックして、Prime Collaboration サーバの初期設定を実行できます。
• スタンドアロン アプリケーションとして Prime Collaboration Assurance をインストールした場合は、[Home]、[Operate]、[Report]、および [Administration] のタブが UI に表示されます。
• スタンドアロン アプリケーションとして Prime Collaboration Provisioning をインストールした場合は、[Home]、[Design]、[Deploy]、[Reports]、および [Administration] のタブが UI に表示されます。
OpenSSL をイネーブルにする前に、Prime Collaboration Provisioning を Prime Collaboration Assurance から分離します。
ステップ 1 OpenSSL0.9.8s-PC-Linux_64_bit.zip を Cisco.com からダウンロードして、ローカル マシンの任意のフォルダに zip ファイルを抽出します。
ステップ 2 bin 、 lib 、 modules のフォルダのバックアップを作成します。 すでに存在する場合は、ssl フォルダをバックアップする必要があります。
ステップ 3 Provisioning サーバに root ユーザとしてログインし、次の(抽出した)フォルダを /opt/cupm/httpd にコピーします。
(注) ファイルをコピーしているときに既存のファイルを上書きするように要求された場合は、[Yes to All] を選択します。SSH ファイル転送を介してファイルをコピーするときは、[Autoselect] 形式を選択していることを確認してください。
ステップ 4 新しい lib ファイルから(オペレーティング システムのライブラリ ファイルに)リンクを次のように作成します。
ステップ 5 /opt/cupm/httpd/bin ディレクトリに移動し、次のアクセス権限のコマンドを実行します。
ステップ 7 次のコマンドを実行して SSL 認証を作成します。
ここで、「mycorpcom.crt」は証明書の名前で、「mycorp.com.key」はキーの名前です。
キーおよび証明書のファイルが opt/cupm/httpd フォルダに作成されます。
– Country Name (2 letter code) [AU]:US
– State or Province Name (full name) [Some-State]:CA
– Locality Name (eg, city)[ ]:CA
– Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:mycorp, LLC
– Organizational Unit Name (eg, section)[ ]:Sales
– Common Name (eg, YOUR name)[ ]:
– Email Address [ ]:you@mycorp.com
ステップ 8 /opt/cupm/httpd/conf/ssl.conf ファイルの次の行を更新して、キー ファイルと証明書をマッピングします。
– SSLCertificateFile conf/server.crt を SSLCertificateFile /opt/cupm/httpd/mycorpcom.crt に置き換えます。
– SSLCertificateKeyFile conf/server.key を SSLCertificateKeyFile /opt/cupm/httpd/mycorp.com.key に置き換えます。
ステップ 9 Apache サーバを設定します( 「Apache サーバの設定」 を参照してください)。
ステップ 1 Prime Collaboration Provisioning システムでは、/opt/cupm/httpd/conf の httpd.conf ファイルのバックアップを作成します。
ステップ 2 httpd.conf ファイルで、vi エディタを使用して次のタグのみ(タグで囲まれている内容を除く)をコメント化します。
ステップ 3 ssl.conf ファイルで、次のタグのみ(タグで囲まれている内容を除く)をアンコメントします。デフォルトの SSL ポートは 443 です。
次の行が ssl.conf ファイル内にあることを確認してください。
– ServerName host.your-domain.com:443
ステップ 4 次のコマンドを使用して Apache サーバを再起動します。
(注) • Prime Collaboration Provisioning アプリケーションを起動するときに https をデフォルトでイネーブルにするには、「/opt/cupm/cupm-full-service.sh」ファイルと「opt/cupm/cupm-app-service.sh」ファイルの次の行を変更します。その後、Prime Collaboration Provisioning サービスを再起動します。
$PM_BASE/httpd/bin/apachectl -k start & から $PM_BASE/httpd/bin/apachectl -k start -DSSL &
$PM_BASE/httpd/bin/apachectl -k stop & から $PM_BASE/httpd/bin/apachectl -k stop -DSSL &
•ポート 80 または 443 がイネーブル(リッスンしている)かどうかを、SSH コンソールから次のコマンドを使用して確認します。
•ssl.conf ファイルでポート 443 を設定することを推奨します。ポート番号を変更する必要がある場合は、ssl.conf ファイルで、「Listen 443」を必要なポートに変更する必要があります。
•HTTPS だけを排他的に実行する場合は、/opt/cupm/httpd/conf/httpd.conf ファイルの「Listen 80」をコメントアウトして HTTP をディセーブルにしてから、Apache サーバを再起動する必要があります。
スタンドアロンの Prime Collaboration Provisioning アプリケーションが共存システムにインストールされている場合、アプリケーションのいずれかによって SSL に使用されているポートを変更する必要があります。
Prime Collaboration Provisioning によって SSL に使用されるポートを変更するには、次のように行います。
ステップ 1 Prime Collaboration Provisioning システムで、ssl.conf ファイルを開きます(/opt/cupm/httpd/conf)。
(注) ポート番号を変更したら、Prime Collaboration Provisioning アプリケーションにアクセスするときに、新しいポート番号を入力する必要があります (たとえば、https://hostname:443)。
アンインストール プロセスは、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の両方に当てはまります。
ステップ 1 vSphere Client にログインし、アンインストールする仮想アプライアンスを実行している ESXi サーバに接続します。
ステップ 2 Prime Collaboration Assurance または Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスを右クリックして、[Power] > [Shut Down Guest] を選択します(または [Power Off] を選択)。
ステップ 3 Prime Collaboration Assurance または Prime Collaboration Provisioning の仮想アプライアンスを右クリックして、[Confirm Delete] ウィンドウの [Delete from disk] を選択します。
このマニュアルは、Cisco Prime Collaboration 9.0 向けの複数の短いガイドの 1 つです。ユーザ管理、デバイス管理、音声のプロビジョニング、ネットワーク モニタリング、障害管理などの Prime Collaboration のその他のタスクを実行するには、「 Cisco Prime Collaboration 9.0 Documentation Overview 」にあるすべての利用可能なマニュアルのリストを参照してください。
また、 Search this Category 検索エンジン( http://www.cisco.com/en/US/products/ps12363/tsd_products_support_series_home.html )を使用して、特定の Prime Collaboration 関連情報を検索できます。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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