Cisco UCS Server Configuration Utility リリース 3.1(3) リリース ノート
Cisco UCS Server Configuration Utility
Cisco Driver Update Utility リリース 3.1(2)
Cisco Driver Update Utility リリース 3.0
このマニュアルでは、UCS SCU リリース 3.1(3)、Cisco Driver Update Utility リリース 3.1(3)、および関連するファームウェアまたはドライバの機能、システム要件、および未解決の警告について説明します。このドキュメントは、「関連資料」の一覧にあるドキュメントと併せて使用します。
(注) 元のドキュメントの発行後に、ドキュメントを更新することがあります。マニュアルのアップデートについては、Cisco.com で確認してください。
表 1 に、このドキュメントのオンライン変更履歴を示します。
このリリース ノートでは、次の製品の機能、および未解決の警告について説明します。
• Cisco UCS Server Configuration Utility
Cisco UCS Server Configuration Utility(UCS SCU)は、単一のアプリケーションからサーバを簡単に設定し、管理するために役立つアプリケーションです。UCS SCU は、Cisco C シリーズ サーバの設定と保守に関連する複雑さを軽減し、時間を短縮します。サーバの導入も容易になります。このマニュアルには、最小限のリブートおよびオペレーティング システムの自動的な無人インストールで、サーバ ハードウェアの自動認識を通じてサーバをすばやく設定するために役立つ質問を示します。
• UCS C シリーズ サーバのアップグレード、トラブルシューティング、および設定を行います。
• 接続されているハード ドライブの RAID ボリュームを設定します。
• 次のいずれかのオプションを使用して、オペレーティング システムをインストールします。
– 高速インストール:デフォルト設定を使用して、オペレーティング システムをインストールします。
– カスタム インストール:オペレーティング システムをインストールする前に、デフォルト設定を変更します。
これらのタスクの実行の詳細については、『 Cisco UCS Server Configuration Utility User Guide, Release 3.1(3) 』を参照してください。
Cisco Driver Update Utility によって、シスコのサポート対象デバイスすべてのドライバをインストールまたは更新することができます。
Cisco Driver Update Utility では、以下を実行できます。
• 個々にまたはまとめてドライバの更新をインストールします。
• Cisco Flexible Flash カード、ネットワーク、または http://www.cisco.com からドライバの更新をインストールします。
これらのタスクの実行の詳細については、『 Cisco Driver Update Utility, Release 3.1(2) User Guide 』を参照してください。
ここでは、Cisco UCS SCU および Cisco Driver Update Utility でサポートされているオペレーティング システム、サポートされているハードウェア プラットフォーム、およびハードウェア要件を示します。
Cisco UCS-SCU 3.1(3) は、次のオペレーティング システムの無人インストールをサポートしています。
• Windows Server 2008 R2(64-bit)
• Windows Server 2008 R2 SP1(64 ビット)
• Red Hat Enterprise Linux 5 Update 7(x86-64)
• Red Hat Enterprise Linux 5.8(C420 M3 サーバでのみサポート)
• Red Hat Enterprise Linux 6 Update 2(x86-64)
• Red Hat Enterprise Linux 6.3
• SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2
Cisco Driver Update Utility は、次のオペレーティング システムでサポートされています。
• CD-ROM ドライブ:UCS-SCU を起動し、実行するためには、USB CD/DVD-ROM ドライブが必要です。UCS-SCU を起動するために、CIMC KVM で仮想メディア オプションも使用できます。
• マウス:一部の機能では、ナビゲーションのために標準マウス(USB)が必要です。
• USB ディスクオンキー デバイス:UCS-SCU のログの保存などの機能のために、USB ディスクオンキーが必要です。
• RAM:最低 4 GB の RAM。使用可能な RAM が最低推奨値より小さい場合、UCS-SCU は適切に機能しません。
• ネットワーク アダプタ:一部のオプション機能(support.cisco.com からの OS ドライバのダウンロードなど)では、ネットワーク アクセスが必要です。単一のオンボード NIC アダプタによる接続がサポートされます。
(注) 現在、UCS-SCU は Intel アダプタだけをサポートしています。
ここでは、リリース 3.1(3) で導入または変更された、UCS Server Configuration Utility と Cisco Driver Update Utility の機能について説明します。
ここでは、リリース 3.1(2) で導入または変更された、UCS Server Configuration Utility と Cisco Driver Update Utility の機能について説明します。
ここでは、Cisco UCS SCU および Cisco Driver Update Utility の未解決の警告を示します。次のトピックがあります。
ここでは、Cisco UCS SCU および Cisco Driver Update Utility リリース 3.1(3) の未解決の警告を示します。次のトピックがあります。
症状:UCS C240 SNEBS サーバで、SCU にドライバがありません。OS のカスタム インストール時に、次の警告メッセージが表示されます。
症状:UCS C240 SNEBS サーバで、ライセンス契約が 10 秒以内に受け入れられると、Web マネージャがクラッシュします。
ここでは、Cisco UCS SCU および Cisco Driver Update Utility リリース 3.1(2) の未解決の警告を示します。次のトピックがあります。
症状:Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.7、5.8 と 6.2 の OS インストールで、Megasr ドライバがインストールされません。
回避策:問題を解決するには depmod コマンドを実行します。
症状:Linux OS をインストールするために高速インストール オプションを使用している間に、bnx2 のドライバ バージョンが Cisco UCS SCU インターフェイスに表示されるバージョンと一致しません。
症状:RHEL 6.1 OS のインストールにカスタム インストール オプションを使用すると、OS のインストールを開始するためにホストが再起動した後でインストール プロセスが失敗します。次のエラー メッセージが表示されます。
Could not allocate requested partitions....not enough free space on disk.
ここでは、Cisco UCS SCU リリース 3.1 および Cisco Driver Update Utility リリース 3.0 の未解決の警告を示します。次のトピックがあります。
症状 :SCU 用に DHCP IP を設定する場合に、次のエラーが発生します。
症状:RAID の設定が失敗し、次のエラー メッセージが表示されます。
回避策:仮想ディスク(VD)の初期化が完了するまで待機します。
症状:設定の消去によって、作成された VD が削除されません。
回避策:POST 中に Ctrl + H キーを押して、LSI コントローラの Web BIOS に移動し、Web BIOS から設定を消去します。
症状:HDD ステータスが「Drive is exposed and controlled by host」状態である場合に、設定の消去によって VD が削除されません。
回避策:POST 中に Ctrl + H キーを押して、LSI コントローラの Web BIOS に移動し、Web BIOS から設定を消去します。
症状 :スパンごとに 2 台を超える HDD を搭載した LSI Embedded MegaRAID Controller で RAID 10 サポートが失敗します。
回避策 :ありません。現在、RAID 10 は、LSI Embedded MegaRAID で最大 4 台のディスクだけをサポートしています(データ グループあたり 2 台のディスクおよび RAID 10 あたり 2 つのデータ グループ)。
症状 :QLE8242 が、カスタム OS インストール画面で、QLE8252 として表示されます。
ここでは、Cisco UCS SCU リリース 3.0 および Cisco Driver Update Utility リリース 3.0 の未解決の警告を示します。次のトピックがあります。
症状 :RHEL 6.1 のインストール中に、メッセージ サーバのサポート グループが存在しないことを示す次のエラー メッセージが表示されることがあります。
回避策 :[Continue] をクリックして、インストールを続行します。
症状:USB メモリが UCS SCU で検出されません。また、NTFS 形式の USB メモリをマウントできません。
回避策:UCS SCU を通じて USB メモリを検出するには、次の手順を実行します。
1. fat 32 ファイルシステムを使用して、USB メモリをフォーマットします。
2. 仮想メディアから USB リセットを実行し、UCS SCU を通じて USB メモリの検出を試みます。
この手順で問題が解決しない場合は、USB メモリを交換します。
症状:オンライン ヘルプの [Back] ボタンをクリックすると、UCS SCU の [License] ページが表示されます。
症状:Red Hat Enterprise Linux 5.7 サーバのインストール中に、次のエラー メッセージが表示されます。
• 『Cisco UCS Server Configuration Utility, Release 3.1(2) User Guide』
• 『Cisco Driver Update Utility, Release 3.1(2) User Guide』
次の関連資料は、Cisco Unified Computing System(UCS)で入手できます。
• 『Cisco UCS C-Series Servers Documentation Roadmap』
• 『Cisco UCS Site Preparation Guide』
• 『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco UCS』
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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