この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、E シリーズ サーバおよび NCE インターフェイスについて概説し、E シリーズ サーバまたは NCE がルータにインストールされている場合に、CIMC 管理ファームウェアへアクセスするための設定手順について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。
リモート ユーザの場合、Cisco IOS CLI を使用して CIMC アクセスを設定します。
次の図は、ダブル幅 E シリーズ サーバおよび Cisco ISR G2 ホスト ルータのインターフェイスを示しています。
インターフェイス |
インターフェイスの場所 |
説明 |
|||
1 |
ルータの PCIe slot/0 インターフェイス |
内部インターフェイス |
コンソール インターフェイスとも呼ばれます。このインターフェイスは、ルータの PCIe インターフェイスを E シリーズ サーバに接続します。PCIe インターフェイスは、ルータと E シリーズ サーバ間の内部レイヤ 3 GE リンクを提供します。CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
||
2 |
ルータの MGF slot/1 VLAN インターフェイス |
内部インターフェイス |
高速バックプレーン スイッチ上で CIMC にアクセスするために使用されます。MGF VLAN インターフェイスは、ルータと E シリーズ サーバ間の内部レイヤ 2 GE リンクを提供します。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
||
3 |
管理(専用)インターフェイス |
外部インターフェイス |
CIMC の設定と管理に使用されます。 |
||
4 |
GE3 インターフェイス |
外部インターフェイス |
プライマリ インタフェースまたはバックアップ インターフェイスとして使用されます。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
5 |
GE2 インターフェイス |
外部インターフェイス |
プライマリ インタフェースまたはバックアップ インターフェイスとして使用されます。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
リモート ユーザであるかローカル ユーザであるかに応じ、次のいずれかの操作を実行して CIMC アクセスを設定します。
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの外部管理(専用)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# interface ucse slot/port |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとポート用のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | Router(config-if)# imc access-port dedicated |
サーバの外部管理(専用)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。「E シリーズ サーバ インターフェイス」の # 3 を参照してください。 |
ステップ 6 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 7 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
次の例は、サーバの外部 IMC 専用インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 2/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-if)# imc access-port dedicated Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end
CIMC アクセスを設定するには、次の共有 LOM インターフェイスのいずれかを使用します:
次の図と手順を確認し、その手順に従って、ルータの内部 PCIe slot/0 コンソール インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 | ||||
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 3 | Router (config)# interface GigabitEthernet0/0 |
ギガビット イーサネット 0/0 のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 4 | Router (config-if)# ip address ip-address subnet-mask |
インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。 | ||||
ステップ 5 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 6 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 7 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 8 | Router (config)# interface ucse slot/port |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとポート用のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 9 | Router (config-if)# ip unnumbered type number |
(任意)ip unnumbered コマンドは、インターフェイスに明示的な IP アドレスを割り当てずに、そのインターフェイス上での IP 処理をイネーブルにします。
ip unnumbered コマンドを使用する場合は、ip route コマンドを使用してスタティック ルートを作成する必要があります。
| ||||
ステップ 10 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 | ||||
ステップ 11 | Router(config-if)# imc access-port shared-lom console |
ルータの PCIe slot/0(コンソール)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。「E シリーズ サーバ インターフェイス」の 1 番目の項目を参照してください。 | ||||
ステップ 12 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 13 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 14 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 15 | Router (config)# ip route cimc-ip-address subnet-maskucse slot/port |
スタティック ルートを作成します。 | ||||
ステップ 16 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ルータの内部 PCIe slot/0 コンソール インターフェイスを経由したルータから CIMC への接続を確認します。 |
次に、サーバの内部 PCIe slot/0 コンソール インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する例を示します。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 2/0 Router(config)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-if)# imc access-port shared-lom console Router(config-if)# no shut Router(config)# end Router# configure terminal Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 2/0 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、ルータの内部 MGF slot/1 VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# show vlan-switch |
VLAN を表示します。 |
ステップ 3 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config)# interface vlan vlan-number |
指定した VLAN 番号の VLAN コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 5 | Router (config-if)# ip address vlan-ip-address subnet-mask |
VLAN の IP アドレスを指定します。 |
ステップ 6 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 7 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 8 | Router (config)# interface ucse slot/port |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとポート用のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 9 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 10 | Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE1 |
ルータの内部 slot/1 MGF VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。「E シリーズ サーバ インターフェイス」の 2 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 11 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 12 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 13 | Router# ping cimc-ip-address |
ルータの内部 MGF slot/1 VLAN インターフェイスを経由したルータから CIMC への接続を確認します。 |
次の例は、ルータの内部 MGF slot/1 VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router> show vlan-switch VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Gi0/0/0, Gi0/0/1, Gi0/0/2 Gi0/0/3, uc2/1 Router# configure terminal Router(config)# interface vlan 1 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 2/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE1 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、非ネイティブ VLAN のルータの内部 MGF slot/1 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# show vlan-switch |
VLAN を表示します。 |
ステップ 3 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config)# vlan vlan-number |
指定された VLAN を設定します。 |
ステップ 5 | Router (config)# end |
VLAN コンフィギュレーションを終了します。 |
ステップ 6 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 7 | Router (config)# interface vlan vlan-number |
指定した VLAN 番号の VLAN コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 8 | Router (config-if)# ip address vlan-ip-address subnet-mask |
VLAN の IP アドレスを指定します。 |
ステップ 9 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 10 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 11 | Router (config)# interface ucse slot/port |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとポート用のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 12 | Router (config)# imc vlan vlan-id |
CIMC について指定された VLAN ID を設定します。 |
ステップ 13 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 14 | Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE1 |
ルータの内部 slot/1 MGF VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。「E シリーズ サーバ インターフェイス」の 2 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 15 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 16 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 17 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 18 | Router (config)# interface ucse slot/1 |
ルータの MGF slot/1 VLAN インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 19 | Router(config-if)# switchport mode trunk |
ポートを永続的なトランキング モードにします。デフォルトの設定は、アクセス モードです。 |
ステップ 20 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 21 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 22 | Router# ping cimc-ip-address |
ルータの内部 MGF slot/1 VLAN インターフェイスを経由したルータから CIMC への接続を確認します。 |
次に、非ネイティブ VLAN のルータの内部 MGF slot/1 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する例を示します。
Router> enable Router> password Router> show vlan-switch VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Gi0/0/0, Gi0/0/1, Gi0/0/2 Gi0/0/3, uc2/1 Router# configure terminal Router(config)# vlan 2 Router(config)# end Router# configure terminal Router(config)# interface vlan 2 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 2/0 Router(config-if)# imc vlan 2 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE1 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 2/1 Router(config-if)# switchport mode trunk Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
(注) | 次の図は、E シリーズ サーバの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。 |
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# interface ucse slot/port |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとポート用のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | Router (config-if)# imc access-port shared-lom {GE2 | GE3} |
E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。「E シリーズ サーバ インターフェイス」の 4 番目と 5 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 6 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 7 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
次の例は、サーバの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 2/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE2 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end
次の図は、ダブル幅の E シリーズ サーバおよび Cisco ISR 4000 シリーズ ホスト ルータのインターフェイスを示します。
インターフェイス |
インターフェイスの場所 |
説明 |
|||
1 |
ルータの ucse slot/0/0 インターフェイス |
内部インターフェイス |
高速バックプレーン スイッチ上で CIMC にアクセスするために使用されます。MGF インターフェイスは、ルータと E シリーズ サーバ間の内部レイヤ 2 GE リンクを提供します。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
2 |
ルータの ucse slot/0/1 インターフェイス |
内部インターフェイス |
高速バックプレーン スイッチ上で CIMC にアクセスするために使用されます。MGF インターフェイスは、ルータと E シリーズ サーバ間の内部レイヤ 2 GE リンクを提供します。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
3 |
GE0 および GE1 インターフェイス |
内部インターフェイス |
E シリーズ サーバ の内部 NIC インターフェイス。 |
||
4 |
管理(専用)インターフェイス |
外部インターフェイス |
CIMC の設定と管理に使用されます。 |
||
5 |
GE3 インターフェイス |
外部インターフェイス |
CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
6 |
GE2 インターフェイス |
外部インターフェイス |
CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
リモート ユーザであるかローカル ユーザであるかに応じ、次のいずれかの操作を実行して CIMC アクセスを設定します。
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの外部管理(専用)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | 次のいずれかのコマンドを入力します。 |
サーバの外部管理(専用)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。NIM E シリーズ NCE および Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要の 4 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 6 | Router (config-ucse)# end |
ホスト ルータの特権 EXEC モードに戻ります。 |
次に、サーバの外部管理インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.9S だけに適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port mgmt Router(config-ucse)# end
次に、サーバの外部専用インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.10S 以降のバージョンにだけ適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port dedicated Router(config-ucse)# end
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの内部 GE0 インターフェイスとルータの ucse slot/0/0 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 | ||||
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 3 | Router (config)# interface GigabitEthernet 0/0/0 |
ギガビット イーサネット 0/0/0 のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 4 | Router (config-if)# ip address ip-address subnet-mask |
インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。 | ||||
ステップ 5 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 6 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 7 | Router (config)# interface ucse slot/0/0 |
E シリーズ サーバがインストールされているスロット、サブスロット、およびポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 8 | Router (config-if)# ip unnumbered type number |
(任意)ip unnumbered コマンドは、インターフェイスに明示的な IP アドレスを割り当てずに、そのインターフェイス上での IP 処理をイネーブルにします。
ip unnumbered コマンドを使用する場合は、ip route コマンドを使用してスタティック ルートを作成する必要があります。
| ||||
ステップ 9 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 10 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 11 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 12 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 | ||||
ステップ 13 | 次のいずれかのコマンドを入力します。 |
E シリーズ サーバの内部 GE0 インターフェイスまたはコンソール インターフェイスによる CIMC アクセスを設定します。E シリーズ サーバおよび Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要 の 3 番目の項目を参照してください。 | ||||
ステップ 14 | Router (config-ucse)# exit |
ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 15 | Router (config)# ip route cimc-ip-address subnet-maskucse slot/subslot/port |
スタティック ルートを作成します。 | ||||
ステップ 16 | Router (config)# end |
設定モードを終了します。 | ||||
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ucse slot/0/0 インターフェイスを経由するルータから CIMC への接続を確認します。 |
次に、E シリーズ サーバの内部 GE0 インターフェイスとルータの ucseslot/0/0 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.9S にだけ適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# interface ucse 1/0/0 Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-ucse)# imc access-port ge0 Router(config-ucse)# exit Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 1/0/0 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次に、E シリーズ サーバの内部コンソール インターフェイスとルータの ucseslot/0/0 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.10S 以降のバージョンにだけ適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# interface ucse 1/0/0 Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom console Router(config-ucse)# exit Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 1/0/0 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの内部 GE1 インターフェイスとルータの ucse slot/0/1 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 | ||||
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 3 | Router (config)# interface GigabitEthernet 0/0/0 |
ギガビット イーサネット 0/0/0 のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 4 | Router (config-if)# ip address ip-address subnet-mask |
インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。 | ||||
ステップ 5 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 6 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 7 | Router (config)# interface ucse slot/0/1 |
E シリーズ サーバがインストールされているスロット、サブスロット、およびポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 8 | Router (config-if)# ip unnumbered type number |
(任意)ip unnumbered コマンドは、インターフェイスに明示的な IP アドレスを割り当てずに、そのインターフェイス上での IP 処理をイネーブルにします。
ip unnumbered コマンドを使用する場合は、ip route コマンドを使用してスタティック ルートを作成する必要があります。
| ||||
ステップ 9 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 10 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 11 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 12 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 | ||||
ステップ 13 | 次のいずれかのコマンドを入力します。 |
E シリーズ サーバの内部 GE1 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定します。E シリーズ サーバおよび Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要 の 3 番目の項目を参照してください。 | ||||
ステップ 14 | Router (config-ucse)# exit |
ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 15 | Router (config)# ip route cimc-ip-address subnet-maskucse slot/subslot/port |
スタティック ルートを作成します。 | ||||
ステップ 16 | Router (config)# end |
設定モードを終了します。 | ||||
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ucse slot/0/1 インターフェイスを経由するルータから CIMC への接続を確認します。 |
次に、E シリーズ サーバの内部 GE1 インターフェイスとルータの ucse スロットの /0/1 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.9S にだけ適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# interface ucse 1/0/1 Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-ucse)# imc access-port ge1 Router(config-ucse)# exit Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 1/0/1 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次に、E シリーズ サーバの内部 GE1 インターフェイスとルータの ucse スロットの /0/1 インターフェイスを使用する CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.10S 以降のリリースに適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# interface ucse 1/0/1 Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom ge1 Router(config-ucse)# exit Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 1/0/1 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
(注) | 次の図は、E シリーズ サーバの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。 |
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
E シリーズ サーバがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | Router (config-ucse)# imc access-port {GE2 | GE3} or Router (config-ucse)# imc access-port shared-lom {GE2 | GE3} |
E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。E シリーズ サーバおよび Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要の 5 番目と 6 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 6 | Router (config-ucse)# end |
ホスト ルータの特権 EXEC モードに戻ります。 |
次に、サーバの外部 GE2 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.9S だけに適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port GE2 Router(config-ucse)# no shut Router(config-ucse)# end
次に、サーバの外部 GE2 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.10S 以降のバージョンにだけ適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom GE2 Router(config-ucse)# no shut Router(config-ucse)# end
次の図と手順を確認し、その手順に従って、E シリーズ サーバの外部 TE2 または TE3 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
(注) | 次の図は、E シリーズ サーバの外部 TE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。 |
次の情報について確認してください。
次に、サーバの外部 TE2 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定する例を示します。Cisco IOS XE Release 3.10S 以降のバージョンにだけ適用できます。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 1/0 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom TE2 Router(config-ucse)# no shut Router(config-ucse)# end
(注) | このセクションは EHWIC E シリーズ NCE に適用されます。このセクションは SM E シリーズ NCE には適用されません。 |
次の図は、EHWIC E シリーズ NCE および Cisco ISR G2 ホスト ルータのインターフェイスを示しています。
インターフェイス |
インターフェイスの場所 |
説明 |
|||
1 |
ルータの EHWIC 0/subslot/0 インターフェイス |
内部インターフェイス |
コンソール インターフェイスとも呼ばれます。このインターフェイスはルータの EHWIC インターフェイスをEHWIC E シリーズ NCE に接続します。EHWIC インターフェイスは、ルータと EHWIC E シリーズ NCE 間の内部レイヤ 3 GE リンクを提供します。CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
||
2 |
ルータの MGF 0/subslot/1 VLAN インターフェイス |
内部インターフェイス |
高速バックプレーン スイッチ上で CIMC にアクセスするために使用されます。MGF VLAN インターフェイスは、ルータと EHWIC E シリーズ NCE間の内部レイヤ 2 GE リンクを提供します。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
3 |
GE2 インターフェイス |
外部インターフェイス |
プライマリ インタフェースまたはバックアップ インターフェイスとして使用されます。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
CIMC アクセスを設定するには、次のいずれかを実行します。
次の図と手順を確認し、その手順に従って、ルータの内部の EHWIC 0/subslot/0 コンソール インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 | ||||
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 3 | Router (config)# interface GigabitEthernet0/0 |
ギガビット イーサネット 0/0 のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 4 | Router (config-if)# ip address ip-address subnet-mask |
インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。 | ||||
ステップ 5 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 6 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 7 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 8 | Router (config)# interface ucse 0/subslot/port |
NCE がインストールされているサブスロットとポート用のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 9 | Router (config-if)# ip unnumbered type number |
(任意)ip unnumbered コマンドは、インターフェイスに明示的な IP アドレスを割り当てずに、そのインターフェイス上での IP 処理をイネーブルにします。
ip unnumbered コマンドを使用する場合は、ip route コマンドを使用してスタティック ルートを作成する必要があります。
| ||||
ステップ 10 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 | ||||
ステップ 11 | Router(config-if)# imc access-port shared-lom console |
ルータの EHWIC 0/slot/0(コンソール)インターフェイスによる CIMC アクセスの設定EHWIC E シリーズ NCE および Cisco ISR G2 のインターフェイスの概要 の 1 番目の項目を参照してください。 | ||||
ステップ 12 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 13 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 14 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 15 | Router (config)# ip route cimc-ip-address subnet-maskucse 0/subslot/port |
スタティック ルートを作成します。 | ||||
ステップ 16 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ルータの内部 EHWIC 0/subslot/0 コンソール インターフェイスを経由したルータから CIMC への接続を確認します。 |
次にサーバの内部 EHWIC 0/subslot/0 コンソール インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する例を示します。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 0/3/0 Router(config)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-if)# imc access-port shared-lom console Router(config-if)# no shut Router(config)# end Router# configure terminal Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 0/3/0 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
この手順は、Cisco 1921 ISR G2 には適用されません。
次の図と手順を確認し、その手順に従って、ルータの内部の MGF 0/subslot/1 VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# show vlan-switch |
VLAN を表示します。 |
ステップ 3 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config)# interface vlan vlan-number |
指定した VLAN 番号のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 5 | Router (config-if)# ip address vlan-ip-address subnet-mask |
VLAN の IP アドレスを指定します。 |
ステップ 6 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 7 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 8 | Router (config)# interface ucse 0/subslot/0 |
NCEがインストールされているサブスロットとポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 9 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 10 | Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE1 |
ルータの内部 0/subslot/1 MGF VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。EHWIC E シリーズ NCE および Cisco ISR G2 のインターフェイスの概要 の 2 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 11 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 12 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 13 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 14 | Router (config)# interface ucse 0/subslot/1 |
NCEがインストールされているサブスロットとポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 15 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 16 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ルータの内部の MGF 0/subslot/1 VLAN インターフェイスを経由したルータから CIMC への接続を確認します。 |
次にルータの内部 MGF 0/subslot/1 VLAN インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する例を示します。
Router> enable Router> password Router> show vlan-switch VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Gi0/0/0, Gi0/0/1, Gi0/0/2 Gi0/0/3, uc0/3/1 Router# configure terminal Router(config)# interface vlan 1 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 0/3/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE1 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 0/3/1 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
EHWIC E シリーズ NCE または NIM E シリーズ NCE で外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定している場合、サーバのリブート中に CIMC との接続が失われることがあります。これは想定されている動作です。リブート中に CIMC との接続を維持する必要がある場合は、他のネットワーク インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定することをお勧めします。CIMC アクセス設定オプション:EHWIC E シリーズ NCEを参照してください。
外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する場合は、spanning-tree portfast コマンドを使用することをお勧めします。詳細については、『『Release Notes for Cisco UCS E-Series Servers and the Cisco UCS E-Series Network Compute Engine』』の「CSCup50049 caveat」を参照してください。
次の図と手順を確認し、その手順に従って、EHWIC E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
(注) | 次の図は、EHWIC E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。 |
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# interface ucse 0/subslot/port |
NCEがインストールされているサブスロットとポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-if)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE2 |
EHWIC E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。EHWIC E シリーズ NCE および Cisco ISR G2 のインターフェイスの概要 の 3 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 6 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 |
ステップ 7 | Router(config-if)# end |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
次の例は、EHWIC E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface ucse 0/3/0 Router(config-if)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-if)# imc access-port shared-lom GE2 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# end
次の図は、NIM E シリーズ NCEおよび Cisco ISR 4000 シリーズ ホスト ルータのインターフェイスを示します。
インターフェイス |
インターフェイスの場所 |
説明 |
|||
1 |
ルータの ucse 0/subslot/0 インターフェイス |
内部インターフェイス |
高速バックプレーン スイッチ上で CIMC にアクセスするために使用されます。MGF インターフェイスは、ルータと NIM E シリーズ NCE 間の内部レイヤ 2 GE リンクを提供します。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
2 |
ルータの ucse 0/subslot/1 インターフェイス |
内部インターフェイス |
高速バックプレーン スイッチ上で CIMC にアクセスするために使用されます。MGF インターフェイスは、ルータと NIM E シリーズ NCE 間の内部レイヤ 2 GE リンクを提供します。このインターフェイスは、CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。
|
||
3 |
GE0 および GE1 インターフェイス |
内部インターフェイス |
NIM E シリーズ NCE の内部 NIC インターフェイス。 |
||
4 |
管理(専用)インターフェイス |
外部インターフェイス |
CIMC の設定と管理に使用されます。 |
||
5 |
GE2 インターフェイス |
外部インターフェイス |
CIMC 設定でもホスト オペレーティング システム設定でも使用できます。 |
リモート ユーザであるかローカル ユーザであるかに応じ、次のいずれかの操作を実行して CIMC アクセスを設定します。
次の図と手順を確認し、その手順に従って、NIM E シリーズ NCEの外部管理(専用)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
NIM E シリーズ NCEがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | Router (config-ucse)# imc access-port dedicated |
サーバの外部管理(専用)インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。NIM E シリーズ NCE および Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要の 4 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 6 | Router (config-ucse)# end |
ホスト ルータの特権 EXEC モードに戻ります。 |
次の例は、サーバの外部専用インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 0/1 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port dedicated Router(config-ucse)# end
次の図と手順を確認し、その手順に従って、NIM E シリーズ NCEの内部 GE0 インターフェイスとルータの ucse 0/subslot/0 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 | ||||
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 3 | Router (config)# interface GigabitEthernet 0/0/0 |
ギガビット イーサネット 0/0/0 のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 4 | Router (config-if)# ip address ip-address subnet-mask |
インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。 | ||||
ステップ 5 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 6 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 7 | Router (config)# interface ucse 0/subslot/0 |
NIM E シリーズ NCEがインストールされているスロット、サブスロット、およびポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 8 | Router (config-if)# ip unnumbered type number |
(任意)ip unnumbered コマンドは、インターフェイスに明示的な IP アドレスを割り当てずに、そのインターフェイス上での IP 処理をイネーブルにします。
ip unnumbered コマンドを使用する場合は、ip route コマンドを使用してスタティック ルートを作成する必要があります。
| ||||
ステップ 9 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 10 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 11 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
NIM E シリーズ NCEがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 12 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 | ||||
ステップ 13 | Router (config-ucse)# imc access-port shared-lom console |
NIM E シリーズ NCEの内部 GE0 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。NIM E シリーズ NCE および Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要の 3 番目の項目を参照してください。 | ||||
ステップ 14 | Router (config-ucse)# exit |
ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 15 | Router (config)# ip route cimc-ip-address subnet-maskucse slot/subslot/port |
スタティック ルートを作成します。 | ||||
ステップ 16 | Router (config)# end |
設定モードを終了します。 | ||||
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ucse 0/subslot/0 インターフェイスを経由するルータから CIMC への接続を確認します。 |
次の例は、NIM E シリーズ NCEの内部コンソール インターフェイスとルータの ucse 0/subslot/0 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# interface ucse 0/1/0 Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# ucse subslot 0/1 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom console Router(config-ucse)# exit Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 0/1/0 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、NIM E シリーズ NCEの内部 GE1 インターフェイスとルータの ucse 0/subslot/1 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定します。
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 | ||||
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 3 | Router (config)# interface GigabitEthernet 0/0/0 |
ギガビット イーサネット 0/0/0 のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 4 | Router (config-if)# ip address ip-address subnet-mask |
インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。 | ||||
ステップ 5 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 6 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 7 | Router (config)# interface ucse 0/subslot/1 |
NIM E シリーズ NCEがインストールされているスロット、サブスロット、およびポート用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 8 | Router (config-if)# ip unnumbered type number |
(任意)ip unnumbered コマンドは、インターフェイスに明示的な IP アドレスを割り当てずに、そのインターフェイス上での IP 処理をイネーブルにします。
ip unnumbered コマンドを使用する場合は、ip route コマンドを使用してスタティック ルートを作成する必要があります。
| ||||
ステップ 9 | Router(config-if)# no shut |
インターフェイスが管理上のアップ状態になります。 | ||||
ステップ 10 | Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 11 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
NIM E シリーズ NCEがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 | ||||
ステップ 12 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 | ||||
ステップ 13 | Router (config-ucse)# imc access-port shared-lom ge1 |
NIM E シリーズ NCEの内部 GE1 インターフェイスによる CIMC アクセスを設定します。NIM E シリーズ NCE および Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要の 3 番目の項目を参照してください。 | ||||
ステップ 14 | Router (config-ucse)# exit |
ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 | ||||
ステップ 15 | Router (config)# ip route cimc-ip-address subnet-maskucse slot/subslot/port |
スタティック ルートを作成します。 | ||||
ステップ 16 | Router (config)# end |
設定モードを終了します。 | ||||
ステップ 17 | Router# ping cimc-ip-address |
ucse 0/subslot/1 インターフェイスを経由するルータから CIMC への接続を確認します。 |
次の例は、NIM E シリーズ NCEの内部 GE1 インターフェイスとルータの ucse 0/subslot/1 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# interface GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# interface ucse 0/1/1 Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet0/0/0 Router(config-if)# no shut Router(config-if)# exit Router(config)# ucse subslot 0/1 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.2 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.1 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom ge1 Router(config-ucse)# exit Router(config)# ip route 10.0.0.2 255.255.255.255 ucse 0/1/1 Router(config)# end Router# ping 10.0.0.2 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.0.0.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms
次の図と手順を確認し、その手順に従って、NIM E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。
(注) | 次の図は、NIM E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。 |
次の情報について確認してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 | Router# configure terminal |
ホスト ルータでグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | Router (config)# ucse subslot slot/subslot |
NIM E シリーズ NCEがインストールされているスロットとサブスロット用の ucse インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 | Router (config-ucse)# imc ip address cimc-ip-address subnet-maskdefault-gateway cimc-gateway-ip-address |
CIMC の IP アドレスと、CIMC が使用する必要があるデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 5 | Router (config-ucse)# imc access-port shared-lom {GE2} |
NIM E シリーズ NCEの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定します。NIM E シリーズ NCE および Cisco ISR 4000 シリーズのインターフェイスの概要の 5 番目と 6 番目の項目を参照してください。 |
ステップ 6 | Router (config-ucse)# end |
ホスト ルータの特権 EXEC モードに戻ります。 |
次の例は、サーバの外部 GE2 インターフェイスを使用して CIMC アクセスを設定する方法を示しています。
Router> enable Router> password Router# configure terminal Router(config)# ucse subslot 0/1 Router(config-ucse)# imc ip address 10.0.0.1 255.0.0.0 default-gateway 10.0.0.2 Router(config-ucse)# imc access-port shared-lom GE2 Router(config-ucse)# no shut Router(config-ucse)# end
(注) | この手順はE シリーズ サーバおよび SM E シリーズ NCE に適用されます。この手順は EHWIC E シリーズ NCE および NIM E シリーズ NCE には適用されません。 |
ローカル ユーザの場合、Cisco IOS CLI または CIMC Configuration Utility を使用して CIMC アクセスを設定します。
(注) | CIMC Configuration Utility を使用して CIMC アクセスを設定した場合、設定は Cisco IOS 設定として反映されません。つまり、Cisco IOS から show running-config コマンドを実行した場合、CIMC Configuration Utility を使用して行った変更は反映されません。 |
必要に応じて、次のいずれかを実行します。
E シリーズ サーバまたはNCE オプション 1(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバまたは NCE)を購入した場合は、CIMC GUI または CIMC CLI にログインして CIMC にアクセスします。管理ファームウェアのアクセスを参照してください。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にしない場合、サーバのホスト オペレーティング システムを使用してE シリーズ サーバまたは NCE の外部インターフェイスを設定します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にする場合、Cisco IOS CLI を使用して、ルータとE シリーズ サーバまたは NCE 間の内部接続を設定します。ルータと E シリーズ サーバまたは NCE 間の接続の設定を参照してください。