目次
- Cisco UCS Director スタートアップ ガイド
- Cisco UCS Director
- ライセンスの取得
- ライセンスについて
- 製品アクセス キーの契約履行
- Cisco UCS Director のインストール
- ShellAdmin でのネットワーク インターフェイスの設定
- Cisco UCS Director GUI へのアクセス
- 最初のログイン
- 管理者パスワードの変更
- ライセンスの更新
- Cisco UCS Director システムのセットアップ
- システムの初期セットアップ
- ユーザ グループの作成
- ユーザの追加
- 物理インフラストラクチャのセットアップ
- 物理インフラ ストラクチャの管理について
- サイトの追加
- Pod の追加
- 物理的なアカウントの追加
- ネットワーク要素の追加
- マルチドメイン マネージャ アカウントの追加
- 仮想インフラストラクチャのセットアップ
- 仮想インフラストラクチャの管理について
- ポリシーの管理
- 仮想データセンターの追加
- カタログの操作
- セルフサービス プロビジョニングを使用した VM のプロビジョニング
- ポストプロビジョニング ライフ サイクルの管理
- CloudSense 分析の使用
Cisco UCS Director スタートアップ ガイド
Cisco UCS Director
Cisco UCS Director は、エンドツーエンドの管理やオーケストレーション、自動化に関する、安全性の高い包括的なソリューションです。Cisco や他社の広範なデータ インフラストラクチャ コンポーネントおよび Cisco UCS と Cisco Nexus プラットフォームに基づく、業界をリードするコンバージド インフラストラクチャ ソリューションに対応します。サポート対象のインフラストラクチャ コンポーネントとソリューションの完全なリストについては、『Cisco UCS Director Compatibility Matrix 』を参照してください。
Cisco UCS Director は、次の標準テンプレートを使用する 64 ビットのアプライアンスです。
Cisco UCS Director を介した管理
Cisco UCS Director は、Cisco UCS を通じてコンピューティング層およびネットワーク層の統合を拡張し、データ センター インフラストラクチャ コンポーネントの包括的な可視性と管理性を提供します。サポート対象のシスコとシスコ以外のコンポーネントの設定、管理およびモニタのために Cisco UCS Director を使用できます。実行できるタスクには次のものがあります。
すべての Cisco UCS サーバおよびコンピューティング アプリケーションを対象にした、サービス プロファイルとテンプレートの作成、複製、および導入
コンバージド インフラストラクチャにおける組織の使用状況、トレンドおよび容量の継続的なモニタリング。たとえば、すべてのデータセンター間の仮想マシン(VM)の使用率を示すヒート マップを表示できます。
一貫したリピート可能な方法によるコンバージド インフラストラクチャへの容量の導入や追加。
Cisco UCS ドメインや Cisco Nexus ネットワーク デバイスなどの、データセンター コンポーネントの管理、監視、報告。
物理インフラストラクチャへのサービスを追加するための仮想サービス カタログの拡張。
非仮想化ワークロードで動作する仮想化ワークロードに対応するための安全なマルチテナント環境の管理。
Cisco UCS Director による自動化とオーケストレーション
Cisco UCS Director では、自動化サービスを提供するワークフローを構築し、ワークフローを公開して、そのサービスをオン デマンド方式でユーザに提供できます。社内の他のエキスパートと連携して、ポリシーを迅速かつ簡単に作成できます。単純または複雑なプロビジョニングおよび設定プロセスを自動化するための Cisco UCS Director ワークフローを構築できます。
一度構築および検証された後は、これらのワークフローは誰が実行しても常に同じように実行できます。経験豊富なデータ センター管理者がそれらを実行したり、または、ロールベース アクセス コントロールを実行してユーザや顧客が必要に応じてセルフサービス ベースでワークフローを実行できるようにすることができます。
Cisco UCS Director を使用して、サポート対象のシスコおよびシスコ以外のさまざまなハードウェアおよびソフトウェアのデータセンター コンポーネント間で多岐にわたるタスクおよび使用例を自動化できます。自動化できる使用例には以下のものがありますが、これらに限定されません。
ライセンスの取得
ライセンスについて
Cisco UCS Director を使用するには、次の手順に従ってライセンスを取得する必要があります。
Cisco UCS Director をインストールする前に、Cisco UCS Director ライセンス キーを生成し、証明書(製品アクセス キー)を要求します。
シスコのソフトウェア ライセンス サイトに製品アクセス キー(PAK)を登録します(製品アクセス キーの契約履行 を参照してください)。
Cisco UCS Director をインストールした後、ライセンスの更新の手順に従って、Cisco UCS Director でライセンスを更新します。
ライセンスが検証されると、Cisco UCS Director の使用を開始できます。
製品アクセス キーの契約履行
手順
ステップ 1 シスコのソフトウェア ライセンス Web サイトに移動します。 ステップ 2 [製品ライセンスの登録(Product License Registration)] ページが表示されたら、トレーニングを受けるか、または [製品ライセンスの登録を続ける(Continue to Product License Registration)] をクリックします。 ステップ 3 [製品ライセンスの登録(Product License Registration)] ページの [PAK またはトークンからの新規ライセンスの取得(Get New Licenses from a PAK or Token)] をクリックします。 ステップ 4 [契約を履行する単一 PAK またはトークンの入力(Enter a Single PAK or TOKEN to Fulfill)] フィールドに PAK 番号を入力します。 ステップ 5 [単一 PAK/トークンの契約履行(Fulfill Single PAK/TOKEN)] をクリックします。 ステップ 6 PAK を登録するために、[ライセンス情報(License Information)] でその他のフィールドに情報を入力します。 ステップ 7 [キーの発行(Issue Key)] をクリックします。 ライセンスの機能が表示され、デジタル ライセンス契約書と zip 圧縮のライセンス ファイルが添付された電子メールが届きます。
Cisco UCS Director のインストール
Cisco UCS Director は VMware vSphere または vCenter、あるいは HyperV 環境でホストできます。システム要件、前提条件、およびインストール手順の詳細については、『Cisco UCS Director Installation on VMware vSphere Guide』および『Cisco UCS Director Installation on Microsoft Hyper-V Manager Guide』を参照してください。
Multi-Node 設定がサポートされるのは、64 ビット オペレーティング システムの Cisco UCS Director のみです。Multi-Node 設定では、Cisco UCS Director をスケーリングして、Cisco UCS Director を単独でインストールした場合よりも、さらに多くの VM に対応できます。Multi-Node 設定での Cisco UCS Director のインストールと構成の詳細については、『Cisco UCS Director Multi-Node Installation and Configuration Guide』を参照してください。
ShellAdmin でのネットワーク インターフェイスの設定
Cisco UCS Director GUI へのアクセス
管理者パスワードの変更
手順最初に Cisco UCS Director にログインした後、デフォルトの管理ユーザ パスワードを変更するように求められます。2 回目以降のログイン時に、以下の手順に従って管理ユーザ パスワードを変更することができます。
Cisco UCS Director システムのセットアップ
システムの初期セットアップ
手順
ステップ 1 Cisco UCS Director にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 [ガイド付きセットアップ(Guided Setup)] ページで [システムの初期構成(Initial System Configuration)] をダブルクリックします。
(注) [ガイド付きセットアップ(Guided Setup)] ウィザードでは、手順のチェック ボックスをオフにしてスキップすることができますが、プロセスのすべての手順を実行することをお勧めします。
ステップ 4 ライセンス ファイルをドロップするか、[ファイルを選択(Select a File)] をクリックして、Cisco Web サイトからダウンロードした Cisco UCS Director ソフトウェアのライセンス ファイルの場所を指定します。 ライセンス テキストを入力するには、[ライセンス テキストの入力(Enter License Text)] チェック ボックスをオンにして、[ライセンス テキスト(Licese Text)] フィールドにライセンス テキストを入力します。
(注) ライセンスの更新の手順に従ってライセンス ファイルをすでにアップロードしている場合は、[スキップ(Skip)] をクリックします。
ステップ 5 アップロードが完了したら、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 6 [言語(Language)] ドロップダウン リストから、希望する言語設定を選択します。
(注) ウィザードのすべてのタスクを完了したら、いったんログアウトしてからシステムに再度ログインして、ロケールの変更を有効にする必要があります。
ステップ 7 [次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 8 [DNS サーバ(DNS Server)] 画面で、1 つ以上の DNS サーバの IP アドレスを入力します。 ステップ 9 [次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 10 [メール サーバ(Mail Server)] 画面で、メール サーバの設定を構成します。この構成により、Cisco UCS Director は電子メール通知を管理者およびユーザに送信できます。 Cisco UCS Director がメール サーバと通信できることを確認するためのテスト メッセージを送信するには、[メール サーバ(Mail Server)] 画面の [テスト メール送信(Send a Test Email)] チェック ボックスをオンにします。[テスト電子メール アドレス(Test Email Address)] フィールドに、Cisco UCS Director から通知および承認メッセージを受け取る電子メール アドレスを入力します。
(注) 管理者とユーザが電子メール メッセージの送信元を簡単に識別できるように、送信電子メール アドレスの名前を Cisco UCS Director 名称で指定することを検討してください。
ステップ 11 [次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 12 [NTP サーバ(NTP Server)] 画面で、1 つ以上の Network Time Protocol(NTP)サーバの名前または IP アドレスを入力します。 ステップ 13 [次へ(Next)] をクリックします。 Cisco UCS Director によって構成の概要が表示されます。設定を確認し、必要に応じて変更します。
ステップ 14 [次へ(Next)] をクリックして、推奨される次のステップを表示します。 ステップ 15 [閉じる(Close)] をクリックして、構成を保存します。
ユーザ グループの作成
手順
次の作業
さらにグループを追加する場合は、この手順を繰り返します。追加するグループごとに、リソース制限を編集し、タグを管理し、ロゴおよびアプリケーション ラベルをカスタマイズすることができます。
ユーザの追加
手順
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [ユーザとグループ(Users and Groups)] ページで [ユーザ(Users)] をクリックします。 ステップ 3 [追加(Add)] をクリックします。 ステップ 4 [ユーザの追加(Add User)] 画面で、次の必須フィールドに値を入力します。
フィールド名 説明 [ユーザロール(User Role)] ドロップダウン リスト
ユーザのロール タイプを選択します。
[ユーザ グループ(User Group)] ドロップダウン リスト
ユーザがアクセスできるグループを選択します。すでに使用可能なグループを選択するか、または新しいグループを追加できます。
(注) このフィールドは、ユーザ ロールとしてサービス エンド ユーザまたはグループ管理者を選択している場合にのみ表示されます。
[MSP 組織(MSP Organization)] ドロップダウン リスト
ユーザが管理する MSP 組織を選択します。
現在使用可能な組織を選択するか、または新しい組織を追加できます。
(注) このフィールドは、ユーザ ロールとして [MSP 管理者(MSP Admin)]を選択している場合にのみ表示されます。
[ログイン名(Login Name)] フィールド
ログイン名。
次のような特殊文字を使用できます。( ).& - _ `~ $% ^ {}! ' @
[パスワード(Password)] フィールド
パスワード。
(注) ユーザに対して Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)認証を設定している場合は、ローカル サーバではなく LDAP サーバでのみパスワードが検証されます。
[パスワードの確認(Confirm Password)] フィールド
確認のためにパスワードを再入力します。
[ユーザの連絡先電子メール(User Contact Email)] フィールド
電子メール アドレス。
(注) 電子メール アドレスは、サービス リクエストのステータスと承認についてグループ所有者に通知するために必要です。
[名(First Name)] フィールド
名。
[姓(Last Name)] フィールド
姓。
[電話(Phone)] フィールド
ユーザの電話番号です。
[住所(Address)] フィールド
ユーザのオフィス住所です。
[ユーザ無効化の日付を設定(Set user disable date)] チェック ボックス
システムでユーザ アカウントを無効にする日時を設定する場合にオンにします。ユーザ アカウントが無効になると、ユーザはシステムにログインできなくなります。
この日付から 1 週間前に、アカウントが無効になることを知らせる電子メール メッセージがユーザに送信されます。この自動メール メッセージは、PeriodicNotificationToUserTask システム タスクによって生成され、送信されます。
指定された日時に、ユーザ アカウントが自動的に無効になります。ユーザが指定した日付にシステムにログインすると、ログイン セッションは自動的に終了します。
[ロケール(Locale)] ドロップダウン リスト
このユーザのシステムの言語を個別に選択します。デフォルトでは、原語は英語に設定されています。
このユーザがログインすると、ユーザ インターフェイスは、選択した言語で表示されます。このロケールの選択は、このユーザにのみ適用されます。
[クラシック ビューでログイン(Login with Classic View)] チェック ボックス
このユーザがシステムにログインしたときに、クラシック ビュー ユーザ インターフェイスを起動する場合にオンにします。
他のユーザ用にクラシック ビューを起動するようにシステムを設定する機能は、リリース 6.5 でのみ使用できます。クラシック ビューは、続くリリースでは削除されます。
ステップ 5 [追加(Add)] をクリックします。
次の作業
ユーザが含まれている行をクリックし、[プロファイルの管理(Manage Profiles)] をクリックして、オプションでそのユーザに複数のロールを割り当てます。
物理インフラストラクチャのセットアップ
物理インフラ ストラクチャの管理について
Cisco UCS Director を使用すると、物理インフラストラクチャと仮想インフラストラクチャの両方を管理できます。物理アカウントを管理する際には、まずサイトを作成してサイトにポッドを追加する必要があります。このアカウントを作成すると、Cisco UCS Director が新しく作成された物理アカウント内のすべてのコンポーネントを検出します。通常、検出プロセスには約 5 分かかります。システムで、新しいポッドを追加するか、または使用可能なデフォルトのポッドを使用できます。物理アカウントは、デフォルトのポッドにも、追加したポッドにも関連付けることができます。
(注)
管理者はシステムに、最初に物理アカウントやバーチャル アカウントを作成できます。Cisco UCS Director の物理アカウントは仮想(クラウド)アカウントに依存しません。
Pod の追加
手順
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [物理アカウント(Physical Accounts)] ページで [ポッド(Pods)] をクリックします。 ステップ 3 [追加(Add)] をクリックします。 ステップ 4 [Pod の追加(Add Pod)] 画面で、次のフィールドに入力します。
名前 説明 [名前(Name)] フィールド
Pod の記述名です。
[タイプ(Type)] ドロップダウン リスト
追加するポッドのタイプを選択します。次のタイプのいずれかになります。
[FlexPod]
[VersaStack]
[汎用(Generic)]
[ExpressPodミディアム(ExpressPod Medium)]
[VSPEX]
[ExpressPodスモール(ExpressPod Small)]
[Vblock]
[HyperFlex]
[仮想 SAN Pod(Virtual SAN Pod)]
汎用タイプ以外の Pod には、特定の物理コンポーネントおよび仮想コンポーネントにのみ対応しています。汎用ポッドには特定のポッド ライセンスは必要ありません。また、汎用ポッドには、任意のタイプの物理コンポーネントまたは仮想コンポーネントを追加できます。Pod の実行に必要な個々のデバイス ライセンスを含む、バンドルされた Pod ライセンス(FlexPod、Vblock、VSPEX)の詳細については、『Cisco UCS Director Installation and Upgrade Guides』を参照してください。
(注) Cisco UCS Director の IBM アカウントでは、VersaStack ポッドと汎用ポッドのみがサポートされています。
[サイト(Site)] ドロップダウン リスト
Pod を追加するサイトを選択します。環境にサイトがない場合は、このステップを省略できます。
[説明(Description)] フィールド
(任意)Pod の説明です。
[住所(Address)] フィールド
Pod の物理ロケーションです。たとえば、このフィールドには Pod の市区町村、またはその他の内部的な識別子を入力します。
[POD を非表示(Hide Pod)] チェック ボックス
統合チェック ビューに Pod を表示しないようにするには、このチェック ボックスをオンにして Pod を非表示にします。Pod からアカウントの追加または削除は引き続き実行できます。
たとえば、このチェック ボックスを使用して、物理要素や仮想要素の存在しないポッドが統合ビューに表示されないようにすることができます。
ステップ 5 [追加(Add)] をクリックします。
次の作業
Pod にアカウントを 1 つ以上追加します。
物理的なアカウントの追加
手順
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [物理アカウント(Physical Accounts)] ページで [物理アカウント(Physical Accounts)] をクリックします。 ステップ 3 [追加(Add)] をクリックします。 ステップ 4 [アカウントの追加(Add Account)] 画面で、次のフィールドに入力します。 ステップ 5 [送信(Submit)] をクリックします。 ステップ 6 [アカウントの追加(Add Account)] 画面で、次のフィールドに入力します。
名前 説明 [認証タイプ(Authentication Type)] ドロップダウン リスト
このアカウントに使用する認証タイプを次から選択します。
[サーバ管理(Server Management)] ドロップダウン リスト
次のオプションのうちいずれかを選択して、このアカウントによってサーバを管理する方法を選択します。
[アカウント名(Account Name)] フィールド
追加したい物理アカウントに割り当てる固有の名前
[サーバのアドレス(Server Address)] フィールド
サーバの IP アドレス。
[クレデンシャル ポリシーの使用(Use Credential Policy)] チェック ボックス
手動で情報を入力する代わりに、このアカウントのクレデンシャル ポリシーを使用する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
[クレデンシャルポリシー(Credential Policy)] ドロップダウン リスト
[クレデンシャルポリシーの使用(Use Credential Policy)] をオンにした場合は、このドロップダウン リストから、使用するクレデンシャル ポリシーを選択します。
このフィールドが表示されるのは、クレデンシャル ポリシーの使用を選択した場合のみです。
[ユーザ ID(User ID)] フィールド
このアカウントにアクセスするためのユーザ名。
このフィールドは、クレデンシャル ポリシーの使用を選択した場合には表示されません。
[パスワード(Password)] フィールド
ユーザ名に関連付けられたパスワードです。
このフィールドは、クレデンシャル ポリシーの使用を選択した場合には表示されません。
[通信タイプ(Transport Type)] ドロップダウン リスト
アカウントで使用する通信タイプを選択します。
次のいずれかになります。
このフィールドは、クレデンシャル ポリシーの使用を選択した場合には表示されません。
[ポート(Port)] フィールド
サーバ ポート番号。
このフィールドは、クレデンシャル ポリシーの使用を選択した場合には表示されません。
[説明(Description)] フィールド
アカウントの説明。
[連絡先の電子メール(Contact Email)] フィールド
アカウントの連絡先の電子メール アドレス。
[ロケーション(Location)] フィールド
ロケーション。
[サービス プロバイダー(Service Provider)] フィールド
サービス プロバイダーの名前(既存する場合)。
ステップ 7 このアカウントがストレージである場合、適切なアカウント タイプとして、[NetApp ONTAP]、[NetApp OnCommand]、[EMC VNX]、[EMC VMAX Solutions Enabler] または [WHIPTAIL] の中から選択します。 ステップ 8 [追加(Add)] をクリックします。
ネットワーク要素の追加
手順ロード バランシングをサポートする仮想サーバを作成するには、最初にネットワーク要素を Cisco UCS Director に追加しておく必要があります。ロード バランサを Cisco UCS Director のネットワーク要素として追加した後、[管理するネットワーク機器(Managed Network Element)] 画面にその要素が表示されます。
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [物理アカウント(Physical Accounts)] ページで [管理型ネットワーク要素(Managed Network Elements)] をクリックします。 ステップ 3 [ネットワーク機器の追加(Add Network Element)] をクリックします。 ステップ 4 [ネットワーク要素の追加(Add Network Element)] 画面で、次のフィールドに入力します。
名前 説明 [ポッド(POD)] ドロップダウン リスト
ネットワーク要素が属するポッドを選択します。
[デバイス カテゴリ(Device Category)] ドロップダウン リスト
このネットワーク要素のデバイス カテゴリを選択します。たとえば [F5 ロード バランサ(F5 Load Balancer)] を選択します。
[デバイスIP(Device IP)] フィールド
このデバイスの IP アドレス。
[プロトコル(Protocol)] ドロップダウン リスト
使用されるプロトコルを選択します。リストには次の内容が含まれます。
(注) F5 ロード バランサ デバイスを使用する場合、HTTP および HTTPS のみを選択できます。
[ポート(Port)] フィールド
使用するポート番号。
[ログイン(Login)] フィールド
ログイン名。
[パスワード(Password)] フィールド
ログイン名に関連付けられるパスワード。
ステップ 5 [送信(Submit)] をクリックします。
F5 ロード バランサの追加が、システム タスクのインベントリ収集のトリガーとなります。[システムのタスク(System Tasks)] 画面で設定するポーリング間隔はインベントリ収集の頻度を指定します。
次の作業
仮想サーバを変更または編集するには、サーバを選択して [変更(Modify)] をクリックします。仮想サーバを削除するには、サーバを選択して [削除(Delete)] をクリックします。
マルチドメイン マネージャ アカウントの追加
手順次のタイプのマルチドメイン マネージャ アカウントを追加できます。
PNSC:Cisco Prime Network Services Controller アカウント
DCNM:Cisco Prime Data Center Network Manager アカウント
UCS Central:Cisco UCS Central アカウント
APIC:Cisco Application Policy Infrastructure Controller アカウント
EMC RecoverPoint アカウント
EMC VPLEX アカウント
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [物理アカウント(Physical Accounts)] ページで [マルチドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] をクリックします。 ステップ 3 [追加(Add)] をクリックします。 ステップ 4 [アカウントの追加(Add Account)] 画面で、ドロップダウン リストからアカウント タイプを選択します。 ステップ 5 [送信(Submit)] をクリックします。 ステップ 6 [マルチドメインマネージャアカウント(Multi-Domain Manager Account)] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [アカウント名(Account Name)] フィールド
このマルチドメイン マネージャ アカウントが属するアカウント名を選択します。
[説明(Description)] フィールド
(任意)アカウントについての説明。
[サーバのアドレス(Server Address)] フィールド
マルチドメイン マネージャ アカウントを管理するサーバの IP アドレスを入力します。
[アカウント名(Account Name)] フィールド
追加したい物理アカウントに割り当てる固有の名前
[サーバのアドレス(Server Address)] フィールド
サーバの IP アドレス。
[ユーザ ID(User ID)] フィールド
このアカウントにアクセスするためのユーザ名。
[パスワード(Password)] フィールド
ユーザ名に関連付けられたパスワードです。
[通信タイプ(Transport Type)] ドロップダウン リスト
アカウントで使用する通信タイプを選択します。次のいずれかになります。
[ポート(Port)] フィールド
サーバ ポート番号。デフォルト ポートは 443 です。
[連絡先の電子メール(Contact Email)] フィールド
(任意)アカウントの連絡先電子メール アドレス。
[ロケーション(Location)] フィールド
(任意)ロケーション。
ステップ 7 [送信(Submit)] をクリックします。
仮想インフラストラクチャのセットアップ
仮想インフラストラクチャの管理について
仮想インフラストラクチャを管理するには、Cisco UCS Director でバーチャル アカウントを作成します。バーチャル アカウントは、vCenter または Microsoft Virtual Machine Manager と通信するためのサポートされるハイパーバイザまたはクラウド サービスを表します。バーチャル アカウントはクラウドと呼ばれます。
ポリシーの管理
ポリシーとは、仮想マシンまたはベア メタル サーバのいずれであるかにかかわらず、新しいリソースが利用可能なシステム リソースに基づいてインフラストラクチャ内でプロビジョニングされる場所と仕組みを決定する一連のルールのことです。『Cisco UCS Director Administration Guide』の章「Managing Policies」を参照して、仮想インフラストラクチャに必要なポリシーを作成します。
仮想データセンターの追加
手順
ステップ 1 を選択します。 ステップ 2 [仮想データ センター(Virtual Data Centers)] ページで [VDC] をクリックします。 ステップ 3 [追加(Add)] をクリックします。 ステップ 4 [VDC の追加(VDC Add)] 画面で、ドロップダウン リストからアカウント タイプを選択します。 選択したアカウント タイプによって、[VDC の追加(Add VDC)] 画面に表示されるクラウド名のリストが決定されます。
ステップ 5 [送信(Submit)] をクリックします。 ステップ 6 [VDC の追加(Add VDC)] 画面で、次のフィールドに入力します。
名前 説明 [VDC 名(VDC Name)] フィールド
VDC の名前。
次のような特殊文字を使用できます。( ).& - _ `~ $% ^ {}! ' @
(注) 入力後、名前は編集できません。
[ロック済みの vDC(VDC Locked)] チェック ボックス
今後の導入で VDC を使用できないようにするには、このチェック ボックスをオンにします。今後の導入で VDC を使用できるようにするには、このチェック ボックスをオフにします。
[vDC の説明(VDC Description)] フィールド
VDC に固有の説明。
[グループ(Group)] ドロップダウン リスト
[選択(Select)] をクリックして、VDC がセットアップされるグループのチェック ボックスをオンにします。
[クラウド名(Cloud Name)] ドロップダウン リスト
VDC の設定対象クラウドを選択します。
このドロップダウン リストで選択可能なオプションは、指定したアカウント タイプによって決まります。
承認者と連絡先
[第 1 レベル承認者(First Level Approver(s))] フィールド
第 1 レベルでサービス リクエストを承認する必要があるユーザ。
[選択(Select)] をクリックして、該当するユーザのチェック ボックスをオンにします。複数のユーザを選択できます。
[第 2 レベル承認者(Second Level Approver(s))] フィールド
第 2 レベルでサービス リクエストを承認する必要があるユーザ。
[選択(Select)] をクリックして、該当するユーザのチェック ボックスをオンにします。複数のユーザを選択できます。
[すべてのユーザからの承認が必要(Approval Required from all users)] チェック ボックス
第 1 レベルおよび第 2 レベルの承認担当者として選択されたすべてのユーザからの承認を必要とする場合は、このチェック ボックスをオンにします。
[承認依頼通知の数(Number of Approval Requests Reminders)] フィールド
サービス リクエストを承認するよう通知する電子メールを承認担当者に送信する回数。
デフォルトでは、サービス リクエストが承認または拒否されるまで、24 時間ごとに 1 回通知電子メールを送信します。
[通知間隔(時間)(Reminder Interval (Hours))] フィールド
承認担当者に通知電子メールを送信する時間間隔。
デフォルトでは、24 時間ごとに 1 回通知電子メールを送信します。
[プロバイダーのサポート用電子メールアドレス(Provider Support Email Address)] フィールド
連絡先またはユーザの電子メール アドレス。この VDC を使用した VM のプロビジョニングに関する通知を受信するユーザ。
[電子メールアドレスへの通知をコピー(Copy Notifications to Email Address)] フィールド
この VDC に関する通知をコピーする 2 番目の連絡先の電子メールアドレス。
ポリシー
[システム ポリシー(System Policy)] ドロップダウン リスト
VDC に適用できるシステム ポリシーを選択します。
[コンピューティング ポリシー(Computing Policy)] ドロップダウン リスト
VDC に適用できるコンピューティング ポリシーを選択します。
[ネットワーク ポリシー(Network Policy)] ドロップダウン リスト
VDC に適用できるネットワーク ポリシーを選択します。
[ストレージ ポリシー(Storage Policy)] ドロップダウン リスト
VDC に適用できるストレージ ポリシーを選択します。
[ISO イメージマッピングポリシー(ISO Image Mapping Policy)] ドロップダウン リスト
VDC に適用する ISO イメージのマッピング ポリシーを選択します。
[コスト モデル(Cost Model)] ドロップダウン リスト
VDC に適用できるコスト モデルを選択します。
[コスト明細の表示を無効化(Disable displaying cost details)] チェック ボックス
この VDC の以下のページで、コスト明細の表示を無効にするには、このチェック ボックスをオンにします。
[ユーザアクションポリシー(User Action Policy)] ドロップダウン リスト
VM のプロビジョニング後のオーケストレーション ワークフローを実行するために使用するポリシーを選択します。選択されたワークフローは、VDC 内の VM に対するアクション ボタンとして表示されます。
[VM管理ポリシー(VM Management Policy)] ドロップダウン リスト
VDC の VM 管理ポリシーを設定します。
このポリシーは、VDC で VM を管理する方法を定義します。
[ストレージの効率性の有効化(Enable Storage Efficiency)] チェック ボックス
RCU を使用して VM を複製する場合は、チェック ボックスをオンにします。
このオプションは、一部の VDC タイプでのみ使用できます。
[エンド ユーザ セルフサービス ポリシー(End User Self-Service Policy)]
VDC のセルフサービス ポリシーを選択します。このポリシーによって、VDC で実行できるタスクまたはアクションが定義されます。
(注) このドロップダウン リストには、作成する VDC に対応するアカウント タイプに関連するポリシーが表示されます。
ユーザが VDC で実行できるタスクは、ユーザがマッピングされたロールと、VDC に割り当てられたエンド ユーザのセルフサービス ポリシーによって定義されます。最新リリースにアップグレードしている場合、VM 管理タスクを実行する権限は、いずれかの既存のエンド ユーザのセルフサービス ポリシーに保持されます。ただし、ユーザが属するユーザ ロールに定義されている権限が優先されます。
ステップ 7 [追加(Add)] をクリックします。
(注) VM のユーザは、次のタスクを実行できなくなりました。
次の作業
追加した VDC は、ユーザ インターフェイスのオプションを選択して編集、複製、または削除できます。
カタログの操作
事前定義されたカタログ項目を使用して仮想マシン(VM)およびベア メタル(BM)のセルフプロビジョニングができます。システム管理者のみがカタログを作成できます。カタログでは、VM をバインドするクラウドの名前およびグループの名前などのパラメータを定義します。
カタログを作成して公開し、使用可能にする必要があります。『Cisco UCS Director Administration Guide』の章「Managing Catalogs」を参照してください。
セルフサービス プロビジョニングを使用した VM のプロビジョニング
セルフサービス プロビジョニングを使用して仮想マシン(VM)またはアプリケーションをプロビジョニングできます。セルフサービス プロビジョニングを使用して VM またはアプリケーションをプロビジョニングするには、サービス リクエストを作成する必要があります。サービス リクエスト ワークフローには、VM への必要なリソースの割り当て、VM プロビジョニングの承認(必要な場合)、VM の作成とプロビジョニング、VM ライフサイクル設定のスケジュール作成、およびユーザへの VM 作成の通知が含まれます。『Cisco UCS Director Administration Guide』の章「Using Self-Service Provisioning」を参照してください。
ポストプロビジョニング ライフ サイクルの管理
Cisco UCS Director を使用して VM のライフサイクル(VM の電源のオンまたはオフ、VM のリース時間の設定、VM へのタグの適用など)を管理できます。『Cisco UCS Director Administration Guide』の章「Managing Lifecycles」を参照してください。
CloudSense 分析の使用
Cisco UCS Director の Cloudsense 分析 は、インフラストラクチャ リソースの使用率、IT インフラストラクチャ スタック全体にわたる重要なパフォーマンス メトリック、およびリアルタイムのキャパシティを可視化します。CloudSense は、仮想インフラストラクチャおよびクラウド インフラストラクチャのキャパシティのトレンド、予測、レポート、プランニングの性能を大きく改善します。『Cisco UCS Director Administration Guide』の章「Managing CloudSense Analytics」を参照してください。
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