この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco UCS Manager を使用して、ブレード サーバ、ラック サーバ、およびモジュラ サーバのブート ポリシーを作成することができます。
Cisco UCS Manager ブート ポリシーは、BIOS 設定メニューのブート順序をオーバーライドし、次のことを決定します。
たとえば、関連付けられたサーバをローカル ディスクや CD-ROM(仮想メディア(VMedia))などのローカル デバイスからブートしたり、SAN ブートや LAN(PXE)ブートを選択したりすることができます。
1 つ以上のサービス プロファイルに関連付ける名前付きブート ポリシーを作成するか、または特定のサービス プロファイルに対するブート ポリシーを作成できます。ブート ポリシーを有効にするには、ブート ポリシーをサービス プロファイルに含め、このサービス プロファイルをサーバに関連付ける必要があります。サービス プロファイルにブート ポリシーを含めない場合、Cisco UCS Manager によってデフォルトのブート ポリシーが適用されます。
Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)は、オペレーティング システムとプラットフォーム ファームウェア間のソフトウェア インターフェースを定義する仕様です。Cisco UCS Manager は、UEFI を使用して BIOS ファームウェア インターフェイスを置換します。これにより、BIOS はレガシー サポートを提供する一方で UEFI で動作できるようになります。
ブート ポリシーを作成する場合、レガシーまたは UEFI ブート モードのいずれかを選択できます。レガシー ブート モードは、すべての Cisco UCS サーバでサポートされます。UEFI ブート モードは M3 以降のサーバでのみサポートされ、このモードで UEFI セキュア ブート モードを有効にできます。
UEFI PXE ブートは、Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) 以降と統合された Cisco UCS ラック サーバ上のすべての Cisco VIC アダプタでサポートされています。Cisco UCS Manager リリース 2.2(1) 以降では、すべての Cisco ブレード サーバで UEFI PXE ブートがサポートされます。
次の制限は、UEFI ブート モードに適用されます。
UEFI ブート モードは、次の組み合わせではサポートされません。
2 つの iSCSI LUN で UEFI ブート モードを使用する場合は、Cisco UCS Manager に IQN 接尾辞プールからの名前の選択を許可するのではなく、基礎となる両方の iSCSI eNIC に適用されるサービス プロファイルに共通の iSCSI イニシエータ名を手動で指定する必要があります。共通の名前を指定しない場合、Cisco UCS Manager は 2 番目の iSCSI LUN を検出できません。
同じサーバで UEFI とレガシー ブート モードを混在させることはできません。
ブート ポリシーに設定されているブート デバイスに UEFI 対応オペレーティング システムがインストールされている場合にのみ、サーバは UEFI モードで正常に起動します。互換性のある OS が存在しない場合、ブート デバイスは [Boot Order Details] 領域の [Actual Boot Order] タブに表示されません。
UEFI ブート マネージャのエントリが BIOS NVRAM に正しく保存されなかったため、まれに UEFI のブートに成功しない場合もあります。UEFI シェルを使用して、UEFI ブート マネージャのエントリを手動で入力することができます。これは、次の状況で発生することがあります。
UEFI ブート モードが有効なブレード サーバがサービス プロファイルから関連付けを解除され、[Equipment] タブまたは前面パネルを使用してブレードの電源を手動でオンにする場合。
UEFI ブート モードが有効なブレード サーバがサービス プロファイルから関連付けを解除され、直接の VIC ファームウェア アップグレードが試行される場合。
UEFI ブート モードが有効なブレード サーバまたはラック サーバが SAN LUN からブートされ、サービス プロファイルが移行される場合。
Cisco UCS Manager で UEFI ブート パラメータを作成できます。 UEFI ブート パラメータ 詳細情報を提供します。
Cisco UCS Manager は、Cisco UCS B シリーズ M3 および M4 ブレード サーバ、Cisco UCS C シリーズ M3 および M4 ラック サーバ、および Cisco UCS S シリーズ M4 ラック サーバで UEFI セキュアブートをサポートします。UEFI セキュア ブートがイネーブルの場合、すべての実行可能ファイル(ブート ローダ、アダプタ ドライバなど)はロードされる前に BIOS によって認証されます。認証されるには、イメージが Cisco 認証局(CA)または Microsoft CA によって署名される必要があります。
次の制限は、UEFI セキュア ブートに適用されます。UEFI ブート モードは、ブート ポリシーでイネーブルにする必要があります。
Cisco UCS Manager ソフトウェアと BIOS ファームウェアは、リリース 2.2 以上である必要があります。
(注) | UEFI ブート モードは、リリース 2.2(3a) 以降の Cisco UCS C シリーズおよび S シリーズ ラック サーバでサポートされます。 |
ユーザ生成された暗号キーはサポートされません。
UEFI セキュア ブートは、Cisco UCS Manager でのみ制御できます。
サーバがセキュア ブート モードのときに Cisco UCS Manager を以前のバージョンにダウングレードする場合は、ダウングレードする前に、サーバの関連付けを解除し、再び関連付ける必要があります。これを行わないと、サーバ ディスカバリは失敗します。
CIMC セキュア ブートでは、署名済みのシスコ ファームウェア イメージのみをサーバにインストールし、実行できます。CIMC が更新されると、イメージは、ファームウェアがフラッシュされる前に認証されます。認証に失敗すると、ファームウェアはフラッシュされません。これにより、CIMC ファームウェアへの不正アクセスを防止します。
CIMC セキュア ブートは、Cisco UCS M3 ラック サーバでサポートされています。
(注) | CIMC セキュア ブートは Cisco UCS C220 M4、C240 M4 ラック サーバで、デフォルトで有効になっており、Cisco UCS C460 M4 ラック サーバでは、CIMC ファームウェア リリース 2.2(3) 以降にアップグレードした後に自動的に有効になります。 |
CIMC セキュア ブートがイネーブルになると、それをディセーブルにすることはできません。
CIMC セキュア ブートがサーバ上でイネーブルになると、2.1(3) より前の CIMC ファームウェア イメージにダウングレードすることはできません。
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Boot Policies] を右クリックし、[Create Boot Policy] を選択します。
[Create Boot Policy] ウィザードが表示されます。 |
ステップ 5 | ポリシーの一意の名前と説明を入力します。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。 |
ステップ 6 | (任意)
ブート順序に変更を加えた後、[Reboot on Boot Order Change] チェックボックス を確認して、このブート ポリシーを使用するすべてのサーバを再起動します。
シスコ以外の VIC アダプタがあるサーバに適用されるブート ポリシーの場合、[Reboot on Boot Order Change] チェックボックスがオフでも、SAN デバイスが追加、削除または順序の変更がなされると、ブート ポリシーの変更の保存時にサーバは常にリブートします。 |
ステップ 7 | (任意) 必要に応じて、[Enforce vNIC/vHBA/iSCSI Name] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 8 | [Boot Mode] フィールドで [Legacy] または [UEFI] オプション ボタンをオンにします。 |
ステップ 9 | [UEFI] を選択した場合、UEFI ブート セキュリティを有効にするには [Boot Security] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 10 | 次の 1 つ以上のオプションをブート ポリシーに設定し、ブート順序を設定します。
|
ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられると、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域でブート順序を確認できます。
SAN 上のオペレーティング システム イメージから 1 つ以上のサーバがブートするように、ブート ポリシーを設定できます。ブート ポリシーにはプライマリとセカンダリの SAN ブートを含めることができます。プライマリ ブートが失敗した場合、サーバはセカンダリからのブートを試行します。
シスコでは、システム内で最高のサービス プロファイル モビリティを提供する SAN ブートの使用を推奨しています。SAN からブートした場合、あるサーバから別のサーバにサービス プロファイルを移動すると、新しいサーバは、同じオペレーティング システム イメージからブートします。したがって、ネットワークからは、新しいサーバは同じサーバと認識されます。
SAN ブートを使用するには、次の項目が設定されていることを確認してください。
Cisco UCS ドメインが、オペレーティング システム イメージをホストしている SAN ストレージ デバイスと通信できること。
オペレーティング システム イメージが置かれているデバイス上のブート ターゲット LUN(論理ユニット番号)。
(注) | SAN ブートは、Cisco UCS ブレードおよびラック サーバ上の Gen-3 Emulex アダプタではサポートされていません。 |
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。
ヒント | ローカル ディスクと SAN LUN の両方がブート順序のストレージ タイプに設定されていて、オペレーティング システムまたは論理ボリューム マネージャ(LVM)の設定が誤っている場合、サーバが SAN LUN ではなくローカル ディスクからブートする場合があります。 たとえば、Red Hat Linux がインストールされているサーバで、LVM にデフォルトの LVM が設定されていて、ブート順序に SAN LUN とローカル ディスクが設定されている場合、Linux は同じ名前の LV が 2 つあるという通知を生成し、SCSI ID の値が最も小さい LV(ローカル ディスクの可能性があります)からブートします。 |
この手順は、ブート ポリシーの作成 から直接続いています。
(注) | SAN LUN からサーバをブートするブート ポリシーを作成し、安定した SAN ブート操作が必要な場合は、サーバ サービス プロファイルのブート ポリシーからすべてのローカル ディスクと他の SAN LUN を最初に削除することをお勧めします。 これは、UCS Mini シリーズには適用されません。 |
ステップ 1 | 下矢印をクリックして [vHBAs] 領域を展開します。 |
ステップ 2 | [Add SAN Boot] リンクをクリックします。 |
ステップ 3 | [Add San Boot] ダイアログ ボックスで、vHBA とタイプを指定して、[OK] をクリックします。
[Primary] または [Secondary] の SAN ブートを指定できます。プライマリ ブートが失敗した場合、サーバはセカンダリからのブートを試行します。[Any] オプションは、SAN ストレージ デバイスに直接接続し、UCS Manager をバイパスしているサポート対象外のアダプタに使用します。UCSM が管理するサポート対象の一連のアダプタの場合の SAN ブートには [Any] を使用しないでください。ファブリック インターコネクトに直接接続しているサポート対象外のアダプタについては、ベンダーの指示に従ってブート用のアダプタを設定します。 |
ステップ 4 | この vHBA がブート可能な SAN イメージを参照する場合は、[Add SAN Boot Target] リンクをクリックし、[Add SAN Boot Target] ダイアログボックスで、ブート ターゲット LUN、ブート ターゲット WWPN、およびタイプを指定して、[OK] をクリックします。 |
ステップ 5 | 次のいずれかを実行します。 |
ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域で実際のブート順序を確認できます。
iSCSI ブートは、サーバがネットワークにリモートに配置されている iSCSI ターゲット マシンからオペレーティング システムを起動できるようにします。
iSCSI ブートは次の Cisco UCS ハードウェアでサポートされます。
Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタを持ち、Broadcom から提供されるデフォルトの MAC アドレスを使用する、Cisco UCS ブレード サーバ。
Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード
Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード
Cisco UCS VIC-1280 仮想インターフェイス カード
Cisco UCS VIC-1340 仮想インターフェイス カード
Cisco UCS M61KR-B Broadcom BCM57712 のネットワーク アダプタを持つ Cisco UCS ラック サーバ。
Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード
Cisco UCS ラック サーバ上の Cisco UCS VIC 1225 仮想インターフェイス カード
iSCSI ブートを設定する前に満たさなければならない前提条件があります。これらの前提条件のリストについては、iSCSI ブートのガイドラインと前提条件を参照してください。
iSCSI ブートを実装するための高度な手順については、iSCSI ブートの設定を参照してください。
Cisco UCS Manager は、サーバにあるアダプタをプログラムするための関連付けプロセスでサービス プロファイル用に作成された iSCSI vNIC と iSCSI のブート情報を使用します。アダプタのプログラミング後に、サーバは最新のサービス プロファイル値で再起動します。電源投入時セルフ テスト(POST)の後、アダプタは、次のサービス プロファイル値を使用して初期化を試みます。アダプタが値を使用して指定されたターゲットにログインできる場合、アダプタは iSCSI Boot Firmware Table(iBFT)を初期化してホスト メモリに、有効なブート可能 LUN をシステム BIOS にポストします。ホスト メモリにポストされる iBFT には、プライマリ iSCSI VNIC にプログラミングされた、イニシエータとターゲットの設定が含まれています。
(注) | 以前は、ホストは LUN 検出が最初に終了したパスに応じて、設定されたブート パスのうち 1 つだけを参照し、そのパスから起動していました。現在は、設定された iSCSI ブート vNIC が 2 つある場合、ホストは両方のブート パスを参照するようになりました。そのため、マルチパス構成では、両方のブート vNIC に単一の IQN を設定する必要があります。ホスト上のブート vNIC に設定された異なる IQN が存在する場合、ホストは PCI 順序が低いブート vNIC に設定された IQN を使用して起動します。 |
次の手順であるオペレーティング システム(OS)のインストールでは、iBFT 対応の OS が必要です。OS のインストール時に、OS インストーラは iBFT テーブルのホストのメモリをスキャンし、iBFT テーブルの情報を使用してブートデバイスの検出とターゲット LUN への iSCSI パス作成を行います。OS によっては、このパスを完了するために NIC ドライバが必要です。このステップが成功した場合、OS インストーラが OS をインストールする iSCSI ターゲット LUN を検出します。
(注) | iBFT は OS インストールのソフトウェア レベルで動作し、HBA モード(別名 TCP オフロード)では動作しない場合があります。iBFT が HBA モードで動作するかどうかは、インストール中の OS の機能によって異なります。また、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 アダプタを含むサーバについては、iBFT は MTU ジャンボ設定に関係なく、最大伝送単位(MTU)サイズ 1500 で正常に動作します。OS が HBA モードをサポートする場合、iSCSI インストール プロセスの後に HBA モード、デュアル ファブリックのサポートおよびジャンボ MTU サイズの設定が必要な場合があります。 |
iSCSI ブートを設定する前に、これらのガイドラインと前提条件を満たす必要があります。
iSCSI ブート ポリシーの作成後、ls-compute 権限を持つユーザは、そのポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに組み込むことができます。ただし、ls-compute 権限しかないユーザは iSCSI ブート ポリシーを作成できません。
セカンド vNIC(フェールオーバー vNIC)が iSCSI LUN から起動する必要がある Windows 2008 サーバからの iSCSI ブートを設定するには、Microsoft Knowledge Base Article 976042 を参照してください。Microsoft には、ネットワーキング ハードウェアが変更されたときに、Windows が iSCSI ドライブからの起動に失敗するか、bugcheck エラーが発生する可能性がある、という既知の問題があります。この問題を回避するには、Microsoft が推奨する解決方法に従ってください。
ストレージ アレイは、iSCSI ブートのライセンスが付与され、アレイ サイド LUN マスキングが正しく設定されている必要があります。
各 iSCSI イニシエータに 1 つずつ、2 つの IP アドレスを決定する必要があります。可能であれば、IP アドレスは、ストレージ アレイと同じサブネット上にある必要があります。IP アドレスは、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用してスタティックまたはダイナミックに割り当てられます。
グローバル ブート ポリシーのブート パラメータは設定できません。代わりに、ブート パラメータを設定した後、ブート ポリシーを適切なサービス プロファイルに含めます。
オペレーティング システム(OS)は iSCSI Boot Firmware Table(iBFT)互換である必要があります。
Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタの場合:
iSCSI ブートを使用するサーバは、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタを含んでいる必要があります。アダプタ カードを取り付けまたは交換する方法については、『Cisco UCS B250 Extended Memory Blade Server Installation and Service Note』 を参照してください。サービス ノートは、http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/b-series-doc の 『Cisco UCS B-Series Servers Documentation Roadmap』 からアクセスできます。
iSCSI デバイスの MAC アドレスを設定します。
DHCP Vendor ID(オプション 43)を使用している場合は、iSCSI デバイスの MAC アドレスを /etc/dhcpd.conf に設定します。
HBA モード(別名 TCP オフロード)および Boot to Target 設定がサポートされます。ただし、インストール中の HBA モードは Windows OS だけがサポートします。
(注) | アダプタ ポリシーの設定を変更するたびに、アダプタはリブートして新しい設定を適用します。 |
OS を iSCSI ターゲットにインストールする場合、iSCSI ターゲットは OS イメージが存在するデバイスの前の順番にしておく必要があります。たとえば、CD から iSCSI ターゲットに OS をインストールする場合、ブート順序は最初に iSCSI ターゲット、その後 CD とする必要があります。
サーバが iSCSI ブートされた後は、イニシエータ名、ターゲット名、LUN、iSCSI デバイス IP、ネット マスクやゲートウェイを Broadcom ツールで変更しないでください。
POST(電源投入時自己診断テスト)プロセスを中断しないでください。中断すると、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタは初期化に失敗します。
Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードおよび Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード の場合:
Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード の場合:
iSCSI デバイスの MAC アドレスを設定しないでください。
HBA モードおよび Boot to Target 設定はサポートされていません。
OS を iSCSI ターゲットにインストールする場合、iSCSI ターゲットは OS イメージが存在するデバイスより後の順番にしておく必要があります。たとえば、CD から iSCSI ターゲットに OS をインストールする場合、ブート順序は最初に CD、その後 iSCSI ターゲットとする必要があります。
DHCP Vendor ID(オプション 43)を使用している場合、オーバーレイ vNIC の MAC アドレスを /etc/dhcpd.conf に設定する必要があります。
サーバの iSCSI ブート後は、オーバーレイ vNIC の IP 詳細を変更しないでください。
VMware ESX/ESXi オペレーティング システムは、iSCSI ブート ターゲット LUN へのコア ダンプ ファイルの保存をサポートしていません。ダンプ ファイルはローカル ディスクに書き込む必要があります。
Cisco UCS は、サービス プロファイルが物理サーバに関連付けられた時点で、以下のルールを使用してアダプタ iSCSI vNIC のイニシエータ IQN を決定します。
サービス プロファイル レベルのイニシエータ IQN と iSCSI vNIC レベルのイニシエータ IQN を、1 つのサービス プロファイルで一緒に使用することはできません。
イニシエータ IQN をサービス プロファイル レベルで指定すると、DHCP オプション 43 の場合(イニシエータ IQN はアダプタ iSCSI vNIC で空に設定される)を除き、すべてのアダプタ iSCSI vNIC が同じイニシエータ IQN を使用するように設定されます。
イニシエータ IQN を iSCSI vNIC レベルで設定すると、サービス プロファイル レベルのイニシエータ IQN は削除されます(存在する場合)。
サービス プロファイルに 2 つの iSCSI vNIC があり、一方にだけイニシエータ IQN が設定されている場合、もう一方にはデフォルトの IQN プールが設定されます。この設定は後で変更できます。唯一の例外は、DHCP オプション 43 が設定されている場合です。その場合、もう一方の iSCSI vNIC のイニシエータ IQN は、サービス プロファイルを関連付けるときに削除されます。
(注) | ベンダー ID を設定して、DHCP Option 43 を使用するように iSCSI vNIC を変更した場合、サービス プロファイル レベルで設定したイニシエータ IQN は削除されません。サービス プロファイル レベルのイニシエータ IQN は、DHCP オプション 43 を使用しない別の iSCSI vNIC で使用できます。 |
ストレージ アレイで接続を最適化するには、MPIOをイネーブルにします。
(注) | ネットワーク ハードウェアを変更すると、Windows が iSCSI ドライブからの起動に失敗する場合があります。詳細については、『Microsoft support Article ID: 976042』を参照してください。 |
Microsoft Multipath I/O(MPIO)をイネーブル化するサーバには、Cisco VIC ドライバが必要です。
ブート LUN に設定されたパスが複数ある場合、LUN がインストールされるときにイネーブルにするパスは 1 つのみです。
ステップ 1 | サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、プライマリ iSCSI vNIC を設定します。
詳細については、サービス プロファイルに iSCSI vNIC を作成を参照してください。 |
ステップ 2 | プライマリ iSCSI vNIC を使用して、iSCSI ターゲット LUN に Windows オペレーティング システムをインストールします。 |
ステップ 3 | Windows のインストールが完了したら、ホスト上で MPIO をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、ブート ポリシーにセカンダリ iSCSI vNIC を追加します。
詳細については、iSCSI ブート ポリシーの作成を参照してください。 |
LUN ターゲットから iSCSI ブートするよう Cisco UCS でアダプタまたはブレードを設定する場合、次のすべてのステップを完了します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | iSCSI ブートのアダプタ ポリシーを設定します。 | (任意)
詳細については、次のサイトを参照してください。 iSCSI ブート ポリシーの作成 |
ステップ 2 | イニシエータとターゲットの認証プロファイルを設定します。 | (任意)
詳細については、次のサイトを参照してください。 iSCSI 認証プロファイルの作成 |
ステップ 3 | IP アドレス プールの IP アドレスを使用するよう iSCSI イニシエータを設定するには、iSCSI イニシエータ プールに IP アドレスのブロックを追加します。 | (任意)
詳細については、次のサイトを参照してください。 iSCSI イニシエータ IP プールの作成 |
ステップ 4 | すべてのサービス プロファイルで使用できるブート ポリシーを作成します。または、特定のサービス ポリシーに対してのみローカル ブート ポリシーを作成できます。ただし、複数のサービス プロファイルと共有できるブート ポリシーを作成することを推奨します。 |
すべてのサービス プロファイルで使用できるブート ポリシーの作成の詳細については、iSCSI ブート ポリシーの作成を参照してください。 |
ステップ 5 | すべてのサービス プロファイルで使用できるブート ポリシーを作成した場合は、それをサービス プロファイルに割り当てます。それ以外の場合は、次のステップに進みます。 |
ステップ 7 において、サービス プロファイルで iSCSI ブートおよび vNIC パラメータを設定するときに、サービス プロファイルにブート ポリシーを割り当てることができます。 |
ステップ 6 | サービス プロファイルで iSCSI vNIC を作成します。 |
詳細については、次のサイトを参照してください。 サービス プロファイルに iSCSI vNIC を作成 |
ステップ 7 | expert モードでサービス プロファイルにおいて、またはサービス プロファイル テンプレートにおいて、iSCSI ブート パラメータ(iSCSI 修飾子名(IQN)、イニシエータ、ターゲット インターフェイスなど)および iSCSI vNIC パラメータを設定します。 |
詳細については、[Expert] ウィザードを使用したサービス プロファイルの作成またはサービス プロファイル テンプレートの作成を参照してください。 |
ステップ 8 | iSCSI ブート動作を確認します。 |
詳細については、「Verifying iSCSI Boot」を参照してください。 |
ステップ 9 | RHEL 7.x の場合は、OS をインストールする前にカーネル パラメータ「rd.iscsi.ibft=1」が必須となります。パラメータを入力しないと、iSCSI ブートに失敗することがあります。 | |
ステップ 10 | サーバに OS をインストールします。 |
詳細については、次のいずれかのドキュメントを参照してください。 |
ステップ 11 | サーバをブートします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | [Adapter Policies] を右クリックし、[Create iSCSI Adapter Policy] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | [Create iSCSI Adapter Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
アダプタ ポリシーはサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
iSCSI ブートの場合、発信側およびターゲットの iSCSI 認証プロファイルを作成する必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | [iSCSI Authentication Profiles] を右クリックし、[iSCSI Authentication Profile] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Create Authentication Profile] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
認証プロファイルはサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
iSCSI ブートに使用する IP アドレスのグループを作成できます。Cisco UCS Manager は、指定した IPv4 アドレスのブロックを予約します。
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、IP プールに含まれていてはなりません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [LAN] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 3 | プールを作成する組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 4 | [IP Pools] ノードを展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 5 | [IP Pool iscsi-initiator-pool] を右クリックし、[Create Block of IPv4 Addresses] を選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 6 | [Create a Block of IPv4 Addresses] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
1 つ以上のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートを設定し、iSCSI イニシエータ IP プールから iSCSI イニシエータ IP アドレスを取得します。
ブート ポリシーあたり最大 2 つの iSCSI vNIC を追加できます。一方の vNIC はプライマリ iSCSI ブート ソースとして動作し、もう一方はセカンダリ iSCSI ブート ソースとして動作します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||
ステップ 4 | [Boot Policies] を右クリックし、[Create Boot Policy] を選択します。
[Create Boot Policy] ウィザードが表示されます。 | ||
ステップ 5 | ポリシーの一意の名前と説明を入力します。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。 | ||
ステップ 6 | (任意)
ブート順序の変更後にこのブート ポリシーを使用するサーバをリブートするには、[Reboot on Boot Order Change] チェックボックス をオンにします。
Cisco UCS Manager GUI で、[Reboot on Boot Order Change] チェックボックスがブート ポリシーについて選択されており、CD-ROM またはフロッピーがブート順の最後のデバイスの場合に、デバイスを取り外すか、装着すると、ブート順に直接効力がなく、サーバがリブートされません。
| ||
ステップ 7 | (任意) 必要に応じて、[Enforce vNIC/vHBA/iSCSI Name] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 8 | iSCSI ブートをブート ポリシーに追加するには、次の手順を実行します。 |
ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域で実際のブート順序を確認できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 3 | iSCSI vNIC を作成するサービス プロファイルが含まれている組織のノードを展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 4 | iSCSI vNIC を作成するサービス プロファイルを展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 5 | [iSCSI vNICs] ノードを右クリックし、[Create vNICs] を選択します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 6 | [Create iSCSI vNIC] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 7 | [iSCSI MAC Address] 領域の [MAC Address Assignment] ドロップダウン リストで、次のいずれかを選択します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 8 | (任意)
すべてのサービス プロファイルで使用できる MAC プールを作成する場合は、[Create MAC Pool] をクリックし、[Create MAC Pool] ウィザードでフィールドに値を入力します。
詳細については、『Cisco UCS Manager Network Management Guide, Release 3.1』『』の「Creating a MAC Pool」セクションを参照してください。 | ||||||||||||||||||
ステップ 9 | [OK] をクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 10 | (任意) イニシエータ名を設定または変更する場合は、[iSCSI vNICs] タブから [Reset Initiator Name] または [Change Initiator Name] をクリックし、[Change Initiator Name] ダイアログボックスのフィールドを入力するかクリックします。詳細については、サービス プロファイル レベルでのイニシエータ IQN の設定を参照してください。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | 編成の対象となるノードを展開します。 | ||||||||
ステップ 4 | 変更する iSCSI vNIC が含まれるサービス プロファイルをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | [Work] ペインで、[iSCSI vNICs] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Change Initiator Name] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 | [Change Initiator Name] ダイアログ ボックスで、次のフィールドの値を変更します。
| ||||||||
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
iSCSI vNIC のブート順序、ブート ポリシー、iSCSI 認証プロファイル、イニシエータ インターフェイス、ターゲット インターフェイスなど、iSCSI ブート パラメータを設定できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 3 | iSCSI ブート パラメータを作成するサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 4 | iSCSI ブート パラメータを作成するサービス プロファイルをクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 5 | [Boot Order] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 6 | [Specific Boot Policy] 領域で、下矢印をクリックして [iSCSI vNICs] 領域を展開します。 | ||||||||||||||||
ステップ 7 | [iSCSI vNICs] 領域で、サーバのブート元の iSCSI vNIC をダブルクリックしてそれらを [Boot Order] テーブルに追加します。 | ||||||||||||||||
ステップ 8 | [iSCSI vNICs] 領域で、[Set Boot Parameters] リンクをクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 9 | [Set iSCSI Boot Parameters] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||||||
ステップ 10 | [Initiator Name] 領域で、次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||||||
ステップ 11 | [Initiator IP Address Policy] ドロップダウン リストで、次のいずれかを選択します。
| ||||||||||||||||
ステップ 12 | [Initiator IP Address Policy] ドロップダウン リストから [Static] を選択した場合は、次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||||||
ステップ 13 | iSCSI ターゲット インターフェイスでは、次のいずれかのオプション ボタンを選択します。
| ||||||||||||||||
ステップ 14 | [iSCSI Static Target Interface] を選択した場合、[Static Target Interface] テーブルで [Add] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 15 | [Create iSCSI Static Target] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||||||
ステップ 16 | [iSCSI Auto Target Interface] を選択した場合、[DHCP Vendor Id] フィールドにイニシエータ名または DHCP ベンダー ID を入力します。イニシエータがすでに設定済みである必要があります。ベンダー ID には、最大 32 文字の英数字を指定できます。 | ||||||||||||||||
ステップ 17 | [OK] をクリックします。 |
iSCSI vNIC のブート順序、ブート ポリシー、iSCSI 認証プロファイル、イニシエータ インターフェイス、ターゲット インターフェイスなど、iSCSI ブート パラメータを変更できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 3 | iSCSI ブート パラメータを変更するサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 4 | iSCSI ブート パラメータを変更するサービス プロファイルをクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 5 | [Boot Order] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 6 | [Specific Boot Policy] 領域で、下矢印をクリックして [iSCSI vNICs] 領域を展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 7 | ブート順序の iSCSI vNIC を追加または削除する、またはブート順序を変更するには、次のいずれかを実行します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 8 | ブート パラメータを変更するには、[iSCSI vNICs] 領域で、[Set Boot Parameters] リンクをクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 9 | [Set iSCSI Boot Parameters] ダイアログボックスで、次のいずれかのフィールドの値を変更します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 10 | [Initiator Name] 領域で、次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 11 | [Initiator IP Address Policy] ドロップダウン リストの選択を、次のいずれかに変更します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 12 | [Initiator IP Address Policy] ドロップダウン リストで [Static] を選択した場合、次のフィールドを入力するか変更してください。
| ||||||||||||||||||
ステップ 13 | iSCSI ターゲット インターフェイスでは、次のいずれかのオプション ボタンを選択します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 14 | [iSCSI Static Target Interface] を選択した場合は、[Static Target Interface] テーブルで次のいずれかを実行します。
| ||||||||||||||||||
ステップ 15 | [iSCSI Auto Target Interface] を選択した場合、[DHCP Vendor Id] フィールドのエントリをイニシエータ名または DHCP ベンダー ID に変更します。イニシエータがすでに設定済みである必要があります。ベンダー ID には、最大 32 文字の英数字を指定できます。 | ||||||||||||||||||
ステップ 16 | [OK] をクリックします。 |
IQN プールは、iSCSI vNIC が Cisco UCS ドメインでイニシエータ ID として使用する iSCSI 修飾名(IQN)の集合です。
IQN プールのメンバの形式は、プレフィックス:サフィックス:番号となり、プレフィックス、サフィックス、および番号のブロック(範囲)を指定できます。
IQN プールは、番号の範囲と接尾辞は異なるものの、同じ接頭辞を共有する複数の IQN ブロックを含むことができます。
(注) | ほとんどの場合、最大 IQN サイズ(プレフィックス + サフィックス + 追加文字)は 223 文字です。Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを使用する場合、IQN サイズを 128 文字に制限する必要があります。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [SAN] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | プールを作成する組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | [IQN Pools] を右クリックし、[Create IQN Suffix Pool] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Create IQN Suffix Pool] ウィザードの [Define Name and Description] ページで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||
ステップ 6 | [Next] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [Create IQN Suffix Pool] ウィザードの [Add IQN Blocks] ページで、[Add] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 8 | [Create a Block of IQN Suffixes] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
| ||||||||||
ステップ 9 | [OK] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 10 | [Finish] をクリックして、ウィザードを終了します。 |
IQN サフィックス プールはサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [SAN] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | プールを含む組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||
ステップ 4 | [IQN Pools] ノードを展開します。 | ||||||||
ステップ 5 | 目的の IQN プールを右クリックし、[Create a Block of IQN Suffixes] を選択します。 | ||||||||
ステップ 6 | [Create a Block of IQN Suffixes] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
| ||||||||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
プールからアドレス ブロックを削除すると、Cisco UCS Manager はそのブロックの中の vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。削除されたブロックのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [SAN] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | プールを含む組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [IQN Pools] ノードを展開します。 |
ステップ 5 | IQN 接尾辞のブロックを削除する IQN プールを選択します。 |
ステップ 6 | [Work] ペインで、[IQN Blocks] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | 削除するブロックを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 8 | [Yes] をクリックして削除を確認します。 |
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
プールを削除した場合、Cisco UCS Manager は、そのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスは再割り当てしません。削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
LAN の集中プロビジョニング サーバから 1 つまたは複数のサーバをブートするブート ポリシーを設定できます。LAN(または PXE)ブートは、その LAN サーバからサーバに OS をインストールする際に頻繁に使用されます。
LAN ブート ポリシーには、複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、ローカル ディスクや仮想メディア ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。
ブート ポリシーには複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、ローカル ディスクや仮想メディア ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。
この手順は、ブート ポリシーの作成 から直接続いています。
ブート ポリシーをサービス プロファイル テンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域で実際のブート順序を確認できます。
Cisco UCS Manager では、異なるローカル デバイスから起動することができます。
(注) | 拡張ブート順序を使用している Cisco UCS M3 および M4 ブレード/ラック サーバの場合は、最上位と第 2 レベルの両方のブート デバイスを選択できます。標準のブート順序を使用している Cisco UCS M1 と M2 のブレード サーバとラック サーバの場合、トップレベルのブート デバイスのみを選択できます。 |
サーバにローカル ドライブがある場合、ブート ポリシーを設定して、トップレベルのローカル ディスク デバイスまたは第 2 レベルのデバイスのいずれかからサーバを起動できます。
[Local LUN]:ローカル ディスクまたはローカル LUN からの起動を有効にします。
[Local JBOD]:ブート可能な JBOD からの起動を有効にします。
[SD card]:SD カードからの起動を有効にします。
[Internal USB]:内部 USB からの起動を有効にします。
[External USB]:外部 USB からの起動を有効にします。
[Embedded Local LUN]:Cisco UCS C240 M4 サーバ上の内蔵ローカル LUN からの起動を有効にします。
[Embedded Local Disk]:Cisco UCS C240 M4SX および M4L サーバの内蔵ローカル ディスクからの起動を有効にします。
(注) | 第 2 レベルのデバイスは、拡張ブート順序を使用している Cisco UCS M3 および M4 ブレード/ラック サーバでのみ使用できます。標準のブート順序を使用している Cisco UCS M1 と M2 のブレード サーバとラック サーバの場合、トップレベルの [Add Local Disk] のみを選択できます。 |
ブート ポリシーを設定して、サーバからアクセスできる仮想メディア デバイスから 1 つ以上のサーバを起動できます。仮想メディア デバイスは、物理 CD/DVD ディスク(読み取り専用)またはフロッピー ディスク(読み取り書き込み)のサーバへの挿入を疑似的に実行します。このタイプのサーバ ブートは、通常サーバに手動でオペレーティング システムをインストールするために使用されます。
(注) | 第 2 レベルのデバイスは、拡張ブート順序を使用している Cisco UCS M3 および M4 ブレード/ラック サーバでのみ使用できます。標準のブート順序を使用している Cisco UCS M1 と M2 のブレード サーバとラック サーバの場合、トップレベルの [Add CD/DVD] または [Add Floppy] のみを選択できます。 |
ブート ポリシーを設定して、サーバからアクセスできるリモート仮想ドライブから 1 つ以上のサーバを起動できます。
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。
ブート ポリシーには複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、セカンダリ ブート デバイスとして SD カードのブートを追加できます。
この手順は、ブート ポリシーの作成 から直接続いています。
ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域で実際のブート順序を確認できます。
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。
ブート ポリシーには複数のタイプのブート デバイスを追加できます。ローカル ディスク ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。
(注) | 仮想メディアでは、USB をイネーブルにする必要があります。USB の機能に影響する BIOS 設定を変更した場合は、仮想メディアにも影響します。したがって、最適なパフォーマンスを実現するためには、次の USB BIOS をデフォルト設定のままにしておくことをお勧めします。
|
この手順は、ブート ポリシーの作成 から直接続いています。
ステップ 1 | 下矢印をクリックして [Local Devices] 領域を展開します。 | ||
ステップ 2 | 次のリンクのいずれかをクリックして、デバイスを [Boot Order] テーブルに追加します。
| ||
ステップ 3 | 次のいずれかを実行します。 |
ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域で実際のブート順序を確認できます。
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。
ブート ポリシーには複数のタイプのブート デバイスを追加できます。たとえば、セカンダリ ブート デバイスとして SD カードのブートを追加できます。
この手順は、ブート ポリシーの作成 から直接続いています。
ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートに含めます。
このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [General] タブの [Boot Order Details] 領域で実際のブート順序を確認できます。
この手順では、[Create Service Profile (expert)] ウィザードの [Server Boot Order] ページで、vMedia のブート ポリシーのオプションを設定する方法について説明します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | サービス プロファイルを作成する組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | 組織を右クリックし、[Create Service Profile (expert)] を選択します。 [Unified Computing System Manager] ペインが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Name] フィールドに、サービス プロファイルの識別に使用できる一意の名前を入力します。
この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。 この名前は、サービス プロファイルを作成する組織またはサブ組織内で一意である必要があります。 | ||||||||||
ステップ 6 | [UUID Assignment] ドロップダウン リストで、次のいずれかの手順を実行します。
| ||||||||||
ステップ 7 | (任意) XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXオプションを選択した場合は、次の手順を実行します。 | ||||||||||
ステップ 8 | (任意)
このサービス プロファイルで使用する新しい UUID サフィックス プールを作成する場合は、[Create UUID Suffix Pool] をクリックし、[Create UUID Suffix Pool] ウィザードのフィールドに値を入力します。
詳細については、UUID 接尾辞プールの作成を参照してください。 | ||||||||||
ステップ 9 | (任意)
テキスト ボックスに、このサービス プロファイルの説明を入力します。
このサービス プロファイルのユーザ定義による説明。 256 文字以下で入力します。次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(バックスラッシュ)、^(キャラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または '(一重引用符)は使用できません。 | ||||||||||
ステップ 10 | [Next] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 11 | [Create Service Profile (expert)] に移動し、[Server Boot Order] をクリックします。 [Boot Policy] ペインが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 12 | [Boot Policy] ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
| ||||||||||
ステップ 13 | すべてのサービス プロファイルおよびテンプレートにアクセスできる新しいブート ポリシーを作成したら、[Boot Policy] ドロップダウン リストからそのポリシーを選択します。 | ||||||||||
ステップ 14 | [Next] をクリックします。 |
サーバの UEFI ブート モードは、プラットフォーム ハードウェアに保存されている情報によって決まります。UEFI OS ブート ローダに関する情報を含むブート エントリは、サーバの BIOS フラッシュに保存されます。2.2(4) より前の Cisco UCS Manager リリースでは、サービス プロファイルがあるサーバから別のサーバに移行されると、ブートローダ情報は宛先サーバで使用できなくなります。そのため、BIOS は、サーバを UEFI ブート モードでブートするためのブート ローダ情報をロードできません。
Cisco UCSM リリース 2.2(4) では、宛先サーバ上の UEFI OS ブート ローダの位置に関する情報を BIOS に提供する UEFI ブート パラメータが導入され、BIOS はその位置からブート ローダをロードできます。サーバは、そのブート ローダ情報を使用して、UEFI ブート モードでブートできます。
ブート モードが UEFI の場合のみ、UEFI ブート パラメータを設定できます。
Cisco UCS Manager をリリース 2.2(4) 以降にアップグレードする場合は、サービス プロファイルの移行中に UEFI ブートが失敗しても自動的に処理されません。UEFI 対応 OS で正常にブートするには、ターゲット デバイスで UEFI ブート パラメータを明示的に作成しておく必要があります。
UEFI ブート パラメータは、セカンドレベルのブート順序をサポートする、M3 以降のすべてのサーバでサポートされています。
次のデバイス タイプの UEFI ブート パラメータを指定できます。
UEFI ブート パラメータは各オペレーティング システム固有のパラメータです。次のオペレーティング システムの UEFI ブート パラメータを指定できます。
ブート ポリシーの [Boot Mode] が [Uefi] であることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | [Boot Policies] を展開し、UEFI ブート パラメータを設定するブート ポリシーを選択します。 | ||||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | LUN の UEFI ブート パラメータを設定するには、[Boot Order] 領域の LUN を選択し、[Set Uefi Boot Parameters] をクリックします。
| ||||||||
ステップ 6 | [Set Uefi Boot Parameters] ダイアログボックスで、次の情報を入力します。
| ||||||||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 8 | [Save Changes] をクリックします。 |
ブート ポリシーの [Boot Mode] が [Uefi] であることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | [Boot Policies] を展開し、UEFI ブート パラメータを変更するブート ポリシーを選択します。 | ||||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | UEFI ブート パラメータを使用して、LUN の UEFI ブート パラメータを変更するには、[Boot Order] 領域で LUN を選択し、[Modify Uefi Boot Parameters] をクリックします。
| ||||||||
ステップ 6 | [Modify Uefi Boot Parameters] ダイアログボックスで、次の情報を入力します。
| ||||||||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 8 | [Save Changes] をクリックします。 |