この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
各 Cisco UCS ファブリック インターコネクトにはいくつかのポート ライセンスが付属しています。これらはプレインストールされ、ハードウェアとともに出荷されます。ファブリック インターコネクトは、完全ライセンスまたは部分ライセンスで購入できます。また、納入後に追加ライセンスを購入することもできます。
次の 4 つの新しいライセンスは 6300 シリーズ FI 向けに追加され、6332 および 6332-16UP FI でのみ有効です。
40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG:40 GB イーサネット ポート用ライセンス
40G_ETH_C_PORT_ACTIVATION_PKG:ラック サーバに直接接続された(C ダイレクト)40 GB イーサネット ポート用ライセンス
10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG:ラック サーバに直接接続された(C ダイレクト)6332-16UP の最初の 16 個の 10 GB ユニファイド ポート用ライセンス
10G_PORT_ACTIVATION_PKG:6332-16UP の最初の 16 個の 10 GB ユニファイド ポート用ライセンス
(注) | 10G_PORT_ACTIVATION_PKG および 10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG ライセンスは 6332-16UP FI でのみ有効で、それらにだけインストールできます。 |
次のライセンスは、S3260 system がアプライアンス(アプライアンス ポート)または Cisco UCS Manager 管理ノード(サーバ ポート)として FI に接続されている場合に使用されます。
FI モデル |
ライセンス |
---|---|
6200 |
ETH_PORT_ACTIVATION_PKG |
6332 |
40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG |
6332-16UP |
10G_PORT_ACTIVATION_PKG |
各ファブリック インターコネクトは、少なくとも次のカウントされたライセンスがプリインストールされた状態で出荷されます。
ファブリック インターコネクト |
デフォルトの基本ライセンス |
||
---|---|---|---|
Cisco UCS 6248(ユニファイド ポート) |
拡張モジュールの最初の 12 個の有効なイーサネット ポートおよび任意のファイバ チャネル ポート用。 |
||
Cisco UCS 6296(ユニファイド ポート) |
拡張モジュールの最初の 18 個の有効なイーサネット ポートおよび任意のファイバ チャネル ポート用。 |
||
Cisco UCS 6324 |
4 個の非ブレークアウト ポート専用。ライセンスを含まない 5 番目のポートは、さらに 4 個の 10 GB ポートに分割されます。 |
||
Cisco UCS 6332 16UP |
4 個の 40 GB ポートと 8 個の 10 GBポート用。
|
||
Cisco UCS 6332 |
8 個の 40 GB ポート用。 |
ポート ライセンスは物理ポートにバインドされません。ライセンスされているポートをディセーブルにすると、そのライセンスは次にイネーブルにされたポートで使用するために保持されます。追加の固定ポートを使用するには、それらのポート用のライセンスを購入し、インストールする必要があります。タイプ(ファイバ、イーサネット)に関係なく、ポートがイネーブルの場合は、すべてのポートがライセンスを使用します。
6332 および 6332-16UP プラットフォームで使用可能なブレークアウト対応ポートの場合は、ポートがブレークアウト ポートで、そのポートが引き続き 40 GB ライセンスを 1 つだけ使用する場合でも、40 GB のライセンスがメイン ポートに適用されたままになります。
(注) | ポートの初期設定でそれをイネーブルにし、ライセンスを使用します。 |
製品の世代間でライセンスを移動させることはできません。6200 シリーズ ファブリック インターコネクト用に購入したライセンスを使用して 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのポートをイネーブルにすることはできません。その逆も同様です。
各 Cisco UCS 6324 Fabric Interconnectにはポート ライセンスが付属します。このライセンスは工場でインストールされ、ハードウェアと共に出荷されます。このライセンスは 8 個の 40 GB ユニファイド ポートに対応し、サポートされているあらゆる用途に使用できます。C ダイレクト ポート ライセンスは猶予期間にプレインストールされ、Cisco UCS ラック サーバで使用できます。
ライセンスがインストールされていないポートを使用しようとすると、Cisco UCS は 120 日間の猶予期間を開始します。猶予期間は、最初にライセンスなしでポートを使用した時点から測定され、有効なライセンス ファイルがインストールされると一時停止されます。猶予期間中に使用された時間数はシステムに保存されます。
(注) | 各物理ポートには固有の猶予期間があります。1 つのポートで猶予期間を開始しても、すべてのポートの猶予期間が開始するわけではありません。 |
ライセンスされているポートの設定を解除すると、そのライセンスは、猶予期間内で機能しているポートに移行されます。複数のポートが猶予期間内で動作している場合、ライセンスは猶予期間の終了が最も近いポートに移動されます。
フェールオーバー中の不整合を避けるため、クラスタ内の両方のファブリック インターコネクトに同数のライセンスされたポートを用意することを推奨します。均衡が保たれていない状態でフェールオーバーが発生すると、Cisco UCS は欠けているライセンスを有効化して、フェールオーバー ノードで使用される各ポートに対して猶予期間を開始します。
各 Cisco UCS ファブリック インターコネクトは、デフォルトの数のポート ライセンスが工場で付与され、ハードウェアと一緒に出荷されます。C ダイレクト サポートは、ラック サーバに接続されたポートにのみ適用可能です。10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG および 40G_ETH_C_PORT_ACTIVATION _PKG は、既存のライセンス機能と同じプロパティがすべて設定された既存のライセンス パッケージに追加されます。[Subordinate Quantity] プロパティは、ラック サーバに接続されたポートを追跡するために、10G_PORT_ACTIVATION_PKG および 40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG に追加されます。
Cisco UCS Manager GUI の [License] タブに、新しいライセンスとそのライセンスの [Subordinate Quantity] が表示されます。scope licensescope license の下で show featureshow feature コマンドおよび show usageshow usage コマンドを使用して、ライセンス機能、ベンダー バージョン タイプ、各ライセンスの猶予期間を表示することもできます。
ラック サーバに接続されたポートは、ライセンスが使用可能であるか、またはライセンスが使用中でない場合に、既存の 10G_PORT_ACTIVATION_PKG および 40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG を使用できます。それ以外の場合は、10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG および 40G_ETH_C_PORT_ACTIVATION を購入してライセンスの猶予期間を無効にする必要があります。
10 GB ポートでの変更はありません。10G_PORT_ACTIVATION_PKG および 10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG ライセンス パッケージには、ETH_PORT_ACTIVATION_PKG および ETH_PORT_C_ACTIVATION_PKG ライセンス機能と同じプロパティがすべて含まれています。
C ダイレクト ラック ライセンス機能は、CIMC ポートではなく、FI に直接接続されたラック サーバ ポートを構成します。10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG および 40G_ETH_C_PORT_ACTIVATION_PKG のデフォルトの数量は常に 0 です。
40 GB ポートまたは 40 GB ブレークアウト ポート配下のブレークアウト ポートが接続なしで有効な場合、このポートには 40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG(使用可能な場合)に基づいてライセンスが割り当てられます。このポートがタイムラグの後にダイレクト コネクト ラック サーバに接続されると、ライセンスの完全な再割り当てがトリガーされ、このポートは、次のライセンス割り当てシナリオのいずれかで処理されます。
40 GB ブレークアウト ポート配下のブレークアウト ポートがイネーブルで、そのポートがダイレクト コネクト ラック サーバに接続され、40G_C_PORT_ACTIVATION_PKG ライセンス ファイルが FI にインストールされていない場合は、次のライセンス割り当てが行われます。
ブレークアウト ポート配下のポートがイネーブルでない場合は、40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG に基づいて親の 40 GB ポートにライセンスが割り当てられます。ライセンスが 40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG で使用可能な場合は、下位の数量が増分されます。ライセンスが使用可能でない場合は、この機能の使用済み数量が増分され、ポート全体が猶予期間に入ります。
他のポートがイネーブルで、1 つ以上のポートがダイレクトコネクト ラック サーバに接続されていない場合は、ポートが使用されていない場合でも、40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG に基づいて親の 40 GB ポートにライセンスが割り当てられ、このライセンスの使用済み数量が増分されます。
ホスト ID はシリアル番号とも呼ばれます。
シスコから必要なライセンスを入手します。
(注) | このプロセスは、このマニュアルのリリース後に変更される場合があります。このマニュアルの手順が 1 つ以上当てはまらない場合は、シスコの担当者にライセンス ファイルの入手方法をお問い合わせください。 |
次を入手します。
ファブリック インターコネクトにライセンスをインストールします。
(注) | クラスタ構成の場合、マッチング ペアの両方のファブリック インターコネクトにライセンスをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。個々のライセンスは、ダウンロードを開始するために使用するファブリック インターコネクトのみにダウンロードされます。 |
シスコから必要なライセンスを入手します。
すべてのダウンロード タスクが完了した後、ライセンスをインストールします。
(注) | クラスタ構成の場合、マッチング ペアの両方のファブリック インターコネクトにライセンスをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。個々のライセンスは、ダウンロードを開始するために使用するファブリック インターコネクトのみにダウンロードされます。 |
シスコから必要なライセンスを入手します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Admin] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | ライセンスをダウンロードするファブリック インターコネクトのノードをクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインの [Download Tasks] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Download License] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Download License] ダイアログボックスで、[Location of the Image File] フィールドの [Remote File System] オプション ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 7 | プロトコルを指定し、必要な情報を入力します。
パス名またはファイル名にスペースを含めることはできません。たとえば、c:\Path\Folder_Name\License.lic は有効なパスですが、c:\Path\Folder Name\License.lic は「Folder Name」内にスペースがあるため無効です。
| ||
ステップ 8 | [OK] をクリックします。
Cisco UCS Manager GUI によってファブリック インターコネクトへのライセンスのダウンロードが開始されます。 | ||
ステップ 9 | (任意)
[Download Tasks] タブで、ダウンロードのステータスをモニタします。
| ||
ステップ 10 | 必要なライセンスがすべてファブリック インターコネクトにダウンロードされるまで、このタスクを繰り返します。 |
すべてのダウンロード タスクが完了した後、ライセンスをインストールします。
シスコから必要なライセンスを入手します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Admin] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | [Work] ペインの [Downloaded License Files] タブをクリックします。 | ||
ステップ 4 | テーブルからインストールするライセンスを選択します。
| ||
ステップ 5 | [Install License] ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Install License] ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。
Cisco UCS Manager GUIによってライセンスがインストールされ、未ライセンスのポートまたは機能がアクティブ化されます。 |
(注) | 使用中の永続ライセンスはアンインストールできません。未使用の永久ライセンスだけをアンインストールできます。使用中の永続ライセンスを削除しようとすると、Cisco UCS Manager はその要求を拒否し、エラー メッセージを表示します。 |
Cisco UCS Manager の設定をバックアップします。
Cisco UCS Manager はライセンスを非アクティブ化し、ライセンスのリストからそのライセンスを削除し、ファブリック インターコネクトからライセンスを削除します。ポートは、ライセンスなしモードに移行します。クラスタ構成の場合は、他のファブリック インターコネクトからもライセンスをアンインストールする必要があります。