Cisco uBR10-LCP2-MC16C/MC16E/MC16S の概要
DOCSIS および EuroDOCSIS のデータ レートおよび変調方式
Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外しおよび取り付け
Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの開梱
Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し
シャーシへの Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け
Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードでのラインカードの交換
アダプタ カードからのケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し
アダプタ カードへの Cisco uBR-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け
シャーシへの Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り付け
Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードのトラブルシューティング
Cisco Technical Support Web サイト
(注) Cisco uBR10-LCP2-MC16x(C、E、S)ケーブル インターフェイス ラインカードは、販売を終了しています。詳細については、次の URL にアクセスして END-OF-LIFE NOTICE(NO. 2600)を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/cable/ps2209/prod_eol_notice0900aecd80183921.html
このマニュアルでは、Cisco uBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、および Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードについて説明し、Cisco uBR10012 ユニバーサル ブロードバンド ルータにカードを取り付ける手順を説明します。このマニュアルの内容は、次のとおりです。
• 「Cisco uBR10-LCP2-MC16C/MC16E/MC16S の概要」
• 「技術仕様」
• 「Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外しおよび取り付け」
• 「Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードでのラインカードの交換」
ケーブル インターフェイス ラインカードは、外部の IF/RF アップコンバータと連携して、ケーブル ヘッドエンドと DOCSIS/EuroDOCSIS ベース ケーブル モデム間の RF インターフェイスとして動作します。
Cisco uBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、および Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードは、次の 2 つのコンポーネントで構成されています。
• Cisco uBR-MC16 x (MC16C、MC16E、および MC16S)ケーブル インターフェイス ラインカード ― 1 つのダウンストリーム チャネルと 6 つのアップストリーム チャネルを提供します。
–Cisco uBR-MC16C および Cisco uBR-MC16S は、Data-over-Cable Service Interface
Specifications(DOCSIS; データオーバー ケーブル サービス インターフェイス仕様)に準拠するケーブル モデムおよびセットトップ ボックスをサポートします。DOCSIS は、ITU J.83 Annex B RF 規格を使用する 6 MHz の北米チャネル プランをサポートしています。ダウンストリームは周波数範囲 85 ~ 860 MHz で 6 MHz のチャネル幅を使用し、アップストリームは周波数範囲 5 ~ 42 MHz に対応しています。
(注) Cisco uBR-MC16S のメイン ボードには、ハードウェアベースの高度なスペクトル管理機能を提供する、ドーター カードも組み込まれています。このドーター カードはカード アセンブリに統合されており、現場で取り外すことはできません。
–Cisco uBR-MC16E は、European DOCSIS Specifications(EuroDOCSIS)に準拠するケーブル モデムおよびセットトップ ボックスをサポートしています。EuroDOCSIS は、ITU J.112 Annex A RF 規格を使用する 8 MHz の Phase Alternating Line(PAL)および SEquential Couleur Avec Memoire(SECAM)チャネル プランをサポートしています。ダウンストリームは周波数範囲 85 ~ 860 MHz で 8 MHz のチャネル幅を使用し、アップストリームは周波数範囲 5 ~ 65 MHz の複数のチャネル幅に対応しています。
• Cisco Line Card Processor(Cisco uBR10-LCP2)アダプタ カード ― Cisco uBR-MC16C、Cisco uBR-MC16E,または Cisco uBR-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードを Cisco uBR10012 シャーシのフォーム ファクタに適合させるために必要な機械的および電気的変換を行います。
(注) LCP アダプタ カードには現在、LCP および LCP2 の 2 タイプがあります。LCP は Cisco uBR10-LCP-MC16x カードに付属しているオリジナルのアダプタ カードです(LCP アダプタ カードの取り付けに関する情報は、LCP2 アダプタ カードにも当てはまります)。Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードは、旧 LCP アダプタ カードに代わるものです。Cisco uBR-LCP2 にアップグレードすることによって、メモリが 64 MB から 256 MB に増加します。アップグレードでは、カードを冗長(保護)カードとして使用した場合に、N+1 の要件をサポートします。カードを現用カードとして使用する場合、元の LCP バージョンで問題はありません。次の URL にアクセスし、『Proactive Upgrade Field Notice』(No. 18301)を参照してください。
http://www-tac.cisco.com/Support_Library/field_alerts/fn18103.html
Cisco uBR10-LCP2 と Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカード(MC16C、MC16E、および MC16S)は、ブラケットおよび電源コネクタを使用して機械的に相互接続します(図1を参照)。Cisco uBR10-LCP2 は、ケーブル インターフェイス ラインカードを Cisco uBR10012 シャーシのフォーム ファクタに適合させるだけではなく、次の機能も提供します。
• ケーブル インターフェイス ラインカードを使用するために必要なブート コード
• カードと PRE1 の間で送受信されるパケットをバッファに保管するための SDRAM
これら 2 つのカードは、単一の論理的および物理的ユニットとして、Cisco uBR10012 シャーシに取り付けたり、取り外したりします。Cisco uBR10-LCP2-MC16 x ケーブル インターフェイス ライン カードはいずれも、活性挿抜(Online Insertion and Removal; OIR)をサポートしています。活性挿抜では Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードに割り当てられた MAC アドレスを使用するので、設定情報を消失することなく、アダプタ カードに搭載された Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカードを交換できます。
(注) Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードを Cisco uBR10012 シャーシに取り付けたままの状態で、アダプタ カードからケーブル インターフェイス ラインカードを取り外さないでください。カードを 1 つのユニットとしてシャーシから取り外したあと、静電気防止対策が施された作業台の上などで切り離しを行ってください。「Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードでのラインカードの交換」を参照してください。
図1 に、Cisco uBR10-LCP2-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードを示します。
図1 Cisco uBR-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードを搭載した Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カード
1 つのダウンストリーム ポートおよび 6 つのアップストリーム ポートは、 表1 に示す変調をサポートします。
Cisco uBR10-LCP2-MC16C 1 |
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Cisco uBR10-LCP2-MC16E 2 |
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Cisco uBR10-LCP2-MC16S 3 |
1.Cisco uBR10-LCP2-MC16C カードは、同軸ケーブルの接続用に業界標準の F コネクタをサポートしています。 2.Cisco uBR10-LCP2-MC16E カードは、同軸ケーブルの接続用に業界標準の F コネクタをサポートしています。 3.Cisco uBR10-LCP2-MC16S カードは、同軸ケーブルの接続用に業界標準の F コネクタをサポートしています。 |
• ダウンストリームでは、64 Quadrature Amplitude Modulation(QAM; 直交振幅変調)
• アップストリームでは Quadrature Amplitude Phase-Shift Keying(QPSK; 4 位相偏移変調)
シスコのケーブル インターフェイス ラインカードには、使用するカード、ケーブル ネットワーク、および予測されるサービス契約とサービス レベルに応じて、いくつかの異なるアップストリーム コンビネーションを設定します。 表2 に、DOCSIS および EuroDOCSIS 規格のデータ レートおよび変調方式を示します。
Cisco uBR10-LCP2-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードは出力が +42 dBmV +/-3 dB であり、 表2 に記載されている DOCSIS アップストリーム チャネル幅をすべてサポートしています。このカードの設定方法は、Cisco uBR-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードとまったく同じです。
(注) Cisco uBR10-LCP2-MC16C の設定手順は、アップストリームおよびダウンストリーム ポート数が少ない点を除いて、Cisco uBR10-LCP2-MC28C/Cisco uBR-MC28C と同じです。詳細はコンフィギュレーション ガイドを参照してください。
Cisco IOS ソフトウェアの要件については、「マニュアルの入手方法」を参照してください。
設定については、『 Configuring the Cisco uBR-MC28C Cable Modem Card 』を参照してください。Documentation CD-ROM または Cisco.com の次の URL で入手できます。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_r_sw/flmc28.htm
次の URL にある『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/index.htm
Cisco uBR10-LCP2-MC16E ケーブル インターフェイス ラインカードは出力が +40 dBmV +/-3 dB であり、 表2 に記載されている EuroDOCSIS アップストリーム チャネル幅をすべてサポートしています。このカードの設定方法は、Cisco uBR-MC16E ケーブル インターフェイス ライン カードとまったく同じです。
他のシスコ製ケーブル インターフェイス ラインカードはいずれも周波数 44 MHz を使用してダウンストリーム信号をアップコンバータに伝送しますが、Cisco uBR10-LCP2-MC16E は、周波数 36.125 MHz を使用してダウンストリーム IF 信号をアップコンバータに伝送します。
Cisco IOS ソフトウェアの要件については、「マニュアルの入手方法」を参照してください。
設定については、『 Configuring the Cisco uBR7200 Series MC16E Cable Modem Card 』を参照してください。Documentation CD-ROM または Cisco.com の次の URL で入手できます。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_r_sw/index.htm
次の URL にある『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』の Chapter 3 を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/index.htm
• Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カード、マザーボード(Cisco uBR-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードを基盤とする)、および追加の「ピギーバック」スペクトル管理ドーター カードで構成されます。このカードの設定方法は、Cisco uBR-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードとまったく同じです。
• 表2 に記載されている DOCSIS ダウンストリーム シンボル レートおよびアップストリーム チャネル幅をすべてサポートしています。
• ハードウェアおよびソフトウェアの拡張により、高度なスペクトル管理機能を備えています。Cisco uBR10-LCP2-MC16S の高度なスペクトル管理機能には、さまざまな幅のクリーン チャネルについて、アップストリーム スペクトルの各部分を階層的にスキャンする機能が含まれています。
Cisco uBR10-LCP2-MC16S スペクトル管理カード(ドーター カード)は、5 ~ 42 MHz のアップストリーム周波数スペクトルをサンプリングし、サンプリング情報に基づいて周波数ホップ、変調変更、またはチャネル幅変更を開始することができます。指定されたしきい値に達すると、スペクトル管理カードが使用可能なアップストリーム スペクトルのスナップショットを作成し、その情報を Cisco IOS ソフトウェアに渡します。Cisco IOS ソフトウェアでは重大なイングレス ノイズまたはインパルス ノイズが発生していないかどうかの分析を行います。この分析結果から、Cisco IOS ソフトウェアはアップストリーム周波数スペクトルの「最もクリーン」な部分に関する判断を十分な情報に基づいて行い、適切と判断される場合はクリーンなアップストリーム チャネルへの周波数ホップを開始します。ユーザ定義のしきい値は、Cisco uBR10012 ルータ コンフィギュレーション ファイルのコマンドで指定されます。
Cisco IOS ソフトウェアの要件については、「関連資料」を参照してください。
図2 に、ケーブル インターフェイス ラインカード用のシャーシ スロット番号を示します。
図2 Cisco uBR10012 ルータのシャーシ スロット番号
図3 に、一体化している状態のケーブル インターフェイス ライン カードおよびアダプタ カードを示します。アダプタ カードからラインカードを切り離すときに使用するイジェクト レバーの位置を確認してください。
図3 Cisco uBR10-LCP2-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードのコンポーネント
図4 に、Cisco uBR10-LCP2-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレートを示します。
図4 Cisco uBR10-LCP2-MC16C の前面プレート
Cisco uBR10-LCP2-MC16C ケーブル インターフェイス ラインカードには、1 つのダウンストリーム ポートおよび 6 つのアップストリーム ポートがあります。アップストリーム ポートには、US0 ~ US5 のラベルが付いています。ダウンストリーム ポートには、DS のラベルが付いています。LCP2 アダプタ カードの LED については、 表3 を参照してください。ケーブル インターフェイス ラインカードの LED および各 LED の機能については、 表4 を参照してください。
図5 に、Cisco uBR10-LCP2-MC16E ケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレートを示します。
図5 Cisco uBR10-LCP2-MC16E の前面プレート
Cisco uBR10-LCP2-MC16E ケーブル インターフェイス ラインカードには、1 つのダウンストリーム ポートおよび 6 つのアップストリーム ポートがあります。アップストリーム ポートには、US0 ~ US5 のラベルが付いています。ダウンストリーム ポートには、DS のラベルが付いています。LCP2 アダプタ カードの LED については、 表3 を参照してください。ケーブル インターフェイス ラインカードの LED および各 LED の機能については、 表4 を参照してください。
図6 に、Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレートを示します。
図6 Cisco uBR10-LCP2-MC16S の前面プレート
Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードには、1 つのダウンストリーム ポートおよび 6 つのアップストリーム ポートがあります。アップストリーム ポートには、US0 ~ US5 のラベルが付いています。ダウンストリーム ポートには、DS のラベルが付いています。各アップストリーム ポートの横に、MGR ACT(マネージャ アクティブ)というラベルの付いた LED が 6 つあります。LCP2 アダプタ カードの LED については、 表3 を参照してください。ケーブル インターフェイス ラインカードの LED および各 LED の機能については、 表4 を参照してください。
Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードおよびケーブル インターフェイス ラインカードはどちらも、モジュール前面に独自のステータス LED があります。Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードの LED については、 表3 を参照してください。Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカードの LED については、 表4 を参照してください。
表3 で、LCP2 アダプタ カードの LED および各 LED の機能について説明します。
Cisco uBR10-LCP2 は起動中、自己診断テスト モード状態、またはコードのダウンロード中です。 |
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シャーシからアセンブリ全体(Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードおよび Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカード)を安全に取り外すことができます。 |
表4 で、ケーブル インターフェイス ラインカードの LED および各 LED の機能について説明します。
表5 に、Cisco uBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、および Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードの仕様を示します。
• UBR10-LCP2-MC16E、 • UBR10-LCP2-MC16C、 |
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80 W(273.15 BTU 4 ) |
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• UBR10-LCP2-MC16C ― 138,769 時間 |
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• Cisco uBR10-LCP2-MC16C ― Cisco IOS Release 12.2(4)XF 以上 |
ここでは、電気機器を取り扱う際に従うべき安全に関する注意事項を示します。
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。
• シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。
• シャーシの取り外しを行う前に、すべての電源コードおよび外付けケーブルを外してください。
• 回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。
• 人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。
• 床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。
ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。AC 入力電源シェルフおよびその AC 電源モジュールには、金属フレームに固定されたプリント基板が含まれています。EMI(電磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。金属フレームは、ESD からカードを保護しますが、モジュールを扱うときには必ず、静電気防止用ストラップを着用してください。
• 静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。シャーシからカードを取り外す前に、ストラップの装置側をシャーシまたはラックマウントの塗装されていない金属面に固定します。
• フレームは端だけを持ち、カード コンポーネントまたはコネクタ ピンには決して触れないでください。
• 取り外したモジュールは、静電気防止用シートの上に置くか、または静電気防止用袋に入れてください。モジュールを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に入れてください。
• モジュールと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気からカードを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。
(注) ここで説明する手順は、Cisco uBR10-LCP2-MC16C、Cisco uBR10-LCP2-MC16E、および Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードに当てはまります。
個々のケーブル インターフェイス ラインカードの取り外しおよび取り付け作業を行うには、次の工具および部品が必要です。
• 交換用ケーブル インターフェイス ラインカード(注文番号:UBR10-LCP2-MC16C=、UBR10-LCP2-MC16E=、UBR10-LCP2-MC16S=)
• 別のカードと交換しない場合、ブランク ラインカード カバー(UBR10-MC-COVER=)
(注) 空のラインカード スロットには、必ずブランク ケーブル インターフェイス ラインカード カバーを取り付けて、冷却のための適切なエアフローを保つ必要があります。ブランク ケーブル インターフェイス ラインカード カバーの製品注文番号は、Cisco UBR10-MC-COVER= です。
ヒント 静電気防止用リスト ストラップを必ず着用してください。
ステップ 1 輸送用ボックスの上面に貼られた梱包用テープを切り、ボックスを開梱します。
ステップ 2 パッケージから Cisco uBR10-LCP2-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカードを取り出します。
ヒント アラームが作動しないようにするには、ケーブル インターフェイス ラインカードのホットスワップを行う前に、カードを管理上のシャットダウンにする必要があります。次の URL にアクセスして、『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』の「Shutting Down and Restarting the Interface」を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios121/121cgcr/inter_c/icdoverv.htm
管理上のシャットダウンにしない場合は、ネットワークのこの部分が一時的に停止することをネットワーク管理者に伝えてください。MAINTENANCE LED が点灯していれば、システム動作に影響を与えずにケーブル インターフェイス ラインカードを取り外すことができます。
Cisco uBR10012 シャーシから既存のケーブル インターフェイス ラインカードを取り外す手順は、次のとおりです。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの装置側をシャーシまたはフレームの塗装されていない金属面に固定します。
ステップ 2 Cisco uBR10012 シャーシの背面にまわります。インターフェイス ケーブルおよび電源コードを脇へ寄せて、作業用のスペースを確保します。
ステップ 3 空のスロットに新しいケーブル インターフェイス ラインカードを取り付ける場合は、ブランク スロット カバーを取り外して処分します。そうでない場合は、交換または取り外しを行うケーブル インターフェイス ラインカードから、すべての同軸ケーブルを取り外します。
ステップ 4 ケーブル インターフェイス ラインカードの上下の非脱落型ネジを緩めます(図7)。
ステップ 5 上下のイジェクト レバーを同時に外側へ開き、ケーブル インターフェイス ラインカードをバックプレーンから解放します(図8)。
ステップ 6 ケーブル インターフェイス ラインカードをスロットから引き出し、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に入れます(図9)。
ステップ 7 新規または交換用のケーブル インターフェイス ラインカードを取り付ける場合は、次の手順に進んでください。そうでない場合は、スロットにブランク カバーを取り付けて非脱落型ネジを締めれば、この手順は終了です。
(注) 空のラインカード スロットには、必ずブランク ケーブル インターフェイス ラインカード カバーを取り付けて、冷却のための適切なエアフローを保つ必要があります。製品注文番号は Cisco UBR10-MC-COVER= です。
ステップ 1 ラインカードを取り扱う前に、アースが適切であることを確認します。
ステップ 2 新しいケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレートを片手で持ち、反対側の手でカード フレームを下から支えます。
ステップ 3 イジェクト レバーが前面プレートに対して直角になっていることを確認します。図8 を参照してください。
ステップ 4 ケーブル インターフェイス ラインカードの上端と下端を、シャーシの上下のガイドに慎重に合わせ、ケーブル インターフェイス ラインカードがバックプレーン コネクタに装着される手応えがあるまで、カードをスロットに差し込みます(図10)。
ステップ 5 カードをバックプレーンに確実に装着するため、上下のイジェクト レバーを同時に内側へ倒して、各レバーが前面プレートに平行になるようにします(図11)。
ステップ 6 上下の非脱落型ネジを締めて、ケーブル インターフェイス ラインカードをシャーシに固定します(図7 を参照)。
ケーブル インターフェイス ラインカードが完全に取り付けられると、カードは電源投入時自己診断テストを実行します。POWER LED が点灯し(グリーン)、STATUS LED が点灯します(イエロー)。カードが正常に動作している場合は、STATUS LED がグリーンになります。これらの LED に異常が見られる場合は、「Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードのトラブルシューティング」、および次の URL にある『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Hardware Installation Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/hig/index.htm
(注) 交換用カードを同じスロットに取り付けた場合には、ケーブル インターフェイス ラインカードを設定する必要はありません。プロセス ルーティング エンジン(PRE)から必要な設定情報が自動的にダウンロードされます。
ステップ 1 必要に応じて、ケーブル インターフェイス ラインカードにすべてのダウンストリームおよびアップストリーム同軸ケーブルを接続します。
ステップ 2 必要に応じて、ケーブル インターフェイス ラインカードを設定します。ケーブル インターフェイス ラインカードの設定手順については、次の URL にある『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/index.htm
ここでは、Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カード上で Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカードを取り外して交換する手順について説明します。
(注) 一体化しているカードをシャーシに取り付けたままの状態で、Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードからケーブル インターフェイス ラインカードを取り外さないでください。カードを 1 つのユニットとしてシャーシから取り外したあと、静電気防止対策が施された作業台の上などで、LCP2 アダプタ カードからライン カードを切り離してください。
ヒント アラームが作動しないようにするには、ケーブル インターフェイス ラインカードのホットスワップを行う前に、カードを管理上のシャットダウンにする必要があります。次の URL にある『Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Router Software Configuration Guide』の「Shutting Down and Restarting the Interface」を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios121/121cgcr/inter_c/icdoverv.htm
また、次の URL にあるリリース ノートを参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ub10krns/index.htm
管理上のシャットダウンにしない場合は、ネットワークのこの部分が一時的に停止することをネットワーク管理者に伝えてください。MAINTENANCE LED が点灯していれば、システム動作に影響を与えずにケーブル インターフェイス ラインカードを取り外すことができます。
(注) Cisco uBR-MC16S のメイン ボードにはドーター カードも組み込まれています。このドーター カードはカード アセンブリに統合されており、現場で取り外すことはできません。
ステップ 1 ラインカードを取り扱う前に、アースが適切であることを確認します。
ステップ 2 シャーシからケーブル インターフェイス ラインカードを取り外します。「Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し」を参照してください。
ステップ 3 コンポーネント側を上にして、静電気防止用シートの上にケーブル インターフェイス ラインカードを置きます(図12 を参照)。
ステップ 4 ケーブル インターフェイス ラインカード上の L 型ブラケットから、2 組の固定用ナットおよびワッシャを緩めて取り外します。取り外したナットおよびワッシャを脇へ置きます。
ステップ 5 ケーブル インターフェイス ラインカード上の 2 つの非脱落型ネジを緩めます。図12 を参照してください。
ステップ 6 Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードから シスコ ケーブル インターフェイス ライン カードを解放するために、左右のイジェクト レバーおよびイジェクト タブを親指と人差し指で同時にはさみます。
ステップ 7 イジェクト レバーをイジェクト タブに押し付けます。カードがアダプタ カードから解放されます。
ステップ 8 ケーブル インターフェイス ラインカードのハンドルを持ち、アダプタ カードからまっすぐにカードを引き出します。図14 を参照してください。
ステップ 9 取り外したケーブル インターフェイス ラインカードを静電気防止用シートに置きます。
図13 アダプタ カードからのケーブル インターフェイス ラインカードの解放
図14 アダプタ カードからの Cisco uBR-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの取り外し
ステップ 1 ラインカードを取り扱う前に、アースが適切であることを確認します。
ステップ 2 Cisco uBR-MC16 x ケーブル インターフェイス ラインカードを Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードのガイド レールに合わせます。ケーブル インターフェイス ラインカードの下部が LCP2 アダプタ カードの下部と揃っていることを確認します。
ステップ 3 新しいケーブル インターフェイス ラインカードがスプリング ガイドの下を通っていることを確認して、カードをアダプタ カードにゆっくりと差し込みます(図3を参照)。
ステップ 4 カードのコネクタがアダプタ カードのコネクタにきちんと装着されるまで、カード前面を押し続けます。カードが最後まで差し込まれると、カード両側のイジェクト レバーがカチリとかかります。
ステップ 5 電源コネクタがアダプタ カードの電源コネクタにきちんと合っていることを確認します。
ステップ 6 カードのコネクタがアダプタ カードのコネクタにきちんと装着されるまで、カード前面を押し続けます。カードが最後まで差し込まれると、カード両側のイジェクト レバーがカチリとかかります。
ステップ 7 アダプタ カードのブラケットのネジが、L 型ブラケットの穴に無理なく差し込めることを確認します。
(注) これらのブラケットは、Cisco uBR10-LCP2 アダプタ カードと Cisco uBR-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードの位置を揃え、ケーブル インターフェイス ラインカードとアダプタ カードを合わせて固定する役割を果たします。
ステップ 8 ケーブル インターフェイス ラインカードの非脱落型ネジを締めて、LCP2 アダプタ カードに固定します。図12を参照してください。
ステップ 9 固定用ワッシャおよびナットを L 型ブラケットに取り付けます(図13を参照)。指でナットを締めます。
ステップ 10 レンチを使用してナットを半回転させ、アダプタ カードをケーブル インターフェイス ラインカードに固定します。
ヒント 交換用カードを同じスロットに取り付けた場合には、ケーブル インターフェイス ラインカードを設定する必要はありません。PRE から必要な設定情報が自動的にダウンロードされます。
ステップ 1 ラインカードを取り扱う前に、アースが適切であることを確認します。
ステップ 2 新しいケーブル インターフェイス ラインカードの前面プレートを片手で持ち、反対側の手でカード フレームを下から支えて、カードをカード ケージ スロットの正面に合わせます。
ステップ 3 ケーブル インターフェイス ラインカードの上端と下端を、シャーシの上下のガイドに慎重に合わせ、カードがバックプレーン コネクタに装着される手応えがあるまで、カードをスロットに差し込みます(図10)。
ステップ 4 カードをバックプレーンに確実に装着するため、上下のイジェクト レバーを同時に内側へ倒して、各レバーが前面プレートに平行になるようにします(図11)。
ステップ 5 上下の非脱落型ネジを締めて、ケーブル インターフェイス ラインカードをシャーシに固定します(図7を参照)。
ケーブル インターフェイス ラインカードが完全に取り付けられると、カードは電源投入時自己診断テストを実行します。POWER LED が点灯し(グリーン)、STATUS LED が点灯します(イエロー)。カードが正常に動作している場合は、STATUS LED がグリーンになります。これらの LED に異常が見られる場合は、「Cisco uBR10-LCP2-MC16x ケーブル インターフェイス ラインカードのトラブルシューティング」、および次の URL にある『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Hardware Installation Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/index.htm
ステップ 1 必要に応じて、ケーブル インターフェイス ラインカードにすべてのダウンストリームおよびアップストリーム同軸ケーブルを接続します。
ステップ 2 必要に応じて、ケーブル インターフェイス ラインカードを設定します。
ケーブル インターフェイス ラインカードの設定手順については、次の URL にある『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/scg/index.htm
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cfig_nts/10494hmc.htm
ステップ 1 すべての ENABLED LED が点灯しているかどうかを確認します。
ENABLED LED がすべて点灯していれば、システムは正常に動作しています。
ステップ 2 消灯している ENABLED LED がある場合は、次の点を確認します。
a. ケーブル インターフェイス ラインカードの ENABLED LED が消灯している場合は、まずカードがイネーブルになっており設定済みかどうかを確認します。カードが未設定でイネーブルになっていない場合は、ENABLED LED は消灯したままです。
b. ポートがイネーブルになっているにもかかわらず、対応する ENABLED LED が消灯している場合は、カードがルータから外れていないかどうかを確認します。カードをスロットに装着しなおしてください。カードを取り外す場合、または交換する場合、システム電源を切断する必要はありません。インターフェイスの再初期化が完了すると、ケーブル インターフェイス ラインカードの ENABLED LED が点灯します。
c. 上記の作業を行っても ENABLED LED が点灯しない場合は、プロセッサ ハードウェアが故障している可能性があります。製品を購入された代理店までご連絡ください。「テクニカル サポート」を参照してください。
• 『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Hardware Installation Guide 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/hig/index.htm
• 『 Cisco uBR10-LCP2-MC28C Cable Interface Line Card for the Cisco uBR10012 Router 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/ub10clcp.htm
• 『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/scg/index.htm
• 『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Features 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/ub10ksw/index.htm
• 『 Cisco uBR10000 Series Universal Broadband Router Release Notes 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ub10krns/index.htm
• 『 Cisco Cable Modem Termination System Feature Guide 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/cmtsfg/index.htm
• 『 Installing a Cisco uBR10-LCP2-MCxx Cable Interface Line Card Quick Start Guide 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/index.htm
• 『 Cisco uBR7200 Series Universal Broadband Software Features 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ub7200sw/index.htm
• シスコのケーブル製品情報の詳細については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/warp/public/44/jump/cable.shtml
• Cisco uBR10-LCP2-MC16S の具体的な機能およびプログラミングについては、次の資料を参照してください。
–次の URL にある『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/index.htm
–次の URL にある『 Advanced Spectrum Management Feature for the Cisco uBR-MC16S Cable Interface Line Card 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ub7200sw/index.htm
–次の URL にある『 Cisco uBR7200 Dynamic Upstream Modulation 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/cab_rout/ub7200sw/index.htm
(注) Cisco uBR10-LCP2-MC16S ケーブル インターフェイス ラインカードの高度なハードウェアベース スペクトル管理機能は、Cisco IOS ソフトウェアでイネーブルにする必要があります。このマニュアルの公開時点では、Cisco IOS ソフトウェアは高度なハードウェアベース スペクトル管理機能をサポートしていません。この機能のサポートについては、Cisco IOS の今後のリリースにおけるリリース ノートを参照してください。
シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、Cisco.com で入手できます。また、テクニカル サポートおよびその他のテクニカル リソースは、さまざまな方法で入手できます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。
シスコの最新のマニュアルは、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm
シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm
• Cisco.com(Cisco Direct Customer)に登録されている場合、Ordering ツールからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。
Cisco Technical Support では、シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラー、販売店を対象として、評価の高い 24 時間体制のテクニカル サポートを提供しています。Cisco.com の Cisco Technical Support Web サイトでは、広範囲にわたるオンラインでのサポート リソースを提供しています。さらに、Technical Assistance Center(TAC)では、電話でのサポートも提供しています。シスコシステムズとサービス契約を結んでいない場合は、リセラーにお問い合わせください。
Cisco Technical Support Web サイトでは、オンラインで資料やツールを利用して、トラブルシューティングやシスコ製品およびテクノロジーに関する技術上の問題の解決に役立てることができます。Cisco Technical Support Web サイトは、1 年中いつでも利用できます。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/techsupport
Cisco Technical Support Web サイト上のツールにアクセスする際は、いずれも Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログイン ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL で登録手続きを行ってください。
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
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サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。
Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
オンラインの TAC Service Request ツールを使えば、S3 および S4 の問題について最も迅速にテクニカル サポートを受けられます(ネットワークの障害が軽微である場合、あるいは製品情報が必要な場合)。TAC Service Request ツールに状況を入力すると、推奨される解決方法が自動的に提示されます。これらの推奨リソースを使用しても問題が解決しない場合は、TAC の技術者が対応します。TAC Service Request ツールは次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
問題が S1 または S2 であるか、インターネットにアクセスできない場合は、電話で TAC にご連絡ください(運用中のネットワークがダウンした場合、あるいは重大な障害が発生した場合)。S1 および S2 の問題には TAC の技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。
電話でテクニカル サポートを受ける際は、次の番号のいずれかをご使用ください。
アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
EMEA:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553 2447
すべての問題を標準形式で報告するために、問題の重大度を定義しました。
重大度 1(S1) ― ネットワークがダウンし、業務に致命的な損害が発生する場合。24 時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。
重大度 2(S2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下、またはシスコ製品のパフォーマンス低下により業務に重大な影響がある場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。
重大度 3(S3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用が機能している場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。
重大度 4(S4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要で、業務への影響がほとんどまたはまったくない場合。
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。
• Cisco Marketplace では、さまざまなシスコの書籍、参考資料、およびロゴ入り商品を提供しています。Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスしてください。
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• 『 Cisco Product Catalog 』には、シスコシステムズが提供するネットワーク製品のほか、発注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。『 Cisco Product Catalog 』には、次の URL からアクセスしてください。
http://cisco.com/univercd/cc/td/doc/pcat/
• Cisco Press では、ネットワーク、トレーニング、認定関連の出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセスしてください。
• 『 Packet 』は、シスコシステムズが発行するテクニカル ユーザ向けの季刊誌で、インターネットやネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立ちます。『 Packet 』には、ネットワーク分野の最新動向、テクノロジーの進展、およびシスコの製品やソリューションに関する記事をはじめ、ネットワークの配置やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、認定やトレーニングに関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースへのリンクが盛り込まれています。『 Packet 』には、次の URL からアクセスしてください。
• 『 iQ Magazine 』は、シスコのテクノロジーを使って収益の増加、ビジネス効率の向上、およびサービスの拡大を図る方法について学ぶことを目的とした、シスコシステムズが発行する成長企業向けの季刊誌です。この季刊誌は、実際の事例研究や事業戦略を用いて、これら企業が直面するさまざまな課題や、問題解決の糸口となるテクノロジーを明確化し、テクノロジーの投資に関して読者が正しい決断を行う手助けをします。『 iQ Magazine 』には、次の URL からアクセスしてください。
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• 『 Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。『 Internet Protocol Journal 』には、次の URL からアクセスしてください。
• シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次の URL からアクセスしてください。