目次
Cisco Unified Communication IOS サービスの設定
Cisco Unified Communication IOS サービス用のルータの設定
前提条件
ルータへの Cisco Unified Communication IOS サービスの設定
ルータへの XCC プロバイダーの設定
ルータへの XSVC プロバイダーの設定
ルータへの XCDR プロバイダーの設定
設定例
Cisco Unified Communication IOS サービスの確認とトラブルシューティング
コマンド リファレンス
message-exchange max-failures
probing interval
probing max-failures
provider
remote-url
show call media forking
show voip trunk group
show wsapi
uc wsapi
voip trunk group
xsvc
Cisco Unified Communication IOS サービス用のルータの設定
この項では、ゲートウェイ上のプロバイダーに対応するルータの設定方法を説明します。
前提条件
Cisco IOS Release 15.2(2)T
ルータへの Cisco Unified Communication IOS サービスの設定
ルータに Cisco Unified Communication IOS サービスを設定するには、次の手順を実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ip http server
4. ip http max-connection value
5. ip http timeout-policy idle seconds life seconds requests value
6. http client persistent
7. http client connection idle timeout seconds
8. uc wsapi
9. message-exchange max-failures number
10. probing max-failures number
11. probing interval keepalive seconds
12. probing interval negative seconds
13. source-address ip-address
14. end
手順の詳細
ステップ 1
enable
Router> enable
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
ステップ 2
configure terminal
Router# configure terminal
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 3
ip http server
Router(conf)# ip http server
システムで HTTP サーバ(Web サーバ)をイネーブルにします。
ステップ 4
ip http max-connection value
Router(conf)# ip http max-connection 100
HTTP サーバへの同時接続の最大許容数を設定します。デフォルト値は 5 です。
ステップ 5
ip http timeout-policy idle seconds life seconds requests value
Router(conf)# ip http timeout-policy idle 600 life 86400 requests 86400
HTTP サーバに対する接続の維持時間を決定する特性を設定します。特性には次のものがあります。
idle :接続において送受信されるデータがない場合に、接続が開いたまま維持される最大時間(秒数)です。既存の接続に対しては、新しい値は適用されないことに注意してください。サーバがビジーの場合や、life で制限された時間、または requests で制限された数に到達した場合は、設定より早く接続が閉じられる場合があります。デフォルト値は 180 秒(3 分)です。
life :接続が確立されてから開いたまま維持される最大時間(秒数)です。既存の接続に対しては、新しい値は適用されないことに注意してください。サーバがビジーの場合や、idle で制限された時間、または requests で制限された数に到達した場合は、設定より早く接続が閉じられる場合があります。また、サーバがアクティブに要求を処理している場合はサーバにより接続が閉じられることはないため、life で設定された最大秒数に達した際に処理が進行中の場合、life で設定した時間より長く接続が開かれたままになります。この場合は、処理が終了すると接続が閉じられます。デフォルト値は 180 秒(3 分)です。最大値は 86400 秒(24 時間)です。
requests :固定接続が閉じられるまでに処理する要求の最大数です。既存の接続に対しては、新しい値は適用されないことに注意してください。サーバがビジーの場合や、idle または life で制限された時間に到達した場合は、設定した最大数の要求が処理される前に接続が閉じられる場合があります。デフォルト値は 1 です。最大値は 86400 です。
ステップ 6
http client persistent
Router(conf)# http client persistent
HTTP 固定接続をイネーブルにします。
ステップ 7
http client connection idle timeout seconds
Router(conf)# http client idle timeout 600
クライアントが接続を閉じるまで、idle 状態を維持する秒数を設定します。
ステップ 8
uc wsapi
Router(conf)# uc wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 9
message-exchange max-failures number
Router(config-uc-wsapi)# message-exchange max failures 2
アプリケーションとプロバイダーの間で交換されるメッセージの最大失敗数を設定します。この数を超えると、プロバイダーはアプリケーションへのメッセージ送信を停止します。範囲は 1 ~ 3 です。デフォルトは 1 です。
ステップ 10
probing max-failures number
Router(config-uc-wsapi)# probing max-failures 5
プローブ メッセージの最大失敗数を設定します。この数を超えると、ルータはアプリケーションを登録解除します。範囲は 1 ~ 5 です。デフォルトは 3 です。
ステップ 11
probing interval keepalive seconds
Router(config-uc-wsapi)# probing interval 180
プローブ メッセージの間隔(秒数)を設定します。デフォルトは 120 秒です。
ステップ 12
probing interval negativ e seconds
Router(config-uc-wsapi)# probing interval negative 10
ネガティブ プローブ メッセージの間隔(秒数)を設定します。
ステップ 13
s ource-addr ess ip-address
Router(config-uc-wsapi)# source-address 172.1.12.13
UC IOS サービスの送信元 IP アドレスとして IP アドレス(ホスト名)を設定します。
(注) この送信元 IP アドレスが、プロバイダーによって NotifyProviderStatus メッセージで使用されます。
ステップ 14
end
Router(config-uc-wsapi)# end
特権 EXEC モードに戻ります。
ルータへの XCC プロバイダーの設定
ルータに XCC プロバイダーを設定するには、次の手順を実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. uc wsapi
4. provider xcc
5. no shutdown
6. remote-url url
7. exit
8. end
手順の詳細
ステップ 1
enable
Router> enable
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
ステップ 2
configure terminal
Router# configure terminal
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 3
uc wsapi
Router(conf)# uc wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 4
provider xcc
Router(config-uc-wsapi)# provider xcc
XCC プロバイダー コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 5
no shutdown
Router(config-uc-wsapi-xcc)# no shutdown
XCC プロバイダーをアクティブにします。
ステップ 6
remote-url url
Router(config-uc-wsapi-xcc)# remote-url http://209.133.85.47:8090/my_callcontrol
アプリケーションが XCC プロバイダーとの通信に使用する URL(IP アドレスとポート番号)を指定します。XCC プロバイダーは、IP アドレスとポートを使用して着信要求を認証します。
ステップ 7
exit
Router(config-uc-wsapi-xcc)# exit
XCC コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 8
end
Router(config-uc-wsapi)# end
特権 EXEC モードに戻ります。
ルータへの XSVC プロバイダーの設定
ルータに XSVC プロバイダーを設定するには、次の手順を実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. uc wsapi
4. provider xsvc
5. no shutdown
6. remote-url [ url-number ] url
7. exit
8. trunk group name
9. description
10. xsvc
11. exit
12. voip trunk group name
13. description
14. xsvc
15. session target ipv4: destination-address
16. exit
17. end
手順の詳細
ステップ 1
enable
Router> enable
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
ステップ 2
configure terminal
Router# configure terminal
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 3
uc wsapi
Router(conf)# uc wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 4
provider xsvc
Router(config-uc-wsapi)# provider xsvc
XSVC プロバイダー コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 5
no shutdown
Router(config-uc-wsapi-xsvc)# no shutdown
XSVC プロバイダーをアクティブにします。
ステップ 6
remote-url [ url-number ] url
Router(config-uc-wsapi-xsvc)# remote-url 1 http://209.133.85.47:8090/my_route_control
アプリケーションが XSVC プロバイダーとの通信に使用できる最大 8 つの異なる URL(IP アドレスとポート番号)を指定します。XSVC プロバイダーは、IP アドレスとポートを使用して着信要求を認証します。
url-number は、一意の URL を示します。範囲は 1 ~ 8 です。
ステップ 7
exit
Router(config-uc-wsapi-xsvc)# exit
XSVC コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 8
trunk group name
Router(config)# trunk group SJ_PRI
トランクグループ コンフィギュレーション モードを開始して、トランク グループを定義します。
ステップ 9
description
Router(config)# description IN
トランク グループの説明を入力します。名前は、XSVC ステータスおよび XCC 接続メッセージの一部として外部アプリケーションに渡されます。
ステップ 10
xsvc
Router(config-trunk-group)# xsvc
トランク グループに対して xsvc のモニタリングをイネーブルにします。
ステップ 11
exit
Router(config-trunk-group)# exit
トランク グループ コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 12
voip trunk group name
Router(config)# trunk group SJ_SIP
VoIP トランクグループ コンフィギュレーション モードを開始して、トランク グループを定義します。
ステップ 13
description
Router(config-voip-trk-gp)# description IN
VoIP トランク グループの説明を入力します。名前は、XSVC ステータスおよび XCC 接続メッセージの一部として外部アプリケーションに渡されます。
ステップ 14
xsvc
Router(config-voip-trk-gp)# xsvc
VoIP トランク グループに対して xsvc のモニタリングをイネーブルにします。
ステップ 15
session target ipv4: destination address
Router(config-voip-trk-gp)# session target ipv4:9.10.31.254
リモート ルータの IP アドレスを設定します。
ステップ 16
exit
Router(config-voip-trk-gp)# exit
VoIP トランク グループ コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 17
end
Router(config-uc-wsapi)# end
特権 EXEC モードに戻ります。
ルータへの XCDR プロバイダーの設定
ルータに XCDR プロバイダーを設定するには、次の手順を実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. uc wsapi
4. provider xcdr
5. no shutdown
6. remote-url [ url-number ] url
7. exit
8. end
手順の詳細
ステップ 1
enable
Router> enable
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
ステップ 2
configure terminal
Router# configure terminal
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 3
uc wsapi
Router(conf)# uc wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 4
provider xcdr
Router(config-uc-wsapi)# provider xcdr
XCDR プロバイダー コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 5
no shutdown
Router(config-uc-wsapi-xcdr)# no shutdown
XCDR プロバイダーをアクティブにします。
ステップ 6
remote-url [ url-number ] url
Router(config-uc-wsapi-xcdr)# remote-url 1 http://209.133.85.47:8090/my_route_control
アプリケーションが XCDR プロバイダーとの通信に使用できる最大 8 つの異なる URL(IP アドレスとポート番号)を指定します。XCDR プロバイダーは、IP アドレスとポートを使用して着信要求を認証します。
url-number は、一意の URL を示します。範囲は 1 ~ 8 です。
ステップ 7
exit
Router(config-uc-wsapi-xcdr)# exit
XCDR コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 8
end
Router(config-uc-wsapi)# end
特権 EXEC モードに戻ります。
設定例
次に、Cisco Unified Communication IOS サービス用にルータを設定する例を示します。この例では、HTTP サーバと XCC、XSVC、および XCDR プロバイダーをイネーブルにします。この設定は、アプリケーションが XCC、XSVC、および XCDR プロバイダーとの通信に使用するアドレスとポートを指定します。また、XSVC がモニタするトランク グループを識別します。
(注 ) XSVC および XCDR は、最大 8 つの異なるリモート URL をサポートできます。
call fallback icmp-ping count 1 interval 2 timeout 100
remote-url http://test.com:8090/xcc
remote-url 1 http://test.com:8090/xsvc
remote-url 1 http://test.com:8090/xcdr
session target ipv4: 11.1.1.1
isdn switch-type primary-ni
isdn incoming-voice voice
Cisco Unified Communication IOS サービスの確認とトラブルシューティング
次の show コマンドを使用して、Cisco Unified Communication IOS サービスのパフォーマンスに関する情報を収集します。
• show wsapi registration
• show wsapi http client
• show wsapi http server
• show wsapi xsvc routes
次の debug コマンドを使用して、サービス プロバイダーのトラブルシューティング情報を収集します。
• debug wsap i xcc [CR | all | function | default | detail | error | inout | event]
• debug wsapi xsvc [CR | all | function | default | detail | error | inout | event]
• debug wsapi xcdr [CR | all | function | default | detail | error | inout | event ]
• debug wsapi infrastructure [CR | all | function | default | detail | error | inout | event]
debug wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス アプリケーション プログラミング インターフェイスのトレースを収集し、表示するには、特権 EXEC モードで debug wsapi コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug wsapi { infrastructure | xcc | xcdr | xsvc } [all | default | detail | error | event | function | inout | messages]
no debug wsapi { infrastructure | xcc | xcdr | xsvc } [all | default | detail | error | event | function | inout | messages
構文の説明
infrastructure
インフラストラクチャに対してデバッグ トレースをイネーブルにします。
xcc
XCC プロバイダーに対してデバッグ トレースをイネーブルにします。
xcdr
XCDR プロバイダーに対してデバッグ トレースをイネーブルにします。
xsvc
XSVC プロバイダーに対してデバッグ トレースをイネーブルにします。
all
すべてのデバッグ トレースをイネーブルにします。
default
デフォルトのデバッグ トレースをイネーブルにします。
detail
詳細なデバッグ トレースをイネーブルにします。
error
エラー デバッグ トレースをイネーブルにします。
event
イベント デバッグ トレースをイネーブルにします。
function
機能デバッグ トレースをイネーブルにします。
inout
入出力デバッグ トレースをイネーブルにします。
messages
API メッセージ トレースをイネーブルにします。
コマンド モード
特権 EXEC
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、Cisco Unified Communicaion IOS サービス サブシステムに対するデバッグ トレースをイネーブルにします。
例
次に、XCC 登録に対する debug wsapi infrastructure コマンドからのデバッグ出力を示します。
Router# debug wsapi infrastructure
23:25:09: //WSAPI/INFRA/wsapi_https_urlhook:
23:25:09: //WSAPI/INFRA: app_name cisco_xcc in url /cisco_xcc in port 8090
23:25:09: //WSAPI/INFRA/wsapi_https_urlhook: Exit
23:25:09: //WSAPI/INFRA/wsapi_https_post_action:
23:25:09: wsapi_https_data_read: <soapenv:Envelope xmlns:soapenv="http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope"><soapenv:Body><RequestXccRegister xmlns="http://www.cisco.com/schema/cisco_xcc/v1_0"><applicationData><name>myapp</name><url>http://sj22lab-as2:8090/xcc</url></applicationData><blockingEventTimeoutSec>1</blockingEventTimeoutSec><blockingTimeoutHandle>CONTINUE_PROCESSING</blockingTimeoutHandle><connectionEventsFilter>CREATED AUTHORIZE_CALL REDIRECTED ALERTING CONNECTED TRANSFERRED CALL_DELIVERY DISCONNECTED HANDOFFLEAVE HANDOFFJOIN</connectionEventsFilter><mediaEventsFilter>MODE_CHANGE DTMF TONE_BUSY TONE_DIAL TONE_SECOND_DIAL TONE_RINGBACK TONE_OUT_OF_SERVICE MEDIA_ACTIVITY</mediaEventsFilter><msgHeader><transactionID>txID001</transactionID></msgHeader><providerData><url>http://10.1.1.1:8090/cisco_xcc</url></providerData></RequestXccRegister></soapenv:Body></soapenv:Envelope>
23:25:09: //WSAPI/INFRA/27/0/wsapi_https_recv:
23:25:09: //WSAPI/INFRA/27/0/txID001/wsapi_ph_request_msg_handle:
23:25:09: //WSAPI/INFRA/27/0/txID001: prov_type 0 msg_type 6 prov_state 1
23:25:09: //WSAPI/INFRA/wsapi_create_common_msg:
23:25:09: //WSAPI/INFRA/wsapi_create_common_msg: Exit
23:25:09: //WSAPI/INFRA/27/0/txID001/wsapi_send_outbound_response:
23:25:09: wsapi_dump_msg: type 8
23:25:09: transactionID txID001
23:25:09: registrationID 50674FC:XCC:myapp:9
23:25:09: ResponseXccRegister:
23:25:09: providerStatus 1
23:25:09: //WSAPI/INFRA/27/0/txID001/wsapi_send_outbound_response: Exit
23:25:09: wsapi_send_ResponseRegister:mem_mgr_mempool_free: mem_refcnt(3CA18B8)=0 - mempool cleanup
23:25:09: //WSAPI/INFRA/27/0/txID001/wsapi_https_recv: Exit
23:25:09: wsapi_https_data_write: <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><SOAP:Envelope xmlns:SOAP="http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope"><SOAP:Body><ResponseXccRegister xmlns="http://www.cisco.com/schema/cisco_xcc/v1_0"><msgHeader><transactionID>txID001</transactionID><registrationID>50674FC:XCC:myapp:9</registrationID></msgHeader><providerStatus>IN_SERVICE</providerStatus></ResponseXccRegister></SOAP:Body></SOAP:Envelope>
23:25:09: //WSAPI/INFRA/wsapi_https_post_action: Exit
次に、コールに対する debug wsapi xcc all コマンドからの部分的なデバッグ ログを示します。
Router# debug wsapi xcc all
23:27:20: //WSAPI/XCC/check_xccp_active:177:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_state:248:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_registration_count:212:
23:27:20: //WSAPI/XCC/check_xccp_active:177:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_state:248:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_registration_count:212:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_call_add:271:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_get_db:145:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_session_call_add:353: xcc session successfully added
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_call_add:285: xcc call successfully added
23:27:20: //WSAPI/XCC/check_xccp_active:177:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_state:248:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_registration_count:212:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_create_outbound_msg_space:677:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_get_callData:225:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_get_db:145:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_session_get_callData:445:
23:27:20: //WSAPI/XCC/check_xccp_active:177:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_state:248:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_registration_count:212:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_notify_events:434:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_queue_events:304:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_event_new:335:
23:27:20: //WSAPI/UNKNOWN/event_base_new:267:
23:27:20: //WSAPI/XCC: magic [0xBABE] state[EVENT_STATE_ACTIVE] owner [0x1148C178] evSize[56] debFlag[3] evHdlr[0x894D834] evHdlFree[0x894DB00]
23:27:20: //WSAPI/UNKNOWN/event_base_new:292: event base new succ
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_event_new:360: provider base eventNew success
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_add_ev_to_q:393:
23:27:20: //WSAPI/XCC/check_xccp_active:177:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_state:248:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_registration_count:212:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_create_outbound_msg_space:677:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_get_callData:225:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_sessStore_get_db:145:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_session_get_callData:445:
23:27:20: //WSAPI/XCC/check_xccp_active:177:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_state:248:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_get_registration_count:212:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_solicit_events:359:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_queue_events:304:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_event_new:335:
23:27:20: //WSAPI/UNKNOWN/event_base_new:267:
23:27:20: //WSAPI/XCC: magic [0xBABE] state[EVENT_STATE_ACTIVE] owner [0x1148C178] evSize[56] debFlag[3] evHdlr[0x894D834] evHdlFree[0x894DB00]
23:27:20: //WSAPI/UNKNOWN/event_base_new:292: event base new succ
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_event_new:360: provider base eventNew success
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_add_ev_to_q:393:
23:27:20: //WSAPI/XCC/provider_base_process_events:444:
23:27:20: //WSAPI/XCC/xccp_handle_events:153:
23:27:20: //WSAPI/INFRA/wsapi_send_outbound_message:
23:27:20: //WSAPI/INFRA/wsapi_send_outbound_message_by_provider_info:
23:27:20: //WSAPI/XCC/wsapi_xcc_encode_outbound_msg:
23:27:20: //WSAPI/XCC/wsapi_xcc_encode_outbound_msg: Exit
23:27:20: //WSAPI/INFRA/0/1527/50875A4:319:out_url http://sj22lab-as2:8090/xcc
23:27:20: wsapi_send_outbound_message_by_provider_info: <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><SOAP:Envelope xmlns:SOAP="http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope"><SOAP:Body><NotifyXccConnectionData xmlns="http://www.cisco.com/schema/cisco_xcc/v1_0"><msgHeader><transactionID>50875A4:319</transactionID><registrationID>50674FC:XCC:myapp:9</registrationID></msgHeader><callData><callID>9</callID><state>ACTIVE</state></callData><connData><connID>1527</connID><state>IDLE</state></connData><event><created><connDetailData><connData><connID>1527</connID><state>IDLE</state></connData><guid>7A1E678F-8259-11E0-8FF1-D29982DCA129</guid><callingAddrData><type>E164</type><addr>5522101</addr></callingAddrData><calledAddrData><type>E164</type><addr>6001</addr></calledAddrData><origCallingAddrData><type>E164</type><addr>5522101</addr></origCallingAddrData><origCalledAddrData><type>E164</type><addr>6001</addr></origCalledAddrData><connIntfType>CONN_SIP</connIntfType><mediaData><type>VOICE</type></mediaData><connIntf>1.3.45.2</connIntf><connDirectionType>INCOMING</connDirectionType></connDetailData></created></event></NotifyXccConnectionData></SOAP:Body></SOAP:Envelope>
23:27:20: //WSAPI/INFRA/0/1527/50875A4:319/wsapi_send_outbound_message_by_provider_info: Exit
message-exchange max-failures
プロバイダーがアプリケーションへのメッセージ送信を停止するまで、アプリケーションとプロバイダーの間で交換されるメッセージの最大失敗数を設定するには、message-exchange max-failures コマンドを使用します。最大数をデフォルトの数にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
message-exchange max-failures number
no message-exchange max-failures number
構文の説明
number
サービス プロバイダーがアプリケーションへのメッセージ送信を停止するまでに許可される、最大メッセージ数。範囲は 1 ~ 3 です。デフォルトは 1 です。
コマンド モード
uc wsapi コンフィギュレーション モード
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、システムがアプリケーションを到達不能と判断し、サービス プロバイダーがアプリケーションへのメッセージ送信を停止するまでに許可される、メッセージの最大失敗数を設定します。
例
次に、メッセージの最大失敗数を 2 回に設定する例を示します。
Router(config-uc-wsapi)# message-exchange max-failures 2
関連コマンド
probing interval
プローブ メッセージの間隔を設定します。
probing max-failure
応答がない状態でシステムが送信するメッセージの数を設定します。この数を超えると、システムはアプリケーションの登録を解除します。
probing interval
ルータによって送信されるプローブ メッセージの間隔を設定するには、probing interval コマンドを使用します。間隔をデフォルト数値にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
probing interval [keepalive | negative ] seconds
no probing interval keepalive [negative] seconds
構文の説明
keepalive
(任意)セッションがキープアライブ状態のときのプローブ メッセージの間隔を設定します。範囲は 1 ~ 255 秒です。デフォルトは 5 秒です。
negative
(任意)セッションがネガティブ状態のときのプローブ メッセージの間隔を設定します。範囲は 1 ~ 20 秒です。デフォルトは 5 秒です。
seconds
プローブ メッセージ間隔の秒数。
デフォルト
デフォルトでは、セッションが正常な状態のときのプローブ メッセージ間隔は120 秒であり、セッションがネガティブ状態のときのプローブ メッセージ間隔は 5 秒です。
コマンド モード
uc wsapi コンフィギュレーション モード。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、ルータから送信されるプローブ メッセージの間隔を設定します。
例
次に、正常なセッション時に 180 秒の間隔、およびセッションがネガティブ状態のときに 10 秒の間隔を設定する例を示します。
Router(config-uc-wsapi)# probing interval keepalive 180
Router(config-uc-wsapi)# probing interval negative 10
関連コマンド
message-exchange
メッセージ応答の最大失敗数を設定します。この数を超えると、プロバイダーはメッセージ送信を停止します。
probing max-failure
応答がない状態でシステムが送信するメッセージの数を設定します。この数を超えると、システムはアプリケーションの登録を解除します。
probing max-failures
システムがセッションを停止し、アプリケーションの登録を解除するまで、アプリケーションが応答に失敗するプローブ メッセージの最大数を設定するには、probing max-failures コマンドを使用します。最大数をデフォルトの数にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
probing max-failures number
no probing max-failures number
構文の説明
number
システムがセッションを停止し、アプリケーションの登録を解除するまでに許可されるメッセージの最大数。範囲は 1 ~ 5 です。デフォルトは 3 です。
コマンド モード
uc wsapi コンフィギュレーション モード。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、システムから送信されてアプリケーションが応答しないプローブ メッセージの最大数を設定します。この数を超えると、システムはセッションを停止し、アプリケーション セッションの登録を解除します。
例
次に、メッセージの最大失敗数を 5 回に設定する例を示します。
Router(config-uc-wsapi)# probing max-failures 5
関連コマンド
message-exchange
メッセージ応答の最大失敗数を設定します。この数を超えると、プロバイダーはメッセージ送信を停止します。
probing interval
プローブ メッセージの間隔を設定します。
provider
サービス プロバイダーを設定してイネーブルにするには、provider コマンドを使用します。プロバイダーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
provider [ XCC | XSVC | XCDR]
no provider [ XCC | XSVC | XCDR ]
構文の説明
XCC
(任意)XCC サービス プロバイダーをイネーブルにします。
XSVC
(任意)XSVC サービス プロバイダーをイネーブルにします。
XCDR
(任意)XCDR サービス プロバイダーをイネーブルにします。
コマンド モード
uc wsapi コンフィギュレーション モード
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、サービス プロバイダーをイネーブルにします。
例
次に、XCC サービス プロバイダーをイネーブルにする例を示します。
Router(config-uc-wsapi)# provider xcc
Router(config-uc-wsapi-xcc)# no shutdown
関連コマンド
remote-url
アプリケーションの URL を指定します。
source-address
プロバイダーの IP アドレスを指定します。
uc wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
remote-url
サービス プロバイダーが使用するアプリケーションの URL を設定するには、remote-url コマンドを使用します。プロバイダーはこの URL を使用して、アプリケーションを認証し、通信します。設定された URL を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
remote-url [ url-number ] url
no remote-url [ url-number ] url
構文の説明
url-number
(任意)URL 番号。範囲は 1 ~ 8 です。
url
サービス プロバイダーがメッセージで使用する URL を指定します。
コマンド モード
uc wsapi コンフィギュレーション モード。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、サービス プロバイダーがメッセージで使用するリモート USL(アプリケーション)を設定します。
例
次に、XCC サービス プロバイダーがメッセージで使用するリモート URL の設定例を示します。
Router(config-uc-wsapi)# provider xcc
Router(config-uc-wsapi-xcc)# no shutdown
Router(config-uc-wsapi-xcc)# remote-url 1 http://209.133.85.47:8090/my_route_control
関連コマンド
provider
プロバイダー サービスをイネーブルにします。
source-address
プロバイダーの IP アドレスを指定します。
uc wsapi
Cisco Unified Communication IOS サービス コンフィギュレーション モードを開始します。
show call media forking
現在アクティブなメディア分岐セッションを表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show call media forking コマンドを使用します。
show call media forking
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、関連するアンカー レッグに対するメディア分岐が成功したことを確認します。
例
次に、 show call media forking コマンドからの出力例を示します。
Router# show call media forking
Warning: Output may be truncated if sessions are added/removed concurrently!
Session Call n/f Destination (port address)
表 1 では、表示されるフィールドについて説明します。
表 1 Show Call Media Forking のフィールドの説明
Session
セッション ID。
Call
16 進数のコール レッグ ID。show call leg active コマンドからのコール ID と一致する必要があります。
n/f
分岐された音声ストリームの方向(近端または遠端)。
Destination (port address)
分岐されたパケットの宛先。次の要素で構成されます。
• RTP ポート
• IP アドレス
show voip trunk group
VoIP トランク グループの内部リストを表示するには、ユーザ EXEC または特権 EXEC モードで show voip trunk group コマンドを使用します。
show voip trunk group
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC(>)
特権 EXEC(#)
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、VoIP トランク グループを表示します。
例
次に、 show voip trunk group コマンドの出力例を示します。
Router# show voip trunk group
=====================================================
show wsapi
登録情報、統計情報、およびルート情報など、Cisco Unified Communication IOS サービスの情報を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show wsapi コマンドを使用します。
show wsapi { http-client | http-server | registration {all | xcc | xcdr | xsvc } | xsvc route }
構文の説明
http-client
HTTP クライアント インターフェイスで収集された統計情報を表示します。
http-server
HTTP サーバ インターフェイスで収集された統計情報を表示します。
registration
WSAPI サブシステムに現在登録されているアプリケーションを表示します。
all
登録されているすべてのアプリケーションを表示します。
xcc
XCC プロバイダーに登録されているアプリケーションを表示します。
xcdr
XCDR プロバイダーに登録されているアプリケーションを表示します。
xsvc
XSVC プロバイダーに登録されているアプリケーションを表示します。
xsvc route
XSVC プロバイダーの内部ルート情報を表示します。
コマンド モード
ユーザ EXEC
特権 EXEC
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、Cisco Unified Communication IOS サービスの情報を表示します。
例
次に、 show wsapi http-client コマンドの出力例を示します。
Router# show wsapi http-client
WSAPI Outgoing Notify/Solicit Message Statistics
=========================================
wsapi_show_httpc_callback_context_invalid: 0
wsapi_show_httpc_callback_context_error: 0
wsapi_show_httpc_callback_no_reg: 5
wsapi_show_httpc_callback_notify_OK: 85
wsapi_show_httpc_callback_notify_error: 0
wsapi_show_httpc_callback_client_error: 0
wsapi_show_httpc_callback_error: 7
wsapi_show_httpc_callback_client_error: 0
wsapi_show_httpc_callback_decode_error: 28
wsapi_show_httpc_callback_no_txID: 0
wsapi_show_httpc_callback_OK: 655
wsapi_show_httpc_create_msg_error: 0
wsapi_show_httpc_context_active: 0
wsapi_tx_context_freeq depth: 4
次に、 show wsapi http-server コマンドの出力例を示します。
Router# show wsapi http-server
WSAPI Incoming Request Message Statistics
=========================================
wsapi_show_https_urlhook: 23
wsapi_show_https_post_action: 23
wsapi_show_https_post_action_fail: 0
wsapi_show_https_xml_fault: 0
wsapi_show_https_post_action_done: 23
wsapi_show_https_service_timeout: 0
wsapi_show_https_send_error: 0
wsapi_show_https_invalid_context: 0
wsapi_show_https_data_active: 0
wsapi_https_data_q depth: 1
wsapi_show_https_internal_service_error: 0
wsapi_show_https_service_unavailable_503: 0
wsapi_show_https_not_found_404: 0
wsapi_show_https_registration_success: 9
wsapi_show_https_not_registered: 0
wsapi_show_https_registration_auth_fail: 1
wsapi_show_https_registration_fail: 0
wsapi_show_https_un_registered: 0
次に、 show wsapi registration all コマンドの出力例を示します。
Router# show wsapi registration all
=====================================================
appUrl:http://sj22lab-as2:8090/xcc
provUrl: http://10.1.1.1:8090/cisco_xcc
connEventsFilter: CREATED|AUTHORIZE_CALL|ADDRESS_ANALYZE|REDIRECTED|ALERTING|CONNECTED|TRANSFERRED|CALL_DELIVERY|DISCONNECTED|HANDOFF_JOIN|HANDOFF_LEAVE
mediaEventsFilter: DTMF|MEDIA_ACTIVITY|MODE_CHANGE||TONE_DIAL|TONE_OUT_OF_SERVICE|TONE_RINGBACK|TONE_SECOND_DIAL
blockingEventTimeoutSec: 1
blockingTimeoutHandle: CONTINUE_PROCESSING
=====================================================
appUrl:http://sj22lab-as2:8090/xsvc
provUrl: http://10.1.1.1:8090/cisco_xsvc
=====================================================
appUrl:http://sj22lab-as2:8090/xcdr
provUrl: http://10.1.1.1:8090/cisco_xcdr
次に、 show wsapi xsvc route コマンドの出力例を示します。
Router# show wsapi xsvc route
=====================================================
=====================================================
Channel bitmap 0x01FFFFFE 1-24
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
49 Line Code Violations, 7 Path Code Violations,
0 Slip Secs, 1 Fr Loss Secs, 1 Line Err Secs, 0 Degraded Mins,
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 2 Unavail Secs
Channel bitmap 0x01FFFFFE 1-24
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
42 Line Code Violations, 4 Path Code Violations,
0 Slip Secs, 1 Fr Loss Secs, 1 Line Err Secs, 0 Degraded Mins,
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 2 Unavail Secs
uc wsapi
特定のアプリケーションに Cisco Unified Communication IOS サービス環境を設定するには、uc wsapi コマンドを使用します。
uc wsapi
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、Cisco Unified Communication IOS サービスの設定環境を開始します。
例
次に、Cisco Unified Communication IOS サービスの設定環境を開始する例を示します。
関連コマンド
provider
プロバイダー サービスをイネーブルにします。
voip trunk group
VoIP トランク グループを定義または変更したり、トランク グループ コンフィギュレーション モードを開始したりするには、グローバル コンフィギュレーション モードで voip trunk group コマンドを使用します。VoIP トランク グループを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
voip trunk group name
no voip trunk group name
構文の説明
name
VoIP トランク グループの名前。有効な名前は、63 文字以内の英数字で構成されます。
コマンド デフォルト
VoIP トランク グループが定義されていません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
voip trunk group コマンドを使用して、VoIP トランクを定義し、トランクまでサービスアビリティを拡張します。デフォルトでは、IP トランクのセッション プロトコルは h323 です。ゲートウェイにプロファイルを格納するための十分なメモリがある場合、最大 1000 個のトランク グループをゲートウェイに設定できます。
例
次に、VoIP トランク グループを作成し、モニタリングをイネーブルにする例を示します。
Router(config)# voip trunk group siptrk1
Router(config-voip-trk)# session protocol sipv2
Router(config-voip-trk)# target ipv4: 10.1.1.15
Router(config-voip-trk)# xsvc
show voip trunk group
VoIP トランク グループの内部リストを表示します。
xsvc
トランクのモニタリングをイネーブルにします。
xsvc
トランク グループとして定義されている TDM(ISDN-PRI/BRI、DS0-group、アナログ音声ポート)音声インターフェイスでの拡張サービスアビリティ(xsvc)のサポートを追加するには、xsvc コマンドを使用します。拡張サービスアビリティのサポートをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
xsvc
no xsvc
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
トランク グループでは、拡張サービスアビリティはディセーブルです。
コマンド モード
トランク グループ コンフィギュレーション
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、トランク グループとして定義されている音声インターフェイスでの拡張サービスアビリティのサポートを追加します。
例
次に、トランク グループでモニタリングをイネーブルにする例を示します。
Router(config)# trunk group tdm-tg1
Router(config-trunk-group)# xsvc
関連コマンド
provider
プロバイダー サービスをイネーブルにします。