技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン
このマニュアルは、障害復旧システムの概要および使用方法を説明し、バックアップや復元に関するさまざまな作業を完了するための手順を示します。このマニュアルは、Cisco Unified Communications Manager およびその他の Cisco IP テレフォニー アプリケーションのユーザを対象とし、リファレンスや手順のガイドとしての役割を果たします。
• 「システム要件」
障害復旧システム(DRS)は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページから起動することができ、Cisco Unified Communications Manager クラスタのすべてのサーバに完全なデータ バックアップと復元の機能を提供します。障害復旧システムを使用して、スケジュールされた自動またはユーザ起動のデータ バックアップを定期的に実行できます。
障害復旧システムは、クラスタレベルのバックアップを実行します。つまり、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のすべてのサーバのバックアップを中央位置に収集して、バックアップ データを物理記憶装置にアーカイブします。
システム データの復元を実行する場合、クラスタ内で復元するノードを選択できます。
• バックアップと復元の作業を実行するためのユーザ インターフェイス
• バックアップと復元の機能を実行するための分散システム アーキテクチャ
• 物理テープ ドライブまたはリモート SFTP サーバへのアーカイブ バックアップ
障害復旧システムは、マスター エージェント(MA)およびローカル エージェント(LA)という 2 つの主要な機能を備えています。マスター エージェントは、バックアップおよび復元アクティビティを、ローカル エージェントと連係させます。
システムは、クラスタ内のすべてのノードで、マスター エージェントとローカル エージェントを自動的に起動します。
(注) 障害復旧システムでは、Windows から Linux へのデータの移行も、Linux 間のデータの移行も行われません。復元は、バックアップと同じ製品バージョンで実行する必要があります。Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータの移行については、『Data Migration Assistant ユーザ ガイド』を参照してください。
次の表は、バックアップと復元の手順のクイック リファレンスです。
表1 は、障害復旧システムを使用してバックアップ手順を行う際に必要となる主なステップを、順を追って示した早見表です。
(注) 障害復旧システムでは、Windows から Linux へのデータの移行も、Linux 間のデータの移行も行われません。復元は、バックアップと同じ製品バージョンで実行する必要があります。表1 のステップを実行する前に、Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータの移行について、『Data Migration Assistant ユーザ ガイド』を参照してください。
障害復旧システムでは、 表3 に示す機能とコンポーネントのバックアップおよび復元が可能です。選択する機能ごとに、そのコンポーネントがすべて自動的にバックアップされます。
Cisco Unified Communications Manager が動作していることを確認します。
クラスタでは、クラスタ内のすべてのサーバで Cisco Unified Communications Manager が動作していることを確認します。
ネットワーク上のリモート デバイスにデータをバックアップするには、SFTP サーバを設定しておく必要があります。次の SFTP サーバがサポートおよび推奨されていますが、任意の SFTP サーバを使用できます。
障害復旧システムにアクセスするには、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択します。Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
(注) 管理者ユーザ名とパスワードは Cisco Unified Communications Manager のインストール中に設定します。コマンド ライン インターフェイス(CLI)を使用して、管理者パスワードの変更や、新しい管理者アカウントの設定が行えます。詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
システムは、サーバでマスター エージェント(MA)を自動的に起動します。
クラスタでは、MA はクラスタ内のすべてのノードで自動的に起動されますが、完全にアクティブになるのはパブリッシャ サーバで動作している MA だけです。
• システム全体にわたるコンポーネント登録情報を格納します。
• データベースで、スケジュール タスクの全セットを保守します。ユーザ インターフェイスからアップデートを受信すると、スケジュールに従い、実行可能タスクを適切なローカル エージェントに送信します(ローカル エージェントは、速やかに即時バックアップ タスクを実行します)。
• 障害復旧システムのユーザ インターフェイスを介してアクセスすれば、バックアップ デバイスの設定、新しいバックアップ スケジュールの追加によるバックアップのスケジューリング、既存のスケジュールの表示またはアップデート、実行済みスケジュールのステータスの表示、およびシステム復元などを実行できます。
サーバは、バックアップおよび復元機能を実行するためのローカル エージェントも備えています。
マスター エージェントを収容するサーバを含む Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバは、そのサーバのバックアップおよび復元機能を実行するための、独自のローカル エージェントを備える必要があります。
(注) デフォルトでは、ローカル エージェントはクラスタの各ノードで自動的に起動されます。
障害復旧システムを使用する前に、バックアップ ファイルが格納される場所を設定する必要があります。バックアップ デバイスは 10 台まで設定できます。バックアップ デバイスを設定するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup] > [Backup Device] に進みます。[Backup Device List] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 新しいバックアップ デバイスを設定するには、 [Add New] をクリックします。
ステップ 5 バックアップ デバイスを編集するには、[Backup Device] リストでデバイスを選択し、 [Edit Selected] をクリックします。
ステップ 6 [Backup device name] フィールドに、バックアップ デバイスの名前を入力します。
(注) バックアップ デバイスの名前に使用できるのは、英数字、スペース( )、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)だけです。それ以外の文字は使用できません。
ステップ 7 次のバックアップ デバイスのいずれかを選択し、[Select Destination] 領域に適切なフィールド値を入力します。
• Tape Device :バックアップ ファイルをローカル接続のテープ ドライブに格納します。リストから適切なテープ デバイスを選択します。
(注) テープをスパンしたり、1 つのテープに複数のバックアップを格納したりすることはできません。
• Network Directory :SFTP 接続経由でアクセスされるネットワーク ドライブに、バックアップ ファイルを格納します。以下の必要な情報を入力します。
– Server name :ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
– Path name :バックアップ ファイルを格納するディレクトリのパス名
– User name :リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
– Password :リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
– Number of backups to store on Network Directory :このネットワーク ディレクトリに格納するバックアップの数。
(注) ネットワーク ストレージを設定するには、SFTP サーバにアクセスできる必要があります。バックアップする時点で SFTP パスが存在している必要があります。SFTP サーバへのアクセスに使用されるアカウントは、選択されたパスへの書き込み権限を持っている必要があります。
ステップ 8 これらの設定を更新するには、 [Save] をクリックします。
(注) [Save] ボタンをクリックすると、DRS マスター エージェントが、選択されたバックアップ デバイスを検証します。ユーザ名、パスワード、サーバ名、またはディレクトリ パスが無効の場合、保存は失敗します。
ステップ 9 バックアップ デバイスを削除するには、[Backup Device] リストでデバイスを選択し、 [Delete Selected] をクリックします。
(注) バックアップ スケジュールでバックアップ デバイスとして設定されているバックアップ デバイスは削除できません。
バックアップ スケジュールは 10 個まで作成できます。各バックアップ スケジュールには、自動バックアップのスケジュール、バックアップする一連の機能、および保管場所など、固有のプロパティ セットが含まれます。
バックアップ スケジュールを管理するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Scheduler] に進みます。
ステップ 4 新しいスケジュールの追加または既存のスケジュールの編集を行うには、次のステップのどちらかを実行します。
a. 新しいスケジュールを作成するには、 [Add New] をクリックします。
b. 既存のスケジュールを設定するには、 [Schedule List] カラムでその名前をクリックします。
ステップ 5 [Schedule Name] フィールドに、スケジュールの名前を入力します。
ステップ 6 [Select Backup Device] 領域で、バックアップ デバイスを選択します。
ステップ 7 [Select Features] 領域で、バックアップする機能を選択します。1 つ以上の機能を選択する必要があります。
ステップ 8 [Start Backup at] 領域で、バックアップを開始する日付と時刻を選択します。
ステップ 9 [Frequency] 領域で、バックアップを行う頻度を、[Once]、[Daily]、[Weekly]、および [Monthly] から選択します。[Weekly] を選択した場合は、バックアップを行う曜日も選択できます。
ヒント バックアップの頻度を [Weekly] に設定して、火曜から土曜の間に行うようにするには、[Set Default] をクリックします。
ステップ 10 これらの設定を更新するには、 [Save] をクリックします。
ステップ 11 スケジュールを有効にするには、 [Enable Schedule] をクリックします。
(注) クラスタ内のすべてのサーバが同じバージョンの Cisco Unified Communications Manager を実行しており、ネットワーク経由で到達可能であることを確認してください。スケジュール バックアップの実行時に動作していないサーバはバックアップされません。
ステップ 12 スケジュールを無効にするには、 [Disable Schedule] をクリックします。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Scheduler] に進みます。
ステップ 4 変更するスケジュールの隣のチェックボックスをオンにします。
• すべてのスケジュールを選択するには、 [Select All] をクリックします。
• すべてのチェックボックスをオフにするには、 [Clear All] をクリックします。
ステップ 5 選択したスケジュールを有効にするには、 [Enable Selected Schedules] をクリックします。
ステップ 6 選択したスケジュールを無効にするには、 [Disable Selected Schedules] をクリックします。
ステップ 7 選択したスケジュールを削除するには、 [Delete Selected] をクリックします。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Manual Backup] に進みます。[Manual Backup] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Select Backup Device] 領域で、バックアップ デバイスを選択します。
ステップ 5 [Select Features] 領域で、バックアップする機能を選択します。
ステップ 6 手動バックアップを開始するには、 [Start Backup] をクリックします。
現在のバックアップ ジョブのステータスを確認して、現在のバックアップ ジョブをキャンセルできます。バックアップ履歴にアクセスするには、「バックアップと復元の履歴へのアクセス」を参照してください。
現在のバックアップ ジョブのステータスを確認するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Current Status] に進みます。[Backup Status] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 バックアップ ログ ファイルにアクセスするには、ログ ファイル名のリンクをクリックします。
ステップ 5 現在のバックアップをキャンセルするには、 [Cancel Backup] をクリックします。
(注) バックアップがキャンセルされるのは、現在のコンポーネントでそのバックアップ操作が完了した後です。
[Restore Wizard] を使用すると、バックアップ ファイルの復元に必要なステップを導いてくれます。次の手順で復元を実行します。
ヒント クラスタ内のすべてのサーバを復元するには、「クラスタの復元」を参照してください。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Restore]>[Restore Wizard] に進みます。[Restore Wizard Step 1] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Select Backup Device] 領域で、復元用のバックアップ デバイスを選択し、 [Next] をクリックします。
[Restore Wizard Step 2] ウィンドウが表示されます。
(注) バックアップ ファイル名は、システムがバックアップ ファイルを作成した日時を示しています。
ステップ 6 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 3] ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 8 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 4] ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 データの復元を開始するには、 [Restore] をクリックします。
ステップ 11 データは、選択したノードに復元されます。復元のステータスにアクセスするには、「復元ステータスへのアクセス」を参照してください。
ステップ 12 サーバを再起動します。復元の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
(注) データベースのサイズと選択したコンポーネントによっては、復元に 1 時間以上かかることもあります。
大規模な障害やハードウェアのアップグレードが生じた場合は、クラスタ内のすべてのノードの復元が必要になる場合もあります。クラスタ全体を復元するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 クラスタ内のすべてのノードをシャットダウンします。
「第 1 ノードの復元」を参照してください。
ステップ 3 後続のクラスタ ノードを、初回のインストール時と同じ順序で復元します。
「後続のクラスタ ノードの復元」を参照してください。
クラスタ内の第 1 ノードまたはパブリッシャ サーバを復元するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 第 1 ノードまたはパブリッシャ サーバに Cisco Unified Communications Manager のフレッシュ インストールを実行します。Cisco Unified Communications Manager のインストールの詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager インストレーション ガイド 』を参照してください。
ステップ 2 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 4 [Restore]>[Restore Wizard] に進みます。[Restore Wizard Step 1] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [Select Backup Device] 領域で、復元用のバックアップ デバイスを選択します。
ステップ 6 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 2] ウィンドウが表示されます。
(注) バックアップ ファイル名は、システムがバックアップ ファイルを作成した日時を示しています。
ステップ 8 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 3] ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 10 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 4] ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 データの復元を開始するには、 [Restore] をクリックします。
ステップ 12 復元するノードを選択するよう要求されたら、第 1 ノード(パブリッシャ)だけを選択します。
ステップ 13 データがパブリッシャ ノードに復元されます。復元のステータスにアクセスするには、「復元ステータスへのアクセス」を参照してください。
(注) 復元プロセスの実行中は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページおよびユーザ ページで作業を一切実行しないでください。
ステップ 14 サーバを再起動します。復元の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
(注) データベースのサイズと選択したコンポーネントによっては、復元に 1 時間以上かかることもあります。
ステップ 15 第 1 ノードが再起動した後、「後続のクラスタ ノードの復元」を続行します。
クラスタ内の後続のノードを復元するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 後続のノードに Cisco Unified Communications Manager のフレッシュ インストールを実行します。Cisco Unified Communications Manager のインストールの詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager インストレーション ガイド 』を参照してください。
ステップ 2 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 4 [Restore]>[Restore Wizard] に進みます。[Restore Wizard Step 1] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [Select Backup Device] 領域で、復元用のバックアップ デバイスを選択します。
ステップ 6 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 2] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 3] ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 10 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 4] ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 データの復元を開始するには、 [Restore] をクリックします。
ステップ 12 復元するノードを選択するよう要求されたら、後続のノードだけを選択します。
ステップ 13 データが後続のノードに復元されます。復元のステータスにアクセスするには、「復元ステータスへのアクセス」を参照してください。
ステップ 14 サーバを再起動します。復元の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
(注) データベースのサイズと選択したコンポーネントによっては、復元に 1 時間以上かかることもあります。
現在の復元ジョブのステータスを確認するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Restore]>[Status] に進みます。[Restore Status] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 復元ログ ファイル にアクセスするには、ログ ファイル名のリンクをクリックします。
以下の手順を使用して、最近の 20 件のバックアップおよび復元のジョブを表示できます。
• バックアップ履歴
• 復元履歴
バックアップ履歴にアクセスするには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[History] に進みます。[Backup History] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Backup History] ウィンドウから、ファイル名、バックアップ デバイス、完了日、結果、およびバックアップされる機能など、バックアップ履歴を表示できます。
(注) [Backup History] ウィンドウには、最近の 20 件のジョブだけが表示されます。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[Cisco Unified Communications Manager の管理]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション] メニューで [障害復旧システム] を選択して、 [移動] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Restore]>[History] に進みます。[Restore History] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Restore History] ウィンドウから、ファイル名、バックアップ デバイス、完了日、結果、および復元された機能など、復元履歴を表示できます。
(注) [Restore History] ウィンドウには、最近の 20 件のジョブだけが表示されます。
障害復旧システムの本リリースでは、マスター エージェント、GUI、および各ローカル エージェントのトレース ファイルは、次の場所に書き込まれます。
• マスター エージェントの場合、トレース ファイルの場所は platform/drf/trace/drfMA0* です。
• 各ローカル エージェントの場合、トレース ファイルの場所は platform/drf/trace/drfLA0* です。
• GUI の場合、トレース ファイルの場所は platform/drf/trace/drfConfLib0* です。
トレース ファイルは、コマンド ライン インターフェイスを使用してアクセスできます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
障害復旧システムはまた、 表4 に示すように、バックアップおよび復元機能のサブセットへのコマンド ライン アクセスも提供します。これらのコマンドとコマンド ライン インターフェイスの使用の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
障害復旧システム(DRS)は、バックアップまたは復元手順の実行中に発生するさまざまなエラーに対して、アラームを発行します。 表5 に Cisco DRS アラームの一覧を示します。
Cisco Unified Communications Manager のマニュアルについては、『 Cisco Unified Communications Manager Documentation Guide 』を参照してください。
技術情報の入手、サポートの利用、技術情報に関するフィードバックの提供、セキュリティ ガイドライン、推奨するエイリアスおよび一般的なシスコのマニュアルに関する情報は、月刊の『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。ここには、新規および改訂版のシスコの技術マニュアルもすべて記載されています。次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
本製品には暗号化機能が備わっており、輸入、輸出、配布および使用に適用される米国および他の国での法律を順守するものとします。シスコの暗号化製品を譲渡された第三者は、その暗号化技術の輸入、輸出、配布、および使用を許可されたわけではありません。輸入業者、輸出業者、販売業者、およびユーザは、米国および他の国での法律を順守する責任があります。本製品を使用するにあたっては、関係法令の順守に同意する必要があります。米国および他の国の法律を順守できない場合は、本製品を至急送り返してください。
シスコの暗号化製品に適用される米国の法律の概要については、次の URL で参照できます。http://www.cisco.com/wwl/export/crypto/tool/stqrg.html。何かご不明な点があれば、export@cisco.com まで電子メールを送信してください。