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『 Disaster Recovery System アドミニストレーション ガイド 』は、障害復旧システムの概要および使用方法を説明し、バックアップや復元に関するさまざまな作業を完了するための手順を示します。 このマニュアルは、Cisco Unified CallManager およびその他の Cisco IP テレフォニー アプリケーションのユーザを対象とし、リファレンスや手順のガイドとしての役割を果たします。
• システム要件
• 保管場所の設定
• クラスタの復元
• 関連資料
障害復旧システム(DRS)は、Cisco Unified CallManager 5.0 の管理ページから起動することができ、Cisco Unified CallManager クラスタのすべてのサーバに完全なデータ バックアップと復元の機能を提供します。 障害復旧システムを使用して、スケジュールされた自動またはユーザ起動のデータ バックアップを定期的に実行できます。 DRS は、1 度につき 1 つのバックアップ スケジュールをサポートします。
Cisco の障害復旧システムは、クラスタレベルのバックアップを実行します。つまり、Cisco Unified CallManager クラスタ内のすべてのサーバのバックアップを中央位置に収集して、バックアップ データを物理記憶装置にアーカイブします。
システム データの復元を実行する場合、クラスタ内で復元するノードを選択できます。
• バックアップと復元の作業を実行するためのユーザ インターフェイス
• バックアップと復元の機能を実行するための分散システム アーキテクチャ
• ユーザ指定の時刻に作業を開始するスケジューリング エンジン
• 物理テープ ドライブまたはリモート SFTP サーバへのアーカイブ バックアップ
障害復旧システムは、マスター エージェント(MA)および ローカル エージェント(LA)という 2 つの主要な機能を備えています。 マスター エージェントは、バックアップおよび復元アクティビティを、すべてのローカル エージェントと連係させます。
システムは、クラスタ内のすべてのノードで、マスター エージェントとローカル エージェントを自動的に起動します。 ただし、アクセスできるのは、クラスタの第 1 ノードのマスター エージェント機能だけです。
(注) 障害復旧システムは、他のプラットフォームから Cisco Unified CallManager 5.0 へのデータの移行を行いません。 Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータの移行については、『Data Migration Assistant 2.0 User Guide』を参照してください。
次の表は、バックアップと復元の手順のクイック リファレンスです。
表1 は、障害復旧システムを使用してバックアップ手順を行う際に必要となる主なステップを、順を追って示した早見表です。
(注) DRS は、他のプラットフォームから Cisco Unified CallManager 5.0 へのデータの移行を行いません。 Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータの移行については、表1 のステップを実行する前に、『Data Migration Assistant 2.0 User Guide』を参照してください。
スケジュール バックアップの設定、または手動バックアップの開始:ただちに手動バックアップを実行するか、またはクラスタの定期スケジュール バックアップを設定することができます。 (注) いずれのバックアップ(手動またはスケジュール)もクラスタ全体をバックアップします。 |
スケジュール バックアップを設定するには、「バックアップ スケジュールの設定」を参照してください。 手動バックアップを開始するには、「手動バックアップの開始」を参照してください。 |
Cisco Unified CallManager 5.0 リリースの場合、次の表に示す機能とサブコンポーネントのバックアップおよび復元が可能です。 選択する機能ごとに、そのサブコンポーネントがすべて自動的にバックアップされます。
障害復旧システムにアクセスするには、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択します。[プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
(注) 管理者ユーザ名とパスワードは Cisco Unified CallManager のインストール中に設定します。コマンド ライン インターフェイス(CLI)を使用して、管理者パスワードの変更や、新しい管理者アカウントの設定が行えます。 詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。
システムは、クラスタ内のすべてのノードでマスター エージェントを自動的に起動しますが、マスター エージェント機能には、第 1 ノードまたはパブリッシャからしかアクセスできません。
• システム全体にわたるコンポーネント登録情報を格納します。
• Cisco Unified CallManager データベースで、スケジュール タスクの全セットを保守します。 ユーザ インターフェイスからアップデートを受信すると、スケジュールに従い、実行可能タスクを適切なローカル エージェントに送信します(ローカル エージェントは、速やかに即時バックアップ タスクを実行します)。
• 障害復旧システムのユーザ インターフェイスを介してアクセスすれば、バックアップのスケジューリング、特定のサーバまたは定義済みクラスタに対する新しいバックアップ タスクの追加、既存エントリのアップデートまたはレビュー、実行済みタスクのステータスの表示、およびシステム復元などを実行できます。
マスター エージェントを収容するサーバを含む Cisco Unified CallManager クラスタ内の各サーバは、そのサーバのバックアップおよび復元機能を実行するための、独自のローカル エージェントを備える必要があります。
(注) デフォルトでは、ローカル エージェントはクラスタの各ノードで自動的に起動されます。
バックアップ ジョブをスケジュールまたは開始する前に、バックアップする機能を設定する必要があります。 バックアップする機能を選択するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Backup>Configure Features に進みます。
(注) バックアップ機能を変更すると、手動バックアップとスケジュール バックアップの両方で変更されます。
ステップ 4 使用可能な機能のリストで、バックアップに含める機能を選択し、 Save をクリックします。 1 つ以上の機能を選択する必要があります。
障害復旧システムを使用する前に、バックアップ ファイルが格納される場所を設定する必要があります。 保管場所を設定するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Backup>Storage Location に進みます。 Storage Location ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ネットワーク ディレクトリに格納するバックアップ ファイルの数を選択します。
ステップ 5 次の保管先オプションから 1 つを選択して、適切なフィールド値を入力します。
• Tape Device :バックアップ ファイルをローカル接続のテープ ドライブに格納します。 リストから適切なテープ デバイスを選択します。
• Network Directory :SFTP 接続経由でアクセスされるネットワーク ドライブに、バックアップ ファイルを格納します。 以下の必要な情報を入力します。
– Server name :ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
– Path name :バックアップ ファイルを格納するディレクトリのパス名
– User name :リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
– Password :リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
(注) ネットワーク ストレージを設定するには、SFTP サーバにアクセスできる必要があります。
ステップ 6 これらの設定を更新するには、 Save をクリックします。
ステップ 7 手動バックアップまたはスケジュール バックアップを続行します。
指定した日時にバックアップを開始するようにスケジュールし、それを 1 回または指定した頻度で実行するように設定できます。 システムは、 Configure Features メニューで選択した機能を自動的にバックアップします。 バックアップ スケジュールを設定するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。 現在[Cisco Unified CallManager の管理]にログインしている場合は、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Backup>Scheduler に進みます。 Scheduler ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 スケジューラがイネーブルになっていない場合は、 Enable Scheduler をクリックします。
ステップ 6 バックアップを行う頻度を、Once、Daily、Weekly、および Monthly から選択します。 Weekly を選択した場合は、バックアップを行う曜日も選択できます。
ヒント バックアップの頻度を Weekly に設定して、火曜から土曜の間に行うようにするには、Set Default をクリックします。
ステップ 7 これらの設定を更新するには、 Save をクリックします。
ステップ 8 次回のバックアップは、設定した時間に自動的に実行されます。
(注) クラスタ内のすべてのサーバが同じバージョンの Cisco Unified CallManager を実行しており、ネットワーク経由で到達可能であることを確認してください。
Configure Features メニューで選択した機能のバックアップを手動で開始できます。 手動バックアップを開始するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Backup>Manual Backup に進みます。 Manual Backup ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 バックアップする機能が選択されていることを確認します。 他の機能を選択するには、「 バックアップする機能の設定 」の項を参照してください。
(注) クラスタ内のすべてのサーバが同じバージョンの Cisco Unified CallManager を実行しており、ネットワーク経由で到達可能であることを確認してください。
ステップ 5 手動バックアップを開始するには、 Start Backup をクリックします。
現在のバックアップ ジョブのステータスを確認して、現在のバックアップ ジョブをキャンセルできます。 バックアップ履歴にアクセスするには、「 バックアップと復元の履歴へのアクセス 」を参照してください。
現在のバックアップ ジョブのステータスを確認するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Backup>Current Status に進みます。 Backup Status ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 バックアップ ログ ファイルにアクセスするには、ログ ファイル名のリンクをクリックします。
ステップ 5 現在のバックアップをキャンセルするには、 Cancel Backup をクリックします。
Restore Wizard を使用すると、バックアップ ファイルの復元に必要なステップを導いてくれます。 次の手順で復元を実行します。
ヒント クラスタ内のすべてのサーバを復元するには、「クラスタの復元」を参照してください。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Restore>Restore Wizard に進みます。 Restore Wizard Step 1 ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 ファイルを復元する保管場所を選択し、選択した保管場所の必要な情報を入力します。
• Tape Device :バックアップ ファイルをローカル接続のテープ ドライブから復元します。 リストから適切なテープ デバイスを選択します。
• Network Directory :SFTP 接続経由でアクセスされるネットワーク ドライブから、バックアップ ファイルを復元します。 以下の必要な情報を入力します。
– Server name :ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
– Path name :バックアップ ファイルを復元するディレクトリのパス名
– User name :リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
– Password :リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
ステップ 5 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 2 ウィンドウが表示されます。
(注) バックアップ ファイル名は、システムがバックアップ ファイルを作成した日時を示しています。
ステップ 7 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 3 ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 9 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 4 ウィンドウが表示されます。
ステップ 10 データの復元を開始するには、 Restore をクリックします。
ステップ 12 データは、選択したノードに復元されます。 復元のステータスにアクセスするには、「 復元ステータスへのアクセス 」を参照してください。
ステップ 13 サーバを再起動します。 再起動の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
(注) データベースのサイズと選択したコンポーネントによっては、復元に 1 時間以上かかることもあります。
大規模な障害やハードウェアのアップグレードが生じた場合は、クラスタ内のすべてのノードの復元が必要になる場合もあります。 クラスタ全体を復元するには、最初に第 1 ノードまたはパブリッシャを復元してから、後続のノードを復元する必要があります。
次の手順では、全クラスタ復元プロセスのためのステップを示します。
クラスタ内の第 1 ノードまたはパブリッシャを復元するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 第 1 ノードまたはパブリッシャに Cisco Unified CallManager 5.0 のフレッシュ インストールを実行します。 Cisco Unified CallManager のインストールの詳細については、『 Cisco Unified CallManager Release 5.0(2) インストレーション ガイド 』を参照してください。
ステップ 2 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 4 Restore>Restore Wizard に進みます。 Restore Wizard Step 1 ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 ファイルを復元する保管場所を選択し、選択した保管場所の必要な情報を入力します。
• Tape Device :バックアップ ファイルをローカル接続のテープ ドライブから復元します。 リストから適切なテープ デバイスを選択します。
• Network Directory :SFTP 接続経由でアクセスされるネットワーク ドライブから、バックアップ ファイルを復元します。 以下の必要な情報を入力します。
– Server name :ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
– Path name :バックアップ ファイルを復元するディレクトリのパス名
– User name :リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
– Password :リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
ステップ 6 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 2 ウィンドウが表示されます。
(注) バックアップ ファイル名は、システムがバックアップ ファイルを作成した日時を示しています。
ステップ 8 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 3 ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 10 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 4 ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 データの復元を開始するには、 Restore をクリックします。
ステップ 12 復元するノードと機能を選択するよう要求されたら、第 1 ノード(パブリッシャ)とその機能だけを選択します。
ステップ 13 データは、選択したノードに復元されます。 復元のステータスにアクセスするには、「 復元ステータスへのアクセス 」を参照してください。
ステップ 14 サーバを再起動します。 再起動の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
(注) データベースのサイズと選択したコンポーネントによっては、復元に 1 時間以上かかることもあります。
ステップ 15 第 1 ノードが再起動した後、「 後続のクラスタ ノードの復元 」を続行します。
クラスタ内の後続のノードを復元するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 後続のノードで Cisco Unified CallManager 5.0 のフレッシュ インストールを実行します。 Cisco Unified CallManager のインストールの詳細については、『Cisco Unified CallManager Release 5.0(2) インストレーション ガイド』を参照してください。
ステップ 2 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 4 Restore>Restore Wizard に進みます。 Restore Wizard Step 1 ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 ファイルを復元する保管場所を選択し、選択した保管場所の必要な情報を入力します。
• Tape Device :バックアップ ファイルをローカル接続のテープ ドライブから復元します。 リストから適切なテープ デバイスを選択します。
• Network Directory :SFTP 接続経由でアクセスされるネットワーク ドライブから、バックアップ ファイルを復元します。 以下の必要な情報を入力します。
– Server name :ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
– Path name :バックアップ ファイルを復元するディレクトリのパス名
– User name :リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
– Password :リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
ステップ 6 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 2 ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 3 ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 10 Next をクリックします。 Restore Wizard Step 4 ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 データの復元を開始するには、 Restore をクリックします。
ステップ 12 復元するノードと機能を選択するよう要求されたら、後続のノードとその機能だけを選択します。
ステップ 13 データは、選択したノードに復元されます。 復元のステータスにアクセスするには、「 復元ステータスへのアクセス 」を参照してください。
ステップ 14 サーバを再起動します。 再起動の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
(注) データベースのサイズと選択したコンポーネントによっては、復元に 1 時間以上かかることもあります。
現在の復元ジョブのステータスを確認するには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Restore>Status に進みます。 Restore Status ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 復元ログ ファイル にアクセスするには、ログ ファイル名のリンクをクリックします。
以下の手順を使用して、最近の 20 件のバックアップおよび復元のジョブを表示できます。
• バックアップ履歴
• 復元履歴
バックアップ履歴にアクセスするには、次のステップを実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウ の右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Backup>History に進みます。 Backup History ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Backup History ウィンドウから、ファイル名、保管場所、完了日、結果、およびバックアップされる機能など、バックアップ履歴を表示できます。
(注) Backup History ウィンドウには、最近の 20 件のジョブだけが表示されます。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。[Cisco Unified CallManager の管理]にログインし、[Cisco Unified CallManager の管理]ウィンドウの右上隅にある[ ナビゲーション ]メニューで[ 障害復旧システム ]を選択して、 Go をクリックします。
Disaster Recovery System Logon ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [プラットフォームの管理]で使用するものと同じ管理者ユーザ名とパスワードを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 Restore>History に進みます。 Restore History ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Restore History ウィンドウから、ファイル名、保管場所、完了日、結果、および復元された機能など、復元履歴を表示できます。
(注) Restore History ウィンドウには、最近の 20 件のジョブだけが表示されます。
障害復旧システムの本リリースでは、マスター エージェント、GUI、および各ローカル エージェントのトレース ファイルは、次の場所に書き込まれます。
• マスター エージェントの場合、トレース ファイルは /var/log/active/platform/drf/trace/drfMA0* です。
• 各ローカル エージェントの場合、トレース ファイルは /var/log/active/platform/drf/trace/drfLA0* です。
• GUI の場合、トレース ファイルは /var/log/active/platform/drf/trace/drfConfLib0* です。
トレース ファイルは、コマンド ライン インターフェイスを使用してアクセスできます。 詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
障害復旧システムはまた、 表3 に示すように、バックアップおよび復元機能のサブセットへのコマンド ライン アクセスも提供します。 これらのコマンドとコマンド ライン インターフェイスの使用の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
障害復旧システムは、バックアップまたは復元手順の実行中に発生するさまざまなエラーに対して、アラームを発行します。 表4 に Cisco DRS アラームの一覧を示します。
関連する Cisco IP テレフォニー アプリケーションと製品については、次のマニュアルを参照してください。
• Cisco Unified CallManager インストレーション ガイド
• Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド
• Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド
• Data Migration Assistant User Guide
• Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide
• Cisco Unified CallManager と統合するアプリケーションのリリース ノート、インストール/アップグレード、およびコンフィギュレーション ガイド
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(注) Web または電話でサービス リクエストを発行する前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを使用して製品のシリアル番号を確認してください。CPI ツールには、Cisco Technical Support & Documentation Web サイトから、Documentation & Tools の下の Tools & Resources リンクをクリックするとアクセスできます。アルファベット順の索引ドロップダウン リストから Cisco Product Identification Tool を選択するか、Alerts & RMAs の下の Cisco Product Identification Tool リンクをクリックします。CPI ツールには、3 つの検索オプションがあります。製品 ID またはモデル名による検索、ツリー表示による検索、show コマンド出力のコピー アンド ペーストによる特定製品の検索です。検索結果では、製品が図示され、シリアル番号ラベルの位置が強調表示されます。ご使用の製品でシリアル番号ラベルを確認し、その情報を記録してからサービス コールをかけてください。
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オンラインの TAC Service Request Tool を使用すると、S3 と S4 のサービス リクエストを短時間でオープンできます(S3:ネットワークに軽微な障害が発生した、S4:製品情報が必要である)。状況を入力すると、その状況を解決するための推奨手段が検索されます。これらの推奨手段で問題を解決できない場合は、シスコのエンジニアが対応します。TAC Service Request Tool には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
S1 または S2 のサービス リクエストの場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、Cisco TAC に電話でお問い合せください(S1:ネットワークがダウンした、S2:ネットワークの機能が著しく低下した)。S1 および S2 のサービス リクエストには、シスコのエンジニアがすぐに割り当てられ、業務を円滑に継続できるようサポートします。
シスコでは、報告されるサービス リクエストを標準化するために、シビラティを定義しています。
シビラティ 1(S1):ネットワークが「ダウン」した状態か、業務に致命的な損害が発生した場合。お客様およびシスコが、24 時間体制でこの問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 2(S2):既存のネットワーク動作が著しく低下したか、シスコ製品が十分に機能しないため、業務に重大な影響を及ぼした場合。お客様およびシスコが、通常の業務中の全時間を費やして、この問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 3(S3):ネットワークの動作パフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。お客様およびシスコが、業務時間中にサービスを十分なレベルにまで復旧させる必要があると判断した場合。
シビラティ 4(S4):シスコ製品の機能、インストレーション、コンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。業務の運用には、ほとんど影響がありません。
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。
• Cisco Marketplace では、シスコの書籍やリファレンス ガイド、マニュアル、ロゴ製品を数多く提供しています。購入を希望される場合は、次の URL にアクセスしてください。
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• Cisco Press では、ネットワーク全般、トレーニング、および認定資格に関する出版物を幅広く発行しています。これらの出版物は、初級者にも上級者にも役立ちます。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセスしてください。
• 『 Packet 』はシスコシステムズが発行する技術者向けの雑誌で、インターネットやネットワークへの投資を最大限に活用するために役立ちます。本誌は季刊誌として発行され、業界の最先端トレンド、最新テクノロジー、シスコ製品やソリューション情報が記載されています。また、ネットワーク構成およびトラブルシューティングに関するヒント、コンフィギュレーション例、カスタマー ケース スタディ、認定情報とトレーニング情報、および充実したオンライン サービスへのリンクの内容が含まれます。『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。
日本語版『Packet』は、米国版『Packet』と日本版のオリジナル記事で構成されています。日本語版『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/packet/
• 『 iQ Magazine 』はシスコシステムズの季刊誌で、成長企業が収益を上げ、業務を効率化し、サービスを拡大するためには技術をどのように利用したらよいかを学べるように構成されています。本誌では、実例とビジネス戦略を挙げて、成長企業が直面する問題とそれを解決するための技術を紹介し、読者が技術への投資に関して適切な決定を下せるよう配慮しています。『iQ Magazine』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/iqmagazine
http://ciscoiq.texterity.com/ciscoiq/sample/
• 『 Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコが発行する季刊誌です。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスしてください。
• シスコシステムズが提供するネットワーキング製品、および各種のカスタマー サポート サービスは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/index.html
• Networking Professionals Connection は対話形式の Web サイトです。このサイトでは、ネットワーキング製品やテクノロジーに関する質問、提案、および情報をネットワーキング担当者がシスコの専門家や他のネットワーキング担当者と共有できます。次の URL にアクセスしてディスカッションに参加してください。
http://www.cisco.com/discuss/networking
• シスコは、国際的なレベルのネットワーク関連トレーニングを実施しています。最新情報については、次の URL からアクセスしてください。