目次
Cisco Unified SIP Phone 3905 のアクセシビリティ機能
聴覚障がい者向けアクセシビリティ機能
視覚障がい者向けアクセシビリティ機能
運動障がい者向けアクセシビリティ機能
聴覚障がい者向けアクセシビリティ機能
この項では、聴覚障がい者向けアクセシビリティ機能について説明します。
図 1 に、聴覚障がい者向けの Cisco Unified SIP Phone 3905 の標準的な機能を示します。
図 1 聴覚障がい者向け機能:Cisco Unified SIP Phone 3905
聴覚障がい者向け機能については、次の表で説明します。
ライト ストリップ
着信コール(赤く点滅)または新しいボイス メッセージ(赤く点灯)があることを示します。
スピーカフォン ボタン
デフォルトの音声パスとしてスピーカフォンを選択して、新しいコールを開始したり、着信コールを取得したり、コールを終了したりします。スピーカフォン音声パスは、新しいデフォルト音声パスを選択する(たとえば、ハンドセットをピックアップする)まで変更されません。
調整可能な音量
ハンドセットとスピーカフォンの音量(オフ フック時)および呼出音の音量(オン フック時)を制御します。
ミュート ボタン
マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。
インライン アンプのサポート(ハンドセット)
Cisco Unified IP Phone のハンドセットは、サードパーティ製のインライン アンプをサポートします。ユーザはアンプをハンドセットとコードに接続し、ハンドセットと IP 電話機の間に配置します。
Cisco Unified IP Phone では、次のサードパーティ製インライン アンプがサポートされます。
• Clarity 社の HA-40 Inline Amplifier for Corded Phone
• Plantronics 社の EHA40 Inline Amplifier
Hearing Aid Compatible(HAC)ハンドセット
Cisco Unified IP Phone のハンドセットでは、次のようなアクセシビリティ機能、製品、および要件がサポートされます。
• 補聴器
• 補聴器の磁気結合
• Americans with Disabilities Act(ADA; アメリカ障がい者法)に基づいた、Federal Communications Commission(FCC; 米国連邦通信委員会)の音量要件
• 米国リハビリテーション法第 508 条の音量要件(業界標準のインライン ハンドセット アンプを使用することで達成可能)
音響結合 TTY および TDD のサポート(ハンドセット)
Cisco Unified IP Phone は、次の TTY および TDD 機能をサポートします。
• 音響接続型または直接接続型 TTY
• 電話回線を介したリアルタイムのテキスト伝送
• Hearing Carry Over(HCO)および Voice Carry Over(VCO)対応電話機
• G.711 で動作する VoIP ネットワーク
TTY の設定ついては、システム管理者にお問い合わせください。
また、次の機能にもアクセスできます。
• 調整可能なフットスタンド。フットスタンドを 0 ~ 60 度の角度に調整でき、電話スクリーンを簡単に確認し、ボタンとキーにアクセスできます。
• 自動応答機能に対応する専用ヘッドセット ジャック。専用ヘッドセット ジャックを使用すると、スピーカフォンまたはヘッドセットで自動応答機能サポートを利用できます。着信コールは自動的に接続されます。
Cisco Unified IP Phone では、次の機能をサポートするサードパーティ製アクセシビリティ アプリケーション用のインターフェイスが提供されます。
• ページング
• ビジュアル通知
• ビデオ リレー、テキスト リレー、TTY トラフィック、またはボイス サービスをサポートする単一の番号サービスを提供する機能
サードパーティ製アプリケーションの詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
視覚障がい者向けアクセシビリティ機能
この項では、視覚障がい者向けアクセシビリティ機能について説明します。
図 2 に、Cisco Unified SIP Phone 3905 でサポートされる機能を示します。
図 2 視覚障がい者向けアクセシビリティ機能:Cisco Unified SIP Phone 3905
視覚障がい者向けアクセシビリティ機能については、次の表で説明します。
電話スクリーン
電話番号、アクティブ コール、電話機のメニュー リストなどの電話機に関する情報が示されます。低視力のユーザ向けに、コントラスト調整が可能です。
ライト ストリップ
着信コール(赤く点滅)または新しいボイス メッセージ(赤く点灯)があることを示します。
ナビゲーション バーと選択/機能ボタン
ナビゲーション バーは、メニュー間のスクロールや項目の強調表示に使用します。選択ボタンを押すと、強調表示した項目が選択されます。
電話機がオフ フックの状態の場合は、選択ボタンが機能ボタンとして機能します。次の機能にアクセスできます。
• すべてのコールの転送:コールを転送できます。
• ボイスメール:ボイス メッセージにアクセスできます。
• コール ピックアップ:同僚の電話機を呼び出しているコールに応答できます。
• グループ コール ピックアップ:別のコール グループで呼び出しているコールに応答できます。
標準の 12 キー レイアウト
Cisco Unified IP Phone のキーパッドは、標準的な 12 キー レイアウトになっており、ユーザは既存の電話と同じ使い慣れた位置のキーを使用でき、キー 5 には突起があります。
スピーカフォン ボタン
デフォルトの音声パスとしてスピーカフォンを選択して、新しいコールを開始したり、着信コールをピックアップしたり、コールを終了したりします。スピーカフォン音声パスは、新しいデフォルト音声パスを選択する(たとえば、ハンドセットをピックアップする)まで変更されません。
ミュート ボタン
マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。
また、次の機能にもアクセスできます。
• 調整可能なフットスタンド。フットスタンドを 0 ~ 60 度の角度に調整でき、電話スクリーンを簡単に確認し、ボタンとキーにアクセスできます。
• 自動応答機能に対応する専用ヘッドセット ジャック。専用ヘッドセット ジャックを使用すると、スピーカフォンまたはヘッドセットで自動応答機能サポートを利用できます。着信コールは、1 回または 2 回の呼び出し後に自動的に接続されます。
Cisco Unified SIP Phone 3905 では、Tenacity accessaphone などのサードパーティ製アクセシビリティ アプリケーション用のインターフェイスが提供されます。
Tenacity accessaphone(AAP)は、Cisco Unified IP Phone の補助的なテクノロジーです。Telephony Application Programming Interface(TAPI)と Computer Technology Integration(CTI; コンピュータ テレフォニー インテグレーション)プラグインを使用して、AAP は、Cisco エンドポイントの機能を監視および制御する機能を拡張します。主要な拡張機能は、キーボードと Text-to-Speech を使用したフルアクセスです。
AAP テクノロジーでは、着信コールの発信者 ID、電話履歴情報のフルアクセス、電話機の状態などをオーディオ通知できます。Tenacity については、企業の Web サイトを参照してください。
サードパーティ製アプリケーションの詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
運動障がい者向けアクセシビリティ機能
この項では、運動障がい者向けアクセシビリティ機能について説明します。
図 3 に、Cisco Unified SIP Phone 3905 でサポートされる機能を示します。
図 3 運動障がい者向け機能:Cisco Unified SIP Phone 3905
運動障がい者向け機能については、次の表で説明します。
ナビゲーション バーと選択/機能ボタン
ナビゲーション バーは、メニュー間のスクロールや項目の強調表示に使用します。選択ボタンを押すと、強調表示した項目が選択されます。
電話機がオフ フックの状態の場合は、選択ボタンが機能ボタンとして機能します。次の機能にアクセスできます。
• すべてのコールの転送:コールを転送できます。
• ボイスメール:ボイス メッセージにアクセスできます。
• コール ピックアップ:同僚の電話機を呼び出しているコールに応答できます。
• グループ コール ピックアップ:別のコール グループで呼び出しているコールに応答できます。
スピーカフォン ボタン
デフォルトの音声パスとしてスピーカフォンを選択して、新しいコールを開始したり、着信コールをピックアップしたり、コールを終了したりします。スピーカフォン音声パスは、新しいデフォルト音声パスを選択する(たとえば、ハンドセットをピックアップする)まで変更されません。
ミュート ボタン
マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。
また、次の機能にもアクセスできます。
• 調整可能なフットスタンド。フットスタンドを 0 ~ 60 度の角度に調整でき、電話スクリーンを簡単に確認し、ボタンとキーにアクセスできます。
• 自動応答機能に対応する専用ヘッドセット ジャック。専用ヘッドセット ジャックを使用すると、スピーカフォンまたはヘッドセットで自動応答機能サポートを利用できます。着信コールは、1 回または 2 回の呼び出し後に自動的に接続されます。
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