リリース ノート - Cisco Enterprise Mobility Services Platform リリース 2.2
このドキュメントでは、Cisco Enterprise Mobility Services Platform (EMSP)のシステム要件、新機能、拡張機能、および既知の問題について説明します。このドキュメントは、「サポート」の一覧にあるドキュメントと併せて使用します。
• 「システム要件」
• 「新機能」
• 「拡張機能」
• 「既知の問題」
• 「サポート」
EMSP は、ビジネス要件と顧客の期待を満たすコンテキスト認識型のモバイル エクスペリエンスを迅速に提供するモバイル アプリケーション プラットフォームです。このプラットフォームには、シスコのネットワーク インフラストラクチャ機能と企業やオープン クラウド システムを組み合わせたクラウドベースのアプリケーション サーバが含まれています。
EMSP には、WiFi Engage、EMSP App Builder、EMSP Studio、EMSP SDK、および EMSP API などの、インストールや登録が可能な複数のアプリケーションが含まれます。これらのアプリケーションを使用して、EMSP のさまざまな機能にアクセスできます。
この項では、EMSP のハードウェア、オペレーティング システム、ソフトウェア、およびブラウザについての要件を示します。
• 「EMSP ホーム ページおよび EMSP ダッシュボードの新しいユーザ インターフェイス」
• 「Micello Wayfinding モジュールの複数の建物および複数のフロアのサポート」
• 「再ブランド、再設計、EMSP とマージされた WiFi-MX」
• 「サードパーティ ベンダーの SMS ゲートウェイのサポート」
EMSP ホーム ページと EMSP ダッシュボードのユーザ インターフェイスが変更されます。 https://emsp.cisco.com へアクセスすると表示される EMSP ホームページに次のリンクが追加されます。
• What's New :このリンクは EMSP の What's New セクションに移動します。
• Learn EMSP:このリンクは EMSP のドキュメントに移動します。
• Selling Resources :このリンクは EMSP の販売関連情報に移動します。
• Features and Products :機能と製品のセクションが、単一セクションに統合されています。このセクションのコンテンツは最新の変更に更新されます。
新しいアイコン [Add MAC Address to Do Not Track List] が EMSP ダッシュボードに追加されます。このオプションでは、トラックを行わないモバイル デバイスの MAC アドレスを指定できます。エンド ユーザーは、ポータルでのアクションをトラックしない場合は電子メールで通知できます。このようなアクションを追跡しないユーザのモバイルの MAC アドレスを入力できます。
Micello Wayfinding モジュールは、複数の建物および複数のフロアをサポートするように更新されます。これは、Cisco Unified Wireless Network (CUWN)だけに適用されます。この機能は、以前のバージョンでも使用可能でしたが、予期したとおりに機能していませんでした。
この機能を使用するには、適切なマップの詳細で Micello Wayfinding フィードを作成する必要があります。Micello からマップの詳細を取得できます。EMSP ダッシュボードの [Feed Editor] アイコンを使用して Micello Wayfinding のフィードを作成できます。
フィードの詳細が EMSP API の設定と一致すると、現在ユーザが存在するフロアのマップが表示されます。一致しない場合、デフォルトのマップを表示します。
WiFi-MX は WiFi Engage として新たにブランド化され、WiFi Engage ユーザ インターフェイスが再設計されています。WiFi Engage に関連するすべてのモジュールは、それに応じて名前が変更されます。
WiFi Engage は現在 EMSP とマージされています。EMSP ダッシュボードで [Go to WiFi Engage] アイコンをクリックすると、[WiFi Engage] ダッシュボードが EMSP の一部として表示されます。表示される WiFi Engage の新しい URL は emsp.cisco.com/wifiengage です。cisco.wifi-mx.com への着信要求は emsp.cisco.com/wifiengage にリダイレクトされます。
[Switch Account] ボタンのラベルは削除されます。[Settings] のアイコンをクリックすると、[Settings] ウィンドウに [Connect Account] ボタンが表示されます。このボタンを使用してアカウントを切り替えることができます。
WiFi Engage の以前のバージョン(WiFi-MX)で使用していたマイクロサイト オプションは削除されています。
WiFi Engage はサードパーティ ベンダーの SMS ゲートウェイをサポートします。[Settings] オプションでカスタマイズされた SMS ゲートウェイを設定できます。
• 「Adobe Flash Player 依存関係の削除」
• 「Adobe Flash Player 依存関係の削除」
• 「顧客に固有のアプリケーションを許可する、Social および SMS 認証」
• 「RADIUS サーバとキャプティブ ポータルの拡張設定」
EMSP Live Studio、EMSP Sandbox Studio、および WiFi Engage Studio のインストーラが統合され、単一の EMSP Studio インストーラがすべての環境に提供されます。 https://emsp.cisco.com にログインしたときに表示される EMSP のメイン ウィンドウから統合された EMSP Studio のインストーラをダウンロードできます。EMSP Studio の最初の起動時に、すべての環境がコンピュータにインストールされます。Cisco EMSP Studio の [single client] アイコンがデスクトップに表示されます。このアイコンをクリックすると、[environment] ウィンドウが表示され、ログインが必要な環境を選択できます。EMSP のメイン ウィンドウの [EMSP Studio] アイコンをクリックすると、常に Live 環境へリダイレクトされます。次の環境を使用できます。
Cisco EMPS Studio は、Adobe Flash Player を使用しないで動作するように拡張されました。EMSP Studio を起動するために Adobe Flash Player をインストールする必要はありません。EMSP Studio のインストールの前提条件は、Java および Adobe Air プラグインです。
EMSP Live App Builder と EMSP Sandbox App Builder のインストーラが統合され、単一の EMSP App Builder インストーラが両方の環境に提供されます。 https://emsp.cisco.com にログインしたときに表示される EMSP のメイン ウィンドウから統合された EMSP App Builder のインストーラをダウンロードできます。EMSP App Builder の最初の起動時に、これらの両方の環境がコンピュータにインストールされます。Cisco EMSP App Builder の [single client] アイコンがデスクトップに表示されます。このアイコンをクリックすると、[environment] ウィンドウが表示され、ログインが必要な環境を選択できます。EMSP のメイン ウィンドウの [EMSP App Builder] アイコンをクリックすると、常に Live 環境へリダイレクトされます。次の環境を使用できます。
Cisco EMPS App Builder は、Adobe Flash Player を使用しないで動作するように拡張されました。EMSP Add Builder を起動するために Adobe Flash Player をインストールする必要はありません。EMSP App Builder のインストールの前提条件は、Java および Adobe Air プラグインです。
[Get Invite] ウィンドウでは、ユーザの会社名および称号を指定するために 2 つの新しいフィールドが追加されます。この [Get Invite] ウィンドウを使用して、ユーザが自分の WiFi Engage アカウントにアクセスできるようにする招待を送信します。
WiFi Engage では、顧客が独自のソーシャル アプリケーションを設定します。
新しいオプション、設定が WiFi Engage で利用可能です。WiFi Engage ダッシュボードで [Accounts] アイコンをクリックして、[Settings] オプションを表示します。このオプションでは、カスタマー固有のソーシャル アプリケーションおよび SMS ゲートウェイを設定できます。[Settings] ウィンドウで次を設定できます。
• [SMS Gateway] :このオプションを使用してカスタマイズされた SMS ゲートウェイを設定できます。
• [Facebook App] :このオプションを使用してカスタマイズされた Facebook アプリケーションを設定できます。ユーザが自分のキャプティブ ポータルから Facebook にサインインできるようにするためにこのアプリケーションが必要です。
• [Google App] :このオプションを使用して カスタマイズされた Google アプリケーションを設定できます。ユーザが自分のキャプティブ ポータルから Google plus にサインインできるようにするためにこのアプリケーションが必要です。
• [Twitter App] :このオプションを使用して カスタマイズされた Twitter アプリケーションを設定できます。ユーザが自分のキャプティブ ポータルから Twitter にサインインできるようにするためにこのアプリケーションが必要です。
• [Linked In App] :このオプションを使用して カスタマイズされた Linked In アプリケーションを設定できます。ユーザが自分のキャプティブ ポータルから Linked In にサインインできるようにするためにこのアプリケーションが必要です。
認証を必要とするポータルでソーシャル ログイン機能を使用する必要がある場合は、[Settings] オプションでソーシャル アプリケーションを設定する必要があります。Facebook、Google Twitter、Linked In のアプリケーションを設定できます。
アプリケーションをキャプティブ ポータルと統合するには、[Create] > [Portals] の [Authentication] モジュールで、必要なアプリケーションを指定します。
WiFi Engage は、EMSP Studio を使用して作成された EMSP またはキャプティブ ポータルからの RADIUS サーバが SSID 用に設定されているかどうかを示すようになりました。どちらかまたは両方が SSID 用に設定されている場合、その SSID に対する [Advanced Configuration With Meraki] メッセージが [SSID] ウィンドウの [Actions] カラムに表示されます。
さらに、RADIUS サーバの設定では、[Radius Server Configuration] メッセージが [Remarks] カラムに表示されます。同様に、EMSP Studio ポータルの設定では、EMSP Studio ポータルの設定の詳細が、SSID の [Remarks] カラムに表示されます。緑色のインジケータがこれらの設定ごとに表示されます。
設定された RADIUS サーバまたはキャプティブ ポータルが EMSP ではない場合、同期オプションが赤色で表示されます。
対応する [Revert to Basic Config] ボタンをクリックすると SSID の拡張設定を戻すことができます。次に、WiFi Engage キャプティブ ポータルをその SSID に対して設定します。
サポート マニュアルは https://emsp.cisco.com で利用可能です