Cisco Unity Express ボイスメール システム ユーザガイド - Release 2.1
電話での Cisco Unity Express へのアクセス
このマニュアルでは、Cisco Unity Express ボイスメール システムが備えるいくつかの高度なボイスメール機能について説明します。このボイスメール システムの基本的な機能について説明した『 Cisco Unity Express Voice-Mail System Quick Start Guide 』とともに利用してください。
内線番号または外線番号をダイヤルして、Cisco Unity Express にコールします。
• ユーザ自身の電話からコールする場合は、PIN を要求されたら入力し、 # を押します。
• 外線電話番号またはほかのユーザの内線電話番号からコールする場合は、次の手順を実行します。
–ID(通常はユーザの電話内線番号)を要求されたら入力し、 # を押します。次に PIN を入力し、もう一度 # を押します。
–PIN を要求されたら、 * を押します。指示に従って ID(通常はユーザの内線番号)を入力し、 # を押します。次に PIN を入力し、もう一度 # を押します。
グリーティングは、ユーザのボイスメールに到達した発信者が聞くメッセージです。次のグリーティングを利用できます。
• 標準グリーティング:ユーザのボイスメールに到達した発信者に再生される、通常のグリーティング。このグリーティングは、デフォルトのシステム グリーティング(Sorry, <extension xxxx>/<user name> is not available)か、ユーザが録音して、標準グリーティングとして選択したグリーティングのいずれかです。
• オプション グリーティング:ユーザが録音し、ボイスメール メニューを使用してオンまたはオフにするオプション グリーティング。このグリーティングは、標準グリーティングを置き換えて使用します。たとえば、休暇を取る場合は、不在中に発信者に再生される特別なグリーティングを録音します。
ステップ 1 「電話での Cisco Unity Express へのアクセス」の手順を実行して、メインのボイスメール メニューに進みます。
ステップ 2 4 を押して、セットアップ オプション メニューにアクセスします。
ステップ 3 1 を押して、グリーティング メニューにアクセスします。アクティブなグリーティングが再生されます。
• 現在のグリーティングを再録音するには、1 を押します。「現在のグリーティングの再録音」を参照してください。
• オプション グリーティングのオン/オフを切り替えるには、 2 を押します。「オプション グリーティングのオン/オフの切り替え」を参照してください。
• 標準グリーティングとオプション グリーティングを再録音するには、 3 を押します。「標準グリーティングの再録音」および「オプション グリーティングの再録音」を参照してください。
• すべてのグリーティングを聞くには、 4 を押します。「すべてのグリーティングの確認」を参照してください。
ステップ 1 現在のグリーティングを再録音するには、現在のグリーティングが再生された後に 1 を押します。
ステップ 2 トーンが聞こえたら、グリーティングの内容を読み上げます。終了したら # を押します。
ステップ 3 新しく録音したグリーティングが再生されます。このグリーティングを受け入れて操作を続行するには、 # を押します。再録音するには、1 を押します。
ステップ 1 オプション グリーティングのオン/オフを切り替えるには、グリーティング メニューで 2 を押します。
ステップ 2 オプション グリーティングがオンになっている場合は、オプション グリーティングが再生されます。オプション グリーティングをオフにするには、 2 を押します。
オプション グリーティングがオフになっている場合は、 2 を押すとオンになります。
オプション グリーティングをまだ録音していない場合や再録音する場合は、「オプション グリーティングの再録音」の手順を実行します。
ステップ 2 グリーティングを再録音するには、 1 を押します。
ステップ 3 トーンが聞こえたら、グリーティングの内容を読み上げます。終了したら # を押します。
ステップ 4 新しく録音したグリーティングが再生されます。このグリーティングを受け入れて操作を続行するには、 # を押します。再録音するには、1 を押します。
ボイスメール パスワードを変更するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「電話での Cisco Unity Express へのアクセス」の手順を実行して、メインのボイスメール メニューに進みます。
ステップ 2 4 を押して、セットアップ オプション メニューにアクセスします。
ステップ 5 新しいパスワードを入力します。終了したら # を押します。
ステップ 6 確認のためにもう一度パスワードを入力し、 # を押します。
(注) パスワードは、Cisco Unity Express のグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用して変更することもできます。GUI にアクセスするには、Microsoft Internet Explorer を使用して Cisco Unity Express サーバに接続し、英数字ユーザ ID とパスワードを使用してログインします。サーバのアドレス、ユーザ ID、またはパスワードが不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。
名前の録音(発信者がユーザを識別するための名前)を変更するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「電話での Cisco Unity Express へのアクセス」の手順を実行して、メインのボイスメール メニューに進みます。
ステップ 2 4 を押して、セットアップ オプション メニューにアクセスします。
ステップ 5 新しい名前を録音するには、トーンが聞こえるのを待ってから、姓名を発音します。終了したら # を押します。
ステップ 6 新しく録音した名前が再生されます。そのまま使用する場合は # を押し、再録音する場合は 1 を押します。
同報リストを使用すると、複数のシステム ユーザに宛ててボイスメール メッセージを同時に送信できます。リストのメンバーには、次の任意のエンティティを使用できます。
(注) プライベート同報リストは、Cisco Unity Express の GUI を使用してアクセスし、修正することもできます。GUI にアクセスするには、Microsoft Internet Explorer を使用して Cisco Unity Express サーバに接続し、英数字ユーザ ID とパスワードを使用してログインします。サーバのアドレス、ユーザ ID、またはパスワードが不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。
同報リスト メニューにアクセスするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「電話での Cisco Unity Express へのアクセス」の手順を実行して、メインのボイスメール メニューに進みます。
ステップ 2 4 を押して、セットアップ オプション メニューにアクセスします。
ステップ 3 セットアップ オプション メニューで、2 を押します。
ステップ 4 4 を押して、ボイスメール同報リストにアクセスします。
(注) Cisco Unity Express Release 2.1 では、このメニューのオプションは 4 のみです。
プライベート同報リストを確認します。後述の「プライベート同報リストの確認」を参照してください。 |
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プライベート同報リストのメンバーと名前の録音を追加または修正します。後述の「プライベート同報リストの追加」または「プライベート同報リストの修正」を参照してください。 |
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プライベート同報リストを削除します。後述の「プライベート同報リストの削除」を参照してください。 |
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パブリック同報リストを確認します。後述の「パブリック同報リストの確認」を参照してください。 |
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パブリック同報リストのメンバーと名前の録音を追加または修正します。後述の「パブリック同報リストの追加」または「パブリック同報リストの修正」を参照してください。 |
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パブリック同報リストを削除します。後述の「パブリック同報リストの削除」を参照してください。 |
ステップ 1 プライベート同報リストの一覧を聞くには、同報リスト メニューで 1 を押します。
ステップ 2 リストのメンバーを聞くには、リスト番号(1 ~ 5)を入力します。
ステップ 2 未設定の空リストの番号(1 ~ 5)を入力します。
ステップ 3 次の「プライベート同報リストの修正」の説明に従って、1 名またはそれ以上のメンバーをリストに追加し、リスト名を録音します。リストを保存すると、新しい同報リストの作成が完了します。
リストにメンバーを追加します。後述の 「プライベート同報リストへのメンバーの追加」 を参照してください。 |
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現在のリストのメンバーの名前を再生します。 「プライベート同報リストの確認」 のオプションを参照してください。終了するには、 # を押します。 |
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メンバーを削除します。後述の「プライベート同報リストからのメンバーの削除」を参照してください。 |
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リストの名前を録音します。後述の「プライベート同報リストの名前の録音」を参照してください。 |
ステップ 1 同報リスト メニューで、2 を押し、リスト番号を選択します。
ステップ 3 メンバー名を入力します(デフォルト)。または、 ## を押して、名前で指定するか、番号で指定するかを切り替えます。
ステップ 4 1 つのエントリの操作を終了したら、そのたびに # を押します。
ステップ 5 メンバー名が複数存在する場合は、メンバーを番号で選択します。
ステップ 1 同報リスト メニューで、2 を押し、リスト番号を選択します。
現在のリストのメンバーの名前を再生し、再生中に削除します。 「プライベート同報リストの確認」 のオプションを参照してください。終了するには、 # を押します。 |
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1. メンバー名を入力します(デフォルト)。または、 ## を押して、名前で指定するか、番号で指定するかを切り替えます。 |
ステップ 1 同報リスト メニューで、2 を押し、リスト番号を選択します。
ステップ 4 録音中は、次のいずれかの操作を番号で選択できます。
録音を停止します。録音した内容が再生されます。再録音する場合は 1 を押し、名前の録音をそのまま使用する場合は # を押します。 |
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録音を保存します。録音した内容が再生されます。再録音する場合は 1 を押し、名前の録音をそのまま使用する場合は # を押します。 |
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ステップ 2 リスト番号を入力します(1 ~5)。または、 ## を押して、番号入力から名前入力に切り替えます。同報リストの名前を入力します。
ステップ 3 リストが複数見つかった場合は、リスト番号を選択します。
リストが 1 つだけ見つかった場合は、 # を押してリストを削除します。
ステップ 2 未設定の空リストの番号(1 ~ 5)を入力します。
ステップ 3 次の「パブリック同報リストの修正」の説明に従って、1 名またはそれ以上のメンバーをリストに追加し、リスト名を録音します。リストを保存すると、新しい同報リストの作成が完了します。
ステップ 1 同報リスト メニューで、5 を押し、リスト番号を選択します。
ステップ 3 メンバー名を入力します(デフォルト)。または、 ## を押して、名前で指定するか、番号で指定するかを切り替えます。
ステップ 4 1 つのエントリの操作を終了したら、そのたびに # を押します。
ステップ 5 メンバー名が複数存在する場合は、メンバーを番号で選択します。
ステップ 1 同報リスト メニューで、5 を押し、リスト番号を選択します。
現在のリストのメンバーの名前を再生し、再生中に削除します。 「パブリック同報リストの確認」 のオプションを参照してください。終了するには、 # を押します。 |
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1. メンバー名を入力します(デフォルト)。または、 ## を押して、名前で指定するか、番号で指定するかを切り替えます。 |