ハイブリッド メッセージ サービス Expressway 上のステータス
各 Expressway コネクタホストは ハイブリッド メッセージ サービス 導入環境の一部を有効にして、その部分のステータス情報のみを表示します。特定の Expressway が問題の影響を受けている、または問題の原因となっていることが分かっている場合は、このことが役立ちます。
サービスステータスの全般的な概要を調べるには、制御ハブ で ハイブリッド メッセージ サービス 導入環境を開きます。
ステータス情報ページは、
にあります。表示される情報は、次のカテゴリに分類されます。-
への接続性 Cisco Webex
-
ユーザおよびユーザ統計
-
IM およびプレゼンスサービス インフラストラクチャへの接続
ステータスページとこの参照トピックは、ステータス項目がサービスに与える影響のレベルで順序付けられています。
への接続性 Cisco Webex
このステータスが [動作中(Operational)] 以外として示されている場合、この Expressway と Cisco Webex の間に問題があります。問題は Expressway にある可能性( を確認)、サービスにある可能性(status.ciscospark.com を確認)、またはこの 2 つの間のネットワークにある可能性があります(プロキシを使用している場合はプロキシを調べます。ファイアウォールがアウトバウンド HTTPS 接続を許可していることを確認します。また、ネットワーク診断ツールを使用してルートが存在するかどうかを確認します)。
メッセージサービスの合計ユーザ数(Message Service User Totals)(この Expressway)
ステータスページのこの部分には、この Expressway クラスタに既知となっているユーザの合計数が示されます。この数値は、このコネクタホストクラスタ全体で共通しています。クラスタ内のすべてのノードは(パブリッシャアドレスとアカウントの詳細を入力した)ハイブリッド メッセージ サービス の構成を共有するためです。
[接続されている IM and Presence クラスタのユーザ数(Users from connected IM and Presence clusters)] には、直接接続された インフラストラクチャからコネクタが収集するユーザの数が示されます。IM およびプレゼンスサービス これらのユーザは、この Expressway クラスタのプライマリノードで詳細を入力したパブリッシャを使用する IM and Presence クラスタを「ホーム」としています(つまり、このクラスタの「ローカル」ユーザです)。
この数値を区別する必要があるのは、コネクタがこれらのパブリッシャに対して AXL クエリを実行すると、パブリッシャが認識しているすべてのユーザの数が返されるためです。この数値には、クエリ対象のパブリッシャが認識する「クラスタ間」のユーザも含まれます。これは、ICSA(Intercluster Sync Agent)が複数の IM and Presence クラスタにわたって機能するためです。
この数値は、このコネクタホストクラスタを介してサービスを使用する可能性のある論理上の最大ユーザ数です。実際には、移行計画の一部として、それよりも少ないユーザを有効にすることになるはずです。
[すべての IM and Presence クラスタ(ICSA)のユーザ数(Users from all IM and Presence clusters (ICSA))] には、コネクタ構成に追加したパブリッシャと(ICSA によって)同期されるすべての IM and Presence クラスタで認識されているユーザの数が示されます。この数値には、ローカルユーザの数(このセクションの上述の数値)が含まれます。したがって、この 2 つの数値を見ると、たとえば直接接続された IM and Presence クラスタをホームとするユーザ数が 300 で、複数の IM and Presence クラスタの間で同期されるユーザ数が 1000 の場合、1000 のうちの 300 がローカルユーザであると考えられます。
これらの数値間の関係を基に、メッセージサービス導入環境を検証またはトラブルシューティングすることができます。たとえば、同期されるユーザの数は 1000 のはずなのに合計がそれよりも少ない場合、Intercluster Sync Agent で問題が発生していることが考えられます。1 つのクラスタだけを使用している場合、またはすべての IM and Presence パブリッシャがこのコネクタ上に構成されている場合は、2 つの数値が同じになるはずです。両方の数値が 0 となっている場合、AXL クエリまたはメッセージコネクタの構成に問題があることを示している可能性があります。
[ハイブリッド メッセージ サービスが有効にされているユーザ数(Users Enabled for Hybrid Message Service)] には、 がこの特定の Expressway クラスタに割り当てている 対応のユーザの数が示されます。Cisco Webexハイブリッド メッセージ サービス 通常、この数値は [接続されている IM and Presence クラスタのユーザ数(Users from connected IM and Presence clusters)] よりも小さくなります。
制御ハブ でユーザにメッセージサービスの利用資格を付与すると、クラウドはコネクタホストと通信して、それらのユーザについて認識しているコネクタを判別します。クラウドは判別したコネクタの間で均等になるようにユーザを割り当てます。
[アクティブなメッセージサービスユーザ数(Active Message Service Users)] には、現在ハイブリッド メッセージ サービス を使用している有効なユーザの数が示されます。ユーザがアクティブであるとみなされるのは、現時点までの 24 時間以内に Cisco Webex Teams を使用して Cisco Jabber に対するメッセージの読み取り/書き込みを行った場合です。この数値は、[ハイブリッド メッセージ サービスが有効にされているユーザ数(Users Enabled for Hybrid Message Service)] のパーセンテージとしても示されます。
[24 時間以上アクティブになっていないユーザ数(Users not Active for 24 Hours or more)] には、現在 ハイブリッド メッセージ サービス を使用していない有効なユーザの数が示されます。つまり、現時点までの 24 時間以内に Cisco Webex Teams を使用して Jabber に対するメッセージの読み取り/書き込みを行わなかったユーザの数です。コネクタはこの特性に基づき、非アクティブなユーザが保持するすべてのセッションを削除してパフォーマンスを向上させます。導入環境全体での一般的な使用状況では、(休日などで)非アクティブなユーザもある程度いると想定できますが、通常は非アクティブなユーザ数はアクティブなユーザ数より少ないはずです。この数値は、[ハイブリッド メッセージ サービスが有効にされているユーザ数(Users Enabled for Hybrid Message Service)] のパーセンテージとしても示されます。
メッセージサービスのステータス(Message Service Status)(IM and Presence ノード)
ステータスページのこのセクションでは、直接接続された IM and Presence ノードとのコネクタの関係に関する情報が提供されます。
IM and Presence パブリッシャ(構成時に入力したアドレス)ごとに、少なくとも 1 つのノード(それ自体)が検出されます。検出される可能性のあるノードは合計で最大 6 つです。
各 IM およびプレゼンスサービス クラスタの各ノードについて、次のステータス情報が表示されます。
-
[ノードバージョン(Node Version)]は、その特定のノードから報告された IM およびプレゼンスサービス ソフトウェアバージョンです。
-
[ノードのステータス(Node Status)] は、[動作中(Operational)] でなければなりません。[停止(Outage)] のステータスは、その IM およびプレゼンスサービス ノードまたはそのノードとの接続に問題があることを示します。
-
[証明書の検証(Certificate validation)] は、このノードのパブリッシャに接続したときに選択した内容に応じて、オンまたはオフのいずれかになります。[オン(On)](デフォルト)の場合、Expressway がこのノードによって提示された証明書を検証できなければ、ハイブリッド メッセージ サービス は機能しません。
-
[このノードのメッセージサービスユーザ数(Message Service Users from this Node)] には、このコネクタに割り当てられていて、この IM およびプレゼンスサービス ノードをホームとしている ハイブリッド メッセージ サービス対応のユーザの数が示されます。ページの先頭近くに示される、メッセージサービスが有効にされているユーザの合計数には、このステータスページにリストされる各 IM およびプレゼンスサービス ノードが含まれています。
-
[アクティブなメッセージサービスユーザ数(Active Message Service Users)] には、現在 ハイブリッド メッセージ サービスを使用していて、この IM およびプレゼンスサービス ノードをホームとする有効なユーザの数が示されます。ページの先頭近くに示される、アクティブなメッセージサービスユーザの合計数には、このステータスページにリストされる各 IM およびプレゼンスサービス ノードが含まれています。
-
[24 時間以上アクティブになっていないユーザ数(Users not Active for 24 Hours or more)] には、現在 ハイブリッド メッセージ サービスを使用していない、この IM およびプレゼンスサービス ノードをホームとしている有効なユーザの数が示されます。ページの先頭近くに示される、24 時間以上アクティブでないユーザの合計数には、このステータスページにリストされる各 IM およびプレゼンスサービス ノードが含まれています。