目次
- Cisco Unity Connection Release 12.x のシステム要件
- ハードウェア要件
- ソフトウェア要件
- ソフトウェア要件:Unity Connection サーバ
- ソフトウェア要件:管理者ワークステーション(Unity Connection、Unity Connection SRSV)
- ソフトウェア要件:ユーザ ワークステーション
- 電話システム統合の要件
- ライセンスの要件
- Unified Messaging 機能を使用するための要件
- ユニファイド メッセージングの要件:Unity Connection メールボックスと Exchange メールボックスの同期(シングル インボックス)
- ユニファイド メッセージングの要件:SpeechView 音声テキスト変換
- ユニファイド メッセージングの要件:テキスト/スピーチを使用した Exchange 電子メール メッセージへのアクセス
- ユニファイド メッセージングの要件:会議の予定表情報へのアクセス
- ユニファイド メッセージングの要件:Exchange 連絡先情報へのアクセス
- ビデオ メッセージングを使用するための要件
- 音声認識機能を使用するための要件
- SpeechView 音声テキスト変換を使用するための要件
- Cisco PCA 経由で Unity Connection Web ツールにアクセスするための要件
- Web Inbox を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件
- Mini Web Inbox を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件
- Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件
- IMAP 電子メール クライアントを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするための要件
- Cisco Jabber にアクセスするための要件
- ビジュアル ボイスメールを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするための要件
- RSS リーダーを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするための要件
- テキスト/スピーチを使用して Exchange 電子メール メッセージにアクセスするための要件
- 会議の予定表情報にアクセスするための要件
- Exchange 連絡先情報にアクセスするための要件
- Unity Connection Phone View の要件
- URI ダイヤリングの要件
- LDAP ディレクトリとの統合の要件
- Unity Connection クラスタの要件
- 両方のサーバが同じ建物またはサイトに設置されている場合のクラスタの要件
- サーバが異なる建物またはサイトにある場合のクラスタの要件
- Unity Connection ネットワーキングの要件
- サイト内ネットワーキングの要件
- サイト間ネットワーキングの要件
- HTTPS ネットワーキングの要件
- Security Assertion Markup Language(SAML)シングル サインオン(SAML SSO)の使用の要件
- VPIM ネットワーキングの要件
- プロビジョニング アプリケーションを使用するための要件
- Unity Connection 7.x からバージョン 12.x に移行するための要件
- 段階的移行を使用して Cisco Unity から Unity Connection バージョン 12.x に移行するための要件
- 仮想マシンに Unity Connection をインストールするための要件
- Unity Connection のディレクトリ オブジェクトの制限
- Unity Connection のコンポーネントで利用可能な言語
- サポートされる言語の数値コードとアルファベット コード
Cisco Unity Connection Release 12.x のシステム要件
このマニュアルでは、Cisco Unity Connection バージョン 12.x システムの要件を示しています。次のような構成になっています。
ハードウェア要件
Cisco Unity Connection の仕様を満たすサーバ。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』を参照してください。
注意
サポートされていないプラットフォームにバージョン 12.x をインストールしようとすると、インストール プログラムの [製品展開の選択(Product Deployment Selection)] ウィンドウにオプションとして Unity Connection が表示されません。メモリやプロセッサ速度などのプラットフォーム仕様を確認するには、『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』の「Unity Connection Supported Servers」にあるサーバごとの表を参照してください。Unity Connection 12.x は仮想サーバにのみインストールできます。以前の Unity Connection バージョンからアップグレードする場合や、Cisco Unity から Unity Connection 12.x に移行する場合は、既存のサーバを仮想マシンに置き換える必要があります。物理サーバから仮想サーバへの移行については、『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Maintaining Cisco Unity Connection Server」の章の「Migrating from Cisco Unity 4.x and Later to Unity Connection 7.x and Later」の項を参照してください。このマニュアルは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/install_upgrade/guide/b_12xcuciumg.html から入手できます。
Unity Connection ネットワーキング、Unity Connection クラスタ、シングル インボックスなどの機能を追加する場合は、その機能をサポートするためにハード ディスクの交換や、Unity Connection サーバへのメモリの追加が必要となる可能性があります。詳細については、『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』にある該当するサーバごとの表を参照してください。
サポートされる仮想プラットフォームのリストは、『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』に記載されています。
ソフトウェア要件
ソフトウェア要件:管理者ワークステーション(Unity Connection、Unity Connection SRSV)
Unity Connection および Unity Connection SRSV サーバ上の Web アプリケーションにアクセスするには、オペレーティング システムおよび Web ブラウザが、インストールする Unity Connection のバージョンと互換性がある必要があります。表 1 に、サポートされているオペレーティング システムおよびブラウザの組み合わせを示します。
表 1 Unity Connection および Unity Connection SRSV 向けの管理者ワークステーションでサポートされているオペレーティング システムおよびブラウザ Mac OS 10.12(macOS Sierra)
Mac OS 10.11(El Capitan)
Microsoft Windows 10(32 ビットおよび 64 ビット)
(注)
Cisco Unity Connection Administration(CUCA)は、IPv4 および IPv6 の両方でサポートされるようになりました。ただし、IPv6 経由で CUCA にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。CentOS では、IPv6 アドレスは DNS によってのみサポートされます。
サポートされているオペレーティング システムとブラウザの詳細については、『Compatibility Matrix: Cisco Unity Connection and the Software on User Workstations Guide』を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html にあります。
表 2 に、ブラウザを正しく設定するために必要なソフトウェアを示します。
表 2 Unity Connection および Unity Connection SRSV 向けの管理者ワークステーションでブラウザを正しく設定するために必要なソフトウェア オペレーティング システムに応じて次のソフトウェアが必要です。
Java Embedding Plugin for Mac OS X バージョン 0.9.5 以降1
(注) Chrome は MAC OS X で Java 8 をサポートしません。 1 Java Embedding Plugin for Mac OS X には、Firefox バージョン 1.5.0.1 以降がバンドルされています。ソフトウェア要件:ユーザ ワークステーション
ユーザ ワークステーション上のオペレーティング システムおよび Web ブラウザは、インストールする Unity Connection のバージョンと互換性がある必要があります。これにより、ユーザが Cisco Personal Communications Assistant を使用してさまざまな Unity Connection Web ツールにアクセスできるようになります。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook を使用している場合、ViewMail バージョンはインストールする Unity Connection のバージョンと互換性がある必要があります。
IMAP 電子メール アプリケーションを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスする場合、電子メール アプリケーションはインストールする Unity Connection のバージョンと互換性がある必要があります。
電話システム統合の要件
Unity Connection は、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Communications Manager Express と統合することができます。
また、Cisco Unified CM の Unity Connection との統合では、Survivable Remote Site Telephony(SRST)モードの Cisco Unified CM Express または Cisco IOS プラットフォームにインストールされた SRST のリモート サイトでの使用がサポートされます。
Cisco Unified CM と Cisco Unified CM Express のサポートされているバージョンについては、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で、Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
PIMG/TIMG 連動のために SIP トランクを参照することもできます。PIMG/TIMG 連動については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unity-connection/products-installation-and-configuration-guides-list.html で、該当する Cisco Unity Connection インテグレーション ガイドを参照してください。
(注)
Unity Connection PIMG/TIMG 連動は、バージョン 6.0 の SU10 for Dialogic® 1000 and 2000 Media Gateway シリーズをサポートします。さらに Unity Connection は、サポート対象の他の電話システムと統合したり、複数の電話システムと同時に統合したりできます。サポートされているその他の電話システムについては、http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unity-connection/products-installation-and-configuration-guides-list.html で、該当する Cisco Unity Connection インテグレーション ガイドを参照してください。
ライセンスの要件
Unity Connection では、Unity Connection のライセンスが Cisco Smart Software Manager(CSSM)によって管理されます。CSSM とともに Unity Connection でサポートされるライセンス タグは次のとおりです。
Unified Messaging 機能を使用するための要件
ユニファイド メッセージングの要件:Unity Connection メールボックスと Exchange メールボックスの同期(シングル インボックス)
Unity Connection と統合される Microsoft Exchange Server のサポートされているバージョン
Microsoft Business Productivity Online Suite(BPOS 専用)が Unity Connection でサポートされるようになりました。Unity Connection は、Unity Connection ユーザのメールボックス内のボイス メッセージと Microsoft Business Productivity Online Suite(BPOS 専用)環境およびその他のサードパーティ ホスト型専用 Exchange 環境で設定されたユーザの Exchange メールボックスを同期させるように設定できます。Microsoft BPOS 専用環境との Unity Connection の統合に関する詳細については、『Design Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Cisco Unity Connection Overview」の章を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/design/guide/b_12xcucdg.html にあります。
Microsoft Office 365 は、Cisco Unity Connection でサポートされています。この製品は、Microsoft 社から提供されるクラウド ホスト型のコラボレーション ソリューションです。Microsoft Office 365 を使用すると、任意の場所から電子メールと予定表にアクセスできます。Microsoft Office 365 との Unity Connection の統合に関する詳細については、『Unified Messaging Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Configuring Cisco Unity Connection and Microsoft Office-365 for Unified Messaging」の章を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/unified_messaging/b_12xcucumgx.html にあります。
Exchange サーバと Active Directory ドメイン コントローラ/グローバル カタログ サーバ(DC/GC)は、Microsoft がサポートする任意のハードウェア仮想環境にインストールできます。(シスコはメッセージ ストア サーバや DC/GC に対するテクニカル サポートを提供しません)。
Microsoft Exchange メッセージ ストアは、Microsoft がサポートする任意のストレージ エリア ネットワーク コンフィギュレーションに格納できます。(シスコはメッセージ ストア サーバに対するテクニカル サポートを提供しません)。
複数のフォレスト内の Exchange サーバにアクセスするには、フォレストごとに 1 つ以上のユニファイド メッセージング サービスを作成する必要があります。Unity Connection では、Unity Connection サーバあたり最大で 20 のユニファイド メッセージング サービスをサポートします。
各 Unity Connection サーバのボイス メッセージ ポート数によって、接続パスに定常状態の輻輳がない状態で、次の保証帯域幅が必要です。
上記の帯域幅の値は、メールボックスの同期が正常に動作するためのガイドラインとして提供されています。Unity Connection クラスタの帯域幅要件の詳細については、Unity Connection クラスタの要件を参照してください。ネットワーク輻輳、CPU 使用率、メッセージ サイズなどのその他の条件は、予測より遅いスループットの原因になります。上記のガイドラインに加え、呼制御およびコール品質の要件も存在します。該当する『Cisco Unified Communications SRND』で推奨される帯域幅を使用して、それらの要件を計算してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/en/US/solutions/ns340/ns414/ns742/ns818/landing_uc_mgr.html にあります。
Unity Connection のデフォルト設定は、最大 2000 ユーザと、Unity Connection サーバと Exchange サーバ間での最大 80 ミリ秒のラウンドトリップ遅延に十分に対応できます。2000 を超えるユーザや 80 ミリ秒を超える遅延に対応する場合は、デフォルト設定を変更できます。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/design/guide/b_12xcucdg.html で、『Design Guide for Cisco Unity ConnectionRelease 12.x』の「Single Inbox」の章の「Latency」を参照してください。
シングル インボックス用に設定されているユーザごとに、ユーザの Exchange メールボックスにアクセスするように設定された電子メール クライアント。シングル インボックス機能を完全に使用するには、Microsoft Outlook を使用し、Cisco ViewMail for Microsoft Outlook をインストールすることをお勧めします。ViewMail for Outlook は次の作業に必要です。
Exchange 内の Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするために他の電子メール クライアントを使用することはできますが、ViewMail for Outlook で提供される機能は利用できません。
Outlook に対する Unity Connection サポートの詳細については、Cisco ViewMail for Microsoft Outlook を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件を参照してください。
シングル インボックスおよび SpeechView 音声テキスト変換用に設定されているユーザの場合、Exchange 内のメッセージは変換後のテキストで更新されません。音声テキスト変換が含まれる通知メッセージを送信するように Unity Connection を設定できます。
メッセージの期限およびシングル インボックスが設定されている場合、Exchange 内のメッセージから .wav ファイルは削除されません。Unity Connection 内のボイス メッセージは、これまでどおりユーザのメールボックスから削除され、ユーザに「このメッセージは期限が切れた」ことを通知する録音に置き換えられます。
シングル インボックス(SIB)ユーザの Unity Connection メールボックスおよび Exchange メールボックス内のボイス メッセージの同期化は、IPv4 と IPv6 の両方でサポートされるようになりました。
(注)
IPv6 のシングル インボックスは、Exchange 2010、Exchange 2013、Exchange 2016、および Microsoft Office 365 でのみサポートされます。ユニファイド メッセージングの要件:SpeechView 音声テキスト変換
ボイス メッセージの音声テキスト変換を提供する SpeechView 機能は、Unity Connection でサポートされます。
Unity Connection で SpeechView サービスを使用するには、Cisco の SpeechView または SpeechViewPro の適切なライセンスを取得する必要があります。
ユーザは、ボイス メッセージの SpeechView 音声テキスト変換に対応したサービス クラスに割り当てられている必要があります。
Unity Connection と統合される Microsoft Exchange Server のサポートされているバージョン:
Microsoft Business Productivity Online Suite はサポートされていません。
Exchange サーバと Active Directory ドメイン コントローラ/グローバル カタログ サーバ(DC/GC)は、Microsoft がサポートする任意のハードウェア仮想環境にインストールできます。(シスコはメッセージ ストア サーバや DC/GC に対するテクニカル サポートを提供しません)。
Microsoft Exchange メッセージ ストアは、Microsoft がサポートする任意のストレージ エリア ネットワーク コンフィギュレーションに格納できます。(シスコはメッセージ ストア サーバに対するテクニカル サポートを提供しません)。
複数のフォレスト内の Exchange サーバにアクセスするには、フォレストごとに 1 つ以上のユニファイド メッセージング サービスを作成する必要があります。
(注)
スマート ホストを介してサード パーティ音声テキスト変換サービスにメッセージを送信するには、Unity Connection サーバを構成する必要があります。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/administration/guide/b_12xcucsag.html から入手可能な『System Administration Guide for Cisco Unity Connection Release 12.x』の「SpeechView」の章を参照してください。Unity Connection の要件については、SpeechView 音声テキスト変換を使用するための要件を参照してください。
ユニファイド メッセージングの要件:テキスト/スピーチを使用した Exchange 電子メール メッセージへのアクセス
Microsoft Business Productivity Online Suite はサポートされていません。
Unity Connection を使用して設定された Microsoft Office 365 の電子メールがサポートされています。
Exchange サーバと Active Directory ドメイン コントローラ/グローバル カタログ サーバ(DC/GC)は、Microsoft がサポートする任意のハードウェア仮想環境にインストールできます。(シスコはメッセージ ストア サーバや DC/GC に対するテクニカル サポートを提供しません)。
Microsoft Exchange メッセージ ストアは、Microsoft がサポートする任意のストレージ エリア ネットワーク コンフィギュレーションに格納できます。(シスコはメッセージ ストア サーバに対するテクニカル サポートを提供しません)。
複数のフォレスト内の Exchange サーバにアクセスするには、フォレストごとに 1 つ以上のユニファイド メッセージング サービスを作成する必要があります。
(注)
テキスト/スピーチ機能は、Exchange 2016、2013、2010 において IPv4 と IPv6 の両方でサポートされます。ただし、IPv6 経由で音声テキスト変換されたテキストにアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Unity Connection の要件については、テキスト/スピーチを使用して Exchange 電子メール メッセージにアクセスするための要件を参照してください。
ユニファイド メッセージングの要件:会議の予定表情報へのアクセス
Unity Connection は、予定表情報用のサポートされているアプリケーションと統合されます。
Microsoft Business Productivity Online Suite はサポートされていません。
Unity Connection を使用して設定された Microsoft Office 365 の予定表がサポートされています。
Exchange サーバと Active Directory ドメイン コントローラ/グローバル カタログ サーバ(DC/GC)は、Microsoft がサポートする任意のハードウェア仮想環境にインストールできます。(シスコはメッセージ ストア サーバや DC/GC に対するテクニカル サポートを提供しません)。
Microsoft Exchange メッセージ ストアは、Microsoft がサポートする任意のストレージ エリア ネットワーク コンフィギュレーションに格納できます。(シスコはメッセージ ストア サーバに対するテクニカル サポートを提供しません)。
複数のフォレスト内の Exchange サーバにアクセスするには、フォレストごとに 1 つ以上のユニファイド メッセージング サービスを作成する必要があります。
(注)
予定表へのアクセスは、Exchange 2016、2013、2010 において IPv4 と IPv6 の両方でサポートされます。ただし、IPv6 経由で予定表にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Unity Connection の要件については、会議の予定表情報にアクセスするための要件を参照してください。
ユニファイド メッセージングの要件:Exchange 連絡先情報へのアクセス
Exchange 連絡先は Unity Connection にインポートできるため、ユーザは音声コマンドを使用して発信コールを行い、連絡先情報に基づいてパーソナル着信転送ルールを作成できます。
Microsoft Business Productivity Online Suite はサポートされていません。
Exchange サーバと Active Directory ドメイン コントローラ/グローバル カタログ サーバ(DC/GC)は、Microsoft がサポートする任意のハードウェア仮想環境にインストールできます。(シスコはメッセージ ストア サーバや DC/GC に対するテクニカル サポートを提供しません)。
Microsoft Exchange メッセージ ストアは、Microsoft がサポートする任意のストレージ エリア ネットワーク コンフィギュレーションに格納できます。(シスコはメッセージ ストア サーバに対するテクニカル サポートを提供しません)。
複数のフォレスト内の Exchange サーバにアクセスするには、フォレストごとに 1 つ以上のユニファイド メッセージング サービスを作成する必要があります。
Unity Connection を使用して設定された Microsoft Office 365 の連絡先がサポートされています。
(注)
連絡先へのアクセスは、Exchange 2016、2013、2010 において IPv4 と IPv6 の両方でサポートされます。ただし、IPv6 経由で連絡先にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Unity Connection の要件については、Exchange 連絡先情報にアクセスするための要件を参照してください。
ビデオ メッセージングを使用するための要件
Unity Connection は、Cisco MediaSense プライマリ ノードのサポートされているバージョンと統合する必要があります。Cisco MediaSense クラスタはサポートされません。
Unity Connection ユーザには、ビデオ パラメータが有効になっているサービス クラスを割り当てる必要があります。
ビデオ メッセージングとビデオ グリーティングは、Cisco Unified Communications Manager との SIP 統合経由でのみサポートされます。
MediaSense サーバは、ラウンド トリップ時間(RTT)の遅延が 10 ms 未満の 1 Gbps サーバ間接続を使用して Unity Connection サーバと同じ場所に配置する必要があります。
SpeechView 音声テキスト変換を使用するための要件
ボイス メッセージの音声テキスト変換を提供する SpeechView 機能は、Unity Connection でサポートされます。
SpeechView サービスを使用するには、Cisco Smart Software Manager の必須ライセンスが必要です。
ユーザは、ボイス メッセージの SpeechView 音声テキスト変換に対応したサービス クラスに割り当てられている必要があります。
Unity Connection SpeechView 音声テキスト変換の要件については、次を参照してください。 ユニファイド メッセージングの要件:SpeechView 音声テキスト変換
Cisco PCA 経由で Unity Connection Web ツールにアクセスするための要件
ユーザ ワークステーションでサポートされているオペレーティング システムおよび Web ブラウザ。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
ユーザ ワークステーションでサポートされているオペレーティング システムおよび Web ブラウザ。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
パーソナル着信転送ルール Web ツール
Unity Connection は、Cisco Unified Communications Manager 電話システムのサポートされているバージョンと統合する必要があります。(Cisco Unified Communications Manager Express はサポートされません)。
ユーザは、パーソナル着信転送ルール Web ツールに対応したサービス クラスに割り当てられている必要があります。
ユーザ ワークステーションでサポートされているオペレーティング システムおよび Web ブラウザ。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
(注)
Cisco Personal Communications Assistant(CPCA)は、IPv4 および IPv6 の両方でサポートされるようになりました。ただし、IPv6 経由で Cisco PCA にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Web Inbox を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件
ユーザ ワークステーションでサポートされているオペレーティング システムおよび Web ブラウザ。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
(注)
Web Inbox は、IPv4 および IPv6 の両方でサポートされるようになりました。ただし、IPv6 経由で Web Inbox にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。
注意:
Internet Explorer は、Web Inbox を使用したボイス メッセージの再生機能に対応していません。
Mini Web Inbox を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件
電子メール経由で通知にアクセスし、Mini Web Inbox 経由でボイス メッセージにアクセスするには、認証局の信頼できる証明書がユーザ ワークステーション上の信頼できるルート ストアに追加されていることを確認します。Cisco Unity Connection での信頼できる証明書の設定方法の詳細については、『Security Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Using SSL to Secure Client/Server Connections」の章の「Securing Unity Connection Administration, Cisco PCA, Unity Connection SRSV, and IMAP Client Access to Unity Connection」を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/security/b_12xcucsecx.html から入手可能です。
ユーザ ワークステーション上で、HTML 通知の設定手順を実行します。HTML 通知の設定方法の詳細については、『User Workstation Setup Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Configuring an Email Account to Access Cisco Unity Connection Voice Messages」の章の「Configuring Unity Connection for HTML Based Message Notification」を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/user_setup/guide/b_12xcucuwsx.html から入手可能です。
ユーザ ワークステーション上で、Mini Web Inbox の設定手順を実行します。Mini Web Inbox の設定方法の詳細については、『User Workstation Setup Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Configuring an Email Account to Access Cisco Unity Connection Voice Messages」の章の「Configuring Unity Connection for Mini Web Inbox」を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/user_setup/guide/b_12xcucuwsx.html から入手可能です。
ユーザ ワークステーションでサポートされているオペレーティング システムおよび Web ブラウザについては、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
(注)
Mini Web Inbox は、IPv4 および IPv6 の両方でサポートされます。ただし、IPv6 経由で Mini Web Inbox にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook を使用してボイス メッセージにアクセスするための要件
IMAP ユーザのみ:ユーザは、IMAP クライアントを使用してボイス メッセージにアクセスできるサービス クラスに割り当てられている必要があります。
IMAP ユーザのみ:ユーザは、Outlook の電子メール アカウントを保有し、そのアカウントで Unity Connection ボイス メッセージにアクセスできるように設定する必要があります。
シングル インボックス ユーザのみ:ユーザは、Outlook の Exchange 電子メール アカウントを保有し、そのアカウントが Exchange 電子メール ボックスを指している必要があります。
ユーザ ワークステーション上の Outlook バージョンおよびオペレーティング システムとともに使用できる ViewMail for Outlook バージョン。IMAP 電子メール クライアントを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするための要件を参照してください。
ワークステーションおよびその他のソフトウェア関連の要件、ならびにインストールおよびアップグレード情報については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html で、『Release Notes for Cisco ViewMail for Microsoft Outlook』を参照してください。
Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook 11.5(1) 以降で、シングル サインオン機能がサポートされるようになりました。詳細については、『Release Notes for Cisco ViewMail for Microsoft Outlook Release 8.6(5)』の「Support For Single Sign-On in ViewMail for Outlook(VMO)」を参照してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/vmo/release/notes/865cucvmorn.html から入手できます。
(注)
Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook(VMO)11.5(1) は、IPv4 および IPv6 の両方でサポートされています。IPv6 での VMO 11.5(1) のサポートの詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/vmo/release/notes/b_1151cucvmorn.html で『Release Notes for Cisco ViewMail for Microsoft Outlook Release 11.5(1)』を参照してください。IMAP 電子メール クライアントを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするための要件
ユーザは、IMAP クライアントを使用してボイス メッセージにアクセスできるサービス クラスに割り当てられている必要があります。
ユーザ ワークステーションでサポートされている IMAP 電子メール クライアント。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
ユーザ ワークステーション上のサウンド カード、スピーカー、およびメディア プレーヤー。
(注)
IMAP クライアントを使用した Unity Connection ボイス メッセージへのアクセスは、IPv4 および IPv6 の両方でサポートされるようになりました。ただし、IPv6 で IMAP クライアントを使用してボイス メッセージにアクセスするには、Unity Connection プラットフォームをデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定する必要があります。Cisco Jabber にアクセスするための要件
Unity Connection は、以下のクライアントの Cisco Jabber 11.8 以降をサポートします。
各オペレーティング システムでの Cisco Jabber の詳細については、次の URL にある Windows のリリース ノートを参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/jabber/Windows/9_7/JABW_BK_CF8F083D_00_cisco-jabber-for-windows-97.html
Macintosh については、http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/jabber/mac/9-2_x/JABM_BK_R745EF89_00_release-information.html のリリース ノートを参照してください。
ビジュアル ボイスメールを使用して Unity Connection ボイス メッセージにアクセスするための要件
- サポートされている Cisco Unified IP Phone モデル(『Release Notes for Visual Voicemail』の「System Requirements」の「Cisco Unified IP Phone Requirements」の項を参照してください)。
サーバおよび電話機のファームウェア要件と、ビジュアル ボイスメールの使用に関するその他の情報については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps9929/prod_release_notes_list.html で該当する Visual Voicemail のリリース ノートを参照してください。
テキスト/スピーチを使用して Exchange 電子メール メッセージにアクセスするための要件
Unity Connection と統合される Microsoft Exchange Server のサポートされているバージョン:
サポートされている Windows ドメイン設定内の Exchange Server。表 4 に、サポートされている設定を示します。
Unity Connection の要件については、ユニファイド メッセージングの要件:テキスト/スピーチを使用した Exchange 電子メール メッセージへのアクセスを参照してください。
(注)
Exchange 2010、2013、および 2016 を使用したテキスト/スピーチが IPv4 と IPv6 の両方でサポートされるようになりました。ただし、IPv6 経由でテキスト/スピーチにアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。会議の予定表情報にアクセスするための要件
Unity Connection は、予定表情報用のサポートされているアプリケーションと統合されます。
Unity Connection の要件については、「ユニファイド メッセージングの要件:会議の予定表情報へのアクセス」の項(p. 10)を参照してください。
(注)
予定表へのアクセスは、Exchange 2016、2013、2010 において IPv4 と IPv6 の両方でサポートされます。ただし、IPv6 経由で予定表にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Exchange 連絡先情報にアクセスするための要件
Exchange 連絡先は Unity Connection にインポートできるため、ユーザは音声コマンドを使用して発信コールを行い、連絡先情報に基づいてパーソナル着信転送ルールを作成できます。
Unity Connection 12.x の要件については、ユニファイド メッセージングの要件:Exchange 連絡先情報へのアクセスを参照してください。
(注)
連絡先へのアクセスは、Exchange 2016、2013、2010 において IPv4 と IPv6 の両方でサポートされます。ただし、IPv6 経由で連絡先にアクセスするには、Unity Connection プラットフォームがデュアル(IPv4/IPv6)モードで設定されている必要があります。Unity Connection Phone View の要件
Unity Connection は、Cisco Unified Communications Manager 電話システムのサポートされているバージョンに統合されました。サポートされているバージョンについては、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/compatibility/matrix/b_cucclientmtx.html で、統合タイプ別の Cisco Unity Connection の互換性マトリックスを参照してください。
サポートされている Cisco Unified IP Phone モデル(サポートされている Cisco Unified Communications Manager バージョンのファームウェアがインストールされているモデル)。次の IP Phone モデルがサポートされています:8945、9951、8941、8845、8865、EX90、DX70。
URI ダイヤリングの要件
Unity Connection は、Cisco Unified Communications Manager の URI ダイヤリングがサポートされているバージョンと統合する必要があります。
Unity Connection は、Cisco Unified Communications Manager で SIP 統合を介した URI ダイヤリングをサポートします。
URI を介して直接ダイヤルするために、Cisco Unified Presence Server および CUCM を使用して、URI でサポートされる IP 電話(89xx または 99xx シリーズ)または Jabber を設定します。
LDAP ディレクトリとの統合の要件
- Unity Connection はサポートされている LDAP ディレクトリと統合しました。表 5 に、サポートされるディレクトリとそれらがサポートされている Unity Connection バージョンを示します。
表の最後の列には、Unity Connection が同期および認証のためアクセスする LDAP ディレクトリ サーバが利用できなくなった場合に LDAP ディレクトリによって指定した追加の LDAP ディレクトリ サーバがサポートされるかが示されています。
表 4 LDAP ディレクトリの同期および認証サポート サポートされる LDAP ディレクトリ 冗長ディレクトリ サーバのサポート Microsoft Active Directory 2012 Lightweight Directory Services ○ Microsoft Active Directory 2012 および Active Directory 2012 R2 ○ Microsoft Active Directory 2008 および Active Directory 2008 R2 ○ Microsoft Active Directory 2008 Lightweight Directory Services ○ Microsoft Active Directory 2003 ○ Microsoft Active Directory Application Mode(Windows Server 2003 および Windows XP Professional) ○ OpenLDAP 2.3.39 および 2.4 ○ 他の LDAPv3 対応ディレクトリ ○ Sun iPlanet または他の OpenLDAP ディレクトリサーバ ○ Sun ONE Directory Server 5.2 以降 ×
Active Directory を使用する場合、単一の Unity Connection サーバを複数のユーザ サーチ ベースと統合できます。ただし、この場合すべてのユーザ サーチ ベースが同じ Active Directory フォレスト内に存在する必要があります。Unity Connection を 1 つ以上のフォレストと統合するには、フォレストそれぞれにデジタルでネットワーク化された Unity Connection サーバをインストールしてください。
Unity Connection を Microsoft Active Directory 2008 Lightweight Directory Services 用に設定している場合は、Cisco Unity Connection Administration で [Microsoft Active Directory アプリケーション モード(Microsoft Active Directory Application Mode)] オプションを選択してください。
Unity Connection を Novell e-Directory Services 用に設定している場合は、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)] で [Sun iPlanet または他の OpenLDAP ディレクトリ サーバ アプリケーション モード(Sun iPlanet or other OpenLDAP directory server Application Mode)] オプションを選択してください。
Sun iPlanet または Sun ONE ディレクトリ サーバを使用している場合、単一の Unity Connection サーバを複数のユーザ サーチ ベースと統合できます。ただし、この場合すべてのユーザ サーチ ベースが同じツリー内に存在する必要があります。Unity Connection を 1 つ以上のツリーと統合するには、ツリーそれぞれにデジタルでネットワーク化された Unity Connection サーバをインストールしてください。
Unity Connection クラスタの要件
両方のサーバが同じ建物またはサイトに設置されている場合のクラスタの要件
- いずれのサーバも https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』の仕様を満たしている必要があります。
- 2 つの仮想マシンが含まれているクラスタでは、この両方のマシンが同一の仮想プラットフォーム オーバーレイに属している必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバが同じ場所に配置されている必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバが同一のローカル エリア ネットワークに配置されている必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバが 100 Mbps 以上のネットワークへの Unity Connection を備えている必要があります。
- 最大往復遅延は、5 ms 以下でなければなりません。
- ネットワークでは、Unity Connection サーバへの接続に次のロード バランシング技術が使用されている必要があります。
- Unity Connection サーバには、パブリッシャ サーバと共通の DNS 名が最初に割り当てられます。
- ユーザ クライアント セッションと管理者セッションはすべて、パブリッシャ サーバに接続します。パブリッシャ サーバが機能しなくなった場合、ユーザ クライアント セッションと管理者セッションは、サブスクライバ サーバに接続する必要があります。
- 電話システムは、着信コールをサブスクライバ サーバへ転送するよう試みる必要があります。コールの応答に利用できるボイス メッセージング ポートがサブスクライバ サーバにない場合、電話システムはコールをパブリッシャ サーバに転送する必要があります。
- Unity Connection サーバはファイアウォールで分離されないようにする必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバで、インストールされているソフトウェアおよびエンジニアリング スペシャルのバージョンが同一である必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバで、同じ機能と構成が有効である必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバは、同一の電話システムに接続する必要があります。
- Unity Connection サーバそれぞれに 2 枚の NIC がある場合、各 Unity Connection サーバの 2 枚の NIC は、1 つの IP アドレスによって耐障害性の設定にする必要があります。または、いずれかの NIC を 1 枚無効にする必要があります。ネットワークのロード バランシングのために 2 枚の NIC に別々の IP アドレスを設定することは、サポートされていません。
- 以前のバージョンの Unity Connection でサポートされていたサーバの一部では、メモリ アップグレードが必要です。ご使用のサーバでメモリ アップグレードが必要かどうかを確認するには、『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』で該当するサーバごとの表を参照してください。
サーバが異なる建物またはサイトにある場合のクラスタの要件
- いずれのサーバも https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』の仕様を満たしている必要があります。
- 2 つの仮想マシンが含まれているクラスタでは、この両方のマシンが同一の仮想プラットフォーム オーバーレイに属している必要があります。
- 各 Unity Connection サーバのボイス メッセージ ポート数によって、接続パスに定常状態の輻輳がない状態で、次の保証帯域幅が必要です。
(注)
上記の帯域幅の値は、2 台のサーバ間の同期トラフィックにおけるアクティブ-アクティブ クラスタが正常に動作するためのガイドラインとして提供されています。ネットワーク輻輳、CPU 使用率、メッセージ サイズなどのその他の条件は、予測より遅いスループットの原因になります。上記のガイドラインに加え、呼制御およびコール品質の要件も存在します。該当する『Cisco Unified Communications SRND』で推奨される帯域幅を使用して、それらの要件を計算してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/c/en/us/solutions/enterprise/unified-communication-system/index.html にあります。
- パブリッシャとサブスクライバの両方がコールを使用する場合、最大ラウンドトリップ遅延は 100 ms 以下である必要があります。パブリッシャのみが通話を受けている場合、サブスクライバはアイドルですが、パブリッシャをレプリケートしており、最大ラウンドトリップ遅延は 150 ms 以下である必要があります。
- ネットワークでは、Unity Connection サーバへの接続に次のロード バランシング技術が使用されている必要があります。
- Unity Connection サーバには、パブリッシャ サーバと共通の DNS 名が最初に割り当てられます。
- ユーザ クライアント セッションと管理者セッションはすべて、パブリッシャ サーバに接続します。パブリッシャ サーバが機能しなくなった場合、ユーザ クライアント セッションと管理者セッションは、サブスクライバ サーバに接続する必要があります。
- 電話システムは、着信コールをサブスクライバ サーバへ転送するよう試みる必要があります。コールの応答に利用できるボイス メッセージング ポートがサブスクライバ サーバにない場合、電話システムはコールをパブリッシャ サーバに転送する必要があります。
- ファイアウォールの TCP ポートと UDP ポートは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/security/b_12xcucsecx.html にある『Security Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「IP Communications Required by Cisco Unity connection」の章に記載されているリストに従って開く必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバで、インストールされているソフトウェアおよびエンジニアリング スペシャルのバージョンが同一である必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバで、同じ機能と構成が有効である必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバに、同一のタイム ゾーンを設定する必要があります。
- 両方の Unity Connection サーバは、同一の電話システムに接続する必要があります。
- Unity Connection サーバそれぞれに 2 枚の NIC がある場合、各 Unity Connection サーバの 2 枚の NIC は、1 つの IP アドレスによって耐障害性の設定にする必要があります。または、いずれかの NIC を 1 枚無効にする必要があります。ネットワークのロード バランシングのために 2 枚の NIC に別々の IP アドレスを設定することは、サポートされていません。
- 以前のバージョンの Unity Connection でサポートされていたサーバの一部では、メモリのアップグレードまたはハード ディスクの交換が必要です。ご使用のサーバでメモリのアップグレードやハード ディスクの交換が必要かどうかを確認するには、『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』で該当するサーバごとの表を参照してください。
Unity Connection ネットワーキングの要件
サイト内ネットワーキングを介して Unity Connection サーバを結合し、シングル サイト(デジタル ネットワーク)を形成できます。サイトごとに最大 10 の Unity Connection サーバまたはクラスタを追加できます。さらに、同じディレクトリ情報を共有する、合計最大 20 までの Unity Connection サーバのサイト間ネットワーキングを通して 2 つの Unity Connection サイトをリンクできます。
あるいは、サイト間ネットワーキングを使用して、最大 10 のサーバがある単一の Unity Connection サイトを単一の Cisco Unity サーバまたはデジタル ネットワークとリンクできます。(Unity Connection クラスタでは、パブリッシャ サーバのみがネットワークに参加するため、各サイトの 10 という制限に対して、クラスタは単一サーバとしてカウントされます)。
HTTPS ネットワーキングを使用して、シングル サイト ネットワーク内の最大 25 の Unity Connection サーバまたはクラスタをリンクできます。これは HTTPS Unity Connection ネットワークと呼ばれます。
サイト内ネットワーキングの要件
サイト内ネットワーキングでは SMTP を使用して Unity Connection サーバ間でのディレクトリの同期およびメッセージ ネットワーキングを提供します。
Unity Connection バージョン 8.x、9.x、10.x、11.x、12.x のサーバは、各 7.x サーバが『System Requirements for Cisco Unity Connection Release 8.x』の該当する要件をすべて満たしている限り、同じサイト内に共存できます。このドキュメントは、http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/8x/requirements/8xcucsysreqs.html にあります。
サイト内ネットワーキングの要件は次のとおりです。
- サイトのバージョン 12.x サーバはそれぞれ、このマニュアルの該当する要件をすべて満たしている必要があります。
- サイトの各サーバは、サイトの他のサーバに TCP/IP ポート 25(SMTP)経由で直接アクセスできるか、サーバ間を SMTP メッセージが SMTP スマート ホスト経由でルーティングする必要があります。
- サイトに Unity Connection クラスタが 1 つ以上ある場合、パブリッシャおよびサブスクライバ サーバのクラスタの SMTP ドメインの両方を解決するためにスマート ホストを利用できるようにして、パブリッシャ サーバがダウンした場合にメッセージ トラフィックがクラスタ サブスクライバ サーバに到達できるようにする必要があります。
- ネットワーク化された Unity Connection サーバによって作成された仮想ディレクトリは、Unity Connection のディレクトリ オブジェクトの制限の表 7 に記載されたオブジェクトの最大数を超えないようにする必要があります。
(注)
SAML SSO 機能で、サイト内ネットワーキングのすべてのノードにアクセスできるわけではありません。ローカルの管理者だけが Unity Connection のサイト内ネットワーキングを構成できます。サイト間ネットワーキングの要件
サイト間ネットワーキングを使用して、Unity Connection サイトと別の Unity Connection サイトをリンクできます。あるいは、これを使用して Unity Connection サイトを Cisco Unity サーバまたは Cisco Unity デジタル ネットワークにリンクできます。リンクされたサイトは Cisco Voicemail Organization と呼ばれます。サイト間リンクを作成するには、サイトそれぞれで相互のゲートウェイとして機能する単一のロケーションを選択します。ゲートウェイでは HTTP または HTTPS を使用してディレクトリ同期情報が交換されます。ボイス メッセージは SMTP を使用してサイト間で交換されます。
サイト間ネットワーキングの要件は次のとおりです。
- Cisco Voicemail Organization の Unity Connection サーバまたはクラスタはバージョン 12.x で、このマニュアルに記載された該当する要件を満たす必要があります。
- すべての Unity Connection サイトが「サイト間ネットワーキングの要件」に記載された要件を満たす必要があります。
- Unity Connection サイトのゲートウェイでは、SMTP メッセージをリモート サイト ゲートウェイに(2 つの Unity Connection サイトがリンクされている場合)、または Microsoft Exchange の相互運用ゲートウェイへの配信の場合 Microsoft Exchange 組織に(Unity Connection サイトが Cisco Unity サイトにリンクされている場合)ルーティングできる必要があります。このルーティングは TCP/IP ポート 25 または SMTP スマート ホスト経由で直接実行できます。
- サイト ゲートウェイは IP アドレスに対応しており、ポート 80 の HTTP またはポート 443 の HTTPS を使用して相互にルーティングできる必要があります。
仮想サーバおよび追加する必要のあるメモリの仕様の詳細は、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』を参照してください。
- ネットワーク化されたサイトによって作成された仮想ディレクトリは、Unity Connection のディレクトリ オブジェクトの制限の表 7 に記載されたオブジェクトの合計最大数を超えないようにする必要があります。
- サイト間ネットワーキングは最大 2 つのサイトまでリンクするのに使用されます(サイトあたり、1 つ以上のサイト間リンクの追加はサポートされません)。
(注)
SAML SSO 機能で、サイト間ネットワーキングのすべてのノードにアクセスできるわけではありません。ローカルの管理者だけが Unity Connection のサイト間ネットワーキングを構成できます。HTTPS ネットワーキングの要件
ハブスポーク トポロジに基づいて強固に接続されたネットワークを構成するには、1 つ以上の Unity Connection サーバまたはクラスタにリンクするために HTTPS ネットワーキングを使用できます。ネットワークで相互に結合されるサーバは、ロケーションと呼ばれます(Unity Connection クラスタはネットワーク内の 1 つのロケーションとして数えられます)。ネットワーク内で、各ロケーションはディレクトリ情報のやり取りに HTTP または HTTPS を、またボイス メッセージのやり取りに SMTP を使用します。
HTTPS ネットワークの Unity Connection サーバまたはクラスタはバージョン 10.x 以降で、このマニュアルに記載された該当する要件を満たす必要があります。
ネットワーク内の各サーバは IP アドレスに対応しており、ポート 8081 で HTTP、またはポート 8444 で HTTPS を使用してディレクトリ情報を交換可能である必要があります。
ネットワーク内のサーバはネットワーク内の他のサーバに、TCP/IP ポート 25 または SMTP スマート ホストを通して直接 SMTP メッセージをルーティング可能である必要があります。
ネットワークに 1 つ以上の Unity Connection クラスタが含まれる場合、パブリッシャとサブスクライバ サーバの両方にクラスタの SMTP ドメインを解決するためにスマート ホストを使用可能である必要があります。これにより、パブリッシャ サーバがダウンした場合にメッセージ トラフィックをサブスクライバ サーバに迂回することができます。
ネットワーク化された Unity Connection サーバによって作成された仮想ディレクトリは、Unity Connection のディレクトリ オブジェクトの制限の表 8 と表 9 に記載されたオブジェクトの最大数を超えないようにする必要があります。
HTTPS ネットワーキングは最大 25 の Unity Connection ロケーションをリンクするために使用できます。
HTTPS ネットワーキングはシングル サイト ネットワークのみをサポートします。(ネットワーク内の複数の Unity Connection サイトの接続はサポートされません。)
HTTPS ネットワーキング、サイト内またはサイト間ネットワーキングではサポートされていません。
(注)
HTTPS ネットワーキングは、Cisco Business Edition バージョン 3000 での使用はサポートされていません。HTTPS ネットワーキングを使用する前に、サイト内またはサイト間ネットワーキングでディレクトリ レプリケーションが適切に行われることを確認してください。また、Unity Connection サーバはトポロジおよびディレクトリのサイズによって適切な OVA を使用する必要があります。
(注)
SAML SSO 機能で、HTTPS ネットワーキングのすべてのノードにアクセスできるわけではありません。ローカルの管理者だけが Unity Connection の HTTPS ネットワーキングを構成できます。Security Assertion Markup Language(SAML)シングル サインオン(SAML SSO)の使用の要件
SAML SSO により、ユーザは以下の Unified Communication 製品上の Unity Connection サブスクライバ Web インターフェイスおよび管理 Web アプリケーションにわたるシングル サインオン アクセスが可能になります。
SAML SSO 経由の Web アプリケーション ページへのアクセスの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/quick_start/guide/b_12xcucqssamlsso.html から入手可能な『Quick Start Guide for SAML SSO in Cisco Unity Connection, Release 12.x』を参照してください。
SAML SSO 機能では、次のサードパーティ アプリケーションが必要です。
Identity Provider はエンド ユーザを認証し、SAML アサーションを返します。SAML アサーションは、Yes(認証成功)または No(認証失敗)の応答のいずれかを示します。エンド ユーザがユーザ名とパスワードを入力すると、ユーザの資格情報は Identity Provider で認証します。これにより、Unity Connection サーバ上の Web アプリケーションにアクセスできます。サポートされる Identity Providers は以下のとおりです。
SAML SSO 機能を Cisco Unity Connection Administration から有効にするには、Unity Connection に少なくとも 1 人の管理者権限を持つ LDAP ユーザがいることを確認します。
(注)
Unity Connection は SAML SSO 機能に対して SAML 2.0 プロトコルをサポートします。上記のサード パーティ製品は、以下の設定要件を満たす必要があります。
Active Directory ドメイン コントローラ/グローバル カタログ サーバおよび Active Directory Federated Services(ADFS)は、Microsoft がサポートするすべてのハードウェア仮想環境にインストールできます。(シスコでは、Identity Provider として機能する DC/GC または ADFS に対して技術サポートを提供しません)。
Identity Provider サーバは、Microsoft Windows 2008 R2 または Windows Server 2012 にインストールされます。
使用している Identity Provider は、Unity Connection のようなすべてのクライアント システムでネットワーク上のホスト名を使用してアクセス可能である必要があります。
サードパーティ製品の詳細については、上記製品のマニュアルを参照してください。
(注)
SAML SSO は、Unity Connection の IP アドレスのみの設定でサポートされていないため、ドメイン ネーム サーバ(DNS)が Unity Connection で設定されていることを確認してください。Unity Connection 12.x で現在サポートされるすべての Web ブラウザで、Web クライアント アプリケーションへの SAML SSO アクセスが許可されます。
VPIM ネットワーキングの要件
Unity Connection は、インターネット メール用の音声プロファイル(VPIM)バージョン 2 をサポートします。VPIM バージョン 2 では、他のメッセージング システムとの間でボイス メッセージとテキスト メッセージの交換が可能です。
VPIM ネットワーキングを使用すると、Unity Connection と次のメッセージング システムとの間にメッセージ ネットワーキングを実現できます。
Cisco Business Edition の Unity Connection で VPIM を使用する方法については、『Networking Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「VPIM Networking」の章を参照してください。このドキュメントは、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/networking/guide/b_12xcucnetx.html にあります。
Unity Connection 7.x からバージョン 12.x に移行するための要件
移行時には、ユーザ データ、およびボイス メッセージ(オプション)のみが保持されます。システムレベルのコンフィギュレーション データ(テンプレートやサービス クラスなど)は手動で設定する必要があります。
注意
Unity Connection 12.x の要件は、Unity Connection 7.x の要件とは異なります。Cisco TAC のサポートを受けるには、システムが Unity Connection 12.x の要件を満たしている必要があります。Unity Connection バージョン 7.x から 12.x への移行の要件を次に示します。
- このマニュアルに記載されている該当のすべての要件。
- Unity Connection との使用がサポートされていて、特にメモリおよびプロセッサ速度に関する Unity Connection 12.x の仕様を満たしているサーバ(Unity Connection 7.x で使用がサポートされているすべてのサーバが、Unity Connection 12.x で使用がサポートされているわけではありません)。個々のサーバの仕様など、サポートされる Unity Connection サーバの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』を参照してください。
注意
サポートされていないプラットフォームにバージョン 12.x をインストールしようとすると、インストール プログラムの [製品展開の選択(Product Deployment Selection)] ウィンドウにオプションとして Unity Connection が表示されません。段階的移行を使用して Cisco Unity から Unity Connection バージョン 12.x に移行するための要件
注意
Unity Connection の要件は、Cisco Unity の要件とは異なります。Cisco TAC のサポートを受けるには、システムが Unity Connection 12.x の要件を満たしている必要があります。Cisco Unity から Unity Connection 12.x にデータを段階的に移動して移行する要件を次に示します。
- このマニュアルに記載されている該当のすべての要件。
- 1 台以上のサーバがバージョン 8.0(3) を実行していて、Unity Connection へのゲートウェイとして動作している Cisco Unity デジタル ネットワーク。Cisco Unity デジタル ネットワーク内の他のサーバは、バージョン 8.0(3) 以降、またはバージョン 7.0(2)(Engineering Special(ES)36 以降)を実行している必要があります。
- Unity Connection との使用がサポートされていて、特にメモリおよびプロセッサ速度に関する Unity Connection 12.x の仕様を満たしているサーバ(Cisco Unity との併用がサポートされているすべてのサーバが、Unity Connection との併用がサポートされているわけではありません)。個々のサーバの仕様など、サポートされる Unity Connection サーバの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』を参照してください。
注意
サポートされていないプラットフォームにバージョン 12.x をインストールしようとすると、インストール プログラムの [製品展開の選択(Product Deployment Selection)] ウィンドウにオプションとして Unity Connection が表示されません。回線交換電話システムとの統合では、ボイス カードはサポートされていません。
仮想マシンに Unity Connection をインストールするための要件
Unity Connection がインストールされているのと同じ物理サーバに他の Cisco Unified Communications アプリケーションをインストールする方法については、Unified Communications 仮想化 Wiki(http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-cisco-unity-connection.html)を参照してください。
- Unity Connection を物理サーバで実行しており、Unity Connection 12.x への移行を望んでいる場合、Unity Connection 12.x では物理的 Unity Connection サーバの使用がサポートされないため、物理サーバから仮想サーバに移行する必要があります。
- Unity Connection の仕様を満たし、仮想環境での使用がサポートされている物理ホスト。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』を参照してください。
Unity Connection 仮想マシンが実行されるホスト サーバにインストールされた、VMware vSphere ESXi バージョン 5.0 Update 1、5.5、6.0、および 6.5 の該当エディション。
(注)
ESXi バージョン 5.0 Update 1、5.5、6.0、および 6.5 へのアップデートがサポートされます。- 300 GB と 500 GB の vDisk をサポートする VMware 構成の場合:Unity Connection 仮想マシンが配置されるデータストアは、Unity Connection 仮想マシンの仮想ハード ディスクが意図したサイズになるように、十分な VMware VMFS ブロック サイズでフォーマットされている必要があります。たとえば、ブロックサイズが 1 MB の場合、仮想ハード ディスクのサイズは最大で 256 GB です。ブロックサイズが 2 MB になると、512 GB の仮想ディスクを使用できます。
- Unity Connection 8.0(2) 以降は、シスコ、HP、および IBM 製の仕様に基づいたハードウェア上で実行できます。ただし、いくつかの制約事項が適用されます。詳細については、http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/collaboration-virtualization-hardware.html を参照してください。
- Unity Connection が仮想アプライアンスとして実行されているサーバ上での入出力デバイスのサポートは、FCoE アダプタと Cisco 統合型ネットワーク アダプタにまで拡張されています。詳細については、http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/collaboration-virtualization-hardware.html を参照してください。
- Unity Connection 8.0(2) 以降では、制限付きですが、FC、FCOE、iSCSI、および NFS SAN 環境がサポートされるようになりました。詳細については、http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-collaboration-storage-design-requirements.html を参照してください。
- Unity Connection 用にサポートされている VMware 機能のリストについては、http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-collaboration-storage-design-requirements.html を参照してください。
- USB キーのアクセスはサポートされません。
- プロセッサおよびメモリのオーバーサブスクライブはサポートされません。
- VMware vSphere ESXi 5.1 以前の場合は、1 つ以上のプロセッサ コアを VMware ESXi ハイパーバイザ/スケジューラで使用できる必要があります。
- VMware vSphere ESXi 5.5 以降では、仮想マシンの遅延を軽減するために、遅延感度機能が搭載されています。遅延感度の値を高く設定した場合は、ESXi ハイパーバイザやスケジューラ用に未使用のプロセッサ コアを確保する必要はありません。
- Unity Connection 仮想マシンに割り当てられた仮想ディスクはすべて、最高のストレージ パフォーマンスを実現する independent-persistent モードに設定します。
- ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバは Unity Connection サーバからアクセスできる必要があります。
- Unity Connection クラスタを構成する場合、Unity Connection を 1 台の物理サーバと 1 台の仮想マシンにインストールすることも、2 台の仮想マシンにインストールすることもできますが、2 台の仮想マシンは別の物理ホストに存在する必要があります。ブレードをホストに使用する場合、ブレードは別のシャーシに配置することを推奨します。
- CPU でハイパースレッディング機能を使用できる場合は、論理コアを作成するためにその機能を有効にする必要があります。ただし、論理コアは、論理コア対 vcpu ではなく、物理コア対 vcpu の 1:1 のマッピングに基づく Unity Connection ルールを変更しません。
Unity Connection のディレクトリ オブジェクトの制限
この項では、ディレクトリ オブジェクト制限をリストする 2 つの表を示します。
表 6 に、Unity Connection サーバに作成できる特定のオブジェクトの最大数を示します。これらのオブジェクトには、サーバで使用されているプラットフォーム オーバーレイに関係なく、制限が課されます。
Unity Connection サーバをリンクするためにレガシー(サイト内またはサイト間ネットワーキング)または HTTPS ネットワーキングを使用する場合は、表 6 の制限がサイトまたは組織内の各 Unity Connection サーバに適用されます。
表 7 は、ネットワーク化された Unity Connection サーバによって作成された仮想ディレクトリに適用されます。Unity Connection サーバがサイト内ネットワーキングを使用してネットワーク化されると、ロケーション間の複製により、各ロケーションに格納されているユーザ、管理者定義の連絡先、システム同報リスト、パーティション、サーチ スペース、および VPIM ロケーションに加えて、データとロケーション自体が含まれる仮想ディレクトリが作成されます。サーバがサイト間ネットワーキングを使用してネットワーク化されると、個別サーバの仮想ディレクトリには、両サイドのユーザに加えて、サーバが属するサイトにローカルな管理者定義の連絡先、システム同報リスト、パーティションおよび両サイドのサーチ スペース、およびローカル サイトの VPIM ロケーションが含まれます。
表 8 と表 9 は、HTTPS ネットワーク内で接続された Unity Connection サーバによって作成された仮想ディレクトリに適用されます。Unity Connection サーバが HTTPS ネットワーキングを使用してリンクされると、ロケーション間の複製により、各ロケーションに格納されているユーザ、管理者定義の連絡先、システム同報リスト、パーティション、サーチ スペース、および VPIM ロケーションに加えて、データとロケーション自体が含まれる仮想ディレクトリが作成されます。プラットフォーム オーバーレイによって異なる他のオブジェクトのディレクトリ オブジェクトに関する制限については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』を参照してください。
表 7 の制限は、ネットワークが 2 つのロケーションのみから構成されているか、サポートされるロケーションの最大数から構成されているかにかかわらず、サイト全体または Cisco Voicemail Organization に適用されます。(たとえば、Unity Connection バージョン 12.x で個別のサーバ プラットフォームが制限をサポートしている場合、1 サイトに 10 ロケーションで 1 ロケーションあたり 10,000 Unity Connection ユーザ、または 2 サイトに 20 ロケーションで 1 ロケーションあたり 5,000 Unity Connection ユーザが上限です)。
表 8 の制限は、ロケーションが 20,000 ユーザをサポートする仮想プラットフォーム オーバーレイを使用していると想定しており、ネットワーク全体に適用されます。
表 6 HTTPS Unity Connection ネットワークのディレクトリ オブジェクト制限 25 2
(注)
2000 以上のサーチ スペースとパーティションを 1 つのサイトで使用する場合、以下のアクティビティが低速化します。
- システム管理のサーチ スペースの検索が低速化します。
- サーチ スペースの修正および保存は 6 分以上かかる場合があります。
- サーチ スペースの変更/保存/並べ替えはサイト全体で複製するのに最大 20 分かかる場合があります。
表 9 は、各種のプラットフォーム オーバーレイでサポートされる HTTPS ネットワーク内の特定のオブジェクトの最大数をリストしています。表に記載されている制限は、ネットワーク内のすべての Unity Connection ロケーションが同じプラットフォーム オーバーレイであると想定されるネットワークに適用されます。
表 7 HTTPS Unity Connection ネットワークのディレクトリ オブジェクト制限 HTTPS リンク注
(注)
ネットワーク内のスポーク ロケーションとして 1vCPU サーバを接続する必要があります。HTTPS ネットワークでサポートされる Unity Connection のロケーションの最大数は以下の条件に基づいています。
各ロケーションでサポートされる HTTPS リンクは、表 9 に記載されているのと同じもの。
たとえば、2vCPU サーバでのみ作成された HTTPS ネットワークおよび各ロケーションが最大 3 つの HTTPS リンクをサポートする場合、最大 10 のロケーションをネットワーク内で接続できます。同様に、HTTPS ネットワークでサポートされる Unity Connection ロケーションの数は、サーバによって使用される他の仮想プラットフォーム オーバーレイに対して計算されます。
(注)
HTTPS ネットワークは、以下の考慮事項に基づいて、異なるプラットフォーム オーバーレイの組み合わせで作成できます。Unity Connection のコンポーネントで利用可能な言語
(注)
言語はライセンス制約されません。Unity Connection では、インストールして使用できる言語の数に制限はありません。ただし、インストールする言語が増えると、ボイス メッセージを保存するディスク空き容量が減ります。『 Cisco Unity Connection 12.x Supported Platforms List』(https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/supported_platforms/b_12xcucspl.html)の、各サーバで利用できるストレージの分数に関する情報は、5 つ以下の言語しかインストールしていないことを前提としています。ここでは、Unity Connection コンポーネントで利用可能な言語を示します。
Cisco Personal Communications Assistant(PCA)
アラビア語(サウジアラビア)、カタロニア語、中国語(香港)、中国語(中国)、中国語(台湾)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語(オランダ)、英語(アメリカ)、フィンランド語、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ヨーロッパ)、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)、スウェーデン語、トルコ語
Cisco Personal Communications Assistant(PCA)ヘルプ
アラビア(サウジアラビア)、中国語(中国)、中国語(台湾)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語(オランダ)、英語(アメリカ)、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)、スウェーデン語、トルコ語
Cisco Unity Connection Administration ヘルプ
Cisco ViewMail for Microsoft Outlook 8.5 以降
アラビア語(サウジアラビア)、カタロニア語、中国語(香港)、中国語(中国)、中国語(台湾)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語(オランダ)、フィンランド語、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ヨーロッパ)、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)、スウェーデン語、トルコ語
Cisco Unity Connection Web Inbox
カタロニア語、中国語(香港)、中国語(中国)、中国語(台湾)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語(オランダ)、英語(アメリカ)、フィンランド語、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、ギリシャ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ヨーロッパ)、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)、スウェーデン語、トルコ語
Cisco Unity Connection Mini Web Inbox
アラビア語(サウジアラビア)、中国語(中国)、カタロニア語、中国語(香港)、中国語(台湾)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語(オランダ)、英語(オーストラリア)、英語(アメリカ)、英語(イギリス)、フィンランド語、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ヨーロッパ)、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)、スウェーデン語、トルコ語
英語(オーストラリア)、英語(アメリカ)、英語(イギリス)、フランス語(カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)
中国語(中国)、中国語(台湾)、デンマーク語、オランダ語(オランダ)、英語(アメリカ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スペイン語(スペイン)、スウェーデン語
5 言語の Cisco Unity Connection ユーザ ガイドの翻訳版が、http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/tsd_products_support_translated_end_user_guides_list.html から入手できます。
サポートされる言語の数値コードとアルファベット コード
一括管理ツールおよび CSV ファイルを使用してユーザを作成または更新するときは、表 10 の数値コードを使用します。各ユーザの言語列に該当する 4 桁または 5 桁の数値コードを入力します。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/12x/administration/guide/b_12xcucsag.html で、『System Administration Guide for Cisco Unity Connection, Release 12.x』の「Bulk Administration Tool」の章を参照してください。
言語関連のログ エントリおよびエラー コードを解釈するには、英字コードを使用します。
Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries.To view a list of Cisco trademarks, go to this URL: http://www.cisco.com/go/trademarks.Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners.The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company.(1110R)
このマニュアルで使用している IP アドレスおよび電話番号は、実際のアドレスおよび電話番号を示すものではありません。マニュアル内の例、コマンド出力、ネットワーク トポロジ図、およびその他の図は、説明のみを目的として使用されています。説明の中に実際のアドレスおよび電話番号が使用されていたとしても、それは意図的なものではなく、偶然の一致によるものです。
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