設定ファイル
TFTP サーバは Cisco Unified Communications Manager に接続するためのパラメータを定義するデバイス構成ファイルを保存します。Cisco Unified Communications Manager でデバイス接続先回線のリセットが必要となる変更を行うと、通常は、変更内容がデバイスの構成ファイルに自動的に反映されます。
構成ファイルには、デバイスがどのイメージ ロードを実行するかも記述されています。ロード イメージが、デバイスに現在ロードされているイメージと異なる場合、デバイスは TFTP サーバと交信して必要なロード ファイルを要求しますイメージのロードのサイズにより、デバイスと TFTP サーバの間で TCP ポート 6970 を開く必要があります。
次の条件を満たしている場合、デバイスは、TFTP サーバにある XmlDefault.cnf.xml という名前のデフォルトの構成ファイルにアクセスします。
-
Cisco Unified Communications Manager の自動登録が有効になります。
-
デバイスが Cisco Unified Communications Manager データベースに追加されていません。
-
デバイスが初めて登録されます。
(注) |
コンフィギュレーション ファイルのデバイス セキュリティ モードが [認証済み(Authenticated)] または [暗号化済み(Encrypted)] に設定されているが、デバイスが CTL ファイルまたは ITL ファイルを受信していない場合、デバイスは安全に登録できるようにファイルの取得を 4 回試行します。 |
自動登録が有効になっておらず、デバイスが Cisco Unified Communications Manager データベースに追加されていない場合、登録要求は拒否されます。デバイスの画面に [サービス停止中(Out of service )] と表示されます。
Cisco DX シリーズ デバイスはコンフィギュレーション ファイル SEPmac_address.cnf.xml にアクセスします。mac_address はデバイスのイーサネット MAC アドレスです。CTL または ITL ファイルがインストールされている場合、デバイスは SEPmac_address.cnf.xml.sgn という名前のコンフィギュレーション ファイルにアクセスします。 Cisco Unified Communications Manager Administration の [電話の構成(Phone Configuration)] ウィンドウの [説明( Description )] フィールドは、デバイスを最初に構成したときに事前に入力されます。MAC アドレスはデバイスを固有に識別します。