この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、1552 アクセス ポイントを危険場所に取り付ける方法について説明します。この章は、次の項で構成されています。
ここでは、アクセス ポイントの物理的な設置手順について説明します。アクセス ポイントの取り付け担当者は、ワイヤレス アクセス ポイント、ブリッジング技術、および接地方法に精通している必要があります。
Cisco Aironet 1552 シリーズ危険場所設置用屋外メッシュ アクセス ポイントは、支柱または壁面への取り付けで使用される、オプションの柱取り付けキットを使って設置します。
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030
警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074
アクセス ポイントを水平または垂直な面に取り付けるとき、LED インジケータのある面が下向きになる方向でアクセス ポイントを取り付けるようにします(Chapter 2, “柱への取り付け”を参照)。この位置に取り付けると、アクセス ポイント直下の地上から LED を確認できます。
また、ヒンジ付きアクセス カバーが外向きに取り付けられていることを確認する必要があります。
注 全方向性アンテナは、放射電波が垂直偏波なので垂直方向に取り付ける必要があります。
オプションの柱取り付けキットには、壁面取り付け用の取り付けブラケットが付属しています。取り付けブラケットをテンプレートとして使用し、設置用の取り付け穴の位置に印を付けることができます。準備が整ったら取り付けプレートを設置し、アクセス ポイントを取り付けます。 表 3-1 に、柱取り付けキット以外に用意する必要のある資材を示します。
|
|
---|---|
取り付けブラケットは、ネジ穴の位置をマークするテンプレートとして使用できます。または、次の図を参照してください。
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
垂直壁面にアクセス ポイントを取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 取り付けブラケットをテンプレートとして使用し、取り付け面の 4 つのネジ穴の位置に印を付けます。取り付けブラケットのネジ穴の位置については、図 3-1 を参照してください。オプションで、個別の取り付け穴や取り付けスロットを使用できます。
|
|
||
|
|
ステップ 2 ユーザが用意した 4 つのネジとオプションのネジ アンカーを使用して、取り付けプレートを取り付け面に取り付けます。
(注) 化粧しっくい、セメント、またはドライウォールの壁面には、必要に応じて、適切なネジ アンカーおよび屋外仕様の合板の背板を使用してアクセス ポイントを取り付けます。
ステップ 3 アクセス ポイントの両側面にある上側の支持ボルト穴に、M8 x16 ボルトをねじ込みます(図 3-2 を参照)。ボルトは完全に閉めるのではなく、0.25 インチ(0.635 cm)ほどのすき間を空けてください。
|
|
||
|
|
ステップ 4 アクセス ポイントの 2 本のボルトを、取り付けブラケットの各側面にあるクイック取り付けノッチに合わせます(Chapter 2, “柱への取り付け” を参照)。ヒンジ付きドアが外側を向いていることを確認します。
ステップ 5 M8 x16 ボルト(および平ワッシャとロック ワッシャ)をアクセス ポイントの各側面の 2 番めのボルト穴にねじ込みます。
ステップ 6 アクセス ポイントの前面が垂直になっていることを確認し、4 つのボルトを 13 ~ 15 フィート ポンド
(17.6 ~ 20.3 Nm)で締めます。
ステップ 7 Cisco Aironet デュアルバンド全方向アンテナを使用する場合は、図 3-2 に示すようにアクセス ポイントに接続します。アンテナをアクセス ポイントに手でねじ込みます。
ステップ 8 “アクセス ポイントの接地(全モデル)” sectionおよび“アクセス ポイントへの電源供給” sectionに進みます。
アクセス ポイントを垂直な支柱、マスト、または街灯柱に取り付ける場合は、オプションの柱取り付けキットを使用する必要があります。このキットは、直径が 2 ~ 16 インチの金属製、木製、またはファイバグラス製の柱への取り付けをサポートしています。
アクセス ポイントを支柱、マスト、または街灯柱に取り付ける場合は、オプションの柱取り付けキットを使用する必要があります。このキットは、直径が 2 ~ 16 インチの金属製、木製、またはファイバグラス製の柱への取り付けをサポートしています。
柱取り付けキットには、支柱への取り付け前に組み立てが必要な部品がいくつかあります。まず、アクセス ポイントを取り付ける支柱の直径に合わせて、支柱クランプ ブラケットの 2 つのストラップ ブラケットを組み立てます。図 3-3 に、支柱の直径インジケータと支柱クランプ ブラケットのボルト穴を示します。
支柱クランプ ブラケットを組み立てるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 使用する柱の直径に応じて、支柱クランプ ブラケットにストラップ ブラケットの位置を合わせ、各ストラップ ブラケットを 2 本の M8 x16 のボルトで(ロック ワッシャを併用して)固定します(図 3-4 を参照)。ボルトを 13 ~ 15 フィート ポンド(17.6 ~ 20.3 Nm)で締めます。
図 3-4 組み立てられた支柱クランプ ブラケットとストラップ ブラケット
ステップ 2 M8 ナットを支柱クランプ ブラケットの支持ボルトにねじ込み、ボルトが脱落しないようナットを十分に締め付けます。
ステップ 3 “支柱への取り付け” sectionに移動します。
アクセス ポイントは、電源を利用できる場所であれば、有線 LAN 接続なしでも設置できます。アクセス ポイントは、Adaptive Wireless Path Protocol(AWPP)に基づいたインテリジェント無線ルーティングを使用します。AWPP を使用すると、リモート アクセス ポイントは、別のアクセス ポイントを使用している有線 LAN ネットワークへの最適なルートを動的に利用できるようになります。
1522 アクセス ポイントは、メッシュ バックホールおよび接続に 5 GHz の電波を使用します。2.4 GHz の電波は、ローカルの無線クライアント アクセスに使用します。
アクセス ポイントを垂直の支柱や街路灯に取り付ける場合は、2 本の金属帯を支柱に設置してアクセス ポイントをサポートします。この手順を実行するには、柱取り付けキットに付属していない工具や資材が別途必要です( 表 3-2 を参照)。
|
|
|
---|---|---|
アクセス ポイントを垂直の支柱や街路灯に取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。アクセス ポイントは、直径が 5.1 ~ 40.6 cm(2 ~ 16 インチ)の支柱に取り付けることができます。
(注) 街路灯電源タップ アダプタを使用する場合は、屋外照明コントロールの 3 フィート(1 m)以内にアクセス ポイントを配置します。
ステップ 2 支柱が 3.5 インチ(8.9 cm)より太い場合は、2 本の金属製ストラップを使用して支柱クランプ ブラケット アセンブリを支柱に取り付けます(図 3-5 を参照)。ストラップ用工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)に同梱されている手順に従い、ストラップ ブラケットのスロットを通して、各金属製ストラップを 2 回巻きます。
図 3-5 3.5 インチ(8.9 cm)よりも太い支柱に取り付けたクランプ ブラケット アセンブリ
|
|
||
|
|
ステップ 3 直径が 3.5 インチ(8.9 cm)以下の支柱の場合は、支柱クランプ ブラケットとストラップ ブラケットの間のすき間を通して巻いた 2 本の金属製ストラップを使用して、支柱クランプ ブラケット アセンブリを支柱に取り付けます(図 3-6 を参照)。これにより、極端な環境下でも最大強度で固定できます。ストラップ用工具(BAND IT)(AIR-BAND-INST-TL=)に同梱されている手順に従い、各金属ストラップを 2 回巻きます。
図 3-6 3.5 インチ(8.9 cm)以下の支柱の金属製ストラップのすき間
|
ステップ 4 必要に応じて、金属製ストラップを締める前に、支柱クランプ ブラケットを支柱に設置します。
(注) 金属製ストラップを完全に締め付けると、金属製ストラップを切断または分解しない限り、支柱クランプ ブラケットを調整できなくなります。
ステップ 5 結束ストラップ用工具(BAND IT)(Cisco AIR-BAND-INST-TL=)を使用し、工具に同梱されている手順書に従って金属ストラップを締めます。金属バンドはできる限り固く締めてください。
ステップ 6 取り付けブラケットを支柱クランプ ブラケットの支持ボルトに載せます(図 3-7 を参照)。
ステップ 7 垂直な支柱の場合は、図 3-7 に示すようにマウント ブラケットを配置します。水平な街路灯柱の場合、取り付けブラケットを図 3-7 に示す位置から 90o 回転させます。
ステップ 8 4 本の M8 x16 ボルトを(平ワッシャとロック ワッシャ付きで)ボルト穴に取り付けます。
図 3-7 取り付けブラケットおよび支柱クランプ ブラケット アセンブリのネジ穴の位置
|
|
||
|
|
ステップ 9 ボルトとナットを手で締めます(強く締めすぎないでください)。
ステップ 10 取り付けブラケット ユニットの上端が水平になるように調節し、ボルトとフランジ ナットを 13 ~ 15 フィート ポンド(17.6 ~ 20.3 Nm)で締めます(図 3-7 を参照)。
(注) 取り付けブラケットの角度は、傾斜の付いた水平の街路灯に対応できるように最大 45o まで調整可能です。
ステップ 11 アクセス ポイントの両側面にある上側の支持ボルト穴に、M8 x16 ボルトを(平ワッシャやロック ワッシャなしで)ねじ込みます(図 3-8 を参照)。ボルトは完全に締めず、0.25インチ(0.635 cm)程度のすき間を残してください。 (= 0.635 cm(3.50 インチ))である必要があります。
|
|
||
|
|
ステップ 12 アクセス ポイントの 2 本のボルトを取り付けブラケットのアクセス ポイント クイック取り付けノッチに入れます(図 3-9 を参照)。
(注) アクセス ポイントは、LED を地上から確認できるように、LED のある面が下側、ヒンジ付きカバーが外側を向く方向で取り付けます。
図 3-9 取り付けブラケットに取り付けたアクセス ポイント
ステップ 13 M8 x16 ボルト(および平ワッシャとロック ワッシャ)をアクセス ポイントの各側面の 2 番めのボルト穴にねじ込みます(図 3-9 を参照)。
ステップ 14 アクセス ポイントの前面が垂直になっていることを確認し、4 つのボルトを 13 ~ 15 フィート ポンド (17.6 ~ 20.3 Nm)で締めます。
ステップ 15 Cisco Aironet デュアルバンド全方向アンテナを使用する場合は、図 3-9 に示すようにアクセス ポイントに接続します。アンテナをアクセス ポイントに手でねじ込みます。
ステップ 16 “アクセス ポイントの接地(全モデル)” sectionおよび“アクセス ポイントへの電源供給” sectionに進みます。
AC 入力端子ブロックまたは 24 VDC 端子ブロックを使用する場合、および光ファイバ SFP モジュールとファイバ ケーブル巻き取りリールを取り付ける場合は、アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開ける必要があります。
アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開く手順は、次のとおりです。
ステップ 1 0.5 インチ(13 mm)のメガネレンチまたはソケット セットを使用して、ユニットの前面カバーの 4 本のボルトを外します。ヒンジのボルトは手で簡単に回せるように 2 回転ほど緩めておきます。ボルトをヒンジから取り外さないでください(図 3-10)。
ステップ 2 カバーは底部がヒンジで固定されています。カバーを慎重に開き、取り外します。
(注) カバーが簡単に開かない場合は、再度ヒンジのボルトを慎重に緩めます。
|
|
ステップ 1 アクセス ポイントのカバーを閉じるときに、内部のワイヤを挟まないように注意してください。
ステップ 2 アクセス ポイントのすべての側面を慎重にカバーの面に合わせ、各ボルトを手でゆっくりと締めます。
ステップ 3 すべてのボルトを手で締めた後、13 mm のメガネ レンチまたはソケット セットを使用し、図 3-11 に示す順序で少しずつ締めていきます。各ボルトを 3 ~ 4 フィート ポンド(0.34 ~ 0.45 Nm)で締めます。
ステップ 4 同じ締め付けの順番でステップ 3 を繰り返し、各ボルトを 6 ~ 7 フィート ポンド
(0.68 ~ 0.79 Nm)で完全に締めます。
アクセス ポイントは、電源に接続する前にアース接続する必要があります。
警告 本機器は、電力を供給する前に、お客様が準備した地線を使用して外部接地する必要があります。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 366
警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074
AC 電源で動作するアクセス ポイントを屋外に設置する場合は、次の手順に従って、本体を適切に接地する必要があります。
ステップ 1 6AWG の絶縁アース線を使用する場合は、アース ラグに接続できるように絶縁被覆をはがします。
ステップ 2 適切な圧着工具を使用して、絶縁被覆を取り除いた 6AWG のアース線を付属のアース ラグ(Panduit PLCD6-10A-L)に圧着します。
(注) アース ラグおよび使用するハードウェアは、地域および国の電気規格に準拠する必要があります。
ステップ 3 付属の導電剤を開け、アース線を接続するネジ穴がある金属表面に適当な量を塗布します(図 3-8 を参照)。
ステップ 4 付属のプラス ネジ 2 本(M4 X 10 mm)とスプリング ワッシャを使って、アクセス ポイントのアース ネジ穴にアース ラグを接続します(図 3-8 を参照)。アース ネジを
22 ~ 24 インチ ポンド(2.49 ~ 2.71 Nm)で締めます。
ステップ 5 必要に応じて、アース線のもう一方をはがし、接地棒などの確実なアース部分に接続します(Chapter 2, “一般的なアクセス ポイント設置におけるコンポーネント”を参照)。
注 モデルによってポート アダプタのサイズとスレッディングは異なります。「コネクタ」で設置したアクセス ポイント モデルについて、コネクタの詳細を確認してください。
光ファイバ キット(AIR-1520-FIB-REEL=)を使用すると、1552H アクセス ポイントで光ファイバ ネットワーク接続をサポートできます。このキットには、次の部品が含まれています。
注 SFP モジュールは単体での発注が可能です。該当する SFP オプションについては、発注ガイドを参照してください。
警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008
注 LC コネクタ付きの屋外用光ファイバ ケーブルは、ユーザが用意する必要があります。直径が 0.20 ~ 0.35 インチ(5.1 ~ 8.9 mm)のケーブルを用意してください。個々のファイバの被覆の直径は 0.040 インチ(1.0 mm)以下である必要があります。
注 AIR-CAP1552H-Q-K9(POE入力構成専用)を日本で爆発性環境に設置する場合は、適合宣言および規制情報を参照してください。
光ファイバ ケーブルを 1552H アクセス ポイントに接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 すべての電源がアクセス ポイントから切り離されていることを確認します。
警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028
ステップ 2 ヒンジ付きカバーを開きます(“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開く” sectionの手順を参照)。
ステップ 3 図 3-12 に示すように、2 つの大きいリールの上に小さいリールを置きます。
ステップ 4 大小のリールのネジ穴を合わせ、大小を組み合わせたリールのそれぞれに取り付けネジを 4 本差し込みます。ネジを 3 ~ 4 インチ ポンド(0.34 ~ 0.45 Nm)で締めます。
ステップ 5 SFP モジュールの端からプラグを取り外し、SFP モジュールを SFP レセプタクルに挿入します(図 3-12 を参照)。
|
|
|
|
|
ステップ 6 防水コネクタの丸い側を反時計回りに回して緩めますが、取り外さないでください(図 3-13 を参照)。
|
|
ステップ 7 アダプタのネジ側をアクセス ポイントに慎重に手でねじ込みます。
ステップ 8 調整レンチ、22mm ソケット、または Sealcon S-2200-WR レンチを使用して、アダプタのネジ側を 6 ~ 7 フィート ポンド(8.1 ~9.5 Nm)で締めます。
ステップ 9 光ファイバ ケーブルの外側被覆を約 1 ~ 2 フィート(30.5 cm)の長さで取り除き、内部の芯線を露出させます。
ステップ 10 光ファイバ LC ケーブル コネクタを Liquid-Tight アダプタの丸い側から内部に慎重に差し込み(図 3-13 を参照)、アダプタに押し込みます。
ステップ 11 余分な光ファイバ ケーブルを巻き取りリールに「8」の字状に巻き付けます。
ステップ 12 光ファイバ LC ケーブルのコネクタを SFP モジュールに差し込みます。
ステップ 13 自在レンチまたはスパナ レンチを使用して、アダプタの丸い側を 2.7 ~ 3.2 フィート ポンド
(3.66 ~ 4.34 Nm)で締めます。
ステップ 14 ヒンジ付きカバーを閉じます(“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを閉じる” sectionを参照)。
注 モデルによってポート アダプタのサイズとスレッディングは異なります。「コネクタ」で設置したアクセス ポイント モデルについて、コネクタの詳細を確認してください。
光ファイバ キット(AIR-1550S-FIB-KIT=)を使用すると、1552SA および 1552SD アクセス ポイントで光ファイバ ネットワーク接続をサポートできます。このキットには、次の部品が含まれています。
注 SFP モジュールは単体での発注が可能です。該当する SFP オプションについては、発注ガイドを参照してください。
警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008
注 LC コネクタ付きの屋外用光ファイバ ケーブルは、ユーザが用意する必要があります。直径が 10.0 mm(0.40 インチ)未満のケーブルを用意してください。個々のファイバの被覆の直径は 1.0 mm(0.040 インチ)未満である必要があります。
光ファイバ ケーブルを 1552SA または 1552SD アクセス ポイントに接続するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 すべての電源がアクセス ポイントから切り離されていることを確認します。
警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028
ステップ 2 ヒンジ付きカバーを開きます(“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開く” sectionの手順を参照)。
ステップ 3 リール ブラケットをアクセス ポイントに位置合わせし、No.4-40 X 6 mm(0.25 インチ)ネジ 2 本で取り付けます。ネジを 5.5 ~ 6.0 インチ ポンド(0.62 ~ 0.68 Nm)で締めます。(図 3-14 を参照)。
ステップ 4 取り付けたブラケットに 2 個のリールをそれぞれ位置合わせします。各リールを No.2-56 X 8 mm(0.31 インチ)ネジ 4 本でブラケットに取り付けます。ネジを 3 ~ 4 インチ ポンド(0.34 ~ 0.45 Nm)で締めます。(図 3-14 を参照)。
ステップ 5 付いているプラグを取り外し、½-NPT ポート アダプタに交換します。アダプタのネジ側をアクセス ポイントに慎重に手でねじ込みます。アダプタの六角面を使って、アダプタを 6 ~ 7 フィート ポンド(8.1 ~ 9.5 Nm)で締めます。(図 3-14 を参照)。
ステップ 6 SFP モジュールの端からプラグを取り外し、SFP モジュールを SFP レセプタクルに挿入します。(図 3-14 を参照)。
図 3-14 光ファイバ ケーブル キットの部品(図は 1552SD)
|
|
||
|
|
リールをブラケットに取り付けるための No.2-56 X 8 mm(0.31 インチ)ネジ 8 本(リールごとに 4 本ずつ) |
|
|
|
ステップ 7 (1552SA のみ) プラス ドライバを使用して、AC 入力モジュール カバーを固定している 3 本の非脱落型ネジを緩めます。AC 入力モジュール カバーを取り外して脇に置いておきます。図 3-15を参照してください。
図 3-15 AC 入力モジュール カバーの取り外し(1552SA)
ステップ 8 ユーザが用意したケーブル導入部品(コンジットパイプ、またはケーブル グランド)を ½-NPT ケーブル アダプタに取り付けます。
(注) 設置者および統合者は、設計されたシステム全体の一部として認証された適切なコンポーネントを供給する責任があり、IP67 準拠のアクセス ポイントの環境保全を維持する必要があります。
(注) 設置者または統合者が選択する防水ファイバ導入デバイスは、Buna-N O リング付き Sealcon CD-13AR-EX として参照されるデバイスの仕様と同等または上回るものである必要があります。
(注) ½-NPT アダプタに接続するためのトルク仕様は 6 ~ 7 フィート ポンド(8.1 ~ 9.5 Nm)です。
ステップ 9 光ファイバ ケーブルの外側被覆を約 1 ~ 2 フィート(30.5 cm)の長さで取り除き、内部の芯線を露出させます。
ステップ 10 ファイバ導入ポートを通して光ファイバ ケーブルを慎重に差し込み、被覆をはがしたケーブルの境目を筐体の内壁の近くに配置します(1552SA では、AC 入力モジュール内に入るようにします)。(図 3-16 を参照)。
ステップ 11 (1552SA のみ) ファイバ ケーブル(被覆をはがした部分)をゴム グロメットに通し、AC 入力モジュールの接合スロット内にグロメットを配置します。(図 3-16 を参照)。
図 3-16 ファイバ ケーブルの取り付け(左が 1552SA、右が 1552SD。説明に必要な部分のケーブルのみを図示)
|
|
|
|
|
注 アクセス ポイントに ½ NPT パイプまたはケーブル グランドを取り付けるときは、金属配管シール剤(Loctite® 565 など)を使用してください。
ステップ 12 業界標準の方法とケーブルの取り回しに従って、余分な光ファイバ ケーブルを巻き取りリールに巻き付けます。
ステップ 13 光ファイバ LC ケーブルのコネクタを SFP モジュールに差し込みます。
ステップ 14 ファイバを損傷しないように適切な方法でファイバ ケーブルを筐体内に固定します。
ステップ 15 (1552SA のみ) グロメットの上部にカバーの下端をはめ合わせてから、カバーの位置を元の方向に慎重に戻して、AC 入力モジュール カバーを元どおりに取り付けます。AC 入力モジュールの側壁を通過するファイバを保護するために、モジュール側壁の切れ込みの中でグロメットが横長に変形します。AC 入力モジュールを元どおりに組み立てるときに、ファイバ ケーブルを挟まないよう注意してください。ケーブルを損傷するおそれがあります。非脱落型ネジを 5.5 ~ 6.0 インチ ポンド(0.62 ~ 0.68 Nm)で締めます。図 3-17を参照してください。
図 3-17 取り付けが終わったファイバ ケーブル(図は 1552SA。ファイバや内部の配線は省略)
ステップ 16 ヒンジ付きカバーを閉じます(「アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを閉じる」を参照)。
注 モデルによってポート アダプタのサイズとスレッディングは異なります。「コネクタ」で設置したアクセス ポイント モデルについて、コネクタの詳細を確認してください。
注 1552WU は光ファイバに対応していないため、このモデル用の設置詳細はありません。
WirelessHART アンテナで 1552WU を設置する場合、WirelessHART ゲートウェイの構成を読んでから続行してください。
アクセス ポイントの底面にはリセット ボタンがあります(図 3-18 を参照)。リセット ボタンは、小さな穴の奥にあり、ネジとゴム製のガスケットで密閉されています。リセット ボタンは、次の操作に使用できます。
図 3-18 リセット ボタンの位置:モデル AIR-CAP1552SA/SD-x-K9 および AIR-CAP1552H-x-K9
|
アクセス ポイントをリブート(電源の再投入)する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 プラス ドライバを使用して、リセット ボタンのネジを取り外します(図 3-18)。取り外したネジを紛失しないように注意してください。
ステップ 2 まっすぐに伸ばしたペーパークリップを使用して、リセット ボタンを 10 秒未満の間、押します。これにより、アクセス ポイントがリブート(電源が再投入)され、すべての LED が約 5 秒間消灯した後、再度点灯します。
ステップ 3 リセット ボタンに再度ネジをねじ込み、プラス ドライバを使用して 22 ~ 24 インチ ポンド
(2.49 ~ 2.71 Nm)で締めます。
警告 爆発の危険性:装置を設置、保守、または交換する前に、そのエリアが危険でないことを確認する必要があります。ステートメント 1082
注 AIR-CAP1552H-Q-K9(POE入力構成専用)を日本で爆発性環境に設置する場合は、適合宣言および規制情報を参照してください。
アクセス ポイントには、次のいずれかの方法で電源を供給できます。
Power over Ethernet(PoE):56 VDC パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)
注 上記のすべての場合、ユーザが用意した過電流保護デバイスにより、アクセス ポイントに電源を供給する AC 分岐回路を 20A 以下に制限する必要があります。この分岐電源の保護は、地域および国のすべての電気規定に適合する必要があります。
1552 危険場所設置用アクセス ポイントは複数の電源に接続できます。アクセス ポイントは使用可能な電源を検出し、次の優先順位を使用して対象の電源に切り替えます。
パワー インジェクタは、イーサネット ケーブル経由でアクセス ポイントに 56 VDC の電源を供給し、スイッチからアクセス ポイントまでの全長 100 m(328 フィート)のエンドツーエンド イーサネット ケーブルをサポートします。
注 1552SA/SD および 1552WU は PoE 入力をサポートしていません。
注 パワー インジェクタからアクセス ポイント(PoE 入力ポート)までのイーサネット ケーブルには 3.1 m(10 フィート)以上の長さが必要です。
注 パワー インジェクタでアクセス ポイントが動作している場合は、PoE 出力ポートはディセーブルになります。
オプションのパワー インジェクタでアクセス ポイントを動作させる場合の取り付け手順は、次のとおりです。
ステップ 1 PoE をアクセス ポイントに供給する前に、アクセス ポイントが接地済みであることを確認します(“アクセス ポイントの接地(全モデル)” sectionを参照)。
ステップ 2 取り付けに必要なコンポーネントについては、Chapter 2, “柱への取り付け” で確認してください。
(注) PoE インジェクタは耐候性ではないため、ホフマン ボックスなど専用の IP67 ラック内にインジェクタを設置することを推奨します。
ステップ 3 CAT5e 以上のイーサネット ケーブルを有線 LAN ネットワークからパワー インジェクタに接続します。
警告 火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023
アクセス ポイントには、1500 パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ1500-2=)のみを使用してください。このパワー インジェクタは、アクセス ポイントの電源要件を満たすよう設計されており、クラス 2 Limited Power Source(LPS)として認定されています。
注 設置者には、このタイプのパワー インジェクタによるアクセス ポイントへの電源供給が、地方または国の安全検査と通信機器の基準を満たしていることを確認する責任があります。
ヒント ブリッジ トラフィックを転送するには、パワー インジェクタとコントローラの間にスイッチを追加します。詳細については、『Cisco Wireless Mesh Access Points, Design and Deployment Guide, Release 7.0』を参照してください。
ステップ 4 アクセス ポイントの電源を入れる前に、アクセス ポイントにアンテナが接続され、アースが取り付けられていることを確認します。
ステップ 5 シールド付き屋外用イーサネット ケーブル(CAT5e 以上)で、パワー インジェクタとアクセス ポイントの PoE 入力コネクタ間を接続します(図 3-19 を参照)。
ステップ 6 イーサネット ケーブルをアクセス ポイントの PoE 入力ポートに接続します(“アクセス ポイントへのイーサネット ケーブルの接続(全モデル)” sectionを参照)。
(注) 1552H アクセス ポイントが PoE から電力供給を受ける場合、PoE 出力ポートはアクティブになりません。
ステップ 7 “次の作業” sectionに進みます。
注 AIR-CAP1552H-Q-K9(POE入力構成専用)を日本で爆発性環境に設置する場合は、適合宣言および規制情報を参照してください。
注 パワー インジェクタからアクセス ポイントまでのイーサネット ケーブルは、10 フィート (3.05 m)以上の長さが必要です。パワー インジェクタでアクセス ポイントが動作している場合は、PoE 出力ポートはディセーブルになります。
シールド付きイーサネット ケーブルをアクセス ポイントに接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 パワー インジェクタの電源を切り離し、アクセス ポイントのすべての電源がオフになっていることを確認します。
警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028
ステップ 2 6AWG のアース線がアクセス ポイントに接続されていることを確認します(“アクセス ポイントの接地(全モデル)” sectionを参照)。
ステップ 3 調整レンチ、22 mm ソケット、または Sealcon S-2200-WR レンチを使用して、イーサネットのコネクタ プラグをアクセス ポイントから取り外します(位置については、図 3-19を参照)。
図 3-19 イーサネット Liquid-Tight アダプタの位置(AIR-CAP1552SA/SD-x-K9、AIR-CAP1552H-x-K9、および AIR-CAP1552WU-A-K9 モデルのみ)
|
イーサネット ポート(1552SA/1552SD/1552WU)または PoE 入力ポート(1552H)のホール サイズ PG13.5 |
|
(注) データ ケーブル エントリの詳細については、図 1-1 を参照してください
ステップ 4 Liquid-Tight アダプタの丸い側を反時計回りに回して緩めますが、取り外さないでください(図 3-20 を参照)。
|
|
ステップ 5 イーサネット ケーブルの終端されていない側を Liquid-Tight アダプタの丸い側に差し込み(図 3-20 を参照)、アダプタからケーブルを数インチ引き出します。
ステップ 6 イーサネット ケーブル取り付け工具を使用して、イーサネット ケーブルの終端されていない側に RJ-45 コネクタを取り付けます。
警告 火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023
ステップ 7 アクセス ポイントのイーサネット ポート開口部に RJ-45 ケーブル コネクタを慎重に差し込み、内部のイーサネット コネクタに接続します(図 3-21 を参照)。
図 3-21 ケースのイーサネット ポート開口部への RJ-45 コネクタの差し込み
|
|
||
|
|
ステップ 8 Liquid-Tight アダプタをアクセス ポイント側にスライドさせ、アダプタのネジ側をアクセス ポイントにねじ込み、手で締めます。
ステップ 9 調整レンチ、22 mm ソケット、または Sealcon S-2200-WR レンチを使用して、アダプタのネジ側を 6 ~ 7 フィート ポンド(8.1 ~ 9.5 Nm)で締めます。
ステップ 10 調整レンチを使用して、アダプタの丸い側を 2.7 ~ 3.2 フィート ポンド(3.66 ~ 4.34 Nm)で締めます。
ステップ 11 アクセス ポイントの電源を入れる前に、アンテナがアクセス ポイントに接続されていることを確認します。
ステップ 12 イーサネット ケーブルを適切に引き回し、余分なケーブルを切り落とします。
ステップ 13 ケーブルの一方の終端されていない側に RJ-45 コネクタを取り付け、パワー インジェクタに差し込みます。通常の取り付け部品については、Chapter 2, “一般的なアクセス ポイント設置におけるコンポーネント” を参照してください。
24 VDC 電源ケーブルを 1552SA/1552SD または 1552WU アクセス ポイント モデルに接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開きます。手順については、“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開く” sectionを参照してください。
図 3-22 24 VDC 電源の設置:モデル AIR-CAP1552SD-A-K9 および AIR-CAP1552WU-A-K9
|
|
||
|
ユーザが用意する 1/2 インチ NPT パイプ(北米/ATEX)または被覆ケーブル(ATEX のみ)。設置者および統合者は、設計されたシステム全体の一部として認証された適切なコンポーネントを供給する責任があり、IP67 準拠のアクセス ポイントの環境保全を維持する必要があります。 |
ステップ 2 24 VDC 電源ケーブルを 1/2-NPT ポートを通して配線してください。
ステップ 3 ワイヤ ストリッパ工具を使用して、各ワイヤから絶縁被覆を取り除きます。丸型端子(シスコ提供)にしっかりと接続するために必要な分だけ取り除いてください。
ステップ 4 「RTN」と書かれたコネクタのターミナル ストリップのネジと角ワッシャを取り外します。DC 戻り線を「RTN」と書かれたターミナル ストリップの位置に接続します。ターミナル ストリップのネジを締め、丸型端子とワイヤに固定します。
ステップ 5 「+24 VDC IN」と書かれたコネクタのターミナル ストリップのネジと角ワッシャを取り外します。+24 VDC 熱線を「+24 VDC IN」と書かれたターミナル ストリップの位置に接続します。ターミナル ストリップのネジを締め、丸型端子とワイヤに固定します。
ステップ 6 DC 入力コードをターミナル ストリップの横のワイヤ固定アンカーに固定します。
ステップ 8 アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを閉じます。詳細については、“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを閉じる” sectionを参照してください。
(注) コンジットを取り付ける場合は、その地域の電気規格に準拠していることを確認してください。
配電の詳細については、“AIR-CAP1552H-x-K9、AIR-CAP1552SA/SD-x-K9、および AIR-CAP1552WU-A-K9 アクセス ポイント構成の配電容量” sectionを参照してください。
AC 電源ケーブルを 1552H または 1552SA アクセス ポイント モデルまで引き込んで接続する手順は、次のとおりです。
警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
ステップ 1 アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開きます。手順については、“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを開く” sectionを参照してください。
ステップ 2 プラス ドライバを使用して、AC 入力モジュール カバーを固定している 3 本の非脱落型ネジを緩めます。(図 3-23)。
図 3-23 AC 電源の取り付け:モデル AIR-CAP1552H-A-K9
|
|
||
|
|
||
|
|
|
|
---|---|
設置者および統合者は、設計されたシステム全体の一部として認証された適切なコンポーネントを供給する責任があり、IP67 準拠のアクセス ポイントの環境保全を維持する必要があります。 |
|
設置者および統合者が選択した防水グランド デバイスは、Buna-N O リング付き Sealcon CD-13AR-EX として参照されるデバイスに表示される仕様と同等または上回るものである必要があります。 |
|
ステップ 4 AC 電源ケーブルを 1/2-NPT ポートを通して引き込みます。
ステップ 5 ワイヤ ストリッパ工具を使用して、各ワイヤから絶縁被覆を取り除きます。端子ブロックにしっかりと接続するために必要な分だけ取り除いてください。ホット側の線は、接続後に裸線が露出しないようにする必要があります。
ステップ 6 アース線を付属のアース ラグに差し込み、圧着工具を使用して接続部を圧着します。
ステップ 7 アース ラグを取り付け、プラス ドライバで接続部を締めます。締めすぎてネジ山を傷めないようにしてください。
ステップ 8 ホット側の各線を AC 入力端子ブロックに差し込みます。
ステップ 9 プラス ドライバを使用して端子ブロックの止めネジを締め、端子ブロックにワイヤを固定します。
ステップ 10 裸線が露出していないことを確認します。裸線が露出している場合、端子ブロックから取り外して長さを調節し、もう一度取り付けてください。
ステップ 12 AC 入力モジュールのカバーを再度取り付け、非脱落型ネジを締めます。締めすぎないようにしてください。
ステップ 13 アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを閉じます。詳細については、“アクセス ポイントのヒンジ付きカバーを閉じる” sectionを参照してください。
ステップ 14 イーサネット バックホール ケーブルを取り付けます。手順については、次の項を参照してください。
アクセス ポイントは、可動部品、フィルタ、潤滑油、または機械的接触部品を採用していないため、最小限の定期保守または予防保守で済みます。ただし、危険な場所に設置する場合は定期検査を実施し、アクセス ポイントが問題なく動作していることを確認する必要があります。ここでは、危険な場所に設置されたアクセス ポイントのメンテナンスの実施について説明します。
メンテナンスの詳細については、Chapter 4, “トラブルシューティング”および『Troubleshooting a Mesh Network Guide』を参照してください。トラブルシューティング マニュアルには、次の URL で Cisco.com から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/docs/wireless/access_point/1520/troubleshooting/guide/TrbleshtMesh.html
警告 この機器への接続を取り外す場合は、事前に必ず電源を落とすか、そのエリアが危険でないことを確認してください。この機器につなぐ外部接続は、製品に付属されているネジ、スライド ラッチ、ネジ式コネクタ、またはその他の方法で固定してください。その他のコンポーネントを代用すると、Class I、Zone 2、Division 2 の防爆規格に対する適合性が損なわれる場合があります。
ステートメント 1062
警告 装置またはネットワーク上のデバイスに電源が入った状態でコンソール ケーブルを接続または接続を取り外すと、電気アークが発生する可能性があります。これは、危険な場所への設置中に爆発を引き起こす原因となります。電源が入っていないか、またはそのエリアが危険でないことを確認してから、作業を進めてください。
装置の動作を確認するには、設置前に危険ではない場所で POST を実施してください。ステートメント 1080
警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
アクセス ポイントの使用を中止する場合は、カバーを開けて AC 入力配線を取り外す前に、必ずアクセス ポイントから電源を遮断してください。AC 配線を取り外す場合は、アース接続を最後に取り外してください。
アクセス ポイントの検査を定期的に行い、危険な場所の環境で密閉性を保ったまま正常に動作していることを確認する必要があります。 表 3-3 に、検査の手順と周期を示します。
|
|
---|---|
コントローラへの有線イーサネット、光ファイバ、またはケーブル ネットワークに接続していない MAP に電源を投入すると、そのアクセス ポイントは、Cisco Adaptive Wireless Path Protocol(AWPP)を使用してコントローラへの有線ネットワークに接続されているルート アクセス ポート(RAP)への最適なパスを持つ、別のメッシュ アクセス ポイント(MAP)にバインドします。アクセス ポイントは、電源が投入されると、ディスカバリ要求を送信します。コントローラのアクセス ポイントが適切に設定されている場合は、コントローラからアクセス ポイントにディスカバリ応答が返されます。これが行われた場合、アクセス ポイントは接続要求をコントローラに送信し、コントローラは接続確認応答を返します。次に、アクセス ポイントはコントローラへの Control And Provisioning of Wireless Access Points(CAPWAP)接続を確立し、コントローラで設定された共有秘密キーを取得します。
アクセス ポイントの設定、監視、および操作の詳細については、『 Cisco Wireless LAN Controller Configuration Guide 』を参照してください。