目次
- Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラ導入ガイド
- はじめに
- 前提条件
- 要件
- 使用されるコンポーネント
- 表記法
- 製品概要
- Cisco 8540 コントローラの主要な属性
- AP プラットフォームのサポート
- プラットフォーム コンポーネント
- Cisco 8540 の前面パネル
- 電源スイッチと LED インジケータ
- ロケータのスイッチと LED インジケータ
- システム ステータス LED インジケータ
- ファン ステータス LED インジケータ
- 温度ステータス LED インジケータ
- 電源ステータス LED インジケータ
- ネットワーク リンク LED インジケータ
- 前面パネルの KVM ブレークアウト コネクタ
- Cisco 8540 WLC の背面パネル
- 10 G と 1 G の切り替え
- SFP のサポート
- イメージの仕様
- 8540 コントローラ プラットフォームでサポートされていない機能
- 耐障害性機能
- AP およびクライアント SSO
- 有線ネットワークへの Cisco 8540 SSO ペアの接続
- お客様による交換可能部品
- リンク集約(LAG)
- プラットフォーム間のモビリティとゲスト アンカーのサポート
- インフラストラクチャ マルチキャスト
- 新しいモビリティと MC のサポート
- Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラのルックアンドフィール
- 起動と初期設定
- コントローラの初期設定
- モニタリングとベスト プラクティス
- 管理 Web UI
- サービス ポートのアウトオブバンド管理
- Service Port
- サービス ポートの設定
- サービス ポートの HTTP または HTTPS Web ベースのアクセス
- サービス ポートの SNMP ポーリング v2 および v3 のサポート
- サービス ポートの Syslog サーバ
- 制限事項
- ローカル EAP サポート
- 有線ゲスト アクセス サポート
- ライセンス
- License Types
- ライセンス モデルの特長
Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラ導入ガイド
前提条件
製品概要
既存の Cisco 8510 シリーズ コントローラは、最大 6,000 の AP、64,000 のクライアント、10 Gbps スループットに拡張できます。しかし、個人所有デバイスの持ち込み(BYOD)による企業でのモバイル クライアントの急増、ミッションクリティカルなアプリケーションへのワイヤレスの導入、新しいビジネス モデルを実現するサービス プロバイダー ネットワークにおける Wi-Fi の採用などによって、ワイヤレス ネットワークでは、より高い AP 拡張性、クライアント拡張性、スループットを提供することが求められています。
Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア リリース 8.1 は、それらの重要な課題に対応します。リリース 8.1 は、40 Gbps のスループット、6,000 の AP、64,000 のクライアントをサポートする新しい Cisco 8540 ワイヤレス コントローラを実現し、ビジネス クリティカルなネットワークにより高いパフォーマンスと拡張性をもたらします。
次の表は、この新しいプラットフォームの主要なハードウェア機能の一部を示しています。
Cisco 8540 コントローラの主要な属性
以下は、Cisco 8540 コントローラの重要な属性の一部です。
高い AP 拡張性(2 RU に 6,000 AP)
高いクライアント密度(2 RU に 64,000 クライアント)
2 RU で 40 Gbps の高スループット
6,000 の AP、6,000 の AP グループ、2,000 の FlexConnect グループをサポートし、FlexConnect グループごとに最大 100 の AP をサポート
4095 の VLAN をサポート
50,000 の RFID トラッキングをサポートし、最大 24,000 の不正 AP と最大 32,000 の不正クライアントを検出して阻止(RFID 以上)
25,000 アクティブ RFID タグ
3,20,000 の AVC フロー
64,000 の PMK キャッシュ サイズ
サブセカンド AP とクライアント SSO によるハイ アベイラビリティ
TrustSec SXP をサポート
すべての AP 動作モード(ローカル、FlexConnect、モニタ、不正検出、スニファ、ブリッジ、フレックス + ブリッジ)をサポート
ライセンスの有効化と継続的なライセンス運用を容易にする使用権(RTU)ライセンス
次の表は、シスコのエンタープライズ キャンパス コントローラの比較の一覧を示しています。
表 2 シスコのエンタープライズ キャンパス コントローラの比較 Attributes
8540
8510
7510
展開タイプ
企業の大規模構内 + SP Wi-Fi
フルスケールのブランチ オフィス
企業の大規模構内 + SP Wi-Fi
フルスケールのブランチ オフィス
多数の分散したコントローラなしのブランチ オフィスに対応する中央拠点のコントローラ
動作モード
すべての AP モード
すべての AP モード
FlexConnect、フレックス + ブリッジ
最大スケール
6,000 AP
64,000 クライアント
6,000 AP
64,000 クライアント
6,000 AP
64,000 クライアント
AP 数の範囲
1 ~ 6,000
300 ~ 6,000
300 ~ 6,000
ライセンス
使用権(EULA)
使用権(EULA)
使用権(EULA)
Connectivity
4 つの 10 G ポート
2 つの 10 G ポート
2 つの 10 G ポート
電源
1200 W AC、930 W DC
ホットスワップ対応デュアル冗長 PSU
AC/DC デュアル冗長
AC/DC デュアル冗長
FlexConnect グループの最大数
2,000
2,000
2,000
FlexConnect グループあたりの AP の最大数
100
100
100
不正 AP 管理の最大数
24000
32,000
32,000
不正クライアント管理の最大数
32,000
24000
24000
RFID の最大数
50,000
50,000
50,000
RRM グループあたりの最大 AP 数
6,000
6,000
6,000
最大 AP グループ数
6,000
6,000
6,000
最大インターフェイス グループ数
512
512
512
インターフェイス グループあたりの最大インターフェイス数
64
64
64
サポートされる最大 VLAN 数
4095
4095
4095
サポートされる最大 WLAN 数
512
512
512
高速セキュア ローミング クライアント/最大 PMK キャッシュ
64,000
64,000
64,000
(注)
特に指定がない限り、機能のサポートは 8510 の場合と同じになります。
プラットフォーム コンポーネント
Cisco 8540 の前面パネル
Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラの前面パネルには、複数のボタン、LED インジケータ、KVM コネクタがあります。電源ボタンやロケータ LED ボタンに加えて、システム ステータス、PSU ステータス、ファン ステータスを示す LED、ネットワーク LED、温度 LED があります。
ロケータのスイッチと LED インジケータ
統合 LED 付きのユニット識別押しボタン式スイッチが、前面パネルと背面パネルにあります。ボタンを押すたびに、アクティブ状態と非アクティブ状態が切り替わります。
ファン ステータス LED インジケータ
Cisco 8540 WLC の背面パネル
背面パネルには次のインターフェイスがあります。
10 G と 1 G の切り替え
ポート 1 に何も装着されていない場合、ボードはデフォルトで 10 G モードに設定されます。したがって、1 G モードに切り替えるには、SFP モジュールをポート 1 に装着してシステムを再起動する必要があります。
逆に、SFP モジュールが装着されているときに 4 x 10 G モードに切り替えるには、SFP+ モジュールをポート 1 に装着し、WLC を再起動する必要があります。
つまり、10 G と 1 G 間で SFP と SFP+ の活性挿抜(OIR)はできません。
10 G から 10 G および 1 G から 1 G の OIR は可能です。
(注)
すべてのポートを 10 G または 1 G のどちらかにすることを推奨します。それぞれ異なる場合、ポート 1 の SFP によって動作モードが決まるため、他方の SFP の機能は動作しません。
表 9 OIR 発生時の Cisco 8540 WLC の機能 SFP/SFP+ のホットスワップ
Port1
Port2
Port3
Port4
Remarks
1G から 1G
No
Yes
Yes
Yes
Cisco 8540 WLC は 1G の Port1 OIR でリブートが必要
1G から 10G
No
No
No
No
Cisco 8540 WLC は 1G から 10G の切り替えの間にリブートが必要
10G から 1G
No
No
No
No
Cisco 8540 WLC は 10G から 1G の切り替えの間にリブートが必要
10G から 10G
Yes
Yes
Yes
Yes
リブートは不要
SFP のサポート
8540 WLC ネットワーク ポートは次の Cisco SFP/SFP+ モジュールをサポートします。
GLC-T
SFP-10G-SR
SFP-10G-LR
SFP-10G-LRM
SFP-H10GB-CU1M
SFP-H10GB-CU2M
SFP-H10GB-CU2-5M
SFP-H10GB-CU3M
SFP-H10GB-CU5M
SFP-H10GB-ACU7M
SFP-H10GB-ACU10M
SFP-10G-AOC7M
SFP-H10GB-CU1-5M
SFP-10G-AOC3M
SFP-10G-AOC1M
SFP-10G-AOC2M
SFP-10G-AOC5M
SFP-10G-AOC10M
GLC-LH*
GLC-EX-SMD*
GLC-SX-MMD*
SFP-10G-SR-S
SFP-10G-LR-S
(注)
* ポート 1 で GLC-T が必要。
耐障害性機能
Cisco 8540 はステートレス N+1 冗長性モデルをサポートしています。N+1 HA アーキテクチャは、低い導入コストで、地理的に離れたデータセンターのコントローラに冗長性をもたらします。1 つのバックアップ コントローラを使用して、複数のプライマリ WLC にバックアップを提供できます。
この冗長性モデルの詳細については、以下を参照してください。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/technology/hi_avail/N1_High_Availability_Deployment_Guide/N1_HA_Overview.html
AP およびクライアント SSO
ハイアベイラビリティ ステートフル スイッチオーバー(SSO)モデルは、アクティブ状態の 1 台のコントローラとホット スタンバイ状態の もう 1 台のコントローラによって、ボックスツーボックス冗長性をもたらします。SSO モデルは、冗長(HA)ポートを介してアクティブ コントローラの状態をモニタします。Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラには、フェールオーバー RP ポートがあります。
アクティブ コントローラの設定は、冗長ポートを介してスタンバイ コントローラに同期されます。HA では、管理インターフェイスの IP アドレスなどの同じ設定セットを両方のコントローラで共有します。AP の CAPWAP の状態(AP が RUN 状態である場合)も同期されます。その結果、アクティブ コントローラで障害が発生した場合でも、AP は Discovery 状態になりません。また、WLC にクライアントが関連付けられた時やクライアントのパラメータが変更された時にも、クライアントの情報がスタンバイ WLC に同期されます。完全に認証されたクライアント(つまり、Run 状態のクライアント)は、スタンバイ側に同期されます。これによって、スイッチオーバー時にクライアントの再アソシエーションが回避され、AP およびクライアントのフェールオーバーがシームレスになります。その結果、クライアント サービスのダウンタイムがゼロになり、SSID の停止もなくなります。
SSO 機能とサポートされるトポロジの詳細については、『High Availability deployment Guide』を参照してください。
リンク集約(LAG)
4 つの 10 G インターフェイス間の 1 つの LAG がソフトウェア バージョン 8.1 以降でサポートされます。LACP と PAgP は本コントローラではサポートされません。
プラットフォーム間のモビリティとゲスト アンカーのサポート
以下によるゲスト アンカー機能
外部コントローラ(EoIP トンネル)として稼動している Cisco WLC 2504/5508/8510/7510/WISM2
外部コントローラ(EoIP トンネル)として稼動している Cisco 5520/8540 WLC
新しいモビリティが有効化され、外部コントローラ(CAPWAP トンネル)として稼動している Cisco 5760 WLC
外部コントローラから以下のゲスト アンカーへ:
Cisco WLC 2504/5508/8510/7510/WISM2(EoIP トンネル)
Cisco 5520/8540 WLC(EoIP トンネル)
新しいモビリティが有効になっている Cisco 5760 WLC(CAPWAP トンネル)
CAPWAP には、ネイティブの管理プレーン暗号化機能とオプションのデータ ペイロード暗号化機能があります。
インフラストラクチャ マルチキャスト
新しいモビリティと MC のサポート
Cisco 8540 プラットフォームは、プラットフォーム間の IRCM およびゲスト アンカー サポート機能と互換性を保つために、新しいモビリティ機能をサポートしています。このプラットフォームは MC として動作しません。
Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラのルックアンドフィール
Cisco 8540 コントローラでは、ボーレート 9600 でのコンソール リダイレクションがデフォルトで有効になり、フロー制御なしで VT100 端末をシミュレーションできます。8540 コントローラは既存のコントローラ プラットフォームと同じブート シーケンスを備えています。
サービス ポートのアウトオブバンド管理
リリース 8.2 以降、Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラのサービス ポートの機能は次の管理サービスをサポートするように拡張されました。
これらのサービスは、このリリースでのみ非 HA トポロジでサポートされます。
Service Port
サービス ポートは、Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラの背面パネルの図でポート 4 に配置されている 10/100/1000 Base-T 管理ポートです。
サービス ポートの設定
サービス ポートに割り当てる IP アドレスは、管理サブネット以外のルーティング不可能なサブネットにある必要があります。次の設定に示すように、動的または静的に割り当てることができます。サービス ポートの設定自体には変更がなく、続くコマンドは参照用です。
IPv4 アドレスのサービス ポート インターフェイスを定義するには、次のコマンドを使用します。
サービス ポートの IPv4 アドレスの動的な割り当て:
DHCP サーバを設定する:
config interface dhcp service-port enableDHCP サーバを無効にする:
config interface dhcp service-port disableサービス ポートで静的 IPv4 アドレスを設定するため次のコマンドを使用する:
config interface address service-port ip-address netmaskIPv4 ルートをリモート ワークステーションからコントローラのアウトオブバンド管理を許可するために追加する:
config route add network-ip-address ip-netmask gatewayコントローラの IPv4 ルートを削除する:
config route delete network-ip-addressIPv6 アドレスでサービス ポート インターフェイスを定義するには、次のコマンドを使用します。
サービス ポートを slacc を使用して設定する:
config ipv6 interface slacc service-port enableサービス ポートを slacc を使用して無効にする:
config ipv6 interface slacc service-port disableIPv6 アドレスを設定する:
config ipv6 interface address service-port ipv6-address prefix-lengthIPv6 ルートをリモート ワークステーションからコントローラのアウトオブバンド管理を許可するために追加する:
config ipv6 route add network_ipv6_address prefix-length ipv6_gw_addrコントローラの IPv4 ルートを削除する:
config ipv6 route delete network_ipv6_address- 設定後サービス ポートのステータスを確認する:
show interface detailed service-portサービス ポートの HTTP または HTTPS Web ベースのアクセス
リリース 8.2 以降、図に示すようにサービス ポートの IP アドレスを使ってワイヤレス LAN コントローラへの HTTP および HTTPS の管理アクセスが可能になりました。
サービス ポートの SNMP ポーリング v2 および v3 のサポート
リリース 8.2 以降、[Prime Infrastructure] に示すように、サービス ポートの IP アドレスでプロトコル v2 および v3 を使った SNMP ポーリングを実行できるようになりました。
ローカル EAP サポート
ソフトウェア リリース 8.2 以降、Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラは、コントローラでローカル EAP の機能をネイティブでサポートしました。
ローカル EAP は、コントローラでのユーザおよびワイヤレス クライアントのローカル認証を可能にする認証方式です。この方式は、バックエンド システムが妨害されたり、外部認証サーバがダウンした場合でも、ワイヤレス クライアントへの接続を維持できるように、リモート オフィスで使用する目的で設計されています。ローカル EAP を有効にすると、コントローラは認証サーバおよびローカル ユーザ データベースとして機能するため、外部認証サーバに依存する必要がなくなります。ローカル EAP は、ローカル ユーザ データベースまたは LDAP バックエンド データベースからユーザの資格情報を取得して、ユーザを認証します。ローカル EAP では、コントローラとワイヤレス クライアント間で、LEAP、EAP-FAST、EAP-TLS、PEAPv0/MSCHAPv2、および PEAPv1/GTC 認証方式をサポートします。
ローカル EAP の設定は、既存の WLC 設定と同じです。ローカル EAP サーバの設定例は、こちらを参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/wireless-mobility/wlan-security/91628-uwn-loc-eap-svr-config.html%23maintask1
有線ゲスト アクセス サポート
ソフトウェア リリース 8.2 以降、Cisco 8540 ワイヤレス LAN コントローラは、有線ゲスト アクセス機能をサポートしています。
顧客、パートナー、コンサルタントが施設を訪問する際にインターネット アクセスを提供する必要を感じている企業が増えています。IT マネージャは、同じワイヤレス LAN コントローラで、インターネットへの有線およびワイヤレスの保護および制御されたアクセスをゲストに提供できます。ゲスト ユーザは、必ず許可を得て指定イーサネット ポートに接続し、設定された認証方法を完了してから、管理者の設定に従ってゲスト ネットワークにアクセスします。ワイヤレス ゲスト ユーザは現在のゲスト アクセス機能を使用して WLAN コントローラに簡単に接続できます。これにより、エンドユーザにワイヤレスおよび有線の統合されたゲスト アクセスを提供します。
有線ゲスト ポートは所定の場所で提供し、アクセス スイッチに接続しています。アクセス スイッチの設定により、これらのポートは有線ゲスト レイヤ 2 VLAN の 1 つになります。
お客様が利用できる 2 種類の別個のソリューション:
1 つの WLAN コントローラ(VLAN 変換モード):アクセス スイッチがゲスト VLAN の有線ゲスト トラフィックを有線ゲスト アクセス ソリューションを提供する WLAN コントローラにトランクします。このコントローラは入力有線ゲスト VLAN から出力 VLAN に VLAN 変換を実行します。
2 つの WLAN コントローラ(自動アンカー モード):アクセス スイッチが有線ゲスト トラフィックをローカル WLAN コントローラ(アクセス スイッチに一番近いコントローラ)にトランクします。このローカル WLAN コントローラは、有線およびワイヤレスのゲスト アクセス用に設定された、緩衝地帯(DMZ)のアンカー WLAN コントローラにクライアントをアンカーします。クライアントから DMZ アンカー コントローラへのハンドオフが成功すると、DHCP IP アドレスの割り当て、クライアント認証などが、DMZ WLC で処理されます。ここで認証が完了すると、クライアントはトラフィックの送受信を行うことができるようになります。
有線ゲスト アクセスの設定は、既存の WLC 設定と同じです。有線ゲスト アクセスの設定例は、こちらを参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/wireless-mobility/wireless-lan-wlan/99470-config-wiredguest-00.html
ライセンス
8540 ワイヤレス LAN コントローラは、Cisco Flex 7500 シリーズや Cisco 8500 シリーズのコントローラと同様の使用権(RTU)ライセンス モデルをサポートしています。これは承認ベースのライセンス方式であり、エンド ユーザ ライセンス契約(EULA)に同意することによって、サポート対象のコントローラで AP ライセンスを有効にできます。RTU ライセンス方式は、現場での AP Adder ライセンスの追加、削除、移動を簡素化します。特別な手順やツールは必要なく、PAK ライセンスや返品許可(RMA)の移動のために Cisco.com にアクセスする必要もありません。
評価ライセンスは 90 日間有効です。評価ライセンスの期限が切れる 15 日前から、永久ライセンスの購入を促す通知が示されます。
購入した数よりも多い AP に接続している場合は、Cisco Prime Infrastructure 内の追跡対象コントローラのライセンス ステータスが赤になります。
RTU ライセンス モデルの詳細については、『Cisco Right to Use Licensing (RTU)』を参照してください。
スマート ライセンスもご利用いただけます。詳細については、こちらを参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/technology/mesh/8-2/b_Smart_Licensing_Deployment_Guide.html
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