Cisco Live! 2018 in Orlando に参加した 受講生たちの声

学生さんたちの現地でのインタビューと、レポートをご紹介します。

サイバーセキュリティ人材育成プログラム
受講者がCisco Live! 2018 in Orlando に参加

シスコ最大の年次カンファレンス Cisco Live! 2018 in Orlando が 2018 年 6 月 10 日~ 14 日に、米国フロリダ州オーランドで開催されました。シスコ スカラシップ プログラムを受講している 4 名の学生もこのイベントに参加しました。

Cisco Live! 2018 in Orlando を振り返って

全世界から 26,000 人が参加した Cisco Live! 2018 in Orlando。学生の皆さんは Keynote Speech や日本向けのセッションに参加、また Cisco Networking Academy で学ぶ海外の学生達と共にシスコのエグゼクティブに直接質問ができるような機会もありました。

さらに 1,000 を超えるセッションの中から自らの興味に合わせテクニカル セッションにも参加しました。

会場に入ると、そこは世界中から集まった数万人の参加者で埋め尽くされており、Cisco Live! の規模の大きさに驚きました。

テクニカル セッションを通して、暗号化トラフィックの分析や機械学習のセキュリティへの応用などの最先端の技術を知ることができたほか、Cisco Live! に出展した様々な企業の最新のソリューションを肌で感じることができたことは、非常に貴重な経験でした。また、メンバー間での事前コミュニケーションや会場にて、実際に製品や Cisco Event アプリを使用し、その利便性や機能性の高さにも驚きました。誰もが、どこにいても、どんなデバイスでも使用することができるシスコのサービスの質の高さを実感しました。

イベント中、シスコの様々な役職の方々からの話を伺うことができ、シスコの仕事のあり方だけでなく、各人が受け持つ仕事への責任感や熱意といったものを感じることができました。これから社会に出て、社会に貢献していく上で持つべき信念とは何か、改めて考えさせられました。

ネットーク セキュリティの分野で活躍したい、という夢を持つ私にとって、このイベントは夢への大きな足がかりになったことは間違いありません。最先端の技術に触れられるだけでなく、将来自分が何にどう関わっていくか、考えられる素晴らしい機会だったと思います。

京都大学 工学部 情報学科計算機科学コース 4 年生

林 和幸さん

現地では、製品やソリューションの開発エンジニアと直接話す機会や Cisco Live! のネットワークの構築や運営をしている NOC チームのメンバーとの質疑応答する時間もありました。

普段は関わることができないような人と話をする機会を得られたことはとても素晴らしい体験でした。

その中でも特に印象だったのが、シスコの Talos チームの活躍、そして私たち各人のセキュリティ リテラシーの重要性について学んだセッションです。Talos とは、脅威を収集し、攻撃やマルウェアに対するセキュリティを向上させることを目的としたチームです。Talos のメンバーは世界中にいるため、24 時間体制でネットワークを監視することができます。私はセッションを通してこのチームに興味を持ち、Cisco Live! を終えてからもブログや podcast をチェックするようになりました。

また、現場では、技術的な対策以外に、社内のセキュリティ リテラシーを向上させることも重要だということを知りました。忘れないようにログイン ID とパスワードを紙に書いて、誰もが見える場所に貼ってあることがあるそうです。せっかく技術的に堅牢なシステムを作り上げたとしても、これでは誰もが簡単にシステムに侵入できてしまいます。このような状況を防ぐために、セキュリティ リテラシーの向上は必要不可欠です。実際に仕事をしている方々から話を聞けたことで、技術と人のどちらも欠けてはならないということがわかりました。安全なシステムは、技術と技術を使用する各人の意識や知識が重要です。

名古屋大学大学院 情報学研究科複雑系科学専攻 修士 1 年生
土井 麻未さん

セッション以外にも日本から参加した 200 名を超えるお客様、パートナー企業の皆さん、シスコ社員と交流するも機会もありました。

これまでシスコ = ネットワーク機器というイメージがありましたが、Cisco Live! に参加して、ネットワーク機器だけでなく、セキュリティ機器や クラウド セキュリティ サービス、コラボレーション ツールを取り扱っていることを知りました。

 

私の将来の夢はネットワークのスペシャリストになることです。Cisco Live! に参加してさまざまな課題が見えてきました。一つ目は英語です。様々なセッションに参加しましたが、英語力により内容が 100% 理解できないのはもったいないと思いました。最新の技術を学習するため、また、ネットワークのスペシャリストになるためにも、英語の更なる勉強は必須だと思いました。二つ目は技術的な知識です。CCNA R&S に合格してから Cisco Live! に参加しましたが、これまで聞いたことのない技術用語にたくさん触れ、まだまだ勉強が足りないなと実感しました。課題を感じたときは少し落ち込みましたが、日本から参加された社会人の皆さんとの交流会の場で、「とりあえずやってみてることが重要。課題がみつかったら、それを克服するよう努力したらいい」と言われて安心しました。今回、参加してみて、自分の課題がたくさんわかりました。また、良い仲間とも出会えました。このような機会を頂き、とても感謝しています。

国際電子ビジネス専門学校 情報スペシャリスト科 4 年制課程 3 年生

仲村 拓馬さん

あっという間だった 3 日間。Cisco Live! を通して得た経験をそれぞれ学校、研究生活に活かしていただけたらと思います。

オーランドから帰国したとき、あっという間に 1 週間が終わってしまった、と寂しく感じたことを今でもよく覚えています。Cisco Live! に参加した時間は、それほどに充実していました。最大の収穫は、所属意識と未来に対する期待感が変化したことです。Cisco Live! に参加する前は、研究に集中する時間が多く、普段交流するのは研究室の仲間と身近な友人くらいのものでした。そのため、Cisco Live! に参加する過程で見た、シスコの「今つながれば、世界は変えられる。」というフレーズは初め、私にはピンと来ませんでした。しかし、技術的なセッションや社員の方々との話を通じて、シスコがこのフレーズを掲げて、どんなことを目指しているのかを肌で感じることができました。同時に、自分が所属している世界の広さを認識し直すことができました。シスコでは、テクノロジーによって、人と人とが簡単にコミュニケーションをとれるような取り組みをしています。この取り組みによって、「つながる」ことを促進することで、色々な人々の相互理解を進め、諍いを減らし、ついには世界の在り方すら変えてしまうのではないか、と感じました。これからの世界がどうなっていくのか、自分は何に貢献できるのかということを、希望を持って考える機会が得られ、本当に良かったと思います。

東北大学大学院 情報科学研究科 応用情報科学専攻 修士 1 年生

高島 健さん

Cisco Live! 2018 in Orlando 学生インタビュー

Cisco Live! 2018 in Orlando に参加した、サイバーセキュリティ スカラシップ プログラムの受講生 4 名の現地インタビュー。

サイバーセキュリティ スカラシップ プログラムとは

シスコはサイバーセキュリティ スカラシップ プログラムを創設し、次世代の情報セキュリティ人材育成を支援します。

シスコ ネットワーキング アカデミー

シスコ ネットワーキング アカデミーは、企業が求めているインターネット技術者を育成するために、大学、専門学校、高校などの学校における授業での開講を対象に、シスコが開発したウェブベースのカリキュラムです。

サイバーセキュリティ スカラシップ プログラムの入門プログラムについては、シスコ ネットワーキング アカデミーを通じて学習する形となります。