テレワークを始めるにあたって、デスクトップパソコンやプリンタ、スキャナなど、オフィスと同じような有線接続機器を⾃宅にも揃えたいというニーズがあります。
ホームゲートウェイや Wi-Fi ルータが搭載している有線ポート数は限られているため、すでに家族のパソコンやテレビなどを接続していると、 空きポートがない事があります。
また、仕事部屋に揃えた複数の機器からリビングのホームゲートウェイ や Wi-Fi ルータに接続すると、何本ものケーブルが邪魔で⾒た⽬が悪くなることを気にする⼈もいます。
そんなとき活躍するのが、Meraki Go ネットワークスイッチ(スイッチングハブ)です。
有線ポート数を増やせるだけでなく、はなれた場所へのケーブルを⼀本化できるメリットもあります。
家電量販店などで購⼊できる安価なネットワークスイッチの場合、
たんに機器を接続するだけで 管理機能はないことがほとんどですが、Meraki Go は違います。
Meraki Go ネットワークスイッチ は、Meraki Go ルータ ファイアウォール や Meraki Go アクセスポイント と同じアプリで、一元的に管理ができ、有線ポートのオン/オフ機能で不正利用を防止したり、ポート毎に接続されているものを表示することができます。
とくに、Meraki Go ルータ ファイアウォール GX20 と一緒に利用することで、ネットワーク全体の通信量の上限を設定する機能がテレワーク環境で役立ちます。
また、アクセスポイント GR10/GR60 と一緒に利用すると、無線LANを利用している環境下の、通信量の上限を設定する機能が利用できます。
「Web 会議やクラウドサービスなど、仕事で使うアプリケーションの通信が安定しない」 で紹介したように、家族のインターネット利用が通信品質に影響を与えることがありますが、Meraki Go ルータ ファイアウォール とMeraki Go ネットワークスイッチを一緒に利用すれば、有線接続のパソコンやゲーム機、テレビなどの通信量を適切に制限できます。
※ネットワークスイッチ GS110 単体での利用時には通信量の上限設定はできません。
1.ホームゲートウェイにMeraki Go ネットワークスイッチを接続して有線ネットワークを拡張
2.Wi-Fiを使いたい場合は、ホームゲートウェイに Meraki Go アクセスポイントを接続して Wi-Fi ネットワークを構築
Wi-Fi 対応ホームゲートウェイの場合は、Meraki Go アクセスポイント と電波が⼲渉して、通信速度の低下や通信が不安定になる場合があります。
回避するためには、設置場所を⼯夫するか、ホームゲートウェイの Wi-Fi 機能をオフにします。
1.回線終端装置に Meraki Go ルータ ファイアウォール を接続して有線 ネットワークを構築
2.Meraki Go ルータ ファイアウォール に Meraki Go ネットワークスイッチ を接続して有線ネットワークを拡張
3.安全に Wi-Fiを使いたい場合は、 Meraki Go ルータ ファイアウォールに Meraki Go アクセスポイントを接続して Wi-Fi ネットワークを構築
⼀部の集合⾃宅などでは回線終端装置が必要なく、回線の差し込み⼝ (有線ポート)に直接 Meraki Go ルータ ファイアウォール を接続するパターンもあります。
1.ホームゲートウェイに Meraki Go ルータ ファイアウォール を接続して有線ネットワークを構築
2.Meraki Go ルータ ファイアウォールに Meraki Go ネットワークスイッチ を接続して有線ネットワークを拡張
3.安全にWi-Fiを使いたい場合は、Meraki Go ルータ ファイアウォール にMeraki Go アクセスポイントを接続してWi-Fi ネットワークを構築
Wi-Fi 対応ホームゲートウェイの場合は、Meraki Go アクセスポイント と電波が⼲渉して、通信速度の低下や通信が不安定になる場合があります。
回避するためには、設置場所を⼯夫するか、ホームゲートウェイの Wi-Fi 機能をオフにします。