ネットワークについて
ネットワークは、ルータ、スイッチ、ワイヤレス コントローラ、アクセス ポイントを含む、1 つまたは複数のデバイスで構成されています。クライアントはネットワーク健全性スコアの一部ではないことに注意してください。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ネットワークは、ルータ、スイッチ、ワイヤレス コントローラ、アクセス ポイントを含む、1 つまたは複数のデバイスで構成されています。クライアントはネットワーク健全性スコアの一部ではないことに注意してください。
この手順を使用してネットワークの概要を把握して、対処する必要がある潜在的な問題があるかどうかを判断します。
ネットワークは、ルータ、スイッチ、ワイヤレス コントローラ、アクセス ポイントを含む、1 つまたは複数のデバイスで構成されています。クライアントはネットワーク健全性スコアの一部ではないことに注意してください。
(注) |
ネットワーク ヘルス スコアは、場所のみに基づいて計算されます。デバイスの場所が不明な場合、そのデバイスはネットワーク ヘルス スコアに考慮されません。 |
アシュアランスを設定します。「基本的な設定のワークフロー」を参照してください。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックし、 を選択します。 [Overall Health] ダッシュボードが表示されます。 |
||||||||||||||||||||
ステップ 2 |
[Network] タブをクリックします。 [Network health] ダッシュボードが表示されます。 |
||||||||||||||||||||
ステップ 3 |
上部のメニューバーにあるロケーションオプション()をクリックして、ロケーションペインを表示します。 ロケーションペインには、次の機能があります。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
上部のメニューバーにある時間範囲設定()をクリックして、 ダッシュボードに表示するデータの時間範囲を指定します。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
上部のメニューバーにある [All Domains] 設定をクリックして、次のオプションを選択できます。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 6 |
上部のメニューバーにある [Actions] ドロップダウンリストをクリックして、次の機能を実行できます。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 7 |
次の機能には、[Network Health] タイムラインを使用します。 より詳細な時間範囲を指定できます。時間範囲を指定するには、タイムライン境界線をクリックしてドラッグします。これにより、ダッシュボードにカスタムチャート用の内容が設定されます。 タイムラインの右側にある矢印ボタンを使用して、最大 30 日間のデータを表示できます。 タイムラインチャート内でカーソルを重ねると、特定の時刻のネットワークデバイスのヘルススコアパーセンテージが表示されます。 点線の横線は、正常なネットワークのしきい値を表します。デフォルトでは、40% に設定されています。 しきい値を変更するには、次の手順を実行します。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 8 |
次の機能には、[Network Devices Health Summary] ダッシュレットを使用します。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 9 |
AP ダッシュレットを使用して、次の情報を確認できます。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 10 |
次の機能には、[Network Devices] ダッシュレットを使用します。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 11 |
次の機能には、PoE ダッシュレットを使用します。
|
||||||||||||||||||||
ステップ 12 |
[Network Devices Reachability] ダッシュレットを使用して、次の情報を表示します。
|
この手順を使用して特定のデバイスに関する詳細情報を表示して、対処する必要がある潜在的な問題が存在するかどうかを判断します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックし、 を選択します。 [Overall Health] ダッシュボードが表示されます。 |
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 |
[Network] タブをクリックします。 [Network health] ダッシュボードが表示されます。 |
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 |
次のいずれかを実行します。
[Client 360] ウィンドウに、クライアントデバイスの 360 度ビューが表示されます。 |
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
左上隅にある時間範囲設定()をクリックして、ウィンドウに表示されるデータの時間範囲を指定します。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
ウィンドウの右上隅にある [Intelligent Capture] をクリックすると、特定のネットワークデバイスのキャプチャされたオンボーディングおよびデータパケットを表示、モニターリング、およびトラブルシューティングして、対処する必要がある潜在的な問題が存在するかどうかを確認できます。RF 統計情報の表示とアクセスポイントのスペクトル解析データの管理を参照してください。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 |
タイムラインスライダを使用すると、一定期間のネットワークデバイスに関する正常性およびイベント情報を表示できます。タイムラインスライダには、次の機能があります。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 |
タイムラインの下の [Device Details] 領域で、デバイスの正常性スコアを確認できます。 デバイスの正常性スコアの詳細は次のとおりです。
ヘルス スコアの色は、その重大度を示します。正常性は 1 ~ 10 のスケールで測定され、10 が最高スコアになります。スコア 0 は、データを取得できなかったことを示します。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 8 |
タイムラインの下の [Device Details] 領域を使用して、デバイスに関する最新情報を確認できます。これには、デバイスが配置されているビルディングやフロア、デバイスモデル、IP アドレス、デバイスにインストールされているソフトウェアのバージョン、デバイスロール、HA ステータス、IP アドレスまたは MAC アドレス、稼働時間などが含まれます。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 |
[View Details] 領域で [View All Details] をクリックすると、一般的な情報、ネットワーク情報、ラックロケーションなど、デバイスの他の属性を表示するスライドインペインが開きます。 |
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 |
[Issues] カテゴリを使用して、対処する必要がある問題を確認できます。 問題は、タイムスタンプに基づいて一覧表示されます。直近の問題が最初にリストされます。 問題をクリックするとスライドインペインが開き、問題の説明、影響、および推奨されるアクションなど、対応する詳細情報が表示されます。 スライドインペインでは、次の操作を実行できます。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 11 |
[Physical Neighbor Topology] カテゴリを使用して、デバイスのトポロジと隣接するデバイスへの接続方法を確認できます。 次を実行できます。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 12 |
[Event View] カテゴリを使用して、デバイスのイベントの監査証跡を確認できます。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 13 |
[Path Trace] カテゴリを使用して、パストレースを実行できます。 [Run New Path Trace] をクリックすると、指定した送信元デバイスと接続先デバイス間のネットワークトポロジが表示されます。トポロジには、パスの方向とパスに沿ったデバイスが、その IP アドレスを含めて含まれます。ディスプレイには、パスに沿ったデバイスのプロトコル(Switched、STP、ECMP、Routed、Trace Route)や、その他のソース タイプも表示されます。 パス トレースの実行を参照してください。 |
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 14 |
[Application Experience] カテゴリをクリックすると、ネットワークで実行中のアプリケーションが表示されます。 メトリックをチャート形式で表示するには、テーブル内のアプリケーションの横にあるラジオ ボタンをクリックします。関連する情報を示すスライドインペインが開きます。 アプリケーション エクスペリエンスとアプリケーションの可視性についておよびホストのアプリケーション エクスペリエンスの表示を参照してください。
|
||||||||||||||||||||||||||
ステップ 15 |
[Detail Information] カテゴリを使用して、デバイスの KPI の一定期間の履歴を確認できます。 次の各タブをクリックすると、それぞれに対応する詳細が表示されます。
|
次の表に、[Device 360] ウィンドウの [Event Viewer] に表示される、エラーレベル(警告、通知、情報)に満たない syslog メッセージの選択済みリストを示します。
プロトコルイベント | レイヤ 2 イベント |
---|---|
OSPF-5-OSPF-5-ADJCHG IFDAMP 5-UPDOWN BGP-5-ADJCHANGE DUAL-5-NBRCHANGE BGP-5-ADJCHANGE-bfd CLNS-5-ADJCHANGE LDP-5-NBRCHG-TDP LDP-5-NBRCHG-LDP CDP-4-NATIVE_VLAN_MISMATCH LISP-4-LOCAL_EID_RLOC_INCONSISTENCY LISP-4-LOCAL_EID_NO_ROUTE LISP-4-CEF_DISABLED LISP-4-LOCAL_EID_MAP_REGISTER_FAILURE LISP-4-MAP_CACHE_WARNING_THRESHOLD_REACHED |
SW_MATM-4-MACFLAP_NOTIF MAC_LIMIT-4-PORT_EXCEED MAC_LIMIT-4-VLAN_EXCEED IGMP-6-IGMP_GROUP_LIMIT SPANTREE-5-ROOTCHANGE UDLD-4-UDLD_PORT_DISABLED PM-4-ERR_DISABLE CDP-4-DUPLEX_MISMATCH LINK-5-CHANGED PORT-5-IF_DOWN PORT-5-IF_UP |
ハードウェア プラットフォーム イベント |
---|
SYS-5-CONFIG_I SYS-5-RELOAD SYS-5-RESTART OIR-6-INSCARD OIR-6-REMCARD OIR-SP-6-INSCARD OIR-SP-6-REMCARD PLATFORM_STACKPOWER-6-CABLE_EVENT PLATFORM_STACKPOWER-6-LINK_EVENT PLATFORM_STACKPOWER-4-TOO_MANY_ERRORS PLATFORM_STACKPOWER-4-VERSION_MISMATCH PLATFORM_STACKPOWER-4-UNDER_BUDGET PLATFORM_STACKPOWER-4-INSUFFICIENT_PWR PLATFORM_STACKPOWER-4-REDUNDANCY_LOSS ILPOWER-5-POWER_GRANTED ILPOWER-5-LINKDOWN_DISCONNECT ILPOWER-5-IEEE_DISCONNECT ILPOWER-5-INVALID_IEEE_CLASS ILPOWER-4-LOG_OVERDRAWN ILPOWER-5-CLR_OVERDRAWN |
Cisco StackWise Virtual はネットワークシステムの可視化技術です。2 台の物理スイッチが 40-G または 10-G イーサネット接続を使用して 1 台の論理的な仮想スイッチとして動作することを可能にします。
次の表に、StackWise Virtual をサポートする Cisco Catalyst スイッチを示します。
デバイス | サポート対象 IOS-XE ソフトウェアの最小バージョン |
---|---|
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ |
16.11 + |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ |
16.11 + |
Cisco Catalyst 9500 シリーズ スイッチ |
16.11+ |
Cisco StackWise Virtual には、次の既知の制限事項があります。
Cisco StackWise Virtual を設定した後も、2 番目のスイッチはインベントリに表示されたままになります。独自の IP アドレスがないため、応答を停止します。回避策として、次が可能です。
インベントリから 両方のスイッチを削除します。ネットワーク デバイスの削除を参照してください。
StackWise Virtual を設定します(2 つのスイッチを 1 つの仮想スイッチに設定します)。
デバイスを検出します。IP アドレス範囲を使用したネットワークの検出、CDP を使用したネットワークの検出、またはLLDP を使用したネットワークの検出を参照してください。
(注) |
StackWise Virtual が検出されると、1 台のスイッチがアクティブな役割を果たし、もう 1 台はスタンバイの役割を果たします。スタック内の両方のスイッチは、1 つのプライマリ管理 IP アドレスに関連付けられます。 |
Cisco StackWise Virtual を削除すると、2 つのスイッチは独立します。両方が同じ IP アドレスを持ち、デュアルアクティブ検出(DAD)状態で動作します。回避策として、次が可能です。
2 番目のスイッチで別の IP アドレスを設定します。
デバイスをもう一度検出します。IP アドレス範囲を使用したネットワークの検出、CDP を使用したネットワークの検出、またはLLDP を使用したネットワークの検出を参照してください。
Cisco StackWise テクノロジーは、スイッチで構成されるスタックの能力をまとめて活用する革新的な新しい手段を提供します。個別のスイッチがインテリジェントに結合され、32 Gbps のスイッチングスタックの相互接続により 1 つのスイッチングユニットが形成されます。スタック内のすべてのスイッチが設定情報とルーティング情報を共有することで、単一のスイッチングユニットを作り上げます。
Cisco StackWise をサポートするデバイスを次に示します。
Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチ
Cisco Catalyst 3850 シリーズ スイッチ
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ
Cisco StackWise には、次の既知の制限事項があります。
リングのステータスが Device 360 ヘッダーに表示されません。
リンク速度の情報は、
タブに表示されません。ネットワークデバイスの正常性スコアを設定するには、次の手順を実行します。KPI のしきい値を変更し、計算に含める KPI を指定すると、ネットワークデバイスの正常性スコアの計算をカスタマイズできます。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして の順に選択します。 [Health Score] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
ネットワーク デバイス カテゴリのタブをクリックして、正常性スコアの計算設定をカスタマイズします。 このタブには、ネットワークデバイスタイプの正常性スコアの計算に影響する KPI が表示されます。 |
ステップ 3 |
[KPI Name] 列で、KPI 名のリンクをクリックします。 KPI のスライドインペインが表示されます。 |
ステップ 4 |
KPI の正常性スコアを次のように設定します。 |
ステップ 5 |
[Apply] をクリックします。 確認のダイアログボックスが表示されます。 |
Power over Ethernet(PoE)テレメトリを使用してネットワーク内の PoE 対応デバイスをモニターできます。PoE テレメトリを使用すると、次の操作を実行できます。
ネットワーク内の PoE 対応デバイスの現在の動作状態を確認します。PoE で供給されていない PoE 対応デバイスについて、その理由を特定できます。
ネットワーク内の PoE 対応デバイスに割り当てられている電力を確認します。
ネットワーク内の PoE 対応デバイスで利用している PoE テクノロジーに関する情報を確認します。
PoE を供給するスイッチの電力負荷を確認します。
PoE を供給するスイッチの電源の概要をモニターし、スイッチの電力バジェット、使用済み電力、残り電力、電力使用状況などの情報を確認します。
PoE を供給するスイッチに接続されている PoE 対応デバイスを確認します。
アシュアランス の PoE 関連の問題について、PoE に潜在的な問題がある場合に通知を受け取ります。
PoE テレメトリは、IOS XE バージョン 16.12.3s 以降を搭載した次のプラットフォームでサポートされています。
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ
Cisco Catalyst 3850 シリーズスイッチ
アシュアランス で PoE テレメトリと分析を有効にするには、必要な設定タスクを実行する必要があります。基本的な設定ワークフローのタスクは次のとおりです。
PoE テレメトリに使用するネットワークデバイスで NETCONF を設定します。
詳細については、「PoE テレメトリに使用するネットワークデバイスでの NETCONF の設定」を参照してください。
Cisco DNA Center でテレメトリ設定を更新します。
詳細については、「PoE テレメトリのテレメトリ設定の更新」を参照してください。
PoE テレメトリの設定ワークフローは、Cisco DNA Center のソフトウェアバージョンと PoE テレメトリをサポートするネットワークデバイスの設定によって異なる場合があります。
Cisco DNA Center リリース 2.1.2 の新規インストールの場合は、次の表を参照してください。
Cisco DNA Center リリース 2.1.2 の新規インストール | |
---|---|
ネットワーク デバイス設定 | 必要な設定タスク |
|
|
|
|
|
|
Cisco DNA Center 2.1.2 から Cisco DNA Center 1.3.3.0 へのアップグレードのの場合は、次の表を参照してください。
Cisco DNA Center リリース 1.3.3.0 から Cisco DNA Center リリース 2.1.2 へのアップグレード | |
---|---|
ネットワーク デバイス設定 | 必要な設定タスク |
|
|
|
|
|
|
|
|
PoE テレメトリをサポートするネットワークデバイスのインベントリに変更がある場合は、次の表を参照してください。
ネットワークデバイスのインベントリの変更 | |
---|---|
ネットワークデバイスの変更 | 必要な設定タスク |
インベントリからデバイスを削除して再度追加する。Cisco DNA Center |
|
インベントリに新しいデバイスを追加する。Cisco DNA Center |
|
インベントリの交換用デバイスを使用する。Cisco DNA Center |
|
この手順では、PoE テレメトリに使用するネットワークデバイスで NETCONF を設定する方法を示します。PoE テレメトリを使用するには、サポートするネットワークデバイスで NETCONF が有効になっている必要があります。
Cisco DNA Center とネットワークデバイスの設定によっては、PoE テレメトリを設定するためにこの手順を実行する必要がない場合もあります。詳細については、「PoE テレメトリの設定ワークフロー」を参照してください。
ステップ 1 |
既存のネットワークデバイスの NETCONF ポートを設定します。 |
ステップ 2 |
[Template Editor] で NETCONF 設定のプロジェクトを作成します。 |
ステップ 3 |
NETCONF 設定のプロジェクトでテンプレートを作成します。 |
ステップ 4 |
テンプレートの内容を追加します。 |
ステップ 5 |
ネットワークプロファイルを作成してテンプレートを関連付けます。 |
ステップ 6 |
ネットワークプロファイルのサイトを割り当てます。
|
ステップ 7 |
NETCONF 設定をネットワークデバイスにプロビジョニングします。 プロビジョニングが開始され、NETCONF 設定がネットワークデバイスにプッシュされます。 |
テレメトリ設定を更新します。
この手順では、Cisco DNA Center でテレメトリ設定を更新する方法を示します。これは、NETCONF ポートを設定し、PoE テレメトリに使用するネットワークデバイスに NETCONF 設定をプッシュした後に必要な手順です。
PoE テレメトリ用に設定するネットワークデバイスで NETCONF ポートが確立され、NETCONF が適切に設定されていることを確認します。詳細については、「PoE テレメトリに使用するネットワークデバイスでの NETCONF の設定」を参照してください。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックし、 の順に選択します。 [Inventory] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 2 |
PoE テレメトリ用に設定されているネットワークデバイスのチェックボックスをオンにします。 |
||
ステップ 3 |
[Actions] ドロップダウンリストから、 の順に選択します。 |
||
ステップ 4 |
[Force Configuration Push] チェックボックスをオンにします。
|
||
ステップ 5 |
[Next] をクリックします。 |
||
ステップ 6 |
次のオプションボタンをクリックして、テレメトリ設定を更新するスケジュールを設定します。
|
||
ステップ 7 |
[Apply] をクリックします。 |
ファブリックは、1 つまたは複数の場所で単一のエンティティとして管理されるデバイスの論理グループです。
ファブリックネットワークは、1 つまたは複数の場所で単一のエンティティとして管理されるデバイスの論理グループです。ファブリックネットワークを使用すると、仮想ネットワークやユーザーおよびデバイスグループの作成、高度なレポート作成などが可能になります。その他の機能には、アプリケーション認識、トラフィック分析、トラフィックの優先順位付け、最適なパフォーマンスと運用効率のためのステアリングのインテリジェント サービスがあります。
Cisco DNA Center では、デバイスをファブリックネットワークに追加できます。これらのデバイスは、ファブリックネットワーク内のコントロールプレーン、ボーダーデバイスまたはエッジデバイスとして機能するように設定できます。
Cisco DNA Center では、デフォルト LAN ファブリックと呼ばれるデフォルトのファブリック ドメインが作成されます。
ネットワークが設計されていること、ポリシーが Cisco Integrated Services Engine(ISE)から取得されているか Cisco DNA Center で作成されていること、デバイスがインベントリに登録され、サイトに追加されていることを確認してください。
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[Add Fabric or Transit/Peer Network] にマウスポインタを合わせます。 |
ステップ 3 |
ポップアップから、[Add Fabric] をクリックします。 |
ステップ 4 |
ファブリック名を入力します。 |
ステップ 5 |
ファブリック サイトの 1 つを選択します。 |
ステップ 6 |
[Add] をクリックします。 |
ファブリック ドメインを作成した後にファブリック サイトを追加してから、このファブリック サイトにデバイスを追加できます。また、デバイスがコントロールプレーンノード、エッジノード、またはボーダーノードとして機能する必要があるかどうかを指定することもできます。
(注) |
ファブリック ドメイン内のデバイスをコントロール プレーン ノードまたはボーダー ノードとして指定する手順はオプションです。それらの役割がないデバイスもあります。ただし、各ファブリック ドメインには、少なくとも 1 つのコントロール プレーン ノード デバイスと 1 つのボーダー ノード デバイスが存在する必要があります。有線ファブリックの現在のリリースでは、冗長性を確保するために最大 6 つのコントロール プレーン ノードを追加できます。 |
(注) |
現在、シスコ ワイヤレス コントローラは 2 つのコントロールプレーンノードとのみ通信します。 |
デバイスをプロビジョニングします。Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして の順に選択します。
[Inventory] ウィンドウに、検出されたデバイスが表示されます。
ファブリックの準備状況チェックに合格し、プロビジョニングする準備が整ったら、トポロジビューにデバイスがグレー色で表示されます。
ファブリックの準備状況チェックの実行中にエラーが検出された場合、エラー通知が [topology] エリアに表示されます。[See more details] をクリックして、結果のウィンドウに一覧表示された問題のあるエリアを確認します。問題を修正し、[Re-check] をクリックして問題が解決されていることを確認します。問題解決の一環としてデバイスの設定を更新する場合は、デバイスで
を実行して、デバイス情報を再同期してください。(注) |
ファブリックの準備状況チェックに失敗しても、デバイスのプロビジョニングを続行できます。 |
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして の順に選択します。 |
||||||||
ステップ 2 |
ファブリック ドメインのリストから、ファブリックを選択します。 |
||||||||
ステップ 3 |
サイトを選択します。 インベントリされたネットワーク内のすべてのデバイスがトポロジビューに表示されます。ファブリックに追加されたデバイスは青色で表示されます。 |
||||||||
ステップ 4 |
リストビューでデバイスをクリックします。スライドインウィンドウにデバイスの詳細が表示され、次の [Fabric] オプションが表示されます。
デバイスを一体型ファブリックとして設定するには、[Control Plane]、[Border]、および [Edge] オプションを選択します。 デバイスをコントロールプレーンおよびボーダーノードとして設定するには、[Control Plane] と [Border] の両方を選択します。 |
||||||||
ステップ 5 |
[Add] をクリックします。 |
デバイスがファブリックに追加されると、ファブリック コンプライアンス チェックが自動的に実行され、デバイスがファブリックに準拠していることが確認されます。トポロジには、ファブリック コンプライアンス チェックに失敗したデバイスが青色で、横に十字マークが付いた状態で表示されます。エラー通知の [詳細の表示(See more details)] をクリックして問題領域を特定し、修正します。
ファブリック デバイスのヘルス スコアが正しく入力されるようにするには、SNMP コレクタ メトリックを有効化する必要があります。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[Collectors] をクリックします。 コレクタのリストが表示されます。 |
ステップ 3 |
[COLLECTOR-SNMP] をクリックします。 [COLLECTOR-SNMP] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 |
[+ Add] をクリックします。 [SNMP Configuration] ダイアログ ボックスが開きます。 |
ステップ 5 |
QOS を除くすべてのメトリックの横にあるチェックボックスをオンにします。 |
ステップ 6 |
[Configuration Name] フィールドに、SNMP 設定の一意の名前を入力します。 |
ステップ 7 |
[Save Configuration] をクリックします。 |
ここでは、ネットワーク正常性スコアと KPI メトリックの計算方法について説明します。
ネットワーク ヘルス スコアは、健全なネットワーク デバイス(ヘルス スコアが 8~10)の数をネットワーク デバイスの総数で割ったパーセンテージです。スコアは 5 分ごとに計算されます。
例:90%(ヘルス スコア) = 90(ヘルス スコア 8 ~ 10 のネットワーク デバイス)÷ 100(ネットワーク デバイスの総数)
デバイスカテゴリの正常性スコア(アクセス、コア、ディストリビューション、ルータ、ワイヤレス)は、ターゲットカテゴリ内の正常なネットワークデバイスの数(正常性スコアが 8 ~ 10)をそのカテゴリのネットワークデバイスの総数で割ったパーセンテージですスコアは 5 分ごとに計算されます。
例:90 %(正常性スコア)= 90(ターゲットカテゴリ正常性スコアが 8 〜 10 のネットワークデバイス)÷ 100(そのカテゴリのネットワークデバイス)
個別のデバイスの正常性スコアは、KPI メトリック正常値スコア(システムの正常性、データプレーンの接続性、コントロールプレーンの接続性)の内の最小スコアになります。KPI メトリックスコアは、KPI ごとに定義されるしきい値に基づきます。
デバイス正常性スコア = MIN(システムの正常性、データプレーンの接続性、コントロールプレーンの接続性)
デバイスのタイプに応じて、メトリックは変わります。
システムの正常性 | |
---|---|
デバイス タイプ | 説明 |
スイッチ(アクセスおよび配信) |
CPU 使用率やメモリ使用率などのシステムモニターリング メトリックが含まれます。 |
ワイヤレス |
次のシステムモニターリング メトリックが含まれます。
|
ルータ |
CPU 使用率やメモリ使用率などのシステムモニターリング メトリックが含まれます。 |
ファブリック |
CPU 使用率やメモリ使用率などのシステムモニターリング メトリックが含まれます。 |
データプレーンの接続性 | |
---|---|
デバイス タイプ | 説明 |
スイッチ(アクセスおよび配信) |
リンクエラーやリンクステータスなどのメトリックが含まれます。 |
ワイヤレス |
次のシステムモニターリング メトリックが含まれます。
|
ルータ |
リンクエラーなどのメトリックが含まれます。 |
コントロールプレーンの接続性 | |
---|---|
デバイス タイプ | 説明 |
ワイヤレス |
次の KPI が含まれます。
|
スイッチ ヘルス スコアは、次のパラメータの最小サブスコアです。
パラメータ | スコアの計算 | ||||
---|---|---|---|---|---|
CPU 使用率 |
|
||||
メモリ使用率 |
|
||||
リンクエラー(Rx および Tx) |
リンクエラーについては、インフラストラクチャリンクだけが考慮されます。インフラストラクチャリンクとは、ネットワークデバイス(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ、AP など)間のトポロジリンクを指します。 物理インフラストラクチャ インターフェイスにエラーがある場合のスコアは 8、すべてのリンクがダウンしている場合は 1、それ以外の場合は 10 です。 |
||||
リンク破棄 |
リンク破棄については、インフラストラクチャリンクだけが考慮されます。インフラストラクチャリンクとは、ネットワークデバイス(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ、AP など)間のトポロジリンクを指します。 物理インフラリンクにパケットドロップ(廃棄)がある場合、すべてのリンクで廃棄が発生した場合のスコアは 8、それ以外の場合は 10 です。 |
||||
リンク ステータス |
リンクステータスのアップ/ダウンについては、インフラストラクチャリンクだけが考慮されます。インフラストラクチャリンクとは、ネットワークデバイス(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ、AP など)間のトポロジリンクを指します。 物理インフラストラクチャ インターフェイスがダウンしている場合のスコアは 8、すべてのインターフェイスがダウンしている場合は 1、それ以外の場合は 10 です。 |
||||
コントロールプレーンノードへの接続 - ファブリックデバイスのみ(エッジおよびボーダー) |
|
ルータ ヘルス スコアは、次のパラメータの最小サブスコアです。
パラメータ | スコアの計算 |
---|---|
CPU 使用率 |
|
メモリ使用率 |
|
WAN 接続 |
|
リンクエラー |
リンクエラーについては、インフラストラクチャリンクだけが考慮されます。インフラストラクチャリンクとは、ネットワークデバイス(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ、AP など)間のトポロジリンクを指します。 物理インフラストラクチャ インターフェイスにエラーがある場合のスコアは 8、すべてのリンクがダウンしている場合は 1、それ以外の場合は 10 です。 |
リンク破棄 |
リンク破棄については、インフラストラクチャリンクだけが考慮されます。インフラストラクチャリンクとは、ネットワークデバイス(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ、AP など)間のトポロジリンクを指します。 物理インフラリンクにパケットドロップ(廃棄)がある場合、すべてのリンクで廃棄が発生した場合のスコアは 8、それ以外の場合は 10 です。 |
AP ヘルス スコアは、次のパラメータの最小サブスコアです。
パラメータ | スコアの計算 |
---|---|
CPU 使用率 |
|
メモリ使用率 |
|
無線使用率スコア |
スコアは無線ごとに個別に計算されて、平均無線スコアが確定します。
|
干渉スコア |
スコアは無線ごとに個別に計算されて、平均無線スコアが確定します。 2.4 GHz 無線の場合:
5 GHz 無線の場合:
|
RF ノイズスコア |
スコアは無線ごとに個別に計算されて、平均無線スコアが確定します。 2.4 GHz 無線の場合:
5 GHz 無線の場合:
|
電波品質スコア |
スコアは無線ごとに個別に計算されて、平均無線スコアが確定します。 2.4 GHz 無線の場合:
5 GHz 無線の場合:
|
ワイヤレス コントローラのヘルス スコアは、次のパラメータの最小サブスコアです。
パラメータ | スコアの計算 | ||
---|---|---|---|
メモリ使用率 |
|
||
空きタイマースコア |
|
||
空きメモリバッファ(MBufs) |
|
||
作業キュー要素(WQE)のプールスコア |
|
||
パケットプール |
|
||
Link Errors |
|
||
コントロールプレーンノードへの接続 - ファブリック ワイヤレス コントローラのみ |
|