CDP に関する情報
このセクションには、CDP に関する情報が含まれています。
CDP の概要
Cisco Discovery Protocol(CDP)は、シスコ デバイスによって使用されるアドバタイズ プロトコルであり、同一ネットワーク上の他のシスコ デバイスに自身をアドバタイズします。CDP はデータ リンク層で実行されるため、レイヤ 3 プロトコルとは関係ありません。CDP パケットを受け取るシスコ デバイスは、情報をキャッシュして CLI および SNMP を介したアクセスを可能にします。
Cisco NX-OS ソフトウェアは、スーパーバイザ モジュールの管理イーサネット(mgmt0)インターフェイスと、IP Storage Services(IPS)および 14/2 ポート マルチプロトコル サービス(MPS-14/2)モジュールのギガビット イーサネット インターフェイスで CDP をサポートします。CDP デーモンは、再始動および切り替えが可能です。実行およびスタートアップ コンフィギュレーションは、再始動およびスイッチオーバーにおいても使用できます。
CDP バージョン 1(v1)とバージョン 2(v2)が、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチでサポートされます。他のバージョン番号を持つ CDP パケットは、受信時にそのまま廃棄されます。
インターフェイスのリンクが確立されると、デフォルトによって CDP がイネーブルにされ、3 つの CDP パケットが 1 秒間隔で送信されます。このアクションのあと、グローバルに構成されたリフレッシュ間隔で CDP フレームが送信されます。
(注) |
CDP は NPV デバイスではサポートされていません。 |
CDP の高可用性
Cisco NX-OS ソフトウェアは、CDP のステートレス リスタートをサポートします。リブートまたはスーパーバイザ モジュール スイッチオーバーの後、Cisco NX-OS ソフトウェアは実行構成を適用します。ハイ アベイラビリティの詳細については、を参照してください。