DHCP リレー ポリシー
通常、DHCP サーバが EPG の下に配置されている場合、その EPG 内のすべてのエンドポイントがアクセス権を持ち、DHCP を介して IP アドレスを取得できます。ただし、多くの導入シナリオでは、DHCP サーバが必要なすべてのクライアントと同じ EPG、BD、または VRF に存在していない可能性があります。このような場合、1つの EPG 内のエンドポイントが別のサイトに配置された別の EPG/BD にあるサーバから、またはファブリックに外部に接続され、L3Out 接続を介して到達可能なサーバから IP アドレスを取得できるように、DHCP リレーを設定できます。
Orchestrator GUI で DHCP リレー
ポリシーを作成してリレーを設定できます。また、DHCP オプション
ポリシーを作成して、特定の設定の詳細を提供するためにリレーポリシーで使用できる追加オプションを設定することもできます。使用可能なすべての DHCP オプションについては、 RFC 2132 を参照してください。
DHCP リレーポリシーを作成する場合は、DHCP サーバが存在する EPG (たとえば、 epg1
) または外部 EPG (たとえば、ext epg1
) を指定します。DHCP ポリシーを作成した後、それをブリッジドメインに関連付けます。これにより、その EPG 内のエンドポイントが DHCP サーバに到達できるようになります。これにより、別の EPG (たとえば、epg2
) に関連付けられます。最後に、リレー EPG (epg1
またはepg1
) とアプリケーション EPG (epg2
) 間の契約を作成し、通信を可能にします。作成した DHCP ポリシーは、ポリシーが関連付けられているブリッジ ドメインがサイトに展開されるときに、APIC にプッシュされます。