LLDP の設定
Before you begin
スイッチでリンク層検出プロトコル(LLDP)機能がイネーブルになっていることを確認します。
SUMMARY STEPS
- switch# configure terminal
- switch(config)# lldp {holdtime seconds | reinit seconds | timer seconds | tlv-select {dcbxp | management-address | power management | port-description | port-vlan | system-capabilities | system-description | system-name}}
- switch(config)# no lldp {holdtime | reinit | timer}
- (任意)switch# show lldp
DETAILED STEPS
Command or Action | Purpose | |
---|---|---|
Step 1 |
switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
Step 2 |
switch(config)# lldp {holdtime seconds | reinit seconds | timer seconds | tlv-select {dcbxp | management-address | power management | port-description | port-vlan | system-capabilities | system-description | system-name}} |
LLDP オプションを設定します。 holdtime オプションを使用して、デバイスが受信した LLDP 情報を廃棄するまでの保存時間を設定します(10 ~ 255 秒)。デフォルト値は 120 秒です。 reinit オプションを使用して、任意のインターフェイスで LLDP 初期化を実行するまでの待機時間を設定します(1 ~ 10 秒)。デフォルト値は 2 秒です。 timer オプションを使用して、LLDP パケットを送信するレートを設定します(5 ~ 254 秒)。デフォルト値は 30 秒です。 tlv-select オプションを使用して、Type Length Value(TLV)を指定します。デフォルトでは、すべての TLV の送受信がイネーブルです。 dcbxp オプションを使用して、Data Center Ethernet Parameter Exchange(DCBXP)TLV メッセージを指定します。 management-address オプションを使用して、管理アドレス TLV メッセージを指定します。 power management オプションを使用して、LLDP の電源管理 TLV を指定します。 port-description オプションを使用して、ポート記述 TLV メッセージを指定します。 port-vlan オプションを使用して、ポート VLAN ID TLV メッセージを指定します。 system-capabilities オプションを使用して、システム機能 TLV メッセージを指定します。 system-description オプションを使用して、システム記述 TLV メッセージを指定します。 system-name オプションを使用して、システム名 TLV メッセージを指定します。 |
Step 3 |
switch(config)# no lldp {holdtime | reinit | timer} |
LLDP 値をデフォルトにリセットします。 |
Step 4 |
(任意)switch# show lldp |
LLDP の設定を表示します。 |
Example
次に、グローバルな LLDP ホールドタイムを 200 秒に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# lldp holdtime 200
switch(config)#
次に、LLDP をイネーブルにして管理アドレス TLV を送受信する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# lldp tlv-select management-address
switch(config)#