現用系遅延モニタリングの概要
現用系遅延モニタリングは、ポートごとにスイッチを通過する間にパケットによって発生した遅延のリアルタイム ビューを提供します。遅延測定は FIFO 測定です。機能的には、パケットがスイッチに入るとすぐに、ASIC はそれにタイムスタンプを追加します。出力ポートからの送信がスケジュールされている場合、出力ポートは、現在の時刻とパケットの入力タイムスタンプに基づいて、そのポートから送信される各パケットの遅延を計算します。
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現在、現用系遅延モニタリングは、Cisco Nexus N3548 シリーズ スイッチでは使用できません。この機能は、Cisco Nexus N3548-X シリーズ スイッチのみをサポートします。 |
各出力ポートは、そのポートの最小遅延と最大遅延とともに、フレーム カウントと遅延登録の情報を保持します。ソフトウェアは定期的にフレーム数(デフォルトは 3 秒)と合計遅延を読み取り、ポートあたりの平均遅延を計算します。ポートごとの遅延情報に基づいて、ソフトウェアは平均スイッチ遅延を計算します。