call-home request コマンドを使用すると、システム情報をシスコに送信できます。このレポートは、システム固有の有益な分析および情報を提供します。セキュリティの警告、既知のバグ、推奨事項、コマンド リファレンスなど、さまざまなレポートを要求できます。
Call Home 分析およびレポート要求を手動で送信する場合、次の注意事項に従ってください。
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profile name を指定すると、要求はプロファイルに送信されます。プロファイルが指定されていない場合、要求は Cisco TAC プロファイルに送信されます。Call-home 要求では、イネーブルになっていない受信者プロファイルを使用できます。受信者プロファイルでは、転送ゲートウェイが設定されている電子メール
アドレスを指定します。受信者プロファイルを使用すると、要求メッセージを Cisco TAC に転送でき、Smart Call Home サービスから応答を受け取ることができます。
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ccoid user-id は、Smart Call Home ユーザの登録 ID です。user-id を指定すると、応答は登録ユーザの電子メール アドレスに送信されます。user-id を指定しなければ、応答はデバイスの連絡先電子メール アドレスに送信されます。
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要求するレポートのタイプを指定するキーワードに基づいて、次の情報が返されます。
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config-sanity :現在の実行コンフィギュレーションの推奨事項に関する情報。
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bugs-list :実行中のバージョンおよび現在適用されている機能の既知のバグ。
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command-reference :実行コンフィギュレーションに含まれるすべてのコマンドへの参照リンク。
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product-advisory :Product Security Incident Response Team(PSIRT)警告。PSIRT には、ネットワーク内の装置に影響を与える可能性がある廃止(EOL)または販売終了(EOS)警告、あるいは Field Notice(FN)が含まれます。
Cisco Output Interpreter ツールから分析およびレポート情報の要求を送信するには、次の手順に従います。